1924年3月末、成蹊学園は、池袋から吉祥寺へ校地を移転しました。
当時の吉祥寺は畑や雑木林が広がり、のちに校歌にうたわれるように「土の育む武蔵原野の林」だったといいます。
学園の創立者・中村春二は、この広大な新しい土地で成蹊教育がより一層発展していくことを誰よりも願っていましたが、吉祥寺への移転を見届けることなく、この世を去りました。それから100年、大きく揺れ動いた時代を通じて、成蹊学園は吉祥寺の街の発展とともに、成長を重ねてきました。
これまでの歴史を胸に、これからも吉祥寺とともに歩んでいきます。
吉祥寺でサンロードやブックス・ルーエ、ユニクロなど多くの店舗や商店街、企業とコラボレーションを行っているイラストレーターのキン・シオタニさんと成蹊学園のタッグが実現!キン・シオタニさんはほかにも、中道通りの地図やサンロードの看板マップ、「キンシオバス」(関東バス)など数えきれないほどの吉祥寺でのアートを手掛けており、“キンシオさんのイラストを見ると吉祥寺を思い出す”と言われるほど街に浸透し、愛されているクリエイターです。
どんなコラボレーションが見られるのか…こちらのサイトで順次お知らせしていきます。どうぞお楽しみに!
イラストレーター・文筆家。荻窪出身で現在は吉祥寺在住。95年、井の頭恩賜公園で作品を売っていた頃「長い題名ポストカードシリーズ」で注目され、以降数多くのメディアにイラストや文章を発表。近年はドローイングパフォーマンスを行う一方、中学生の頃から現在に至るまでの長年の旅の経験を生かし、旅や街のことを語るトークイベントに多数出演している。著書に『生まれたついでに生きる』『コーヒーと旅』など
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※掲出期間:3/4~3/31
※駅および駅係員へのお問い合わせはご遠慮ください。
吉祥寺・武蔵野の街と連携した、さまざまな学びとイベント
- 文学部
- 放送局
メディア・リテラシー演習
武蔵野・三鷹の地域情報を発信している「NPO法人むさしのみたか市民テレビ局」や「株式会社エフエムむさしの」の協力のもと、学生視点のテレビ番組やラジオ番組を制作。完成した作品をJ:COM武蔵野・三鷹や、むさしのFMを通じて実際に地域へと発信しています。
- 理工学部
- 福祉施設
吉祥寺プロジェクト
武蔵野市の行政・住民・団体と理工学部の学生が連携して街の問題解決に取り組むプロジェクト。市内の福祉作業施設における作業改善では、書類の封入やお菓子の箱詰め作業などを工学的手法を用いて分析し、間違いを減らすのに役立つ治具や、負担を偏らせない作業机の形などを提案しました。
- 経済学部
- 商業施設
アトレ吉祥寺との活動
アトレ吉祥寺との継続的な協力体制のもと、ゼミや授業でさまざまな学びやプロジェクトを推進しています。日々の売上金額や来客者数などのデータの分析による販売施策の検討や、イベントブースの出展など、産学連携で地域活性化に向けた活動に取り組んでいます。
- 中学校
- 街づくり
TORITOWN KICHIJOJI project
中学校の探求学習の一つとして、2023年度から始動したプロジェクト。吉祥寺の街を観察し、それぞれの「my KICHIJOJI MAP」を作成し、グループごとに自分たちが吉祥寺の街から見つめた「桃李の人々」への取材成果を、蹊祭(文化祭1)で発表しました。
- ESDセンター
- 環境活動
地域の人々とのESD活動
本学サステナビリティ教育研究センターでは持続可能な社会の実現のために、キャンパスの豊かな資源を活かしたさまざまな取り組みを行っています。その一つ、けやき循環プロジェクトでは、落ち葉集めや堆肥づくり、花植えなどの環境活動を通して、地域の人々との交流を深めています。
- 小学校
- 養蜂
吉祥寺ハニカムプロジェクト
「自然と共生する街づくりにより生物多様性に貢献する」という展望を掲げた吉祥寺で行われている都市養蜂の取り組みで、成蹊小学校も巣箱の設置場所を提供しています。授業ではミツバチの巣からはちみつを採取。本物に触れる教育活動の一つとなっています。