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取得日:2024年03月20日[更新]

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                        成蹊中学高等学校インターネット利用基本方針
                                                                                                2014.3.17 制定・発効
                                                                                                      2021.12.6 改定
                                                                                                   成蹊中学高等学校
   現代では、インターネットを利用することが当たり前のようになっています。しかし、インターネットを用いた様々
 なコンテンツの利用は自己責任です。各コンテンツを利用する前に、よく家族と話し合った上で使いましょう。
   また、Twitter や LINE、Face book、Instagram に代表されるいわゆる SNS(ソーシャル ネットワーキング サー
 ビス)を利用する生徒1、パズドラに代表されるソーシャルゲームを楽しむ生徒2が増えています。非常に便利なサービ
 スですが、使い方を注意しないと思わぬトラブルに巻き込まれることや、気付かないうちに加害者にも被害者にもな
 る可能性があります。そこで、以下に本校生徒3が SNS やソーシャルゲーム、その他インターネットサービスを利用す
 る際の学校としての基本的な考え方を示し、広く公開するものとします。
 1 SNS やソーシャルゲーム、その他インターネットサービスの利用は自己責任です
      無知や軽い気持ちで行った行為によってあなたに被害が生じても、それは自己責任です。また、あなたが加害
    者になった場合は、学校はその行為を許しません。その道具であるスマートフォン・携帯電話・パソコンの購入
    契約には保護者の同意が必要である以上、当然、保護者にも責任が生じます。
 2 一度発信した情報は全世界に公開され、完全に削除することはできません。
      インターネットにおけるすべてのサービスは世界につながっています。SNS 等で公開範囲を限定しているつも
    りでも、あるいはグループだけで共有しているつもりでも、あなたが書き込んだ内容はこの瞬間にも誰かにコピー
    され、別の場所で公開されているかもしれません。また、一度発信した情報は、自分で削除したつもりでも世界の
    誰かによって再公開されることもあります。公開範囲を限定してもその危険性はあります。世界中の人に情報発
    信をしていることを理解し、覚悟を持って利用してください。
 3 個人情報の記載は特に気をつけましょう
      自分の個人情報をどこまで公開するかは、最終的には自分の判断で行うものですが、じゅうぶんに慎重であるべ
    きです。基本 4 情報(個人名、住所、年齢、性別)や学校名(最寄駅など学校名の特定に至る内容を含みます)
    などの記載は特に気を付けましょう。制服やユニフォームを着用した写真や自宅周辺の写真は、学校や個人が特定
    されますので注意が必要です。実名を出していなくても、複1のメディアの情報を突き合わせることで本人を特
    定することができます。公開された自分の情報が、将来にわたって自己に対して不利益を生じさせる可能性があ
    ることを覚悟しましょう。進路や就職などで不利益になる恐れもあります。
     ※ 個人情報には、その情報のみで個人を識別できるものはもちろん、他の情報と組み合わせることで個人を識別できる情報
 
        も含まれます。
 
 4 他人の情報を無断で書き込んではいけません
      他人の情報を勝手に公開する権利は、あなたにはありません。友達の情報を載せることは、友達をインターネ
    ット上の危険にさらしてしまうことを意味します。日記一行、写真一枚など、些細な情報でも必ず友達の確認を取
    りましょう。また、間違った内容を書いてしまった場合はすぐ訂正しましょう。そして、直接誠実に謝りましょう。
 5 学校や他人の名誉を傷つける書き込みをしてはいけません
      学校や他人の名誉を傷つける・困らせる書き込みをしてはいけません。あなたが無意識に発信した言葉でも、他
    人は不快に感じる言葉は多くあります。ましてや、意図的な誹謗・中傷は絶対にしてはいけません。
 6 無視(スルー)する勇気を持ちましょう
      SNS の多くでは基本的に文字が中心のやり取りですので、友達の感情が分からず悩むときもあるでしょう。誰
    かが発した言葉が一人歩きをしてしまうことも少なくありません。そんなときには無視(スルー)する勇気を持ち
    ましょう。
    また、知らない他人からの勧誘や甘い誘い、あるいは身に覚えのない代金の請求などに反応してはいけません。反
    応すればかえってあなたの情報を教えてしまうことになるなど、事態を悪化させてしまいます。
 7 会ったことのない人とのコミュニケーションは気をつけましょう
       インターネットの世界では素顔や表情が見えません。誰かのふり(「なりすまし」行為)をして近づいてくる人
    もいるでしょう。知らない人とコミュニケーションをする際は、現実世界よりも慎重に判断して下さい。ましてや
    そういう人と実際に会うことは、危険なことです。
 8 法律を守りましょう
       現実世界でやってはいけないことは、インターネット上でもしてはいけません。上の項と重複しますが、他人の
    基本的人権・肖像権・プライバシー権を侵害してはいけません。未成年の飲酒・喫煙や万引きなどの行為を容認
    したり助長するような書き込みも同様です。また、ビットコイン(Bitcoin)に代表される暗号資産や、ゲーム上
    のアイテムやキャラクターなど、架空現実の物であっても、金銭的価値が認定されるケースは2多くあります。そ
    ういった物を無断借用したり不正使用すると、現実の窃盗と同じように扱われるので絶対にしてはいけません。
 9 困ったら信頼できる大人に相談しましょう
       SNS 等に書き込んでいいか判断に迷ったら、先生や親など責任ある大人に相談しましょう。また、SNS 等イン
    ターネットサービスによって傷ついたり悩んだときもすぐに相談しましょう。
 10 利用時間をコントロールしましょう
       学習時間が同じでも、スマートフォンやパソコンの利用時間が長い人の方が成績が低くなる、という統計結果が
    あります。ましてや、確保するべき学習時間を削ってそれらを操作していたら、成績が下降するのは明らかです。
    また、友達とのコミュニケーションについても、夜遅い時間までやりとりするのは避けましょう。お互いにとっ
    てマイナスです。
 11 ID やパスワードは自分で管理しましょう
       ID やパスワードは自分で管理し、他人に知られないようにしましょう。他人に ID やパスワードが知られてし
    まうと、使っているインターネットサービスを乗っ取られ、悪用されることがあります。絶対に知られないよう、
    きちんと管理しましょう。また、以下の 3 点にも留意してください。
          自分で決めていない初期パスワードは必ず変更しましょう。初期パスワードは同じものが使われている場合
          や、規則的に定められている場合もあり、他人が容易に推測できる可能性があります。初期パスワードが記
          載されている紙等が他の人の手にわたるなどして、パスワードが知られてしまう可能性もあります。
          自分でパスワードを決める場合は簡単なものにしてはいけません。同じ文字を並べたもの、生年月日や単語、
          生年月日や単語の組み合わせ等では、他人に推測されてしまいます。
          複3のインターネットサービスで同じパスワードを使用することはやめましょう。万が一、あるインターネ
          ットサービスからパスワードが他人に知られてしまうと、同じものを使っている全てのパスワードを知られ
          たことになります。つまり、利用している全てのインターネットサービスを悪用されてしまう可能性があり
          ます。
     ※   11はインターネット利用時以外でも、同様に気を付けましょう。(暗証番号も含む)
 
 
 
 保護者の皆様へ
 
 
 以上、111のインターネット利用基本方針を公開しました。最初に記載したとおり、SNS やソーシャルゲーム、そ
 の他インターネットサービスの利用は自己責任です(加害責任を含む)。SNS をはじめとしたインターネットサービ
 スは大変便利ですが、トラブルになった場合、本人やご家庭だけで解決できないこともあります。購入契約に同意し、
 道具を買い与えた以上、保護者の皆様にもインターネットにおける法律や社会のルールを理解する必要があり、お子
 様がそれらを遵守しているかどうかを監督する責任があります。
   生徒4にとってより安全なインターネット利用環境を維持するためにも、ご協力よろしくお願いいたします。