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高等部

教育課程

2023年度 カリキュラム

高等部のカリキュラムは、学習指導要領で定められている必履修科目を1年で学び、2年からは文系・理系コースを選択することで、自分の興味・関心・志望学部に応じた科目を履修できるようにしています。また、早稲田大学での学習に必要な基礎学力を身につけつつ、「総合的な探究の時間」において教科横断的な探求のPDCAサイクルを回すことで、豊かな学識と表現力を身につけられるようにも工夫されています。高等部から早稲田大学へは、学内の進学基準を満たすことで進学できるため、大学の受験勉強にとらわれることなく、広く深く学び続けることができます。

1年では本校中等部からの進学者と高等部入学者の混合クラスを編成し、2年からは生徒の志望進路に基づき、文系・理系のコース別クラス編成をしています。3年においては、生徒の能力、適性、進路を考慮した授業を展開しています。 1月からは、進学が予定されている早大各学部に対応した特別授業を実施し、早稲田大学の教員による授業も展開されます。

教科 科目名 標準単位 1年 2年 3年
文系 理系 文系 理系
国語 現代の国語 2 2        
言語文化 2 2        
論理国語 4   2 1 2 2
文学国語 4   1   3  
古典探究 4   3      
近現代文学     1    
古典基礎     2    
古典演習       2  
選択古典演習         △2
地理歴史 地理総合 2 2        
地理探究 3   〇3   ◆3  
歴史総合 2 2        
日本史探究 3   〇3   ◆3  
世界史探究 3   〇3   ◆3  
公民 公共 2   2 2    
倫理 2       ◇2  
政治・経済 2       ◇2  
数学 数学? 3 3        
数学? 4   3 4    
数学? 3       2 3
数学A 2 2        
数学B 2   2 2    
数学C 2       1 2
線形代数         1
数学演習         1
選択数学特論         △2
理科 物理基礎 2 2        
物理 4     2   3
化学基礎 2 2        
化学 4     2   3
生物基礎 2   ★2 ☆2    
地学基礎 2   ★2 ☆2    
生物特論         ●2
地学特論         ●2
選択物理実験         △2
選択化学実験         △2
選択生物実験         △2
選択地学実験         △2
保健体育 体育 7〜8 2 3 3 2 2
保健 2 1 1 1    
選択バドミントン       △2 △2
芸術 音楽? 2 ▲2        
美術? 2 ▲2        
工芸? 2 ▲2        
書道? 2 ▲2        
選択音楽       △2  
選択美術       △2 △2
選択工芸       △2  
選択書道       △2  
外国語 英語コミュニケーション? 3 3        
英語コミュニケーション? 4   4 4    
英語コミュニケーション? 4       4 4
論理・表現? 2 2        
論理・表現? 2   2 2    
論理・表現? 2       2 2
英語演習 1        
Advanced Skills in English       △2 △2
Language, Literature and Culture       △2 △2
英語基礎       △2 △2
家庭 家庭基礎 2   2 2    
情報 情報? 2 2        
情報? 2       2  
情報特論         △2
学校設定
教科
初級会計学       △2 △2
経済と法       △2  
? 総合的な探究の時間 3〜6 1 1 1 2 2
特別活動 ホームルーム 3 1 1 1 1 1
単位数合計   32 32 32 32 32

(注)
・数字は単位数。
・▲〇★☆◆◇●は、各印の科目より1科目選択。
・△は、高3文系・理系それぞれ2科目選択。
・※は学校設定科目。

教科紹介

国語

・「コミュニケーションツール」としての国語と「教養」としての国語の両立
本校国語科では、論理と文学という二本の柱をともに大切にするという方針のもと、カリキュラムを設定しました。
1年生:【論理】2単位(現代の国語)、【文学】2単位(言語文化)
2年生:【論理】1or2単位(論理国語)、【文学】3or4単位(文学国語、古典探究など)
3年生:【論理】2単位(論理国語)、【文学】0〜5単位(文学国語、古典演習)
理系に進んだ生徒に対しても「教養として文学を学びたい」という希望があれば、文系同様に「古典演習」の授業が受講できるように選択科目を用意しております。

・「表現」する機会を増やす
大学、さらには社会の一員となってから必要となる高度な表現スキルを身につけるため、高等部では生徒の興味関心、学習状況にあわせて多彩な表現活動を採り入れています。過去の実践としてはエッセイや小説創作(書く活動)、様々なトピックについてのプレゼンテーションや音声劇の制作(話す活動)などがあげられます。「受信力」だけでなく「発信力」を鍛えることも本校国語科では考えています。

社会

高等部の地歴・公民科では、地歴・公民に関する幅広い知識・技能、思考力・判断力・表現力の習得を目指します。高1では「歴史総合」と「地理総合」を、高2では「公共」を、文理必修科目として全員が履修します。
「歴史総合」では、多くの資史料をもとに現代の持つ意味を考えます。過去の出来事を学ぶだけでなく、過去と現在を往還することで、歴史の学び方を学びます。「地理総合」では、年間を通じてGISを利活用しながら「グローバル」「ESD」「防災」をテーマとして主体的・対話的に学びます。問題解決に向けて自らの意見を構築・表現する力を養い、協同作業を通して深化させていきます。「公共」では、過去の思想や現代社会の政治・経済のシステムを学びながら、現実社会の諸課題を解決する主体的な判断力や能力を身につけていきます。
それに加えて文系コースでは、2年次に選択必修科目として「日本史探究」「世界史探究」「地理探究」の各探究科目が設置されています。3年次においても同科目を選択することで、2年間にわたって、より発展的で深い学びとなる探究学習を行うことができます。
また、3年次は探究科目に加えて、「倫理」「政治・経済」から一つを選択し、履修します。
授業内容はいずれも大学進学後の講義や研究、さらにはその先の生涯にわたる学びを念頭に置いたものです。各科目の学びを通じて、社会を多角的な視点から捉え、よりよく生きることができる力を育むことを狙いとしています。

数学

早稲田大学進学に向けて更なる計算力と論理的思考力の向上を目的として、教科書だけでなく問題集や参考書を併用した授業を実施しています。
2年で文系、理系に分かれますが、文系でも3年次に大学で経済学や社会学を学ぶために必要な微分・積分(数学?)等の授業を実施しています。
また高等部2年から始まる早実セミナーに関して、多くの数学科の教員が今まで学習してきた数学的・論理的思考を用いて、具体・個別的に様々な数理問題や社会問題を設定し、生徒と共にセミナーを行って探究学習を行っています。

理科

高等部の理科ではグローバル化する急速な社会の発達に対して、時代の流れを捉える科学的思考力を養うことを目的としています。そのために、1・2年次は理科の各分野の基礎知識を横断的に学び、幅広い視野を養います。そして、2・3年次は大学への接続を意識して、より専門的な内容の授業を展開します。
また、3年次の選択授業として希望する進路に応じた4分野(物・化・生・地)の実験講座を設定しています。これらの講座では、基本的な器具から大学でも用いられる高度な実験装置まで幅広い実験器具を駆使して、さまざまな実験・観察技術を身につけます。そして、大学の理系学部・学科で必要となる実験結果の分析、データの処理方法や実験報告書の作成方法を習得すると共に、科学的な現象を論理的に考察する力を養います。

保健体育

日頃の学習活動を通して、生涯にわたってスポーツライフを継続する資質や能力を育み、明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てることを目標にしています。体育分野においては、人工芝のグラウンドや多目的コート、第1・2体育館といった充実した体育施設を活用して様々な活動を行います。1・2年次においては各3単位の授業の中で、陸上競技、マット運動、テニス、ダンス、武道といった個人種目を行い、個人の体力向上に努めるとともに礼法について学びます。また、バスケットボール、バレーボール、サッカー、ソフトボールといった集団種目では、運動技能の習得とともに、集団の中で協力して物事に取り組む能力と態度を育てます。3年次には2単位の授業展開で選択球技を実施し、自らの興味関心に基づいた種目を実践することを通じて、意欲的に運動に親しむ能力と態度を育てます。保健分野においては、1・2年次に各1単位展開される授業を通して、個人及び社会生活における健康・安全について理解を深め、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し、改善していく資質や能力を育てていきます。また、10月上旬に行われる体育祭では、生徒の体育祭実行委員が中心となって学年ごとに予行演習を行い、生徒が自主性を持って行事に参加しています。

芸術

実技を通して個性豊かな表現力を磨くとともに、幅広い鑑賞を通して、生涯にわたり芸術を愛好する豊かな心を育てます。
美術… 目に見える自然の造形や目には見えない心の世界、時には社会との関わりを題材にして、それを創造的に表現する力と豊かな感性を養います。
音楽…「音で表現すること」と「鑑賞すること」を楽しみ、音楽の尊さを体感できることと、個性を活かした表現活動ができることを目標に、活動を行います。
書道…「書は人なり」という言葉があるように、文字に自分らしさを表現することを学びます。
工芸… 先人たちが築き上げてきた知恵や技術、心の造形を「ものづくり」を通して学びます。

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第50回音楽鑑賞教育振興 作文1コンクール(高校生の部) 入選受賞のお知らせ

本校では毎年、『聴いてみつけた音楽の楽しみ』についての作文2を生徒から募っております。全国の小学生から高校生まで7021点の応募があり、高校生の部にて、最優秀賞1名に続く「優秀賞」1名に、本校高等部1年の浦島 明さんの作文3が選ばれ、2月4日(日)武蔵野音楽大学ブラームスホールにて表彰されました。またこの受賞により、早稲田実業学校高等部に対し「学校賞」をいただき、賞状を副賞が授与されております。昨年に続き中等部も学校賞を受賞しており、6年連続のダブル受賞となりました。

外国語

自律的(自己で問題解決が出来る)学習者の養成に全力を挙げます。そのために、外国人講師との協同授業、CALL教室でのICTを活用した授業、継続的な辞書指導(英和辞典及び英英辞典)、教科書以外の読み物を使っての多読指導などを授業に取り入れます。更に、パラグラフ・ライティングやプレゼンテーションに取り組ませることで、英語を実際に使用する機会を増やします。また、外部英語試験(英検、TOEIC、TOEFL、GTECなど)に無理なく取り組めるよう授業でも指導し、定期的に受験させ、一人一人が客観的に自分の英語力を分析・確認し、効果的な学習方法を見つけさせる機会を提供します。「聞く、読む、話す、書く」の4技能のバランスの取れた習得を目指すと共に、言語や異文化についての関心や理解を深め、受験のための英語力ではなく、大学や社会に入ってからのコミュニケーションツールとして役立つ英語力の獲得を目標としています。

家庭

家庭科は、自立に必要な衣食住や育児・介護についての知識や技能を身につけるとともに、自分の人生をデザインし、マネジメントするために必要な力を養う人生の主要教科です。18歳成人を控え、まもなく大人になる自分自身と向き合い、自立や将来について具体的に考えていきます。
授業では、「生活力を身につけること」、「さまざまな立場からものごとを考えること」を意識し、他者理解と柔軟な感性を磨きます。クラスメイトとの対話を通して、将来の自分の家族、暮らし、仕事、生活と社会のあり方などをつなげ、生活のリアリティを感じ取りながら「生きる」ことを考えていきます。そして、「自分と家庭」という最も身近なコミュニティとの関わりから、地域社会、世界へと視野を広げていきながら、様々な視点から選択する力を養い、生活を鮮やかに彩る自由な発想力を育てます。

情報

教科「情報」は、2003(平成15)年度から始まった新しい教科です。本校では、一人一台のPC環境を生かして、「知識」と「操作」の二点を大きな柱として授業を進めています。
「知識」の分野では、日進月歩の世界ですので、基礎となる変化の少ない事項を集中的に、原理の学習に力を注いでいます。「操作」については、やはり今後学ぶ機会が少なくなる一方で需要が増えていく、事務用オフィスソフトの学習を行っています。
授業内容は、文・理区別することなく、高校2年生で、全員が同一カリキュラム内容を履修し、試験・評価も同一基準で行っています。

学校設定科目(商業)

実業学校の伝統である商業科目として、簿記検定につながる学習を取り入れている「選択初級会計学」、経済学・法学の基礎知識を身につける「選択経済と法」が、高校3年生文系の選択科目として設置されています。