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取得日:2024年03月21日[更新]

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教育活動活性部会 令和6年1月 10 日(水) 応接室
 出席者
  委員:佐藤 豊、渡辺 道子
  職員:佐々木 悦郎(進路1支援 G)、田中 成美(教務 G)、五反田 淳(管理運営 G)
  事務局:桐谷 鋼哉(副校長)
 
 
 桐谷:先程、令和9年に旭高校が再編され、残り3年間で旭高校が新しい高校引き継がれるというお
      話がありました。また、AGE28 では分科会を設けてできるだけ具体化させていきたいと思います。
      今後、学校として行事の充実、具体的には旭カップなどありますが、地域との交流で旭高校の
      魅力を伝えていきますが、いかがでしょうか。大学で地域との関わりなどで授業以外に何かあり
      ますか?
 佐藤:なかなか進まないです。旭高校が生徒のキャリア形成に関わるようなモデルを模索する拠点に
      なるといいですね。中学生が高校生と交流するような。高校生が中学生にスポーツでもそれ以
      外のことでも何か教えることが人を育てますよね。曜日を決めてオープンクラブみたいなものを
      開催して、その活動の楽しさや魅力を伝えていくことが大事ですよね。
 渡辺:旭カップとはどのようなことですか?
 田中:サッカー部では地域のクラブを招待し、旭高校や横浜旭陵高校のグラウンドで一緒にサッカーを
      やっています。
 佐藤:どこかの地域とコネクトある先生がいればそこが拠点になり、地域のリソースを使うことができます
      よね。
 桐谷:国際交流についてですが、いかがですか?
 田中:今年は英語合宿を実施したが、何の為に学ぶかを意識しながら語学的なリソースとローカルのリ
      ソースを使うことが大事だと思います。修学旅行を今後海外にするのかなど考えています。
 佐藤:大学ではオンラインを使って国際交流を英語でしています。また英語でのプレゼンについては、
      生徒たちは翻訳ソフトを使いながら、英語のハードルを越えさせる仕組みを作っています。
 渡辺:私の大学では7割が英語苦手、そのうち9割が「あとで英語が好きになった」と回答しています。
      ここだけで仕掛けをつくるのは難しいですが、活用する場面を設定し、ステップを作りながら彼ら
      に気づかせることが必要です。
 佐藤:英語を習得するという必要感がないと上達できないです。
 五反田:大学などで授業をうける機会や見学などの機会があれば、いいですよね。オープンキャンパス以
       外で。生徒が日常生活になにが役立つかを考えるのも大事ですね。
 佐藤:ただ、これが役立つ!ということを先生が教えるのではなく、生徒が自発的に学び、生活に活か
      したいと思う仕組みづくりが大切です。そういう意味で小学校のアクティブラーニングはすごいで
      す。教育実習生がよい授業をしますし、先生の授業の仕掛けが変わりはじめています。
 五反田:生徒の何を伸ばしたいのかを設定し、自分でも成長を感じられる仕組みを作ることは大事です
      ね。評価はどうなりますか?
 佐藤:採点は難しいですが、授業を変えることにより、オープンアンサーで答えられる仕組みも大事で
      暗記型だけでなく、なぜその仕組みがあるのかを教えるほうが面白いですよね。
 五反田:昭和の授業はもう終わりで、正解はないので創造力を身につける仕組みが必要です。
 佐藤:例えば体育でも、パスやドリブルはなぜ必要なのか?必要性を考えさせないといけないです
       ね。
 桐谷:最後に1人1台タブレットが始まり、しかし生徒はスマホを使っている現状があります。 有効に使
       う方法はありますか?
 佐藤:ネットアクセスの渋滞が起きると大変ですね。大学では推奨パソコンでやるのは当たり前です。基
       本はエクセルやワードを使う上に企業はパソコンを使うので、パソコンを使えないと困ります。4年
       生になると、卒論制作時にエクセルを使い、それで統計できるから、簡単な表計算もできるよう
       になります。
 五反田:あまり高校でパワーポイントなどは使われてないですね。
 渡辺:結局は授業設計でこれを使わせたいという仕掛けづくりが必要ですよね。
 佐藤:ワークシートも事前に書き方を教え、エクセルも同時進行でやっています。ChatGPT は有用です
       が、使い方次第ですよね。
 桐谷:頂いた意見を活かしていきます。時間になりました。ありがとうございました。