多摩高校
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取得日:2024年03月20日
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令和5年度 神奈川県立多摩高等学校 第4回学校運営協議会議事録
日 時:令和5年 12 月 18 日(月) 15:3016:30
場 所:多摩高等学校 会議室
出席者:学校運営協議会委員5名(代理出席含む)、校長、副校長、教頭、各 GL
1 開会
校長挨拶
・SSH2期申請の準備中。可否は3月中旬になる。
・令和6年度より、学力向上進学重点校の指定を受けた。
・グローバル人材の育成につながる先進的なチャレンジをする生徒の支援を行っている。
・10 月に姉妹校である台湾新竹高級中学の生徒 60 名を受け入れた。1 月には 36 名の本
校生徒を引率し訪台する。
2 協議
1 令和5年度学校評価中間報告(各 GL)
(学事グループ)
・新カリは来年度完成年度となる。3学年は多様な選択となっており、同じ科目でも異なる
単位数の生徒が混在することから、公平性の担保に努めている。
・70 分授業のため、特編時間割により時間数調整を行っている。
・夏期講習、土曜講座について、受講生が減ってきているが、必要な生徒もいるので、次年
度以降の実施について検討していく。
(学校経営推進グループ)
・ホームページの見直しを行い、スリム化と定期的な情報発信(月2回程度)を行った。
・学校説明会、学校見学会については、夏は 1100 名余りが参加した。公平性を保つため、抽
選制を導入した。学校説明会3回目はオンライン配信も実施した。次年度は受け入れ枠の増
を検討している。
・Meraki テキストが完成した。
・2学年も後期からは各種発表会に参加できるようになった。メラーボプロジェクト部や野
球部生徒による参加もあった。
(生徒支援グループ)
・時間を守ること、挨拶等はできるようになってきている。登下校のマナーについて指導し
ている。苦情は減ってきているが改善点はまだまだあると考えている。
・各種行事について、生徒の満足度は高い。
・SC や SSW を活用し、校内研修や生徒のサポートを行っていく。
(学校管理グループ)
・防災訓練について、地域や PTA と協働しての実施を考えている。
・卒業式については、在校生もいれて、コロナ前と同様の形式での実施を考えている。
・Teams を活用し、ペーパーレス化に取り組んでいる。
・定期試験採点のデジタル化を推進した。
・安全をすべてに優先させ、備品等の更新を行っていく。
・(キャリアガイダンスグループ)
・大学出張講義では同窓会の協力で本校卒業生を講師に迎え実施できた。
・知の探訪については、様々な事業所等を訪れ、現場ならではの体験ができた。
・
指定校推薦
1
や総合型選抜で一部生徒は進路が決定しているが、多くは一般入試を受験す
る。
2 令和5年度学校評価中間報告への質疑応答
〇学校説明会や学校見学に大勢来たようだが、どういった内容だったのか。
→学校説明会は3回開催した。本校の取組について教員、生徒から説明した。学校見学会
は夏季休業中に実施した。職員の誘導で、施設等を案内し説明した。
〇3年の選択科目は何科目あるのか。夏期講習は何人ぐらい受講しているのか。
→約 20 科目ある。理系は単位数が多いので選択肢が少ないが文系は多岐にわたる。夏期講
習はのべ 300 人程度参加している。夏季休業の前半と後半でそれぞれ45日設定して
いる。
〇模試はなぜベネッセを利用しているのか。時間とお金をかけるのならデータとして活用で
きるものがいいと思うが。
→規模が大きくスケールメリットがある。1年からデータを積み上げ、定点観測してい
る。最後の方は駿台との共催なので問題ないと考えている。
〇デジタル採点とは。
→マークセンス方式もあるが、記述解答もデータを読み込んで全ての生徒の同じ問いにつ
いての解答を採点できるので、採点のブレがなくなる。また、〇×をつければ得点の小
計や合計が自動で計算される。
〇デジタル化が進んでいるようだが、家庭への配付(持ち帰り)資料はあるのか。
→マチコミメールも活用しているが、登録者は 100%となっていない。全員への連絡の場合
は紙で配付している。
3 意見聴取
〇防災訓練には、地域にも声がかかれば参加したい。銀杏の落ち葉については掃除をしてく
れて助かっている。引き続きよろしくお願いしたい。デジタル化について、家庭の環境に
より使えたり使えなかったりする。100%でない限り、使えない人の面倒を見てほしい。
〇前回(10 月 24 日)新竹の受入れは凄いと思った。多摩高生は幸せである。グローバル人
材の育成もステップアップしている。1 月の訪台に期待している。
〇密に生徒を支援されている。自分の時代とは隔世の感がある。同窓会としても宣伝してお
り反響も大きい。台湾の件でも、卒業生でお役に立てればという人がいる。グルーバル人
材の育成について、卒業生としても嬉しく思っている。
〇保護者の見えないところでいろいろと取組を進めてもらいありがたいと思っている。大師
強歩の復活にも感謝している。進学重点校となり大変だと思うが、多摩高らしさを保ち支
援していってほしい。
〇取組が素晴らしいと思う。成果も上がってきているが、心配なのは、日本は ICT が弱いと
いわれていることだ。情報処理に特化したものも必要かと思う。SSHの設定科目も素晴
らしいが、一般の教科の授業を見学する機会もチャンスがあればできるといい。多摩高校
は一般の授業も魅力的だと思うので。
→Meraki では、プログラミング言語の Python やデータベースソフトなども活用して学習し
ている。また、月2回ほどプログラミングの講習を実施している。
3 その他
次回の開催について
・令和6年3月 令和4年度最終評価と次年度に向けた意見聴取→日程は後日周知する。
4 閉会
終了後、各部会に分かれて討議を実施した。
〇地域連携部会
・防災訓練について、昨年は市の危機管理室も参加して行った。3年前の台風の時より、水
害についての関心が高まっている。
→一時避難所としての活用を確認したい。地域にお声がけする。
〇キャリア部会
・令和 5 年度進路実績中間報告(指定校、総合型)
・難関国公立の総合型選抜の活用について
・地方の国公立大学への有効な進路指導について
・生徒のキャリア志向を尊重した進路指導について
・教育課程改訂と大学入試、進路指導について