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取得日:2024年03月20日[更新]

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令和4年度 校長より 6
 
   8月 25 日(木)に、3つの職員研修を行いました。1 つ目は人権研修会で、スクール・
 ソーシャルワーカー(SSW)の櫻井さんから、SSW の役割、県立高校における SSW への
 相談内容と具体的な事例、市町村や児童相談所との連携方法等についてお話をいただきま
 した。SSW は、学校が学校外の専門機関と繋がる窓口として機能しています。学校だけで
 は対応できない福祉的な課題の解決のために、これからも櫻井さんにはお力添えをお願い
 することとしています。生徒の家庭生活、社会生活の面で、気になることがござましたら、
 遠慮なくお問い合わせください。2 つ目は不祥事防止研修の名目により、副校長を講師とし
 て、できる限り生徒に寄り添うために教師としてできることを考える機会を設けました。講
 義の後、先生方には、生徒の内面等の把握が困難なものに対してどのようにすればそれらが
 把握することができるか、グループ協議を行いました。こうしたことを通して、職員の生徒
 理解や生徒との信頼関係の構築が図れるように取り組んでまいります。3つ目は入学者選
 抜選考基準研修会で、令和6年度から変更となる県立高校の選考基準に対して、本校ではど
 のような基準が相応しいかを考える機会を持ちました。今後、様々な情報を集めながら、本
 校の特長に準じた令和6年度入学者選抜選考基準を決定してまいります。
   8月 29 日(月)には、2学期の始業式が行われました。校長として私からは2点、お話
 をさせていただきました。まず1点目は、8月 19 日に鎌倉芸術館で行なわれた「Ofuna
 Student Greeting」についてです。今回の開催に当っては、スクール・ポリシーにおける
 「主体的に考え、行動する力」や「他者と協働して目的を達成する力」を生徒たちに身に付
 けてほしいことから、発表会形式での学校紹介として実施したこと、たくさんの部や委員会、
 生徒会などの生徒たちが舞台に出演してくれたり、進行や記録をしてくれたり、スタッフと
 して活躍してくれたことなどにより、ご来場いただいた方々からは大変好評をいただいた
 こと、協力してくれた生徒の皆さんのお陰で、大船高校の素晴らしさをお伝えすることがで
 きたこと、そして生徒への御礼をお伝えさせていただきました。事前に十分な趣旨をご説明
 することができない中、今回の取組にご理解とご協力をいただいた保護者の皆様にも感謝
 申し上げます。今後も校長として「生徒が主役」となる学校運営に努めてまいりますので、
 引き続きよろしくお願いいたします。2点目は、進路1実現についてです。始めに、1学期に
 あるクラスにおいて、教科担当者からの進路2指導についての発言に対し、生徒や保護者の皆
 さんからご意見を頂戴しましたので、それを真摯に受け止めさせていただき、校長として生
 徒・保護者の皆様へのお詫びを申し上げさせていただきました。そして、その後、校長とし
 て考える進路3実現の方法について、お話させていただきました。進路4実現は、文部科学省「高
 等学校キャリア教育の手引き」に基づいて行われなければなりません。今回は、その中核的
 な考え方を私から生徒たちに伝えさせていただきましたので、ご家庭でも、改めて、生徒の
 キャリア教育をどのように行うべきかについて、お話いただく機会を設けていただくこと
 をお願いしたいと思います。生徒たちには、自分の心の叫びに耳を傾けて、自分の人生にと
 って最もふさわしい道は何なのか、自分が自分に求めている生き方は何なのか、それを感じ
 取り、現実的な目標設定と具体的な取組、振り返りをお願いしたいと思います。学校として
 は、今後も時代に即したキャリア教育、進路5指導等に努めてまいります。
   これまで生徒たちは、六国祭実行委員長と六国総務のリーダーシップの下、夏休み期間を
 通じて、応援、チア、仮装、パネルの練習や準備を行い、六国祭(体育祭)の成功に向けて、
 カラー団が一丸となって取り組んできています。今年度は、保護者の皆様にも六国祭を見て
 いただけるように、現在準備を進めています。保護者の皆様におかれては、六国祭当日の生
 徒たちの心の叫びをどうぞ受け止めてくださいますようよろしくお願いいたします。
 
 令和4年8月
                                            神奈川県立大船高等学校 校長 幸田 隆