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取得日:2023年03月22日[更新]

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慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部公式サイト|進路|在校生・卒業生の声|高島悠
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高島 悠

在校生

高島 悠

高島悠

全国枠入試を利用して
新潟から高校入学

中学卒業まで新潟で暮らしていましたが、全国枠の入試を経て湘南藤沢高等部に入学しました。全国枠入試は多様な生徒を集めるための入試方法で、神奈川・東京・千葉・埼玉以外の地域に住む国内外の生徒が受験することができます。僕が挑戦することにしたのは、この入試方法について知っていた両親の勧めがあったからです。中学3年の夏頃に両親から話を聞き、最終的には12月になってから受験することに決めました。
慶應については「有名な大学だな」という印象で、湘南藤沢についても有名人の出身校として聞く機会が多く、いいイメージを持っていました。詳しく知っていたわけではないのですが、ずっと新潟で過ごすよりもたくさんの経験ができそうだし、帰国生が多いので英語の勉強にもいい環境なのではと期待もありました。親元から離れることに多少の不安はあったのですが、今、湘南藤沢で過ごした1年間を振り返ってみると、入学することができて本当に良かったと感じています。

仲間意識が芽生える寮生活

僕と同じ全国枠入試や帰国生入試で入学してきた友人たちと、寮生活を送っています。同学年の男子は、僕も含めて3人。一緒にいる時間が長いので、とても親しくなれて頼れる存在です。特に難しい話をするわけでもなく、いつもたわいない話題で楽しく過ごしています。
寮では集まって一緒に勉強をすることがあって、得意な科目を教え合ったり先輩からもらったりして、学習面でも協力し合えるのがいいところ。
ただ楽しいばかりではなく、生活面では自分でけじめをつけなくてはなりません。学校から疲れて帰って来ても、掃除や洗濯などの家事も自分でやらなくてはなりません。おかげでこれまで母にやってもらっていたことがどんなにありがたかったのかがわかり、感謝しています。学校行事など新潟から両親が訪ねて来る機会もあるので、その時に僕の寮の部屋を見た母が「意外にきれいにしているわね」と言ってくれたのでホッとしました。

いろいろな立場から考える友人たちの視点が授業からわかる

はじめは中等部から上がってきた同級生の中に入ることに戸惑いもありましたが、すぐに慣れて楽しめるようになりました。帰国生や留学1などで海外生活の経験がある生徒も多いので、いろいろな立場から物事を見たり考えたりする友人たちがいておもしろいです。
授業も入学前に期待していた通りさまざまな学び方ができるので、中学時代にはなかった刺激を受けることができています。日本だけでなく世界にも目を向けたいと思っているので、レベルの高い英語の授業を受けられることに魅力を感じます。
また、国語の『言語文化』の授業では改めて日本語について考えさせられました。入学してすぐの1学期の間はほとんど教科書を使うことなく、先生が選んだ詩を読み解いていくという授業をしたのです。先生は、「本などの作品を読む時に、それを読みこなすための武器を君たちに与えたい」とおっしゃっていて、自分が感じたことを発表し合いました。みんなの意見を聞いて、たとえば帰国子女は独特の視点を持っていると感じるなど、同じ作品でもさまざまな読み方があることがわかって興味深かったです。その授業がきっかけで、自分で好きな音楽を聴く時にも「この歌詞の裏には、こんな意味が隠れているのかもしれない」というようなことを考えるようになりました。

勉強では宇宙、部活は剣道!
これが今の二大興味

たくさんの学びや経験ができる環境にありますが、中でも僕が興味を持って勉強したいと思っているのが、宇宙についてです。小学生の頃に宇宙について書かれた本を読んだのがきっかけで、興味を持つようになりました。それ以来、宇宙の謎についての動画をたくさん見るなど、自分なりに宇宙に触れてきました。毎日のように気がつくと星空を見上げていて、星の動きで季節の移り変わりも感じています。
やっと先日、学校の地学の授業で宇宙について学ぶことができたので楽しかったです。知らなかった公式や掘り下げた難しい内容も習って、ますます興味が広がっています。これから先も選択科目で地学を履修することができるので、ぜひ学ぼうと思っています。選択の地学ではつくば市にある宇宙センターにも見学に行けるので、最先端の技術に触れられると思うと楽しみです。
宇宙って本当に不思議ですよね。まず、ここに人類が存在していること自体が謎で、想像もつかないほど広大な宇宙には、他にも生命体がいるかもしれない。わからないことだらけです。もっといろいろなことを知りたいので、大学は理工学部に進学し、将来は宇宙の謎を解き明かす研究者になりたいと思っています。もし何かの解明に貢献できたら、世界が広がるはずです。
勉強以外では、中学に続いて剣道部の活動に打ち込んでいます。
小学校の頃までサッカーをやっていましたが、父が剣道をやっていたので身近なイメージはありました。入学した地元の中学校では剣道部が強いことを知って、剣道をはじめることにしました。猛練習の甲斐があって、新潟市中学校体育大会では男子団体の1位を獲得することができたのです。遊ぶ時間もなく練習ばかりの毎日でしたが、この結果は部長を務めていた立場からもとても嬉しく、いい思い出になっています。
当然、湘南藤沢高等部に入学してからも剣道部に入部しました。中学時代に厳しい練習の日々を送った自分にとっては、高校の剣道部はかなり穏やかで自由度が高いです。自分の時間が持てる良さもありながら、僕はもう少し真剣に剣道に向き合いたいと思っています。学年の仲間たちと一緒に下級生を引っ張って、楽しみながらも練習にはしっかり取り組む剣道部にしていきたいです。

これから
頑張りたいこと

これから頑張りたいこと

楽しむだけではなく、剣道に向き合う気持ちを大切にしたい

中学時代は、剣道の練習について書き込むノートが何冊も溜まるほど、どうしたらうまくなれるかを考えて部活動をしていました。おかげで結果もついてきました。湘南藤沢の剣道部にそこまでの厳しさはありませんが、上級生として少しずつ雰囲気を変えていきたいと思っています。まずはチームとしてのまとまりを大切にし、結果に関わらず「試合をやり切る!」という気持ちを部員全員が強く持てる剣道部を目指します。