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取得日:2023年12月23日[更新]

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慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部公式サイト|進路|在校生・卒業生の声|島田太陽
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ホーム進路在校生・卒業4生の声島田 太陽

島田 太陽

行事に惹かれて高等部から
入学し勉強や部活も
バランスよく楽しむ

在校生

島田 太陽

島田太陽

慶應義塾普通部から
湘南藤沢高等部へ進学

慶應義塾普通部から湘南藤沢高等部へ進学

中学受験をして、私が入学したのは慶應義塾普通部でした。普通部で過ごした3年間では、友だちもできましたしサッカー部の練習にも打ち込んでいたので、高等部から湘南藤沢高等部に進学するかどうか、かなり悩みました。
そもそも、なぜ湘南藤沢高等部への進学という選択肢が出てきたのかというと、3歳年上の姉が楽しそうに通っていたからでした。そして、中学3年生の時に行った湘南藤沢の文化祭がとても楽しく、「これこそ文化祭だ!」と思えたのです。普通部では文化祭の代わりに、「労作展」が行われています。1927年から続く伝統行事で、自分で見つけたテーマに沿って研究し、作品として発表するものです。僕は研究が好きなので、自分にとても合っていました。それぞれに良さがありますが、湘南藤沢の自由で活気のある文化祭は、伝統的な労作展とはまったく違う雰囲気で新鮮でした。
他にも、お祭のような体育祭や毎年の旅行があって、行事がとても充実しているところに惹かれ、思い切って湘南藤沢に進学することにしたのです。私の学年では、普通部から湘南藤沢高等部に進学したのは6名。1人ではないとはいえ、圧倒的に少数派になるわけですが、姉から「高等部から入学した人を受け入れる雰囲気があるから、みんなすぐに馴染める」と聞いていたので、それほど不安はありませんでした。

行事も学校生活も
期待していた通り楽しい!

やはり心配は無用で、高等部からの入学でも楽しく過ごすことができています。普通部と同じように、福澤先生の教えが教育理念にあることは感じますが、湘南藤沢はあまりそこにとらわれていない印象です。普通部に慶應らしい良さがある一方で、湘南藤沢は慶應の中でもちょっと個性があるのではないでしょうか。私にはそれが楽しいので、充実した毎日です。普通部でやっていたサッカーを続けようと、サッカー部にも入部しました。部活でもクラスでも友だちと交流を深めながら、バランスの良い学生生活を送れていると思います。
何より、期待していたさまざまな行事に参加して、楽しむことができました。昨年度の文化祭はオンライン開催となりましたが、私はクラス企画の副責任者を務めました。バラエティー要素を入れた映像作品をつくり、「おもしろかった」という声をいただいて嬉しかったです。
ただ、コロナ禍の影響で5年生での行事はほとんどが中止になってしまいました。今年はいよいよ最終学年なので、できればなんとか実施してもらいたい気持ちが強いです。行事を運営する側にも興味がありますが、やはり参加して楽しみたい。できるだけ積極的に参加し、クラスを盛り上げていきたいと思います。

サッカー部主将として
集大成の年に

部活でも、集大成の年となります。昨年の10月からサッカー部の主将を任されたので、責任をもってみんなをまとめていきたいです。主将に就任した当初は、気負い過ぎてうまくいかないことも多く、落ち込むことがよくありましたが、そんな時にも仲間が協力してくれました。今は、一人で抱え込まずにみんなに相談しながら、少し気楽にやっていこうと思っています。いろいろな意見を聞いたうえで、部員もコーチもわかり合えるひとつのチームにしていくのが自分の役割です。
サッカー部というと厳しいイメージがあるかもしれませんが、湘南藤沢高等部のサッカー部は和気あいあいとしています。競争も激しすぎず、同学年はもちろん、先輩後輩のつながりも強いので、とても楽しい雰囲気です。その分、なかなか強豪チームにはなれませんが、最後に悔いのないようにサッカーに打ち込んで、少しでもいい成績を残したいです。

中学生の頃に芽生えた
ロボットへの興味

「湘南藤沢の授業は特殊でおもしろい」と言われていますが、普通部から来た私にとっては、それほど特別なものとは感じませんでした。もちろん、とても丁寧で工夫された授業であることは間違いありませんが、それは普通部も同様です。それだけ、慶應全体の教育がユニークだということなのかもしれません。
ただ、4年生で受けた地学の授業では、それまでに感じたことのないおもしろさを感じました。まず実験をし、仮説を立ててレポートを書くという流れで授業が行われますが、授業中にみんなで話し合いながら仮説を立てるのがおもしろかったです。
5年生になって、地学を習った先生から、今度は物理を習いました。物理には難しいイメージがありますし、実際に中学で習った物理は難しいと感じていましたが、5年生の物理の授業はおもしろく受けることができました。現象を、図や式で表せること。そこに驚きや興味を感じて、物理のイメージがガラリと変わりました。
学習面では、もともと機械や宇宙に興味をもっています。普通部に在籍していた頃、労作展に何を出すかテーマを考えた時、この2つの興味を合体させて「宇宙に送る2足歩行ロボット」をつくりたいと思いました。制作したロボットをプログラミングして動かす、ということを3年間で少しずつレベルアップしていき、研究に取り組む中で何度も失敗を繰り返し、研究の難しさを実感するとともに、上手くいった時の喜びも経験することができた労作展でした。 湘南藤沢高等部に入ってからは、週5日の部活などで忙しく、なかなかロボットに取り組む時間はありません。それが少し、残念でした。

2020年度の卒業5式では、送辞を述べるという大役をいただきました。とても緊張しましたが、実際に先輩方を前にして感謝の気持ちを伝えられて嬉しかったです。
次はいよいよ、自分たちが最終学年です。部活中心になるとは思いますが、勉強も手を抜かず、バランスよく過ごしたいです。卒業6後は、今のところは理工学部に進学しようと考えています。そして、またロボット制作をやってみたいと考えています。

中学生の頃に芽生えたロボットへの興味

私の思い出

私の思い出

行事を全力で楽しみたい

湘南藤沢中・高等部の大きな魅力の一つは、生徒主体で行事が行われていることです。4年次は謎解きゲームを2クラス合同で作り上げました。5年ではオンライン開催となってしまいましたが、副責任者として映像作品をつくりました。学校行事らしい真面目な部分も残しながら、バラエティー番組からヒントを得ておもしろい要素を入れ、映画でもドラマでもない作品に仕上げて好評でした。