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取得日:2024年03月19日[更新]

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                                                                      令和5年5月15日(月)
 
                              令和5年度 避難訓練
  「校舎1階から火災が発生し、初期消火がうまくいかずに延焼した」という想定で、避難訓練を実
 施しました。生徒や職員は、マスクの上からタオル・ハンカチを口元に当て、私語をせずに速やかに
 第1体育館に避難しました。
  避難指示が出てから体育館へ避難し、点呼を完了するまでの時間は9分37秒でした。
 
 
 
 
 全校生徒と教職員の避難が完了した後、横堀真弓校長1から、下記の講評がありました。
 
 
 
 
  火災や地震、津波、洪水など、いろいろな災害があるが、例えばスマートフォンの地震速報のアラ
 ームが鳴ってから実際に地震が起きるまでにとるべき行動は、
   周囲に倒れてくるものがないか確認する。
   ガスコンロやストーブなど、確実に消火する。
   安全なところへ避難する。
  訓練をしていないと、実際に災害が起きたときは緊張や驚きで何もできなくなる。わかっていても
 いざという時に動けない。パニックになると冷静な判断ができなくなる。ハンカチを口に当てて煙を
 吸い込まないように避難する等の訓練をし、実際の災害時をイメージしておくことが大切。初期消火
 について、正しい知識を持って正しい行動を冷静に行うことが、命を守ることにつながる。
  また、消防局 中央消防署 下所出張所の方から、次のような講評をしていただきました。
  今回の訓練は安全に、迅速に避難できていた。規律を守って避難することが全員無事に避難するこ
 とにつながり、多くの人の命を助けることができる。
  今回の避難訓練は設備や場所がよくわかっている校舎なので、素早く避難できた。しかし、デパー
 トや旅館、ホテルなど、よく知らない建物内では、避難経路がわからないと迅速に避難することは難
 しい。初めての場所を訪れたときは、必ず避難経路の確認をすること。
   火災で最も怖いのは煙。煙は上に行くので、避難するときは低い姿勢で煙を吸わないことが大事。
   高所から避難するときは階段を使うこと。エレベーターは決して使ってはならない。
   窓閉めやドア閉めは煙を遮断できるので、とても有効。ただし、外への窓は開けておくと煙を外
     に逃がすことができる。
   廊下や階段の防火扉には人が通れるドアがある。ドアを押して開く方向へ進むと避難できる。
 
 
  最後に、消火器の使い方を指導していただきました。
   火に対して箒で掃くように消火剤をかけると良い。
   消火器の使い方は簡単だが、消火器の設置場所を知らないことが多い。校舎内や自宅の消火器の
     位置を確認すること。
   火が自分の背丈を超えて、天井まで火が燃え広がっていた場合や火の勢いが強くて熱いと感じた
     場合は消火をあきらめて避難し、自分の命を守ること。