小諸高校
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取得日:2024年03月21日
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令和 4 年 4 月 20 日
令和 4 年度 総合的な探究の時間(キャリア教育)全体計画
1目 標
○
生徒
1
一人ひとりが将来の人生設計を描き、職業観・人生観を構築するとともに、社会性やコミュニケーション能力など
の「生きる力」を育てる。
2 現状・課題
〇全体として協調性があり、諸問題に前向きに取り組む
生徒
2
が多い。しかしその行動は必ず能動的ではなく、指示をうけ従
順に動くことによってもたらされることが多い。自らの人生設計においても傾向は同様で、主体的に行動し、さまざまな
人々との交流を通して自己実現をはかることが課題である。
3 つけたい力
【基礎的・汎用的能力】人間関係形成・社会形成能力、自己理解・自己管理能力、課題対応能力、キャリアプランニング能力を含める。
a.社会的・職業的自立に必要な基礎的・汎用的能力・課題対応能力
b.自己理解・社会理解とそれを基礎とした将来設計能力
c.コミュニケーション能力を中心とする人間関係・社会関係形成能力
d. 社会人・職業人としての社会規範やマナー
4 内 容
指導項目 指導方針 〈対応する項目〉
1自己の在り方、生き方を考え、 ア 授業をはじめ学校生活全体がキャリア学習の場と捉え、
生徒
3
にも意識させる。
社会参画の意識を醸成する イ 3年間を通しての系統的指導を行う。
2仕事や社会で必要となる力(基 ウ 年度末に評価を行い、次年度の取組に生かす。
礎的・汎用的能力)を育む エ 自己理解、社会理解、社会や職業に対応できる基礎的・汎用的能力の向上に努め
3様々な学習や体験を通して勤 る。<1,2,4>
労観、職業観の形成を促す オ 地域社会や産業界、大学等との連携を図り、その力を活用する。<2,3>
4卒業後の進路を選択し、職業を カ 諸行事や就業体験活動と事前事後指導を通し、目標とする諸能力の向上を図り、
通してどう社会と関わり、どう その成果を確認する。<1,2,3>
生きたいのかを構想し続ける キ 学んでいることと社会や進路とのつながりを意識させる。<2,4>
力を育む
指導場面等 指導計画・キャリア教育の視点等 〈実施学年〉
・言語活用、
数
1
理処理、各教科の知識等基礎学力向上を図り、さらに思考力・判断力・表現
力を育成するための諸活動を取り入れる。
教科の授業
・教材内容と社会や職業との関連性を意識させる指導を行う。
・音楽科においては、特に専門技能の向上を図る。
・自己理解から自己の将来までを考える。また、目標達成のための情報収集・調査を行い、
総合的な学習の時間
進路実現の準備とする。<13年>
・部活動や
生徒
4
会活動、文化祭への参加を通しての諸能力の育成。<1、2、3年>
・人間としてのあり方や生き方を考えるための講演会等の実施。<1、2、3年>
特別活動 ・科目、講座選択。進路の研究。<1、2、3年>
・小諸ふれあい総合講座I<1年> 、小諸ふれあい総合講座II<2年>
社会講座等<3年>
校外の体験活動 ・就業体験活動(全員、希望者は複
数
2
回)<1、2年を中心>
(就業体験活動等) ・オープンキャンパス等への参加<1、2、3年>
・小諸ふれあい総合講座I<1年> ・小諸ふれあい総合講座II<2年>
地域や産業界等との連携
・就業体験、企業見学 ・大学等見学
・
生徒
5
・教員アンケート、レポート、プレゼンテーション等による評価
評価
・県教委の実施する「
生徒
6
意識調査」の活用
中学校との連携
・高校入学までのキャリア教育の振り返り(入学時)
(指導の継続性)
・
「キャリア教育推進委員会」を設置する。
校内の推進体制
・進路指導係内にキャリア教育担当を置く。学年担任団との密接な連携。全教職員で推進。
・Classi 等を活用し、自らの学習を見通し、振り返るとともに将来への展望をはかる。
キャリアパスポートの取組
・教員や家族が対話的に関わることができるように配慮する。
5 学年別指導計画
1 年 2 年 3 年
○高校生活の基本確立、学習方法の習 ○自己理解の深化 ○将来の目標・志を考えた進路目標決
目 得 ○進路分野決定に向けて職業・学校調 定
標 ○自己理解と職業についての学習 べ ○進路希望実現
○学級活動、諸行事への取り組みを通 ○小諸ふれあい総合講座II ○具体的進路目標設定と目標実現に
主 しての高校生活への適応 ○進路分野決定と次年度科目選択 向けての取り組み
な ○小諸ふれあい総合講座I 〇「総合的な探究の時間」 〇「総合的な探究の時間」
取 〇就業体験活動(全員)
組
○自己理解に基づく次年度科目選択
〇「総合的な探究の時間」
・
生徒
7
意識調査(県教委) ・
生徒
8
意識調査(県教委)・ ・
生徒
9
意識調査(県教委)・
評 ・学校独自アンケート、面接 ・学校独自アンケート、面接 ・学校独自アンケート、面接
価 ・小諸ふれあい総合講座Iレポート ・小諸ふれあい総合講座IIのレポー ・レポート(受験報告書)
ト・プレゼンテーション
「総合的な探究の時間」 通称 『コモ探(こもたん)』 全体計画
1. 目標
「課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現」という探究活動のプロセスを通して、実社会や実生活と自
己との関わりから問いや課題を発見し、自己実現を目指しながら、よりよい社会を実現しようとする態度を育てる。
2. 3 年間の探究活動の流れ(例)
1 学年 2 学年 3 学年
【基礎探究】 【SDGs 探究】 【自己探究】
【地域探究】 【職業探究】 【進路探究】
【SDGs 探究】 【自己探究】
3. 探究活動の内容
【基礎探究】
探究活動を行う上での準備段階です。3 年間の探究活動を進めていく上で必要となる探究スキル(方法・手段等)を
学びます。各探究活動に応じて必要な内容を学習していきます。
《活動例》
「問いをたてる練習をしよう」
「当たり前と思っていることを定義する」
「
数
3
理的探究」
「情報収集トレーニング」
「ディベートをしてみよう」
「比較検証してみよう」「ソーシャルスキルを高めるために」
【地域探究】
自分の住む地域(自治体)への理解を深めます。地域課題について把握し、課題解決のためのアイデアを考え、発表
&評価を行います。校外に出て、実際にインタビューしたり、内容をまとめた動画を作成したりすることもあります。
《活動例》
「地域活性化プロジェクト」「コモ探マップを作ろう」
【SDGs 探究】
SDGs の 17 の目標に対して理解を深め、現状を調査し、自分たちにできる課題解決策を探究します。SDGs の掲げる目
標を身近な問題だと捉え、高校生としてできる取り組みを考えていきます。実際に解決策を実践し、その結果を検証
することもあります。
《活動例》
「SDGs スゴロク」「SDGs カードゲーム」
「地元の SDGs 活動」
【職業探究】
職業や仕事について理解を深めながら、探究の型に沿って課題設定を行います。実際に職場に出向いてインタビュー
を行うこともあります。調査した内容を職種ごと比較検証し、将来の職種選択についての考えを深めていきます。
《活動例》
「ジョブインタビュー」
【自己探究】
将来の自分の姿について、イメージを明確にしていきます。人生グラフ・マインドマップの作成をしたり、自己 PR
を考えたりしながら、将来のイメージをより具現化していきます。
《活動例》
「人生グラフ・マインドマップを作成しよう」「自己 PR を考えよう」
「他者への伝え方を学ぶ」
【進路探究】
卒業後の進路に向けて、各自必要な内容を探究していきます。ただ単に進路実現を目指すのではなく、今までの探究
活動で得たものを活用し、よりよい進路選択を目指します。
《活動例》
「進路先を比較検証する」
「自分自身をプレゼンする」「伝わりやすい面接方法を考察しよう」
「志望理由書を完成させ
よう」
≪探究活動のイメージ≫
自己実現 日常や実社会に
(よりよい進路選択、社会貢献) おける課題設定
進路探究 まとめから生ま
れる新たな問い
職業探究 自己探究 探
究 知識・技能との
活 結び付け
地域探究 SDGs 探究 動
の
積 効果的な情報収集
基礎探究 み
(探究スキル) 重
ね 効果的な情報収集