小諸高校
(長野県)の
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取得日:2024年03月21日
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小諸高等学校の進路指導について
I. 本校の
進路
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指導に対する考え方 「
進路
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実現」=自分の人生をデザインすること
このことを支援するために次の点を大切にして指導してまいります。
・基礎的な学力の定着を図るため
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指導と学習指導を連動させます。学習指導においては、学習習
慣の定着と学力向上を促すため、「学びの基礎診断」を積極的に活用します。
・多様な価値や生き方を学び、自己のあり方や生き方を考え、持続可能な社会への参画の意識を高め
られるよう指導します。(キャリア教育)
・生徒の皆さんの多様な
進路
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希望に対応するための態勢を整え、情報発信を丁寧に行い、受験指導を
積極的に進めます。
II. 高校生の
進路
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を取り巻く状況の変化と課題
(1)全国的な傾向
令和 2 年度以降、進学・就職の状況は新型コロナウィルス感染症拡大の影響により地元志向が
強まったとの指摘がありますが、令和 4 年度は感染症対策等の効果もあり、地元志向は弱まっ
たといわれています。また、令和 5 年度入試は、入試制度改革による「大学入学共通テスト」
への移行 3 年目、受験生に文章読解能力や図表を読み取り判断させる出題傾向が定着していま
す。また就職については一部に高校生の採用を控える動きもありましたが、脱コロナを見据え
て採用を増やす企業も多くなりました。公務員は職種によっては競争率が高まっているものも
散見されます。
(2)令和 4 年度の本校の状況
【全体】 令和 4 年度は前年度に引き続き、新型コロナウィルス感染症の感染拡大がみられ、
進路
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指導関係行事には若干の制約がありましたが、ほぼ通常に近いかたちを維持して行事を実
施してまいりました。外部講師を招聘する
進路
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ガイダンスなどでは「オンライン」形式
と「対面」方式をハイブリッドで採用し、感染症対策をとりながら進めてまいりました。
【3 年】 大学入学共通テスト志願者は 57 名で前年と比べ、減少しました。今年度はコロナ禍が尾
を引く中、総合型入試や学校推薦型入試での早期出願を進めた生徒が多かったからではな
いかと考えています。しかし、共通テストを受験し、最後まで自分の
進路
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実現を果たすべ
く粘り強く一般入試で大学入試に向き合った生徒も多くいました。
就職ではアフターコロナを見据えて企業が求人を増やす傾向にありました。民間企業を
希望した生徒は一部を除いて希望する企業への就職を果たしました。また、公務員は 1 名
内定を果たしました。
【1.2 年】令和 4 年度中、校外活動や外部講師を招聘してお話を聞くなどの
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関係企画がありま
したが、2 年間実施できなかった「1 学年大学見学会」が実施され、その他の活動も感染
症対策を講じながら、ほぼコロナ前の活動に戻すことができました。
また、
「学びの基礎診断」(スタディサポート)を活用し、学習習慣の定着・学力向上のため
の取り組みが進められました。
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(3)新入生が直面する課題と求められる対応
・基本的生活習慣の確立
・自己の内面を見つめ、主体的に学校や企業の研究を進める
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探究
・「入れる」ではなく「入る価値がある」学校選びを進める
・大学進学希望者は「大学入学共通テスト」に向けた 1 年次からの対策
・3 年後に向けた経済的な準備=学費も含めた学校の研究と奨学金制度等の研究
III. 卒業生の進路状況 【過去 4 年間の卒業生の進路決定状況】
四年制大学 短期大学 専門・各種学校
就職 その他 卒業総数
国公立 私立 公立 私立 医療看護系 その他
令和元年度 5 76 2 32 12 61 16 22 226
令和2年度 2 73 0 25 14 44 10 22 190
令和3年度 10 64 2 17 18 44 10 15 180
令和4年度 6 74 0 23 13 25 8 7 156
令和4年度比率 51.3% 14.7% 24.4% 5.1% 4.5% 100%
【令和 4 年度卒業生の主な合格先】(順不同)
■4 年制大学
〔国公立〕信州大学(1)
・長野大学(2)・高崎経済大学(1)
・都留文科大学(1)・下関市立大学(1)
〔私 立〕松本大学・佐久大学・長野保健医療大学・清泉女学院大学・同志社大学・東京理科大学
東洋大学・獨協大学・神田外語大学・大東文化大学・帝京大学・帝京平成大学・山梨学
院大学・東京農業大学・桜美林大学・駿河台大学・東京工科大学・東京福祉大学・秀明
大学・群馬パース大学・常葉大学・国際武道大学・武蔵野音楽大学・国立音楽大学・昭
和音楽大学・洗足学園音楽大学 等
■短期大学
〔公 立〕岐阜市立女子短期大学
〔私 立〕上田女子短期大学・佐久大学信州短期大学部・長野女子短期大学・松本大学松商短期大
学部・清泉女学院短期大学・信州豊南短期大学・高崎商科大学短期大学部・育英短期大
学・埼玉女子短期大学・洗足こども短期大学 等
■専門・各種学校
〔公 立〕医療看護系:長野県須坂看護専門学校
〔私 立〕医療看護系:佐久総合病院看護専門学校・小諸看護専門学校・長野医療衛生専門学校
太田医療技術専門学校・前橋医療福祉専門学校 等
その他: 上田情報ビジネス専門学校・長野理容美容専門学校・長野美術専門学校
長野カレッジオブキャリア・長野自動車大学校・日本動物専門学校 等
■就職
〔公務員〕陸上自衛隊
〔民 間〕樫山工業・OKI ハイテック・三國・有限会社芳光・有限会社ベント・株式会社やまへい
東急リゾート&ステイ 等
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【過年度生の合格先】(順不同)
■4 年制大学
〔国 立〕信州大学 〔私 立〕法政大学・専修大学・文教大学・東京経済大学・明星大学 等
IV. 本校の学習指導について
学習指導要領に則った教育計画に基づき教科活動・総合的な探究の時間・特別活動等を進めます。
これらの活動において「個別最適な学び」や「協働的な学び」を実現するために ICT 機器(タブレット
などの端末)等を活用し、生徒の資質や能力の向上を促します。対応は各教科・学年・担当者によって異
なりますが、Classi(クラッシー)、Google Classroom(グーグルクラスルーム)などのオンラインツールを
活用します。
なお、Classi については入学後の早いうちに生徒の皆さんに ID 等を発給し、生徒の皆さんには学習
目的のみならず、日々の健康調査結果を入力するツールとして活用いただく予定です。詳細は他のオン
ラインツールも含め、後日ご案内しますのでよろしくご協力をお願いします。
V. 本校のキャリア教育
1. 目標
生徒一人ひとりが将来の人生設計を描き、職業観・人生観を構築し、社会性やコミュニケーション能力などの
「生きる力」を育てる。
2. つけたい力
A 社会的・職業的自立に必要な基礎学力・表現力・思考力・課題対応能力
B 自己理解・社会理解とそれを基礎とした将来設計能力
C コミュニケーション能力を中心とする人間関係・協働力・社会関係形成能力
D 社会人・職業人としての社会規範やマナー
3. 内容
指導項目 指導方針〔対応する項目〕
1 自己の在り方、生き方を考え、 ア) 授業をはじめ、学校生活全体がキャリア学習の場と捉え、生徒にも意識
社会参画の意識を醸成する。 させる。
2 仕事や社会で必要となる力(基 イ) 3 年間を通しての系統的指導を行う。
礎的・汎用的能力)を育む。 ウ) 年度末に評価を行い、次年度の取り組みに生かす。
3 様々な学習や体験を通して、勤 エ) 自己理解、社会理解、社会や職業に対応できる基礎的・汎用的能力の向
労観・職業観の形成を促す。 上に努める。
〔124〕
4 卒業後の進路を選択し、職業を オ) 地域社会や産業界、大学等との連携を図り、その力を活用する。
〔23〕
通してどう社会と関わり、どう カ) 諸行事や就業体験活動と事前事後指導を通し、目標とする諸能力の向
生きたいかを構想し続ける力を 上を図り、その成果を確認する。
〔123〕
育む。 キ) 学んでいることと社会や進路とのつながりを意識させる。
〔24〕
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4. 学年別指導目標
1年 2年 3年
・高校生活の基本確立、学習方法 ・自己理解の深化 ・将来の目標、志を考えた進路目
目 標 の習得 ・進路分野決定に向けて職業、学 標の決定
・自己理解と職業について学習 校調べ ・進路希望実現
・高校生活適応のための指導 ・小諸ふれあい総合講座II ・具体的な進路目標の設定と目
・小諸ふれあい総合講座I ・進路分野決定と次年度科目選 標実現への取り組み
主な取組み ・就業体験活動 択 ・総合的な探究の時間
・自己理解に基づく科目の選択 ・総合的な探究の時間
・総合的な探究の時間
VI. 本校の主な進路行事 (感染症の影響などにより予定を変更する場合があります)
1 学年 2 学年 3 学年
オリエンテーション 第 1 回進路希望調査 第 1 回進路希望調査
スタディサポート 高校生一日看護体験(予定) 進路室面談
1 学期
ふれあい学習(音楽科) 高校生一日看護体験(予定)
第 1 回進路希望調査 進路・奨学金ガイダンス
夏期進学補習 夏期進学補習 夏期進学補習(学習マラソン)
信州大学入試研究会 オープンキャンパス オープンキャンパス
音楽科研修旅行 信州大学入試研究会 信州大学入試説明会
ふれあい講座、就業体験 第 2 回進路希望調査 大学入学共通テスト出願
2 学期
第 2 回進路希望調査 大学出前授業 県内大学研究会
大学見学会 大学出前授業 県内大学研究会 特別編成授業(前期)
県内大学研究会 スタディサポート 土曜日補習
スタディサポート
春期特別編成授業 春期特別編成授業 共通テスト直前補習
3 学期
スタディサポート スタディサポート 特別編成授業(後期)
7 月記述・11 月記述 7 月記述・11 月記述 希望者受験 全員受験は 7 月
校外模試
1 月記述 など 共通テスト模試 など ベネッセ・駿台、河合塾
実力テスト 8 月・1 月 4 月・8 月・1 月 4 月・8 月
VII. 小諸高校生が自分の目指す進路実現をするためのポイント
(1) 基本的な生活・学習習慣を確立し、学習やクラブ活動、生徒会活動に積極的に参加すること
(2) 場所を問わず、時間の管理や挨拶などの社会性を養うこと
(3) 常に他者に配慮しながら優先順位を考えて行動すること
(4) 主体的に考え、行動すること
(5) 学年や立場を超えて他の生徒・仲間と協調すること
【問い合わせ先】 0267-22-0530 FAX 0267-25-1522 〔いずれも進路指導室直通です〕
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