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取得日:2024年03月21日[更新]

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                        令和4年度 岐阜県立多治見高等学校
                       第1回 いじめ防止対策委員会 議事録
 
                                                 日時:令和4年5月17日(火)16:00
                                                   場所:多治見高等学校 桔梗会館
 
 出席者       第三者委員      弁 護 士       木下 貴子 様
                              臨床心理士     堀部 幸治 様
                              地域代表       曽我 直佳 様
                              保護者代表     前堀あきみ 様
              学校関係者      校長1 教頭    生徒指導部長 各学年主任      教育相談担当
 
 1     開会あいさつ
   増田    智至    校長2
       本日はありがとうございます。いじめはマスコミ等でも報道されてように本校でも起こってい
  る。もちろん防ぐべきものであり、本校としてもいじめ対策委員会持っている。いじめの中には
  SNS 上に悪口を書くことが多い。本校でも、携帯の使い方、情報モラル教育を行っているが、委
  員の方から色々なご意見をいただき、更にいじめ防止に努めていきたいと思っています。今日は
  よろしくお願いします。
 
 
 2     自己紹介
 
 3 学校説明
 各学年の様子(学年主任)
 【1年生】
   入学より40日くらい経ち、クラスの和が出来ていないものの,少しずつ慣れてきた。コミュニケ
 ーションをとることが上手い子と、下手な子がおり、意思疎通のすれ違いも起きている。見守ってい
 きたい。まだ、被害は聞こえてこないが、今後、SNS の使い方が心配される。モラルを教えていきた
 い。
 
 
 【2年生】
      クラス替えにより、周りを窺いながらスタートしている。少しずつ活発になっている。総合的な
 探究の時間のゼミ活動で外部の方とかかわる活動もあり、少し大人になる感覚を得ながら生き生き
 と活動している。1年次はコロナ感染症の関係で制約された1年であったが、2年生ではいろいろ
 な活動を見守っていきたい。トラブルに関してはアンテナを高くしたい。
 
 
 【3年生】
      大人しい生徒が多い。コミュニケーションが上手でない子もいたが、だんだん慣れてきた。2年
 生で SNS のトラブルもあった。人間関係で悩みを抱えている生徒は多かった。生徒が言いやすい体
 制は作っている。今後は、自分のことをしっかりやっていけるよう見守っていきたい。
 4     いじめ防止基本方針
      昨年度からの変更点は特になし。本日第三者委員の方々にも了承して頂き、今年度本校の「いじ
 め防止基本方針」として HP にも掲載する。
 
 
 5     いじめ迷惑調査
   第 1 回を 6 月に実施予定。
 
 
 6     質疑応答、指導・助言
 【木下弁護士】
   ・生徒達の人間関係の悩みに対して様々な場面で対応・配慮をしてもらえていることは安心。
   ・小中学生から SNS の問題が多い。保護者としてもどう指導して良いか分からない。
   ・高校で情報モラル指導していただいて有難いと思っている。
 
 
 【堀部SC】
  ・SNS の関係とリアルな関係には二面性がある。表には出てこない。出てくるのはこじれた場合で
       ある。
  ・SNS は、当事者以外にも見ている可能性がある。周りがそれを気付いて知らせてくれると有難
       い。周りからの情報提供が非常に重要である。
 
 
 【曽我地域代表】
   ・いじめはあって当たり前だと思っている。受け止めながら、対応することが大切。
  ・校則だからダメではなく、一旦受け止めてやるべきである。助けを求めてくる場合、受け止める
       だけの寛容性があることがいじめを広げないことにつながる。
   ・真剣に対応してくださっており、有難い。
 
 
 【前堀保護者代表】
  ・娘が入学前に受験に合格した人のグループを作っていた。入学後はすぐにクラスのグループラ
       インを作っている。仲間外れの子を除いたグループラインを作っている。
  ・やっていることが幼い。
  ・保護者からも情報提供してもいいものかと思っている。
  ・SC さんがいることも知らなかった。2年生になってちょっと鬱っぽくなっている。見守ってい
       きたい。
 
 
 【生徒指導部長】
   教員研修を行っている。「誰にも言わないで。大したことじゃない。」と生徒が言っても了承を得
 た上で、教員一人で抱えることなく、組織で対応している。スピード感が大切。常に最悪を想定して
 組織で対応することを職員に徹底していきたい。
   SNS については利用するかしないかは個人の判断であり、基本的には自己責任となる。またトラ
 ブルになることがとても多い。それを覚悟し、正しく利用するようにと指導している。そのように
 指導しながらも、大きなトラブルになる前に大人に相談しなさいとも伝えている。また、相手に対
 して面と向かって言えないことは SNS に書込んではダメだと伝えている。安心して学校へ来られ
 ることを一番に考えている。今後もよろしくお願いしたい。
 
 
 7   閉会あいさつ
   増田   智至   校長3
      本日はご意見をいただいてありがとうございます。SNS は、簡単に使えて、生徒の方が上手く使
  いこなしている。我々だけでは対応できないこともある。何かあれば知らせていただいて、対応し
  ていきたい。今後も啓発をしながら対応していきたい。
      本日はありがとうございました。