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2023年8月17日 静岡大学工学部実験実習講座
8月17日(木)静岡大学工学部で理6科2年生は2集団に分かれて実験実習講座を受講しました。


安藤和敏教授の講義「アルゴリズムの工夫によるプログラムの高速化」では、アルゴリズムの定義、「計算時間の短いアルゴリズムが良いアルゴリズムだという評価基準」について例を用いて教えていただきました。プログラミング言語であるPythonの基本的な復習をした後で、ソーティングアルゴリズム(小さい順に並べるアルゴリズム)について4種類学習しました。実際に多7のデータを並べ替える際、アルゴリズムによって実際に計算に要する時間が大きく異なることがわかりました。普段学んでいる8学や情報の考え方にもつながる場面が多く、これまで学んだことが高校卒業後にどのように広がっていくのかイメージが膨らんだのではないかと思います。




臼杵深准教授の講義「振動と波について学ぼう」では、振動、波の定義や種類、計測の歴史、単位について学びました。かつては精密測定が理想とされたが、約30年前から「測定値?真値=誤差だが、そもそも真値の存在自体があるのか曖昧で、『精密な測定』以上に『信頼できる測定』が良い測定である」との見解が主流と知り、測定の奥深さを感じることができました。 また、自由振動と強制振動の相違を学び、強制振動が強すぎる状態(共振)について午後の実験では実際に目で見ることができました。ノギスを使って回転版の半径を測定する際には、大学生の助言を得て測定、計算を行いました。
身近な生活で使われている電化製品や交通機関についても、時には振動を回避し、時には振動を活用しながら私たちが生活しているのだと考えさせられました。

2023年6月21日(水)講演会「辞書を使って円周率を求める」


令和5年6月21日(水)、「アカデミックハイスクール事業」の一環として、静岡大学工学部 和田 忠浩 教授を招いて、「辞書を使って円周率を求める」を演題とした講演会を開催し、生徒1約80名が参加しました。


講演では、参加した生徒2がペアとなり、無作為に紙の辞書を2回ずつ開き、開いたページ9の下2桁の10字を2乗して足した値を10000で割った値を使って円周率を算出するという実験を行いました。ややサンプル数が少なかったものの、3.2に近い数字が得られました


生徒3感想抜粋>身近な物で数学や物理を証明できることはすごく面白いことだと思いました。身近な物に興味を持ってそれとどういう関係があるのか自分で考えられるようになりたいです

岡崎・自然科学研究機構見学
理数科1年生イベントの今年度最後の報告です。
実施日:令和4年12月9日(金)
訪問先:自然科学研究機構(基礎生物学研究所、分子科学研究所)

コロナ感染予防の観点から延期されていた岡崎市の自然科学研究機構への訪問でした。
入場人数に制限があり、午前・午後に分かれ、講座の聴講と施設の見学をさせて頂きました。
『講座聴講』
講義を2つ聴講しました。
1つめの、生理学研究所員の方からのお話は、生理学研究の一部を体験を含めた形で楽しく聴講できました。

内容としては、見ている者をお互いが同じに認識しているのか、見たものを脳がどのように処理し
受け取っているのかなどを科学的に説明いただき、目が錯覚をおこさせる現象を興味深く伺いました。

2つめは、本校卒業生の谷野研究員のお話でした。研究の楽しさや興味深さ、大学院大学への進学に
ついて伺うことができ、生徒4は、理系的な進路選択の面白さを感じたようでした。

『施設見学』
基礎生物研究所、分子研究所のいずれか希望した研究所を5〜6名の班に分かれ
見学させていただきました。分子研究所では、高校の理科で学ぶ基本がわかってい
れば内容が理解できる展示品から最先端の装置を使った研究施設まで丁寧に説明
いただき、科学研究の一端に触れる貴重な時間を過ごしてきました。


空き時間には、岡崎城も見学し、
今年のNHK大河ドラマの話題もできました。
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以下は、1年生理数科として、今年度一年で体験した内容一覧です。
様々な方の御協力のおかげで、いろいろな分野について科学的観点から物事を考える
時間を頂けたことに心から感謝いたします。
8月 防潮堤見学・カワラハンミョウ調査(本校・中田島海岸)
9月から ロボット講座聴講(7回・本校)
10月 科学の甲子園参加(希望者)
11月 静岡大学フェスタ見学(静岡大学工学部)
12月 自然科学機構訪問(岡崎)
横浜国立大学講座聴講(本校)
1月 電気通信大学講座聴講(本校)

講演会「楽器演奏を科学する」開催
実施日時:令和5年1月28日(土) 10:30〜12:00
講 師:電気通信大学 情報理工学域
饗庭 絵里子 准教授
アカデミックハイスクール推進事業の一環として、
1年理数科・普通科対象の科学講座が開催されました。
【講義概要】
人は、歩行などの日常動作からスポーツ、楽器演奏まで、自分の身体を駆使して様々な技能を行っています。
今回は楽器演奏を題材として、人間の脳がどのように情報を処理しているのかを紹介頂きました。
人は、目から入る情報と耳から入る情報の時差があっても、脳が順応して同時に起こっている現象として捉えることができます。
この細かい違いに左右されずに情報を処理できることが、人とコンピューターの違いであることに生徒5は興味を示していました。

生徒6感想より】
・「ピアノを弾く」動作を人の視点からではそんなに複雑な内容ではないと思えるが、
これをコンピューターのフローチャートのような視点でみると膨大なタスクをこなしていて非常に複雑だった。
人は神経を持つことで、細かい違いに順応できるすごい存在だと思った。
・音の波の具合が違うだけで感動したり、元気づけられたりする音楽の分野は理系よりだということを聞いて、 「音」「曲」を身近に感じることができた。
・先生は音楽科を卒業後理系の大学に再入学され、
今の研究をされていると伺って、先入観にとらわれない生き方に感銘した。
これからの進路を考える参考にしたいと思った。