令和2年度高校生の夢実現応援事業について（ご報告）
 
 
   令和2年度「高校生の夢実現応援事業」とし
 て、3月18日（木）に株式会社植松電機 代
 表取締役 社長 植松 努     氏をお招きし、
 「思うは招く 夢があればなんでもできる
 」という演題でご講演いただきました。
   植松電機はリサイクル用マグネットを制作す
 る20人ほどの町工場でありながら、2004
 年から北海道大学と共同で安全性の高い民間ロケット開発に着手されており、その活躍か
 ら植松氏は2005年に青年版国民栄誉賞「人間力大賞グランプリ」を受賞、2009年
 には JAXA（宇宙航空研究開発機構）と共同でのロケット打ち上げ実験も実施するなど、
 ロケット産業全体へ貢献しておられます。また、全国各地での講演、モデルロケット教室
 等の活動も行い、その活動を通して人の可能性を奪う「どうせ無理」という言葉をなく
 し、夢を諦めないことの大切さを伝えておられます。
   今回のご講演でも、植松氏の「人の可能性が奪われない社会を作りたい」という、熱い
 思いや優しさが一言一言から伝わってきました。生徒¹たちも真剣に聞き入っており、中に
 は細かくメモをとる姿も見受けられました。自分の可能性に自信を持ち、失敗を恐れずに
 夢に向かう勇気をたくさんいただいた、素晴らしいご講演でした。講演後の質問も、時間
 内では収まりきらないほど多くの手が挙がり、生徒²からの1つ1つの質問に対して大変丁
 寧に、応援の言葉を添えながらお答えいただいたのが印象的でした。
 
 
   名古屋市教育委員会「高校生の夢実現応援事業」は、多数¹の皆様方の御寄附により実施
 しております。御寄附を頂きました皆様方に心よりお礼申し上げます。
   次年度も本校の教育振興のための寄附募集を進めてまいりたいと考えておりますので、
 引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。