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取得日:2023年03月22日[更新]

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                               東海中学校 入学案内 Q&A
                                                                                              2022 年度
                                                                                             東海中学校
 
 受験・入学に関するご質問
 
 Q1 志願者へ希望することを教えてください。
 勉強だけでなく、部活動や自主活動など、自分のやりたいことをとことん突き詰められる方に志願・入学
 してもらいたいと思っています。
 
 
 Q2 入学試験の科目とその時間、配点などを教えてください。
 入試科目は、国語・算数・理科・社会の4教科です。 試験時間は、国語・算数が 60 分、理科・社会は 50
 分です。 配点はそれぞれ 100 点で、合計 400 点満点になります。
 
 
 Q3 漢字指定でない問題をひらがなで答えた場合、正解になりますか。また、漢字書き取り問題の採点基
 準を教えてください。
 本校 HP の「各教科の出題方針と留意点について」
                                             (※下方掲載)をご確認願います。
 
 
 Q4 時事問題は出題されますか。
 本校 HP の「各教科の出題方針と留意点について」
                                             (※下方掲載)をご確認願います。
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 東海中学校「各教科の出題方針と留意点について」
 ●国語
 情報伝達の媒体や手段が発達し、情報過多の感すらある現代日本ですが、人間同士が心と心を触れ合い、生
 きた言葉で自分の考えを伝え合うことはむしろ困難になってきているかのようです。そうした状況の中で、
 本校としては次のようなことを大切にしています。受験生の皆さんにも普段から心掛けてほしいと思いま
 す。
 ・日本語を正しく理解し、また表現できること。
 ・言葉や態度から相手の心情を読みとれること。また、自分の素直な感情を言語化できること。
 ・社会的なことに興味関心を持ち、よく考え、自分の意見を持てること。さらに表現できること。
 ・多くの情報を決められた時間に正確に理解できること。さらに表現できること。
 そこで、入学試験では次のような問題を出すよう努めています。
 ・文学的な文章…登場人物の心情や情景描写を適切に読みとる問題
 ・説明的な文章…説明している内容を正確に読みとる問題
 また、自分の考えを交えて答える長めの記述問題や、語い力を問う問題も出すことがあります。使用する文
 章は教科書より難しいと思いますが、漢字などは小学校の教育漢字の範囲から出題しています。漢字は正し
 くていねいに書くようにしてください。なお、問題文の量が多いので速く正確に読む力が必要です。日頃か
 ら読書をし、難しい言葉に出会ったら辞書を使って正しい意味を理解するようにしてほしいと思います。こ
 れらは国語の学習の基本です。
 さて、採点基準に関してご質問をいただくことがありますので、以下のことを記しておきます。記述解答に
 ついては、内容や字数などに採点基準を定め、部分点を与える場合があります。問題によって決めています
 ので、必ず部分点があるとは限りません。文末表現についても採点の対象にしています。
 
                                                    1
 ●算数
 奇をてらった問題、特別な知識を必要とする問題は出題しません。しかし、表面的にはありきたりに見える
 が、問題をよく読むと解き方に工夫を要する問題を多く出題しています。
 その理由は、算数の力とは、数・図形に関する基礎的な知識を習得した上で、その知識を活用する力だと考
 えているからです。いくつかの条件から問題を解く条件を見つけ出す力、複数の条件を組み合わせて問題を
 解く力、さらに条件を探し出す力が問われます。上のような算数の力をつけるために、普段学ぶときに心が
 けてほしいことをいくつかあげます。
 ・標準的な問題を数多く解き、基本的な力をつけること。
 ・文章題を解くときは、単に答を書くだけでなく途中の計算を書き残すなど、解き方の筋道が辿れるように
 解答を書く習慣をつけること。
 ・別の解き方を考えてみること。
 ・面白そうな問題については、自分なりに条件を変えて解いてみること。
 ●理科
 理科では、基礎的な知識をもとに、自然界の様々な事象を論理的に観察し考察できる力を問う問題を出題し
 ます。学校で学んだことはもちろん、身の回りに起こることや新聞・テレビ等から伝えられる話題などにつ
 いて広く観察し、なぜそうなるのかを常に考える努力をしてください。原理や法則は、結果だけではなくそ
 れが導かれる過程も理解してください。 また、自分の考えを論理的に表現する力も重要と考えます。最も適
 切な言葉を選び、過不足なく表現できる力を養ってください。図やグラフを使って皆さんの考えを表現して
 もらう出題もあります。
 ・物理・化学・生物・地学の各分野から出題します。まんべんなく基礎知識を習得してください。
 ・問題の大半は、教科書から出題されます。教科書に書かれた事柄について、覚えるだけでなくなぜそうな
 るのかを理解してください。
 ・実験や観察は、結果だけでなくその手順も重要です。なぜそうするのかも理解してください。
 ・表やグラフで与えられる情報を正しく分析し、本質をつかみ取る力が重要です。
 ●社会
 受験知識のみならず、社会全般に興味関心を持ってください。そのためには、新聞や本を読む習慣をつけて
 ほしいと思います。暗記だけではなく、教科書を読む際に、地図帳・資料などを参考にして、理解を深めて
 ください。漢字で書くべき人名・地名などは漢字で書くようにしてください。
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 Q5 調査書は、どの程度合否に影響しますか?
 種々の観点から合否の参考といたします。
 
 
 Q6 面接は行われますか?
 面接は、実施しておりません。
 
 
 Q7 体が少し不自由ですが、受験に不利となることがありますか? 国籍、職業についてはどうですか?
 全く問題はありません。補助が必要な場合は事前に連絡してください。また外国籍の受験生が不利にな
 ることもありません。保護者の職業によって不利になることもありません。
 
 
 Q8 入学試験当日、体調をくずした場合はどうなりますか?
 体調が悪い、骨折している、などやむを得ない理由で他の受験生と同じ行動がとれないときは、保健室で
 受験していただきます。
 
 
 
                                                              2
 Q9 入学試験当日、駐車場はありますか?
 校内および学校周辺に駐車場はありません。また、学校周辺の道路は全面駐車禁止となっています。必ず
 公共交通機関をご利用ください。
 
 
 Q10 追加合格はありますか?
 入学辞退者が出て欠員が生じたとき、追加合格を行います。追加合格者が全くない年度もあれば、若干名
 のときもあり、年度によって人数も異なります。詳細は入試当日、保護者の方々へご説明いたします。
 
 
 教育・生活に関するご質問
 
 Q11 学校での日課はどのようになっていますか?
 朝   礼     8時20分
 第1時限    8時40分    9時30分
 第2時限    9時40分10時30分
 第3時限 10時40分11時30分
 第4時限 11時40分12時30分
 昼休み     12時30分13時10分
 第5時限 13時10分14時00分
 第6時限 14時10分15時00分
 この後、15時からの終礼・清掃に続いて、クラブ活動があります。
 
 
 Q12 校内に売店はありますか? あればどんなものを売っていますか?
 制服、制帽、制靴を扱う店のほか、運動具店、書店、文具店があり、学校生活で必要なものは、ほとんど
 揃っております。
 
 
 Q13 中学では毎日弁当が必要ですか?
 毎日弁当を持参する必要がありますが、パンやおにぎりの注文販売も利用できます。校内に食堂はあり
 ますが、原則として高校生しか利用できません。
                                           (特別の理由があれば、食堂利用許可証を発行します。)
 
 
 Q14 携帯電話を学校に持って行ってもよいのでしょうか?
 中学校では特別な理由がある場合を除き、学校に持って来ることを禁止しています。
                                                                           (高校では持参可能
 です。
     )
 
 
 Q15 クラブ活動への参加率はどのくらいでしょうか?
 中学1年生・2年生は、全員がいずれかのクラブに加入しています。中学3年生は任意加入ですが、8割
 近い生徒がクラブに加入しています。高校生1・2年生も6割以上の生徒たちが熱心に活動しています。
 
 
 Q16 入学後に転勤のため転出し、その後再びこの地域に戻った場合に復学できますか?
 本校に入学後、保護者の方の転勤等で転出し、1年以内に再びこの地域に戻って本校への復学を希望す
 る場合は、これを認めています。その際、
                                     (転入後の指導のための学力テストを実施します)。1年を超え
 た場合において復学を希望する場合は、条件を満たしているかどうかを確認した上で編入試験を実施し
 て判定します。元の学年に復帰できるか、又は学年を遅らせて転入するかどうかについては、保護者の方
 との話し合いのうえ決定します。これは国内、国外を問いません。
 
 
 
 
                                                3
 Q17 中学卒業時に他の高校を受験した場合、東海高校に進学できますか?
 中学卒業時に他の高校を受験した場合、原則として東海高校への進学を許可していません。東海中学入
 学者は、東海中学から東海高校へ内部進学して卒業することで、教育の目標が達成されると考えていま
 す。
 
 
 Q18 どのくらいの費用がかかりますか?
 令和 5 年度1年生予定
 ・入学金 200,000 円
 ・入学式までに必要なものとその費用
 約 80,000 円(制服、制帽、制靴、鞄、体操服、教材など)
 ・4月以降必要金額
 ア.入学時のみ必要なもの
 PTA入会金    1,000 円
 校友会入会金    500 円
 イ.1ヵ月あたりの学費
 授業料 39,000 円
 PTA会費      1,500 円
 校友会費        300 円
 ウ.積立金
 約 8,000 円
 ※積立金とは、水練会・遠足・祖山参拝・修学旅行等の行事費や各教科の教材費等に充当するものです。
 学年・時期により積立額に差がありますが、上記の金額は中学3年間の平均月額です。
 
 
 Q19 カリキュラムについて、公立との相違点はありますか?
 本校のカリキュラムの大きな特徴は中学・高校が一貫していることです。国語、数学、社会、理科…とい
 った授業でなく、中学1年から国語なら国正・国副、数学なら代数・幾何という授業名で進めていきます。
 もちろん体育、美術、音楽、技術、家庭科の授業も行なっており、考査の科目や期間はそれぞれ 10 数科
 目 4 日5日間となります。また、英語や数学、国語などでは中学 3 年の段階で高校の範囲に入り、教
 科の多くが高校2年までに教科書を修了します。さらに独自のテキスト・問題集を多用しており、これら
 全てが優秀な進学実績につながっています。
 
 
 Q20 入学後、ついていけるか心配です。家庭教師や塾は必要でしょうか。また授業についていくことが
 困難になった場合は、補習などをしてもらえるのでしょうか?
 合格されたお子様は一定の基準を超えているので能力的に全く心配はありません。本校では基礎から応
 用へと丁寧に授業を展開しますので、授業をしっかり聞いて規則正しく予習復習すれば、塾に通ったり
 家庭教師をつけたりする必要はありません。補習については、必要に応じて学年や各教科の担当教員が
 随時実施しています。基礎が不十分だと思われる生徒を指名する場合や自由参加の場合など、すべて学
 年、教科、担当教員が随時実施しており、さらに夏休みと冬休みには基礎学力補充や興味関心を引き出す
 ための講習も開催しています。
 
 
 Q21 入学前に、英語はどの程度までできるようにしておけばよいですか?
 特別に準備していただく必要はありません。入学後は、全員等しく中学英語の基礎段階から始めますの
 で、ご心配にはおよびません。また、中 1 生徒には英検 4 級取得を推奨しています。
 
 
 
 
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 Q22 クラブ活動と勉強は両立できるのでしょうか?
 中学1・2年では必ず運動部か学芸部のどちらかに入り、クラブ活動をしていただきます。本校では全て
 のクラブ活動において勉学との両立を念頭に指導しています。クラブ活動をやめたことが成績上昇につ
 ながることはまず無く、実際多くの生徒がクラブ活動を熱心に行いながら目標とする大学へ合格してい
 ます。両立は生徒本人の意欲や時間の使い方、頭の切り替え方に左右されますが、クラブ活動をしっかり
 行なうことで同級生だけでなく先輩・後輩とのより良き関係や礼儀を身につけ、体力や気力を養うこと
 ができるので、本校生徒全員にぜひ両立させて欲しいと考えています。
 
 
 Q23 土曜日はお休みですか?
 原則として土曜日は休業ですが、学校行事として「新入生オリエンテーション」
                                                                       「球技大会または芸術鑑
 賞」
   「記念祭(文化祭)」
                     「古都散策」を行なっています。また、クラブによっては、練習や試合が行われ
 ることもあります。
 
 
 Q24 公立中学にはスクールカウンセラーが配置されているようですが、東海中学ではどうですか?
 中学・高校にそれぞれ相談室を設けて、生徒や保護者の悩みや相談に応じています。電話による相談も可
 能です。スクールカウンセラーによる相談日も毎週あります。
 
 
 Q25 クラス編成では、特進クラスや習熟度別クラス編成を行なっているのでしょうか?
 中学から高校1年生までは、学力が均一になるようなクラス編成を行なっています。高校2年生から理
 系・文系に分け、さらに学力に合ったクラス編成をしており、英語においてはグレード別(習熟度別)指
 導も行なっています。
 
 
 Q26 奨学1金制度はありますか?
 中学・高校ともに本校独自の規定があり、入学後に経済的な理由で引き続き就学が困難な状況になった
 場合は学費を減免する制度があります。また高校では、日本学生支援機構(旧日本育英会)
                                                                                 、愛知県私学、
 名古屋市等の公的奨学2金制度があり、希望者には資格審査を行なった上で受け付けています。さらに学
 業成績が特に優秀な生徒には、本校独自の奨学3金制度があります。
 
 
 Q27 東海中学の生徒は医学部進学者が多いと聞きますが、本当ですか?
 確かに他校に比べるとかなり多いのは事実です。東海高校の国公立大学医学部医学科合格者数(大学校
 含まない)は、2022 年度が 123 名です。しかし、全体から見れば医学部医学科への進学者は、国公立私
 立を合わせて 23 割程度で、決して大多数ではありません。東海生は、さまざまな分野に進学していま
 す。
 
 
                                                                                          以上
 
 
 
 
                                               5