令和 3 年 5 月   緑丘高等学校
 
 
                 スクールカウンセラーからのおたより
 
 
   連休が終わりました。コロナがなかなか収まらず、部活¹やお出かけもままならな
 かったかもしれません。まだ先の読めない今年ですが、あなたの心は、あなた自身
 の目標に向かってパリッとしていますか？
   新学期「よし、やるぞ！」とやる気満々だったのに、そんな気持ちいつの間に
 かどこかに消えていませんか？課題が残ったりしていませんか？実は「やる気」っ
 て誰だって長続きしないのが普通なのです。でも1度あの充実感を経験してしまう
 と、いつもそうでなければならない、やる気がないからできないんだと思ってしま
 いがちです。でもいつもイキイキしている人は、必要な時に押せる「やる気スイッ
 チ」を持っているようなので、元気の出ない人、ちょっとマネして
 みませんか？
 
 
 ＜やる気スイッチを押すコツ＞
   「やる気」は出るのを待っていても出ません。
     やる気の素は、自律神経に関わる物質なので、意志の力だけでは押せませんが
   外からのちょっとした身体の動きを足すとスイッチは押せます！
   1やろうとしていることの本当の目的を改めて自覚し、行動の順番付けをする。
   「何のためにする？」「何から始める？」・・・書いて張り出すのがオススメ
    「絶対できない」と思わない。思ったら本当にできなくなるから不思議です
   2環境を自分の目的に合うよう動かす。（掃除する、家具を動かす        など）
   3心と体のリズムを整え、バランスよく動く、休む。
     起きる時刻、朝の行動の順番を決める。ほどよく食べ、太陽の光を浴びて身体
   を動かす。いつものセロトニン行動ですね。
   4気になっている悩みや問題を信頼できる人に相談して、解決できる事と考える
   事を仕分けする。解決できる事は実際に行動し、考える事はゆっくり時間をかける。
 
 
 これが、意識してスイッチを押すコツ。相談相手にカウンセラーも加えて、一緒に
 作戦会議をしてみませんか？
 スクールカウンセラー面談の申込みは、相談担当の先生や養護の先生方にたずねてくだ
 さい。
 
 
 
 
                                                      スクールカウンセラーより