天白高校
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取得日:2023年12月23日
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令和4年度学校評価 評価結果
1.探究する力を向上させるために
1主体的に学ぶ態度を確立し、様々な知識を活かしながら、物事の真理を探究する姿勢を養う。
2ICTを積極的・合理的に活用し、様々な観点に立って、物事の真理を探究する姿勢を養う。
2.共感する力を向上させるために
1共に学び、ともに考えることにより、互いの考えを認め合い発展させる、豊かな人間性を養う。
2ともに活動し、ともに体験することにより、互いのおころを思いやり共感する、豊かな人間性を養う。
本年度の 3.自立する力を向上させるために
重点目標 1生徒会活動やHR活動などを通して、自らの役割を理解し責任をもって行動する態度を養う。
2学校
行事
1
や部活動などを通して、自らの意志で積極的に周囲に貢献しようとする態度を養う。
4.突破する力を向上させるために
1自らの目標達成のため突破すべき課題を設定し、解決に向けて粘り強く努力する姿勢を養う。
2SDGsなどの取り組みで追究すべき課題を発見し、解決に向けて主体的に学ぶ姿勢を養う。
5.業務の見直しや効率化を進めるなどの業務改善に取り組み、教職員の健康維持に配慮して在校時間の適正化を図り、多忙化の解消に努める。
分掌による取り組み
項目 分野 取り組み内容 具体的方策 評価結果と課題 担当
1 主体的に学ぶ態 1観点別評価の「学びに向かう姿勢」の評価内容を教科主任者会など 観点別評価に基づく評定、また、総合的な探究の時間や各教科・科目での「探究活 教務部
度を確立し、様々 を通して共有することで、教科と連携しながら主体的に学ぶ姿勢の育成 動」が、本格実施された。今年度の反省に基づき、生徒自身が評価を納得し、その振
な知識を活かしな を図る。 り返りを次の学びに向かう姿勢につなげられる働きかけをすすめたい。総合的な探究
探究する力 がら、物事の真理 2知識の定着を図るためのツールとしてスタディサプリ等の活用を教科 の時間では、1年の新聞切り抜き作品で優秀賞を受賞するなど、探究活動の定着が
2 の向上 を探究する姿勢 担、生徒に働きかける。 みられる。また、今年度後半では愛知大学との連携や2年の起業家教育など新しい取
を養う。 3総合的な探究の時間の探究活動と教科学習の横断的な学びに取り 組も始めることができた。3年は各自がSDGs解決などの課題に取り組み、総合型選抜
組む。 などに役立てている。
1 「主体的なICT教 授業等における生徒の主体的な活動を支えるために情報機器の活用 年度当初の新入生へのタブレット配付、在校生のID更新をはじめ、年間を通じて故 情報図書部
育のあり方」 方法を検討する。 障対応等にも迅速に対応するなど、物理的にICT活用の機会が失われないよう配慮し
た。しかし故障・不具合時に代替機が必ずあるわけではなく、担当者自身も授業を抱
3 ICT活用 える中で対応する時間も限られている。タブレット使用をメインとした授業を行うには、
物品や体制面など現場の力だけではどうにもならない課題が山積している。
1 本校生徒に応じ 1生徒向け「進路通信」を必要に応じて、保護者向け「進路だより」を保 アンケートから生徒の9割以上が「進路通信」を読み、そこから進路に関する情報を得 進路指導部
た進路情報の発 護者会などの機会に発行し、進路指導に関する情報を発信する。 ていることが分かった。また、通信を読んで進路やキャリア体験について進路室に来
探究する力 信 2生徒にGoogle Formを用いてアンケートを実施。利用状況を確認す 室する生徒もいる。今後は生徒が読みやすくなるよう見出しを工夫したり、保護者も読
4 の向上 る。 んで参考になるような記事を掲載したりするなど誌面作りを考える必要がある。
3 ICTを活用して主 1文化祭のクラス発表の立案・運営に際し、各自に役割・責任を持た 文化祭では、コロナ禍の現状が続くことを想定しながら、実施する方策を生徒に考えさ 特別活動部
体的に考え行動 せ、協力する場面を設定する。 せる。また体育祭においては、外部施設での実施で生徒主体での運営が継続してい
する生徒の育成 2新たな外部施設で実施する体育祭で、生徒が運営に主体的に関わ くようにする。生徒会執行部に関しては、積極的に立候補する生徒が増えてきている
自立する力 る態度を養う。 ので、来年度はさらに様々な活動により自主的に取り組ませ、自ら考え行動する生徒
7 の向上 3様々な状況に応じて、ICTを活用して活動運営を円滑にする。 を育成していく。
4生徒会活動や
行事
2
を通して、広く学校外への関心を持たせる。
3 委員会・係活動に 1現行の委員会・係活動の役割・内容明示 生徒の委員会・係活動への取組自体は、まじめに取り組んでくれている。しかし、主体 保健部
おける主体的な 2計画・役割分担 的な取組となると、もう少し踏み込んだ運営(教員)側のアプローチが必要となってくる。
取組を促すため 3現行活動の充実を図るための提案 運営(教員)側のより細かな準備・計画と、生徒との綿密なコミュニケーションをはかるこ
に 4新たな活動の提案、および実行計画 とにより、主体的な委員会・係活動をさらに充実させ、主体的な校内衛生美化活動に
自立する力
8 の向上
発展させていきたい。
3 生徒が主体的に 1総務係を中心に本校生徒が中学生に学校の魅力を伝える場を提供 本年度リニューアルした学校説明会は、天白高校の日ごろの様子やよい雰囲気が伝 総務部
参加する学校説 する。 わると中学生に大好評であった。中学生にプレゼンした本校生徒は貴重な経験がで
明会の実施 2企画の段階から生徒を積極的に参加させる。 き、責任をもってやり遂げたという充実感があった。今後は、中学生が天白高校に憧
自立する力 れを抱くような学校説明会になるように質を高めていきたい。
1 の向上
3 交通安全意識の 1全職員に共通理解を得るとともに、警察などとの連携を図る。 交通安全キャンペーンなど地域・警察との連携を展開できた。「生徒指導部だより」や 生徒指導部
向上と遅刻の減 2生活交通委員会の交通安全啓発活動を促進する。 HR掲示を活用し、交通安全の大切さを生徒に周知した。しかし、生徒の交通マナー
少 3職員会や集会などを通じて交通安全に関する情報提供を行う。 には問題が多く、登下校時における自転車事故も多い。更なる取組が必要である。生
自立する力 徒の生命を守るために自転車乗車時のヘルメット着用を呼びかけていきたい。
5 の向上
3 支援が必要な生 1担任による面談やアンケート等から心理的な負担を抱える生徒を早 日ごろから生徒についての情報交換及び共有を綿密に行い、関係職員と連携するこ 生徒相談部
徒の早期発見・早 期に把握し、自身の自立に向けてチームで支援できるよう努める。 とで、支援を必要としている生徒を早期に発見し、速やかに対応するように努めた。ま
期対応、及びそ 2「相談室だより」の定期的発行や掲示物等を通して、メンタルヘルスケ た、SC(スクールカウンセラー)による専門的な指導や助言を受けたことで、生徒の状況
自立する力 れにつなぐチーム アの啓発に努める。 が好転したり、日常の生徒対応に生かしたりすることができた。来年度はさらに手厚い
4 の向上 支援の構築 3不適応状態になった生徒、保護者に適切な援助を行い、必要に応じ 支援を行うとともに、生徒が自立する力をつけていけるように努めたい。
てSCやSSWにつなげ、関係職員の連携を図るように努める。
4 いじめの早期発 1いじめの情報収集、事案対処に係る「いじめ対策委員会」の役割を具 「いじめのサイン発見シート」を配付し、いじめ防止の啓発や「こころのアンケート」を定 いじめ対策
見と、適切な事案 体化し、教職員間で共有するとともに、「いじめのサイン発見シート」を 期的に実施することによって、悩みを持つ生徒の早期発見・情報共有・早期対応に繋 委員会
対処 保護者に配付し、啓発を図る。 げることに努めた。来年度以降もアンケートを活用した情報共有を継続するとともに、
互いの心を思い 2早期発見・事案対処の手順等(マニュアル)を定め、共有することによ いじめの防止や早期発見、「共感する力の向上」に資する啓発活動にさらに取り組ん
共感する力 やり、考えを認め り、「いじめの認知」について教員間の共通理解を深める。 でいきたい。
9 の向上 合う、「共感する 3生徒に対して、定期的に「こころのアンケート」を実施することによっ
力」の啓発 て、いじめを早期に発見し、適切な対処につなげる。また、掲示物等を
通して、「共感する力」の啓発に努める。
5 業務改善と 職員の健康障害 1 年次休暇を年5日以上取得するように促す。 職員の心身の健康を守るうえで、障害の要因となる長時間労働はおおかた防ぐことは 安全衛生委
多忙化解消 防止と労働環境 2 在校時間が80時間を超える職員には面接を促す。 できた。しかし、まだ、大きな負担をかけている職員がいるので改善していきたい。ま 員会
の適正化 3 年間12回(月1回程度)定時退校日を適正に実施する。 た、健康に仕事ができるように労働環境の適正化に今後も取り組む。
10
学年による評価
学習習慣の定着 1計画性を持って、主体的に家庭での活動を選択できるよう、より良い ICTを活用した学習活動や各定期考査での目標設定、振り返りをおこない、PDCAサイクルを意識し
第 と自己管理力の 学習習慣・生活習慣を身につけさせる。 た取り組みをすることができた。今後は生徒個々の学習習慣の定着を目指し、生徒の学習の質を上
1 自立する力 確立 2提出物を期日を守って提出することで、期限を意識して物事をやり遂 げるための情報提供や働きかけを充実させていきたい。
11 学 の向上 げる力を身につけさせる。
年
進路目標の具体 1必要な進路情報を適切な時期に提供し、進路に対する意識を高め、 日頃からの個人面談や総合的な探究の時間を通して、進路研究を行い、その意識の向上を促すこ
第 化 進路目標を具体化させる。 とができ、それに伴う学習習慣の確立に努めることができた。引き続き、個々の意識の向上と、学習
2 探究する力 2進路目標の実現につながるよう、学習習慣を確立させる。 計画の実行をサポートするとともに、学年全体として、よりよい雰囲気を作り、その中で、個々の進路
12 学 の向上 目標を達成できるよう、支援していきたい。
年
進路目標の実現 1進路に関する最新の情報を学年団で共有し、生徒と保護者に適切に 進路に関する最新の情報を細やかに提供することを心掛けた。学習講座、校外模試、スタディサプリ
提供する。 等を個々のニーズに合わせて活用して学習の効果を高めた。自習室を開放し、生徒同士互いに切
第 磋琢磨しながら年間を通して勉強に向かう姿が多く見られた。入試の形態が多様化しており、今後は
3 突破する力 2学習講座、校外模試、スタディサプリなどの学習ツールの積極的な活 より一層生徒一人一人に適したサポートを心掛けていく必要がある。
13 学 の向上 用を促し、見通しを持った学習へと導く。
年 3定期的な個人面談を通して生徒個々の現状や課題を把握し、進路
目標の実現に向けて的確な進路指導を行う。
各分掌・学年がコロナ禍でも創意工夫をして重点目標の達成に意欲的に取り組んだ。保護者へのアンケート結果でも一定の評価を得ている。来年度以降も新たな課題に対応し、さらに活力と
総合評価
魅力のある学校づくりに粘り強く取り組んでいきたい。