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取得日:2024年03月20日[更新]

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2019       イギリス海外研修日記
 
 <3日目>3月12日(火)
   レプトン校の訪問3日間のうちの2日目です。今日は豊田西高校?1古?9名とレプトン校?2古?
 6名、教員4名でダービー市の南部に位置する Twycross Zoo(トウィクロス動物園)に行きます。
 あいにく朝から激しい雨と風ですが、いざ出発。
   この研修をコーディネートしてくださった理科主任のスチュアート先生(博士号ももってみえま
 す)は、生物学がご専門(遺伝学:Okazaki フラグメントなどの研究者)です。Twycross Zoo は、
 規模はそれほど大きくないですが、霊長類の種類が多く、特にイギリス国内で最も多くの種類の類
 人猿(ゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ボノボ)が見られる動物園として知られています。
 10:40 に動物園に到着し、雨風を避けて屋根のあるテナガザルと蝶のブースに行き、その後 11:
 30 から Study Centre で霊長類の進化や動物行動について講義を受けました。講義後、両校のミ
 ックスメンバーで構成されるグループに分かれて課題学習しました。生徒たちに与えられた課題は、
 「類人猿のうちの2つの動物で、1分ごとにどんな行動がよく見られるのか観察して、行動様式を
 チェックシートに記すこと」でした。難しい課題ではありませんが、この活動を実践することで、生
 徒たちは類人猿の種の違いから習性の違いを体験的に理解することができました。昼食を挟んで、
 それぞれのグループが持ち寄った集計データをもとにディスカッションと講義が進められました。
 間違いを怖れずに発言・質問をするレプトン校?3古漫?貶鈇捻儻賣鷲埖?發△蠎遡笋任?覆に??
 ?4古漫ΑΑΑ?箸呂い─△澆鵑平新擷念貔厳軺燭房茲蠢箸瓩燭垢个蕕靴じ?い任靴拭?
   レプトン校に戻ってから、昨日?5己Ć存魁憤篥岨卅抜垢─砲侶覯夢兒,畔?蓮△修譴鬚發箸砲靴?
 ステュアート先生の講義、さらにレプトン校?6古未砲茲訐己żΦ罎糧坼修?△蠅泙靴拭?
   日が暮れてから合同夕食会が開催され、おいしいハンバーガーとデザートのディナーを満喫しま
 した。生徒たちは互いに会話がはずんで、交流が深まるすばらしいパーティーになりました。
   ここで、ステュアート先生が話されたレプトン校に関する興味深い話を紹介します。
 ・土曜日も授業を行っている。
 ・春・夏・冬の長期休暇を合計すると約 20 週間(140 日)の休日がある。
 ・全7制ですが、宿舎が違うと男子はネクタイ、女子はバッチが異なる。
 ・生徒たちは「自分の宿舎が一番優れた宿舎である!」と思っている。
 ・授業について、理科教員は一週間の授業のうち半分は実験。
 ・ステュアート先生は週 20 時間の授業のうち 10 時間は実験を行っている。
 ということでした。
                 「体験させ、活動させながら理科を学ぶべきだ」という信念をもっているとおっ
 しゃっられ、理科教員は皆同程度の割合で実験を取り入れているそうです。教育課程の違いもあっ
 て、このように多くの実験を取り入れた授業が行われている学校は日本には多くないです。教育の
 考え方の根底が「将来にわたる科学的にものを見る目の育成」にあると感じ、私たちが見習うべき
 視点だと思いました。           3日目の写真は次のページからです!
 レプトン校のアーチの門   動物園(テナガザル)
 
 
 
 
 動物園(レクチャー)     動物園(ペンギン)
 
 
 
 
 動物園(ヤギ)           生物実験レクチャー
 
 
 
 
 生物実験結果             合同夕食会