津東高校
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令和2年度 学校マネジメントシート
学校名( 三重県立津東高等学校 )
1 目指す姿
○生徒一人ひとりの良さを伸ばし、教職員一人ひとりの良さが活きている学校。
(1)目指す学校像 ○地域における進学校としての教育・進学ニーズに真正面から応える学校。
○自立・進取の気概を持ち切磋琢磨に努め、不断の進化を続ける学校。
○「向学立志」の校是を理解し、夢や目標をしっかり持ち、その実現に向けて主体的に努力
育みたい
を続ける生徒。
児童生徒像 ○学習や部活動に積極的に取り組み、自分の良さを伸ばそうとしている生徒。
(2) ○連携の意識と向上心を持ち、新しいことにチャレンジすることを忘れず、自分の良
ありたい さを活かして仕事をする教職員。
教職員像 ○授業を大切にし、基本的生活習慣の確立、学力向上と進路希望実現に努め、生徒の良
さを伸ばそうとする教職員。
2 現状認識
<生徒>
できれば国公立大学に進学したいと希望しており、それを実現できるよう、学力
(1)学校の価値を を付けられるわかりやすい授業を望んでいる。
<保護者>
提供する相手
子どもをできれば国公立大学に進学させたいと希望しており、それを実現するた
とそこからの めの授業力・進路指導力を期待している。
要求・期待 <地域・県民>
地域に貢献でき、学力に見合う豊かな人格と心を持つ生徒の育成、地域社会を担
い、社会貢献する生徒の育成を期待している。
連携する相手からの要望・期待 連携する相手への要望・期待
<保護者・PTA> <保護者・PTA>
確かな学力と進路保障、豊かな情緒や 家庭での学習環境整備と学校教育活動
人格形成をして欲しい。 に理解や協力をして欲しい。
<地域> <地域>
地域の活性化に協力し、信頼できる学 学校教育活動に理解や協力をして欲し
(2)連携する相手 校となって欲しい。 い。
<進学先(大学等)> <進学先(大学等)>
と連携するうえ
基礎学力と明確な目的意識、課題解決 生徒の進路希望実現のための情報提供
での要望・期待 のための「思考力・判断力・表現力」を をして欲しい。
育んで欲しい。
<学習塾等学習産業> <学習塾等学習産業>
(中学生対象の学習塾)高校卒業後の (中学生対象の学習塾)中学生保護者
進路状況などの情報提供をして欲し へ本校教育活動の情報提供をして欲し
い。
(高校生対象の学習塾)大学入試に い。
(高校生対象の学習塾)大学入試関
向けた連携をして欲しい。 連の情報提供をして欲しい。
年度当初に立てた取組計画や設定した指標に対して、生徒・教職員ともに一丸と
なって取り組んでおり、一定の成果は上がっている。一方、生徒においては様々
(3)前年度の学校
な場面を通じて自己肯定感の育成を図ることが重要であり、教職員においては余
関係者評価等
裕を持って業務に当たれるよう、ワークライフバランスを考えて取り組んでいた
だきたい。
1
生徒は落ち着いており、学習や部活動に熱心に取り組んでいるが、大人しい生徒が
多く、自主性や積極性にやや欠け、高い目標設定をせず諦めてしまう場合がある。き
教育 め細かくていねいな指導により学習意欲が高まり、国公立大学への進学者も増えて
いる。新学習指導要領や高大接続改革も踏まえ、引き続き、情報収集、教育課程や指
活動 導の改善、主体的・自立的に学習に取り組む指導、生徒個々の状況に応じた指導に努
(4)現状と める必要がある。また、挨拶の励行、人権教育の推進、活躍の場の設定等により、生
課題 徒の自主性や積極性を高める必要がある。
教職員間の情報共有と共通理解の一層の推進により、学校全体で組織的、計画的に
学校 学校運営に取り組むとともに、開かれた学校づくりのため情報発信と関係機関等と
の連携を深める。教育活動の質のさらなる向上のため、より効果的な教育活動、効
運営等 率的な業務を行うとともに、総勤務時間縮減に取り組み、働きやすい職場環境をつ
くる。
3 中長期的な重点目標
○生徒の進路希望実現と「生涯学び続ける学力」をつけるために、生徒の実態を定期的に調査す
教育活動
るとともに、新学習指導要領や高大接続改革等も踏まえ、教育活動の改善に向けた情報収集や研
修会を進めながら、生徒の学力と進路意識の向上、教員の指導力向上に学校全体で取り組む。
○部活動と学習の両立のための時間の使い方など、生徒の基本的生活習慣を確立させる。一人ひ
とりの自尊感情を育成し、自分の良さに気づき、伸ばそうとする指導を重ねるとともに、人の気
持ちを理解し他者と支え合いながら社会を創っていく社会人基礎力を育む。
○学年や分掌間で連携し、明るく相互に認め合い協力し合える組織文化を培うとともに、情報共
学校運営等
有のしくみを作るなど、職員相互の対話と情報共有を促進し、学校全体の組織力を向上させる。
○業務の効率化を図り、総勤務時間の削減に取り組むことで、教職員が元気にいきいきと職務を
遂行できる環境づくりに努める。また部活動については「学校部活動運営方針」に基づき、その周
知徹底と運用に取り組むとともに、働き方改革をさらに推進する。
○学校運営への保護者・地域住民の参画を呼びかける。またホームページによる学校教育活動の
情報提供を充実させるなど、開かれた学校づくりに取り組む。
4 本年度の行動計画と評価
(1)教育活動
教育活動に関する項目は、児童生徒を対象としたものとするのが望ましい。
(例)「教育課程・学習指導」「キャリア教育(進路指導)
」「生徒指導」
「保健管理」など
また、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。
【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。
【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。
【備考欄について】「※」
:定期的に進捗を管理する取組 「◎」 :最重点
項目 取組内容・指標 結 果 備考
進路希望の (1) 希望進路実現に向けた生徒・保護者の進路意識の向上とサ ◎
実現 ポート体制の充実
【活動指標】
・進路ガイダンスや進路講演会の実施
1年生・2年生:年3回以上 1年生3回実施
3年生 :年5回以上 2年生3回実施
3年生6回実施
・共通試験出願と利用の奨励(出願率 90%以上) ・出願率:93.5% ※
(290 名出願)
・生徒一人ひとりとの丁寧な面談時間の実施(年間 3 回以上) ・生徒との面談の実施状
況
2
1学年:2回
2学年:2回
※必要に応じて実施して
いる。
3学年:オンラインを含め
3回以上実施済み
・保護者を対象とした進路懇談会の実施(年1回) ・保護者対象進路懇談会:
1学年: 6/28 実施
11/ 8 実施
2学年:11/ 8 実施
3学年: 6/21 実施
・模試の受験に向けた計画的な準備と振り返りの実施
・生徒の心に寄り添った相談体制によって自己肯定感を育み
高める
・各種奨学金の紹介と手続きのサポート ・各種奨学金制度の周知
【評価指標】 に努めている。
・学生支援機構の申し込
みには、休校中であった
が、3年生全員を対象とし
て郵送にて対応した。
・継続的な指導も欠かさ
ず実施できている。
・国公立大の合格者 80 名(現役・卒業生)
(2) キャリア教育の充実
【活動指標】
・体系的なキャリア教育確立に向けた「総合的な探究の時間」 ・1学年:
の見直し 県の部局と連携したキャ
リア教育の実施:計9回
(10 月に県庁の方から県
内の現状について説明を
受け、それを踏まえて改善
策を考え、2月に発表会を
実施した。
)
・夏休みに、三重大学につ
いて調べるレポート、先生
が紹介した本の感想レポ
ートを提出させた。
2学年:
11 月より実施:計9回
・
小論文
1
や各専門分野、職業案内等キャリア関係図書の充実 ・いろいろな本を揃えた
いが、予算が厳しくなかな
か思うようにはいかない。
3
学習環境の (1) 「生涯学び続ける学力」の醸成 ◎
整備 ・授業の改善や教科指導力の向上に向けた研鑽の奨励 ・1学期にカリキュラム
・コース別に単位制に関わる授業のあり方について再考し、講 委員会、拡大カリキュラム
座を見直す 委員会をそれぞれ1回ず
つ開き、各教科に新教育課
程の原案を提示し,意見を
集約した。
・授業時間の確保
【活動指標】
・オンライン授業の実施 ・5月に実施したオンラ
イン授業の時間割や、分散
登校の時間割を、学年・教
科と連携して作成した。
・各種行事の見直し ・1学期:
体育祭、クラスマッチ
2学期:
文化祭、修学旅行の日程
変更
・夏季休業期間の見直し ・夏休みを短縮
【評価指標】
・令和元年度と同数の授業時間数 ・令和2年度:
令和元年度:
・授業規律の確保 ・スマホ・携帯電話使用マ
ナー違反総数 昨年度比
20 件減
・遅刻総数 昨年度比 66
回減
・特定の生徒の遅刻が多
い。生活指導部、学年、厚
生部、教育相談係等の関係
する分掌と密に連携しな
がら注意深く指導してい
く必要がある。
・自主学習の計画指導と取り組み内容の確認
【評価指標】
・授業アンケートの満足度 80%以上 ・生徒全体:80.0 ※
保護者全体:79.2%
・学習時間の確認 ・学習持間の確認
1学年:(平日)2時間、
(休日)3時間 1学年:平日・休日ともに
平均 2.3 時間
2学年:(平日)2時間、
(休日)4時間 2学年:平日・休日ともに
平均2時間程度
4
3学年:(平日)4時間以上、(休日)10 時間以上 3学年:(平日)3時間/
(休日)4時間
(2) 新学習指導要領や高大接続改革等を踏まえた教育活動の
改善
【活動指標】
・新学習指導要領に対応した教育課程の検討と確定 ・系列科目選択の仮登録
後、登録人数に合わせて来
年度の講座編成原案を職
員会議で提示した。
・S クラスの3クラス 120 人体制の継続に伴う、講座編成、習
熟度別授業のあり方について検討と改善
【評価指標】
・令和4年度入学生教育課程の年内確定 ・R3.1.13 確定
(3) 生徒の学習環境の整備・改善
【活動指標】
・生徒が使用する机・椅子・教室のカーテン等学習環境の整備 ・年度当初に調査を実施
し、机・椅子の入れ替えを
行った。(その後は、要請
があればその都度実施し
ている。
)
・感染予防対策の徹底 ・図書室の閲覧室および
貸出カウンター、教育相談
カウンター、保健室の相談
テーブルなどにシールド
を設置
・各教室の入口に手指消
毒液を設置。
・各階段の1階とおどり
場に手指消毒液を設置
・HR用に面談・保護者会
で活用するためのアクリ
ル板を配置。
・環境美化活動の徹底 ※
美化委員による清掃確認:年 12 回 ・清掃確認:14 回実施
大掃除(中掃除含む):年 6 回 ・大掃除:6 回実施
ゴミゼロ運動:年1回(本年は新型コロナ対応により中止) ・夏期除草作業は、運動ク
ラブに協力していただき、
9月に校舎外を中心に実
施。
夏期除草作業、クラブ一斉清掃:年各1回 ・クラブ一斉清掃 12/1 実
5
施(参加:454 名)
・新図書貸出システム TOPNET への移行 ・新システム TOPNET 移行
は大きなトラブルもなく
うまくいった。
自主性・主 (1) 自ら課題を見つけ自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、 ◎
体性の育成 よりよく課題を解決する資質や能力の育成
【活動指標】
・学校行事や学習の場で、生徒自らが対話を通して意思決定に ・上半期は、新型コロナウ
つなげる機会の創出 イルス感染拡大防止の観
点から行事を中止とした
ので、生徒が自主的に活動
する機会をもつことがで
きなかった。
・生徒会役員がリーダーとなり学校行事の運営を担う ・中止となった学校説明
会にかえて、学校紹介DV
D制作に参加した。
【成果指標】
・朝の挨拶運動を週2回実施 ・年間 44 回実施(2月末)
・一斉読書や委員会などの活動を通して自主的に読書に親し ・一斉読書:年2回実施
む機会を設ける(一斉読書:年 2 回) (16/19 日,29/7)
【成果指標】
・年間貸出目標冊数:5,000 冊 ・年間貸出冊数:
4,144 冊(1月末)
※一斉読書の PR、
「図書委
員おすすめの一冊」、図書
委員会発行「ライブラリ
」や折々の企画展示など
を通して生徒に読書を PR
している。
・生徒会役員を対象とした満足度アンケート: ・概ね満足度 100%と認識
満足度 80%以上 している。
(2) 差別を許さない態度と差別を見抜き、差別解消に向けて主
体的に行動する力の育成
【成果指標】
・人権学習の実施(年2回) ・1学年:17/2(木)
「コ
ロナウイルス感染をめぐ
る人権問題」
、211/5(木)
「いじめの防止、他者理解
と自己肯定感の育成」
・2学年:17/2(木)
「コ
6
ロナウイルス感染をめぐ
る 人 権 問 題 」、 2 11/12
(木),11/19(木)「平和
学習、他者理解と自己肯定
感の育成」
・3学年:17/2(木)
「3
学年は統一応募用紙の変
遷人権の視点から」、
211/12(木)
「コロナウイ
ルス感染をめぐる人権問
題について」
・ピンクシャツ運動の実施(年1回) ・生徒会主催で 11 月に2
回実施(11/13・11/20)
安全・安心 (1) 他者を思いやり、互いに尊重することができる仲間づくり ◎
な学校づく の促進
り 【活動指標】
・「いじめ」の未然防止及び早期発見・早期対応をめざした取
組の推進
いじめアンケートの実施:年2回 ・第 1 回 8/27 実施 ※
・第 2 回2月下旬実施予定
・他者を思いやる心の涵養 ・人権講演会:R33/19 実
人権学習や講演会の実施 施予定(県総文)は、新型
※人権学習の詳細については、「自主性・主体性の育成」 コロナウイルス感染拡大
に記載 状況および講師の予定に
鑑み中止。
(2) 外部機関との連携による生徒・保護者の心身の適切なケア
【活動指標】
・担任団の情報交換を毎日実施 ・担任団の情報交換は
SHR 前に毎日実施
・学年・養護教諭・教育相談等との連携を密にする ・教育相談委員会の実施 ※
保健室利用状況の報告と学年との情報交換:年 10 回 3回実施
教育相談係との連携:年 20 回以上 ・教育相談係との連携:18
人(学年から6人,保健室
から6人,生徒自身8人)
・保健室利用状況の連絡:
8回実施
スクールカウンセラーの活用(年 10 回) ・スクールカウンセラー
の来校:32 回(160 時間)
・11 月より教育相談員を
導入:1月末(9日 41 時
間)
・「性教育講座」の実施(年1回) ・1学年を対象に 6/10 実
7
施
・健康増進意識の向上
消毒液、石けん液の補充・確認:週1回以上 ・消毒液、石けん液は週1
回の補充。
換気の呼びかけ:週1回以上 ・換気等の感染予防の呼
びかけは、毎日昼の放送
にて実施。
感染症予防に関する情報発信:10 回以上 ・毎月の保健だよりや掲
示物に内容を必ず入れ発
信した。
(3)実効性のある防災体制の確立
【活動指標】
・年1回の防災避難訓練の実施 ・防災訓練は雨天のため、
・防災講和の開催(年1回) 机の下に隠れることと講
※コロナウイルス感染拡大防止の観点から1年生のみ実施 話を行った。
(9/10 実施)
・防災マニュアルの作成と防災体制の共有 ・防災マニュアルの作成
・救急救命講習会の開催(年1回) ・救急救命講習会(7/20
実施)
・防災ノートを活用した危機管理教育の実施(年1回) ・1学年:2/9(火)実施
2学年:1/28(木)実施
自尊感情と (1) 規範意識の涵養と基本的生活習慣の確立 ◎
社会人基礎 (2) 挨拶の励行とコミュニケーション力の育成
力の育成 【活動指標】
・全職員による登校指導を毎日実施 ・7月から月1回 PTA も参
加。
(計 11 名参加)
・「薬物乱用防止講話」
「交通安全講習」の実施(各年1回)
※「交通安全講習」は、コロナウイルス感染防止を受け日程
調整を行ったが、今年度は断念した。
※「薬物乱用防止講話」
(コロナ感染防止のため、今年度は外 ・1学年:7/9 実施
部講師の講演を中止し、HR単位で啓発パンフを使用し 2・3学年 6/11 実施
て指導
・職員が率先して声掛け(挨拶)を行う ・引き続き職員による率
・学校生活の全ての場面における全職員による指導の徹底 先した挨拶が必要である。
(3) 望ましい集団や社会の実現に向けて活動しようとする意
欲や態度の育成
【活動指標】
・人権LHRの実施(年2回以上) ・各学年2回実施
・「新聞を読もう」活動の実施(年間 15 回以上) ・「新聞を読もう」発行:
計 19 回発行(最終 10/5 付)
・社会人基礎力向上のために新聞や関連図書を広く収集し、情 ・限られた予算の中で書
8
報提供を行う 籍充実に努力している。
・図書館文化講座を実施し啓発に努める。 ・図書館文化講座:
年2回(6月・10 月) 10/30 実施
※6月はコロナウイルス感染拡大防止の観点から中止と
した。
(4) 自己肯定感を育み高め、心身共に健全健康となるよう心の ・保健室の利用について
ケアを中心に生徒と丁寧な対話を心がける は毎月の利用状況報告書
とケアが必要な生徒には、
早急に学年や教育相談と
連携できた。
・保健室では生徒への声
かけを行い、相談しやすい
環境を作った。保健便りを
利用して、外部相談機関の
案内、情報提供を行った。
改善課題
大学入学共通テスト等、今後の大学入試に向けては継続して情報収集に努めるとともに、現在取り組んでいる各
種教育活動をより実効性のあるものとして継続・発展させて取り組む必要がある。
教育課程については令和4年度からの新学習指導要領の実施に向けて、新たな教育課程の編成は行えたが、細部
については継続して検討を重ねていく。
挨拶を教育活動の主軸と考え、学校行事や部活動のさらなる活性化を図る。
人権教育を推進し、豊かな人権感覚を育むとともに、命を大切にする教育をさらに推進していく。
スクールカウンセラー、教育相談員等を含めた教育相談・生徒支援体制をさらに充実させていく。
(2)学校運営等
学校運営等に関する項目は、教職員や施設等を対象としたものとするのが望ましい。
(例)「組織運営」「研修(資質向上の取組)」「情報提供」「保護者・地域住民等との連携」など
また、評価項目・指標等を検討する際の視点は、学校の実態に応じて設定する。
【活動指標について】取組・活動の具体的な活動量や活動実績を指標にします。
【成果指標について】取組・活動による具体的な効果や成果等を指標にします。
【備考欄について】「※」
:定期的に進捗を管理する取組 「◎」 :最重点取組
項目 取組内容・指標 結 果 備考
学校全体の (1) 横断的な組織形成と情報共有化の促進 ◎
組織力の向 ○ 学年・分掌における、縦と横の連携の円滑化
上 ○ 情報共有の徹底と個々の事例について連携を図りチ
ームとして指導に臨める雰囲気づくりの促進
○ 進路指導部と学年団の意思疎通を図り、お互いに協
力して生徒への円滑な進路指導の実現
【活動指標】
・各学年との進路懇談会の実施 ・学年と進路指導部との懇
1学年・2学年:年5回以上 談会の実施状況
3学年 :年 10 回以上 1学年:9回
2学年:13 回
9
3学年:30 回
・進路指導にかかわる研修会の実施(年 10 回) ・進路指導にかかわる研修
会
1学年:4回
2学年:4回
3学年:5回
・研修会・研究会の情報共有の徹底 ・学校の教育活動と著作権
(5月に実施)
・職員研修(全体)11/11 実
施
(2) 生徒一人ひとりを尊重し、個に応じた指導ができるよ
う、指導技術の向上と授業改善の実施
・学校長による授業改善研修会の実施(年1回) ・7月と8月に2回実施
・「考え、表現するを重視した授業実践」の実施。 ・全教員が1回実施
・学校長による授業見学の実施。 ・年2回実施
開かれた学 (1) メディアの活用による情報提供の促進と多様な意見収
校づくり 集
【活動指標】
・学年通信の発行(月1回以上) ・学年通信の発行
1学年: 19 回
2学年: 8回
3学年:184 回以上
※毎日配信
・各部通信の発行(年5回以上) ・各部通信の発行 ※
進 路 通 信:15 回
生 指 通 信:11 回
Library 2020:7回
人権のたより:10 回
・絆ネットの積極的活用 ・1月末:114 通配信
(1月末)
・ホームページの更新(月1件以上) ・ホームページの更新
記事の更新:20 件
通信の掲載:26 件
通知の掲載:12 件
Daily News:36 件
・報道機関への情報提供(年5回以上) ・2月末現在:5回
・部員による部活動の魅力発信の実施 ・学校紹介DVDの制作に
ともない、部員や顧問の協力
を得られた。
(2) 保護者や地域住民の学校運営への参画促進 ◎
【活動指標】
・PTA役員の学校行事への参加
※本年度はコロナウイルス感染拡大防止の観点から、以
10
下の行事の中止を決定(バラ園開放、体育祭、文化祭、
大学見学会、ゴミゼロ運動)
・学校関係者評価委員からの意見収集(年3回) ・第1回:6/24 実施
第2回:11/9 実施
第3回:2月中旬予定
・授業公開の実施(年2回 ※6月以降年1回) ・コロナウイルス感染拡大
防止の観点から、授業公開は
中止とした。
・保護者対象の進路懇談会の実施(各学年年1回) ・保護者対象の進路懇談会
1学年:2回
2学年:1回
3学年:1回
・保護者の教育相談室の利用促進 ・保護者 1 名(面談 2 回)
・保護者への新着図書の案内と図書館開放 ・保護者電話相談 1 名(3 回)
【活動指標】
・図書案内の発行(年8回) ・新着図書案内8回発行
(1月末)
・図書館開放(年2回※保護者会中) ・貸出冊数:178 冊
(夏:84 冊,冬:94 冊)
目 指 す 姿 の (1) 目指す学校像の具現化に向けて、本校のあるべき姿や ◎
具現化 目指すべき方向性等についての対話促進
【活動指標】
・学校ビジョン委員会の開催:年6回以上 ・学校ビジョン委員会:17 回
・学力向上推進委員会の開催:年6回以上 ・学力向上推進委員会:3回
・校長と教職員との面談:1人年2回以上 ・学校長との面談:2回実施 ※
働 き や す い (1) PDCAサイクルの実施による業務の効率化 ◎
職場づくり 【活動指標】
・校内体制の見直しと会議時間の短縮
・学校行事の企画・運営体制の見直し ・生徒会役員の積極的な参
加が見られるようになって
きた。
〇総勤務時間縮減について( )は令和元年度実績
【活動指標】
・定時退校日を月1日実施し、設定した日の定時に退校で ・定時退校日は月1回実施 ※
きる職員の割合 80%以上(73%) し、71.2%の実施率。(上期
と比較して下期は 2.4 ポイ
ント上昇)
・部活動休養日を週1日設定し、予定通り休養日を設定し ・部活動休養日の週1回の ※
た部活動の割合 100%(95%) 設定実施率は 94.5%の達成
率。(上期と比較して下期は
5.0 ポイント下降)
・放課後に開催され 60 分以内に終了する会議の割合 85% ・放課後に開催された会議 ※
以上(80%) の 60 分以内の達成割合は
11
66.1%の達成率。
【成果指標】
・月 45 時間を超える時間外労働者の年間の延べ人数 0人 ・45 時間超ののべ人数:
(62 人/年) 53 名(1月末)
・年間 360 時間を超える時間外労働者の年間延べ人数 0 ・360 時間超:9名(1月末)
人
・一人あたりの時間外労働月 30 時間以内(29.7 時間/月) ・一人あたりの時間外労働:
11.5 時間/月(40%減) ※
・休暇取得を年 0.5 日増加(18 日/年) ・休暇取得:18.9/年
(0.5 日増を達成)
改善課題
教職員の情報共有と共通理解をさらに図り、教職員のベクトル合わせを行い、強い組織力を構築できるよう取り
組んでいく。
PTA、同窓会、地域、関係教育機関との連携・協力をさらに密にし、双方向での取り組みを通じて学校の活性
化を目指す必要がある。
働き方改革を推進し、教職員が元気で生き生きと仕事のできる環境を整備することが重要である。
総勤務時間縮減に関し、一人あたりの時間外労働については、昨年度比 40%減を達成したが引き続き「変えられ
る部分は変えていく」を実行していく。
5 学校関係者評価
新型感染症拡大防止策を徹底することにより生徒、保護者には、安全安心な学校生活を
保障できたと考える。一方、学校生活については各種行事を中止・延期をしたこともあ
明らかになった
り、生徒・保護者ともにこれまでのような満足を得るには至らなかったことから、次年
改善課題と次へ
度は学力保障・進路実現と学校生活の充実の両立を目指して取り組んでもらいたい。
の取組方向
また、新しい生活様式や働き方の変容を見極め、新しい時代に対応したキャリア教育の
構築に期待したい。
6 次年度に向けた改善策
新しい大学入試制度がスタートをしたが、今後も情報収集に努め、各種教育活動を見直し、課題
教育活動につ の改善に取り組む。また、現時点では新しい教育課程が概ね編成されたが、今後も継続して検討
いての改善策 し質を高めていく。様々な教育活動の場面において、生徒の自主性・主体性を育み、学校の活性
化につながるよう、取り組んでいきたい。
教職員間の情報共有と共通理解の一層の推進により、ベクトルを合わせて取り組むよう
学校運営につ 努める。地域に根差した学校づくりに向けて情報発信と関係機関等との連携を深める。
いての改善策 活力に満ちた教育活動の実践のためにも、ワークライフバランスを考え、業務の精選と
スリム化に努め総勤務時間縮減について取り組み、働きやすい職場環境を構築する。
12