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No.1006
府立今宮高等学校
校長 安田 幸一
令和3年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
未来予測が困難な社会を生き抜くために、グローバルな視点で、自らがアクションを起こし、社会をリードする人材を育成する学校をめざす。そのために新たな価値
を創造する力、社会を生き抜く人間力、多様性を尊重する社会的包容力を養う。
1.めざすべき生徒像
1「人・社会・世界」の発展に貢献する高い志を持ち、己を鍛える生徒 鍛える
2幅広い教養を身につけ、知性を磨き、新たな価値を創造する生徒 創造する
3社会の多様性を認識し、
「人・社会・世界」と繋がる生徒 繋がる
4以上のことを実現するために、己の将来を描くことができる生徒 描く
2.めざすべき教職員集団
1生徒・保護者に寄り添いながらも、新たな教育課題に対して果敢に挑戦する教職員集団 挑戦する
2常に学びの姿勢を持ち、切磋琢磨する教職員集団 切磋琢磨する
3他者理解に富み、アイデンティティを尊重する人間味あふれる教職員集団 人間味が豊かである
4互いの持ち味を認め、多様な力を糾合するチーム力のある教職員集団 チーム力がある
2 中期的目標
1.高い志を持って己を鍛える力の育成
(1)思考し、探究する力の育成:1年『産業社会と人間』、2、3年『総合的な探究の時間』、探究的学習の体系化
※卒業時の産業社会と人間と探求の学びを測るために学校教育自己診断「産業社会と人間・総合的な探究の時間・探求的な学びができた」生徒に
おける3年生の肯定的回答を、R370%以上とし、R5には 80%以上とする。
(H30:データ無、R1:74.1%、R2:44.1%)78.0%
(2)自尊心の醸成を促し、
「自主自律」を基本に己を律する力の育成
※遅刻者数の一層の低減を行い、R3に R2以下、R4年度に 2000 回以下にする。
(H30:4971 回、R1:4141 回、R2:2647 回)2697 回
※卒業時の学校教育自己診断「先生方は生徒の意見をよく聞いている。
」生徒(H30:71.3%、R1:61.5%、R2:60.6%)での肯定回答を R3は 65%以
上に、R5には 70%以上に。69.6%「担任の先生以外にも気軽に相談することができる先生がいる。
」生徒(H30:54.7%、R1:51.6%、R2:54.5%)
での肯定回答を R3は 60%以上、R5には 75%以上とする。59.7%
※学校教育自己診断「今宮高校で人として成長したと思う」生徒3における3年生(H30:90.5%、R1:87.7%、R2:89.3%)の肯定感を 85%以上とし、
この数値を維持する。87.8%
(3)国連が提唱する SDGs・ユネスコスクールを「ジブンごと」化し、アクションを起こす力の育成:自治会活動や産社・総探・課題研究を通じて、SDGs
の 17 の目標のいずれかについて全校的な取組を推進
※学校教育自己診断「本校は、ユネスコスクール・SDGs を推進している」生徒(H30:データ無、R1:52.3%、R2:65.1%)では R5には 75%以上、
77.6%「自ら課題を発見し、自分の身の回りから社会を変革する力がついた」生徒4(H30:データ無、R1:60.4%、R2:60.1%)では、R5に 75%以上
の肯定的評価にする。61.0%
2.幅広い教養を身に付け、思考力・判断力・表現力を養い、主体的に学ぶ力を育成する。
(1)ICT 活用、授業アンケート、研究授業、授業評価をフィードバックし、教科毎に授業力を向上させ、進路実現に結びつく質の高い授業を生徒に
提供する。
※学校教育自己診断「学ぶことの意味について考え、授業を大切にするようになった」生徒5(H30:データ無、R1:71%、R2:75.5%)を R3は 75%以
上、R5年度には、80%以上の肯定的評価とし 80.5%、学校教育自己診断「本校の学習だけで、進路達成に必要な力が身につく」生徒6(H30 データ
無、R1:53%、R2:53.4%)を R3は 55%以上、R5に 65%以上の肯定的評価とする。57.3%
(2)『考える力』
、『まとめる力』、
『伝える力』の育成:生徒が発表する機会・場の提供と生徒相互の取組みへの支援・育成
※「今高生の主張(3 年)」
、「英語スピーチコンテスト(1,2年)
」、生徒自治活動、クラブ活動、サマーセミナーの実施
※学校教育自己診断「この学校の授業では、自分の考えをまとめたり、発表することがよくあった。
」生徒12(H30:データ無、R1:84.6%、R2:84.8%)
を R3には 85%以上の肯定的評価とし、その後それを維持する。88.5%
(3)自らが学びへの高い志と意欲をもって学習に取り組む生徒の育成
※学校教育自己診断「家庭学習を毎日した」生徒8の肯定的評価を R3では 40%以上にし、R5年度には 50%以上とする。27.2%
(H30:36.8%、R1:24.9%、R2:26.9%)
(4)4技能をバランスよく配した英語の授業の推進とそれぞれのレベルでの英語表現力の向上
※ 英検2級以上の合格者を2年生終了時に 30%以上とする。
(新規、データなし)全員受験は R4年度より
3.社会の多様性を認識し、「人・社会・世界」と繋がる力を育成する。
(1)国際感覚と国際交流力の育成:ユネスコスクール・SDGs に取り組み、多様な文化を理解する国際交流を促進する
※学校教育自己診断「本校は国際交流に力を入れている」生徒(H30:データ無、R1:66.7%、R2:43.6%)を、R3では肯定感を 65%以上、R5には 75%
以上とする。50.4%
(2)共生推進教室を中心に、「共に学び、共に育つ」インクルーシブ教育の推進を行う。
※学校教育自己診断「障がいがある人たちと『共に学び共に育つ』大切さを学ぶ機会があった。」生徒(H30:データ無、R1:60.7%、R2:61.7%)を、
R3は 65%以上、R5には 70%以上の肯定的評価とする。69.1%
(3)小中学校、地域、地元自治体と連携した防災活動を充実させる。
※学校教育自己診断「本校では、地震や火災の際の対応は知らされている」生徒(H30:データ無、R1:60.4%、R2:51.2)を、R3では 65%、R5に
は 75%以上の肯定的評価とする。67.8%
No.1006
府立今宮高等学校
(4)社会に開かれた学校づくりを推進し、地域貢献を進める。
ア)ホームページの充実、学校説明会、中学校訪問の充実を図り、入試倍率を R4入試は 1.00 倍以上、R6入試は 1.10 倍以上を獲得する。
イ)教養講座の充実と地域行事への参加を促進する。第 1 回調査 0.89 倍→最終倍率 1.20 倍
※学校教育自己診断「本校は、さまざまな地域の活動に参加・貢献している」生徒(H30:データ無、R1:51%、R2:43%)の項目を、R3では 60%以
上、R5には 80%以上の肯定的評価とする。61.8%
ウ)PTA、同窓会、後援会との連携の強化
※学校教育自己診断「学校では PTA 活動は活発である」保護者(H30:60.4%、R1:69%、R2:80%)の肯定的評価を、80%以上を維持する。77.9%
4.高い志を持って、進路実現をするためのキャリア教育の充実
(1)高・大・社を意識した系統的なキャリア教育の充実を通じて、進路実現の意識の醸成を行う。
※学校教育自己診断「希望進路や選択科目の指導はきめ細かく、適切に行われた」生徒(H30:データ無、R1:81%、R2:78.7%%)を R3は 80%以上、
R5には 90%以上の肯定的評価とする。86.0%
(2)進路実現を可能にする学力の育成
※大学入学共通テストにおいて、全国平均点以上の科目数を(R3:339 科目)R4は 400 以上、R6には 500 以上とする。
(3)国公立及び有名私大(関関同立産近甲龍・早慶上・MARCH)合格レベルの学力育成を支援する情報提供と学習指導の充実
※京大阪大神大府大市大を含め国公立大学への合格者数が、R3は 25 名以上、R5年度には 40 名以上とする。
(H30:14 名、R1:24 名、R2:27 名)18 名
※関関同立+近の合格者の合計が、R3は 130 名以上(H30:96 名、R1:138 名、R2:128 名)、R5には 150 名以上とする。136 名
5.教職員集団「チーム今宮」の育成
(1)ビジョン委員会カリキュラムマネジメント委員会運営委員会の活性化を図り、高大接続改革など新たな教育課題に挑戦し、伝統校としての魅力
を持つ高校に改革するために、互いに切磋琢磨する教職員集団の育成を行う。
※学校教育自己診断「本校がめざす学校像を実現するために、教職員は同僚性を高め、協力して教育活動を行っている。」教員(H30:データ無、R
1:28.6%、R2:50%)を、R3は 55%以上、R5には 65%以上の肯定的評価とする。59.2%
※学校教育自己診断「校内研修組織が確立し,計画的に研修が実施されている」教員(H30:データ無、R1:35.7%、R2:65%)を、R3は 70%以上、R5
には 80%以上の肯定的評価とする。63.3%
(2)教職員の授業力・キャリア教育力の向上を図る。
※初年度に学校教育自己診断「本校の学習だけで、進路達成に必要な学力が身につく」生徒6(H30:データ無、R1:53%、R2:53.4%)を R3は 55%以上、
R5には 65%以上、57.3% 学校教育自己診断「教え方を工夫するなど先生方は授業に熱心だった」生徒10(H30:74.3%、R1:69.2%、R2:76.9%)を R
3は 80%以上、R5には 85%以上 80.7%
(3)情報共有を促進させ、ICT を有効活用できる教員の育成
※学校教育自己診断「本校は計画的に人材育成を行っている」教員(H30:データ無、R1:10.7%、R2:50%)を、R3は 50%以上、R5には 70%以上の
肯定的評価とする。 40.8%
(4)仕事の平準化、合理化を推進し、「働き方改革」を行う。
※ストレスチェックの総合指数を R3は 105 以下に、R5には 100 以下に。 111
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和 3 年 12 月実施分] 学校運営協議会からの意見
【総合学科について】 第 1 回令和 3 年 7 月 1 日(木) 15:00 16:30
1 データ 久隆浩(近畿大学 教授)、渡辺慶人(大阪市立木津中学校長)、奥浦光雅(本校同窓会長)、
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 幡多伸子(浪速区長)、堀久美(本校PTA会長)、安田幸一(校長)、東文義(教頭)、大塚泰之(首席)
項目 1、2、14(系列変更前までは戻っていないが、昨年度より伸びている) ○ 校長挨拶
項目 11、12、15(3 年間で毎年増) ○ 大阪府立今宮高等学校 学校運営協議会 実施要項準則及び傍聴規則
*[(2)_令和3年度 生徒全体と各学年比較]に着目 ○ 運営協議会会長及び副会長選出
項目 1、2(1年生において肯定が強い) ○ 学校経営計画について
*[(3)_24 期3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 ○ コロナ禍での対応等について
項目 1(微増)、2(増)、3(増)、4(増)、5(増)、11(増)、12(微増)、14(増)
、 ○ 協議
15(増) →多くが伸びている。 *令和2年度学校経営計画及び学校評価
2 分析 * 令和3年度学校経営計画及び学校評価
*入学後に系列変更が行われ、現2,3年生は総合学科としての魅力を失いかけた時期があ * 令和4年度使用教科用図書選定理由書学校経営計画について
ったと考えられる。一方 1 年生は入学時より現状が今宮高校の内容であることを理解して入 ・令和2年度学校経営計画及び学校評価 内容について承認します。
学しており、特に「産社」でのキャリア教育、SDGs をテーマとした学びにより、総合学科ら ・令和3年度学校経営計画及び学校評価 内容について承認します。
しさを受け止めてくれていると考えられる。今後は「産社」
「総探」の体系的なプログラムに ・令和4年度使用教科用図書選定理由書について 内容について承認します。
より総合学科の特徴をさらにアピールしたい。 * コロナ禍での対応(オンライン授業について)
*その中でもアウトプットするプログラムが豊富であることは受け止められている。 ・大学ではオンデマンド型授業により、自分の都合に合わせて受講できるなど、良い部分は残すようにしてい
*2年生、3年生は系列変更で総合学科らしさの減少を感じながらも、学年進行につれて学 る。 「リモート」は 1 対 1 での授業の感覚で受けることが可能。チャットなどで質問を投げかけることがで
んだプログラムから受けた成果や意義を感じておりその数値は伸びている。 き、課題の出し方 を工夫すれば観点別評価も可能になると考えています。
*現状プログラムをさらにブラッシュアップすればさらに成果が出ると考えている。 ・現在、使用法を共有している段階。学習支援クラウドサービスを使って発展的な内容を入れるなど、生徒の
*3 年間の体系的構築を確実に進める方向性は合っていると考えられる。 レベルアップに努めている。 今後、1人1台ずつタブレット端末が導入されるので、よりわかりやすい授業を
考えていきたい。
【進路について】 *これからの総合学科について
1 データ ・今の中学生に対して、総合学科というものが伝わりにくいのではないでしょうか。
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 →総合学科が伝わりにくいというよりは、国公立大学進学を前面に出し進学に対する特殊性を打ち出したもの
項目 6(微増)、(微増) の、カリキュラムなど中身の細かい部分が整っていなかった。子どもの将来像についても、しっかり考えさせ
項目 18(微増)、19(増)、20(増)、(増) たうえで進めていきたい。
*[(2)_24 期3年間比較(R3・R2・R1)
]に着目 ・高校生のうちから、大学や社会人などを活用して、輝いている大人を見るという経験があるほうがいいので
項目 6(微増)、18(増)、19(増)、20(増)、(増) はないかと思います。
2 分析 ・本校では、1年次で「産業社会と人間」、2・3年次に「総合的な探究の時間」がある。これらを活用して、
No.1006
府立今宮高等学校
*学校の授業(講習)に対する生徒の受け止め方はさらに肯定的に感じてもらえるよう努め これらを体系化していくのが重要だと思います。
なければならない。一方で本校は教育産業との連携も重要視しており連携についても精査 ・時代がどんどん変化しています。これからは様々な課題を見つけ、解決していく力が必要になります。
し、進路指導のさらなる充実を図りたい。 ・出口(卒業時)に向かって、それぞれの授業の役割を明確にしていく必要がある。方針としてディプロマポリ
シーの考え方を踏まえ、しっかり進めていきたい。
【学習・授業について】
1 データ 第2回令和 3 年 12 月 7 日(火) 15:00 16:30
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 久隆浩(近畿大学 教授)、渡辺慶人(大阪市立木津中学校長)、奥浦光雅(本校同窓会長)、
項目 8(維持できている状態)
、項目 10(増) 幡多伸子(浪速区長)、堀久美(本校PTA会長)、安田幸一(校長)、東文義(教頭)、大塚泰之(首席)
2 分析
*家庭学習時間が横ばいである。自学自習が伸びることが進路実現においても重要である。 ○令和3年度学校経営計画の進捗状況と評価について
自主的な学びの促進を図り、家庭学習時間が伸びるようはたらきかけていく。 ○令和4年度学校経営計画について
*教え方に工夫、そして熱心であったかについては、ICT 環境の効率的な活用、評価と指導 ○令和4年度教科書採択の報告
の連動を行い、指導と評価の一体化を充実させることによりさらに数値をあげていきたい。 ○協議
*総合学習について
【生徒指導について】 ・総合的な探究の時間において、様々な科目が横断的に絡み合うことで、より効果的になるだけでなく、教員の
1 データ 負担軽減にもつながっていくと考えますがいかがか。
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目
→現状にも少しは入っています。今後としては、中身を分析するときに「情報」と連携したり、現在は SDGs に
項目 (昨年度より伸びているが、一昨年度には戻せていない)
、
ついての取り組みを行っていますので、
「地歴公民」と連携していくことも考えられます。探究の時間でやってい
項目 (増)
ることが、教科に還元されていくものと考えています。理想としてはこれをめざしたいと考えています。
*[(2)_令和3年度 生徒全体と各学年比較]に着目
項目 (1年生における数値は高い) ・うちの学生(近大)を見ていても個別の知識は答えられますが、知識と知識をつないで自分で考えて向上してい
2 分析 くという力が、とっても弱いなという感じがしている。高校レベルで、知識をつなげて応用していくトレーニン
*「自主規制」を守るために、教員が指導に関わり始めたのが一昨年度から。昨年度は大き グをさらに進めておくと、持っている知識が生かされると思いますので、そんな時間をたっぷりと取っていただ
く学校の指導に対しての不満が数値にもあらわれた。今年は変更があったことに対しての不
きたい。
満は残りつつも、ルールへの尊重は保たれていると考えられる。
→今の取り組みは、調べ学習に近いものが多い。途中の段階で他人の意見や素朴な疑問を聞くなどブラッシュア
*1 年生では指導への理解度は高く、現在の指導が逸脱した指導ではないと捉えてくれてい
ップする作業を何段階も入れることによって、より深く考えることになり、より高いレベルに達することができ
ると考えられる。今後も粘り強く説諭を行いながら、全生徒の理解と行動を促したい。
*他校との比較をすると、本校は自由を十分に尊重していると判断している。 ると考えています。外部リソースの活用を含めて、効果的な取り組みにしていきます。
【人権・教育相談について】 ・浪速区や西成区はフィールドとしては非常にいいロケーションではないか。
1 データ →この地域はリソースがたくさんありますので、多くの課題やテーマがあると思います。生徒たちがこれら課題
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目
に対して、掘り下げて考えていくことによって伸びてくれると考えています。
項目 (増)、(微増)、(維持)
、(増)
、(増)
・浪速区では、2年前に SDGs の取組みを推進するために連携推進宣言式をした。区民祭もサブテーマを SDGs
2 分析
ということで設けている。今宮高校も力を入れて取組んでいただいています。また、私も課題解決力は大切であ
*相談でできる先生の存在が増えていることは評価したい。
「寄り添い」をキーワードに教員
には求めてきたが、さらにどの先生にも相談できると言われるよう意識向上に努めたい。 ると考えています。私自身、区役所の職員に区民の方々の相談に対して「できません」というのではなく、どう
*人権的な対応、学びは伸びてはいるが、さらに伸ばさなければならない。障がいについて やったらできるのかを考える課題解決力を求めています。
の学びの機会は伸びているものの、共生推進教室をもつ学校としてはまだ満足できない状 →2年生が行っています SDGs への取組みについては、1月下旬に発表会があります。幡多区長、久教授にもお
況。共生推進教室には今年は2年生にだけ在籍しているだけなので2年生では数値が高くな
願いしたいと思っています。
っている。学校全体に共有していく取り組みを考えていかなければならない。
・このような発表会については、立場の違う人々から様々な視点に立って講評をいただけるようにしたらいかが
でしょうか。中学生にも参加させて、今宮高校に行きたいという気持ちになってくれたらと思います。
【国際交流】
1 データ ・行政の仕事に関わらせていただいていますが、いま仕事の進め方を根本的に見直し、より効果的で効率的なも
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 「エビデンスに基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making:EBPM)」と呼ばれる考え方が注
のに変える、
項目 (維持) 目されています。ここでは、データなどの根拠に基づいて科学的に政策を作っていくという能力が求められてい
2 分析
ます。様々な事象に対して感じたことだけでなく、そこに数学や情報などが絡んできたらいいと思います。
*相談で分析
この力を高校生に、ぜひともつけてほしい。
*感染症の影響が大きく、やむを得ないとはいえる。下がっているのはプログラム中止とな
*ICT 環境について
っている昨年度からである。
*その中で、ICT を利用して交流を行うなどにより、大きな落ち込みとはなっていない。プ ・1人1台端末が入っていますが、フォーム作成ツールなどを使ってアンケートを有効的に活用して総合の時間
ログラム実施が可能になることを期待する。 に生かしていけば面白いと思います。
*次年度からは1,2年生には英検を全員受験させ、2級を目指させる。そういう獲得した →生徒はすでに使い始めており、先日の生徒会のアンケートでも活用していました。防災訓練の安否確認としてフ
力を活かすことができるプログラム作りも課題にしたい。
ォーム作成ツールを使って行います。子どもたちをこれからの時代に即した形で、成長を促していきたいと考え
ています。
【防災】
*教育課程教育相談機能
1 データ
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 ・教育課程をしっかりするのも大切ですが、やはり授業時間が週 34 時間というのは多いと感じます。
項目 (増) →これについては改善したいと考えています。ストレスチェックも高い値が出ており、教員にも余裕がない状態を
2 分析 招いている。子どもたちに対しても、教員が寄り添える余裕を持てるようにしたいと考えています。
*昨年度は避難訓練が実施できていないので、大きく落ち込んだが、今年は一昨年度を超え
ただし、指導したい内容はしっかりと伝えたうえでの対応を考えなければなりません。
たので、取り組み内容は成果があったと考える。生徒視点での意見収集を行い、改善を進め
・大阪市でも1人1台の端末が配付されましたが、その中に相談機能があります。なかなか言い出せない生徒に対
た成果ととらえている。まだまだ意識を高めていきたい。
して、その機能を使って教員に相談を持ち掛けることができるようになっています。そして来年の4月からは相
【ICT】 談する教員を選べるようになります。
1 データ →すごいシステムだと感じます。1 度見ていただきたいと思います。
*[(1)_生徒全体と3年間比較(R3・R2・R1)]に着目 *その他
項目 (新規なので比較はできない)
・大学でも授業アンケートがありますが、その結果をもとに教員がリフレクションペーパーを作成し、学生が見る
2 分析
ことができるようにしています。お互いのフィードバックについてはいかがですか。
*85%が肯定的であることは評価できる。感染症による緊急的な対応を迫られながらも本校
→本校では、リフレクションペーパーは統一して作っていません。管理職からは振り返りが重要であることは伝え
は生徒の学び継続を確保するための対応には注力してきた結果であると考えている。
*生徒の意見を受け止め、さらに有効的で効率的な利用を求めて実践していくことが重要で ています。個々の教員に今は任せています。
あり、研修も行いながら充実に努めたい。 *先日、校内の清掃活動で協力させていただきましたが、例えば美化について地域も含めて、みんなで何かをやる
*教育産業のコンテンツを有効活用するために研修を実施していく。 ということについて考えてみてもいいのかと思います。
*地域ごとに様々な課題があります。地域の方々は優先順位をつけてやっておられることと思います。そこに今宮
高校に協力してほしいという機会もあるかも知れません。
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府立今宮高等学校
*生駒市では花と緑の街づくりコンテストを毎年開催。学校部門があり、地域の方々に小中学校の花壇のお世話を
していただいている。地域の方も学校に入る機会ができる上に、生徒も花々で心が癒されるという効果がある。
*学校の中で、地域の人々にやってほしいことや一緒にやってほしいことなどがあったときに、区としてお手伝い
できると思います。
*今宮高校の書画部の生徒さんに、敬老の日に商店街のバナーに書いていただきました。すごくあったかい作品で
した。ダンス部などもそうですが、活躍してもらえる場などを教えたり、校外にいて活動するときの手続き方法
などについて教えたりしていました。また、戎橋を洗うなどのイベントもしていますので、関わっていただいて
もいいのではないかと思います。
第3回令和3年2 月 コロナ感染症拡大の状態のため、書面開催とした。
久 隆浩(近畿大学 教授)、渡辺 慶人(大阪市立木津中学校長)
、
奥浦 光雅(本校同窓会長)、幡多 伸子(大阪市浪速区長)、
堀 久美(本校PTA会長)
安田 幸一(学校長)、東 文義(教頭)、大塚 泰之(首席)
○1月 27 日に書面開催に変更することを連絡
○学校教育自己診断の報告と意見収集(2月中に意見集約予定)
○令和3年度学校経営計画(評価案)数値判断についての承認
○令和4年度学校経営計画(案)についての承認
○令和4年度の委員の委嘱について
【学校教師 自己診断結果を踏まえて今年度の学校運営に対する提言】
1 総合学科について
*今年度、体系化に力を入れてこられましたので、引き続き取り組まれることで
確実に成果につながっていくと期待しています。
*図書館の利用が少ないのは、気になります。
*同じ期の生徒が年を重ねるごとにより総合学科らしさの理解が高まり、それが入学期によって大きくばらつか
ない教育の提供が大事かと思います。
*入学したら学校の良さはわかってくれていると思います。もっと中学生に学校(総合学科)の強みを伝えられ
たらいいと思います。
2 進路指導について
*データからは、進路を考えるにあたって総合学科での学びや、働くことの意味や職業への理解の深まりが、年
次ごとに高まっているように読み取れます。有名大学を出て企業に勤めても早期離職が増えており、また労働の
流動性が高まる時代に、価値観や社会課題解決を志向できる人材を育てることが重要だと思いますので、このデ
ータの成果をしっかり共有していただくとよいと考えます。
* 自己診断の(19 学校は将来考えたり調べたりするきっかけや情報を提供している。)
(20 学校には、進路
指導室や進路相談室…環境が整っている。)等の回答も R3年は、かなり良くなっているので、学校も進路指導に
対して力を入れていることがわかるし、生徒たちもそう感じていることがわかります。
3 学習・授業について
*授業力の向上とともに、自学自習は進路実現に必須のものと考えますので、家庭学習の
定着に向けてより強力な取組みを期待しています。
*教育産業との連携について、検討すべきと思います。
*家庭学習をしたという設問と合わせて、社会とのつながりに関すること、たとえば、人権、環境、防災・・・
といった事柄に関する本、集まり、記事などに関心を示すようになった、といった項目はいかがでしょうか?
*教育診断(8 家庭学習を毎日した。)の回答が低いのが気になります。中学生もあまり高くはないですが、A
よくあてはまる。B だいたいあてはまる。の肯定的な回答は 50%(木津中学校 R3年 12 月実施)でした。全
員受験のある中3生がいるからかも知れませんが…)
4 生徒指導について
*1 年生では理解度が高いことから、継続して取り組まれるとよいと考えます。
*今後も粘り強く、生徒の意見を聞きルールと自主性の両立をめざしてください。
*生徒さんに対する相談しやすい環境についても改善されていますし、いじめへの対応もなされていると評価さ
れていますが、引き続き改善を進めていただきたい。
*生徒さんは、学校のルールに異論はあるものの、守っているとの意向が読み取れます。異論のある部分はしっ
かりと議論をしていただきたいです。
*教育診断(31 学校における生徒指導や…指導には納得できる。)に肯定的な意見が低いように感じます。服装
など自由な雰囲気のイメージがあるのですが…
5 人権・教育相談について
*教育診断(37 命の大切さや…学ぶ機会があった。)の肯定的な回答ががなり増えているので、きっちりと取組
みができていることがわかります。
6 国際交流
*コロナ禍のなかで善戦されていると思います。
*浪速区内には大手の日本語学校もあり
留学
1
生との交流を望まれるのであればお役に立てると思います。
7 防災について
*浪速区の災害時避難所にも指定させていただいており、大規模災害時にはご協力いただきたいことが多く出て
くるでしょうし、学校の防災教育においてお役に立てることがあると思います。
*単なる避難ではなく、減災・復旧・復興といった事柄も含めて、防災に対する行動や意識を学びと結び付けて
推進していただきたい。
8 ICT について
*機器の活用については教員も生徒もおおむね評価されていると思いますので、引き続き改善を。
*e-スポーツの取組をはじめ、楽しみながら能力や人としての成長を促せる、何か面白いことが始められるとよ
いと思います。
9 保護者の回答から
*保護者アンケートについて「わからない」の回答項目を増やしてほしいとの意見があったとのことですが、こ
どもとしっかりと会話をし、学校運営に関心をもっていただくことが大切です。
PTA 協議会等を通じて、保護者に気づきを促していただきたいと思います。
*学校が SDGs や人権、国際協力という問題への意識をもつ人材を育てようとしている点について、保護者もわ
からないとの回答が多すぎます。学校の教育方針についても保護者がわかりやすくわかるように伝えてほしいで
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す。進路のことや家庭学習も大事ですが、親と子が共に考える環境づくりを。
10 教員の回答から
*強い使命感により、熱心に取り組んでおられると思います。
*「学校が生徒、保護者の願いにこたえている」が、過去これほど低かったことに驚きました。当商店街も基本
方針を「お客様とつくる賑わいのまち」としています。今や、共に創る時代ですね。それ以外の指標も年々肯定
する意見が高まっていますので、ここ2年ほど教員の皆様への浸透がはかられているように思われ、このまま続
けていただきたい。
*「総合学科を感じられるように努力している」は肯定意見が増加しているもののまだ低く、
「めざす学校像の実
現に協力している」という設問も同様ですがまだまだ低く、コンセプトの共有は非常に重要なのでしっかり議論
していただきたい。
*人材育成や研修について評価が低くなっています。これは府教委も含めて深刻な問題として対応をいただきた
いです。
11 全般に見て
*総合学科らしさの次なるステップ、社会課題に対して認識を深め行動に移していく人材の育成という観点で
は、まだまだ課題があるものと思います。
*教育診断の結果を見ると、生徒だけでなく、保護者、教員も意識が変わってきていると思います。
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標[R2年度値] 自己評価
(1)思考し、探究する力 (1) (1) (1)
を育成 ア 25 期生の探究学習をモデルとし、思 ア 学校教育自己診断「産業社会と人間」
・ ア 3年生プログラム構成は元々決まってい
ア 「今宮志学」の再検討、 考力・判断力・表現力等を育成する探 「総合的な探究の時間」生徒3年生 たプログラム。本年度より獲得させたい力を
体系化を行う。 究的学習要素を体系化する。 〔65.5%〕の肯定的回答を 70%以上とす 伸ばすことを意識して臨んでおり、次年度は
る。 さらに肯定的回答が伸びると確信している。
78.0%(◎)
(2)自尊感情の育成、 (2) (2) (2)
自己を律する力の育成 ア 遅刻に表れる生徒の生活習慣の改善 ア 遅刻総数〔2647 回〕を 2647 回以下に ア 遅刻については粘り強く声掛けと指導を
ア 自己を律する力の する。 続けている。長欠、不登校の生徒の遅刻によ
育成 る増が影響している一面はある。3年次の遅
刻歯止めがポイント。2697 回 (△)
1
. イ 自尊感情の育成 イ 教育相談活動の充実 イ 学校教育自己診断「先生方は生徒の意 イ「寄り添い」を持って指導するために、特
高 見をよく聞いてくれる」生徒〔60.6%〕 に言葉使いを丁寧に行い、生徒の意見を聞き、
い
志 の肯定回答 65%以上 それを共有することに努力している。数値的
を 「担任の先生以外にも、気軽に相談するこ には向上しているので、継続して取り組みた
持
っ とができる先生がいる。
」生徒〔54.5%〕 い。74.0%(◎) 59.7%(〇)
て
己 の肯定回答を 60%以上
を ウ 生徒の人間的成長の ウ 教育のあらゆる機会を捉えて、生徒 ウ 学校教育自己診断「本校に入学して人 ウ 3年生は入学後に系列変更となり、学校
鍛
え 促進 の成長を促す として成長したと思う」生徒33年生 のカラーが変わったこと、また感染症の影響
る 〔89.3%〕の肯定感を 85%以上とする。 で教育プログラムの変更を余儀なくされた学
力
の 年である。前年度は上回れなかったが、目標
育
成 値はクリアした。87.8%(〇)
(3)ユネスコスクール・ (3) (3) (3)
SDGs への取組み ア ユネスコスクール・SDGs を、自治会 ア 学校教育自己診断「本校は、ユネスコ ア 特に1,2年生においては積極的にテー
ア ユネスコスクール・ をはじめ、PTA・有志などであらゆる スクール・SDGs を推進している」生徒 マとして取り組んでいる結果だと考える。
SDGs に全校的に取り 機会を通じて取り組む。 〔65.1%〕を 70%以上とする。 77.6%(〇)
組む。 学校教育自己診断「自ら課題を発見し、 その中で課題解決までの取り組みにより、
自分の身の回りから社会を変革する力 獲得させたい力(課題解決力獲得)を実感で
がついた」生徒4〔60.1%〕の肯定感を きるよう指導段階で、具体的に指導すること
65%以上とする。 が課題だと考える。61.0% (〇)
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2 (1)質の高い授業の提供 (1) (1) (1)
.
幅 ア 授業アンケートの活 ア・定量的授業アンケートに加え、生徒の ア ・学校教育自己診断「学ぶことの意味 ア 次年度からの観点別評価に備えて、
広
い 用及び研究授業など 自由記述による定性的アンケートを について考え、授業を大切にするよう 思考力育成、自主的な学びの育成に取り
教
養 の活性化 実施する。 になった」生徒5〔75.5%〕を 75%以上 組んでいる。また、ICT 活用も充実し始め
を
身 その成果もあるとも考えられる。80.5%
に
付 (◎)
け
、 ・各教科による研究授業、授業見学の ・学校教育自己診断「本校の授業・講 イ この数値についてはさらに伸ばした
思
考 促進 習等だけで、進路達成に必要な学力が い。ただ、入試のための演習だけではな
力
・ 身につく」 生徒6〔53.4%〕の肯定 く、将来につながる学びとしても授業を
判
断 感を 55%以上とする。57.3%(〇) 提供したい。57.3%(〇)
力
・
表
現 (2)思考力・判断力・ (2) (2) (2)
力
を 表現力等の育成
養
い ア 「主体的・対話的で深 ア 「主体的・対話的で、深い学び」の教 ア 学校教育自己診断「この学校の授業で ア 発表する機会は多いと考える。あと
、
主 い学び」の授業の促進 職員研修を実施し、深い学びを促進 は、自分の考えをまとめたり、発表す はその取り組みに充実感、達成感等が伴
体
的 する授業を実践する。 ることがよくあった。
」生徒12〔84.8%〕 うようにプログラムを工夫したい。
に
学 の肯定感を 85%以上にする。 88.5%(〇)
ぶ
力 (3)学習習慣、家庭学習 (3) (3) (3)
を
育 の定着
成
す ア 家庭学習の定着 ア 自学イベントの実施学習会サマーセ ア学校教育自己診断「家庭学習を毎日学習 ア これについては大きく減少している
る
。 ミナーとウィンターセミナーの開催 した」生徒8〔26.9%〕の肯定感を 40% し、少ないので改善を図らなければなら
とする。 ない。27.2%(△)
(4)英語4技能習得推進 (4) (4) (4)
ア 4技能をバランスよ ア 英語授業において4技能をバランス ア 英語2級以上の取得生徒を2年終了 ア 今年度は経費を集めていなかったた
く習得 よく配した授業の展開を行う。 段階で 20%にする。
〔新規〕 めに全員受験設定をできなかった。希望
者受験とした。2年生では合格者数は全
体の7%であるので、指導の充実を図らな
ければならない。7%(△)
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(1)国際感覚と (1) (1) (1)
国際交流力の育成
ア 海外姉妹校との交流 ア コロナ禍を考慮し、国内でのプログ ア 学校教育自己診断「本校は国際交流 ア コロナ感染症の影響で本来のプロ
ラムを提供する。 に力を入れている」生徒〔43.6%〕 グラム実施はできてない。リモートによ
の肯定感を 65%以上とする。 る取り組みを行ったり、本校生が
留学
2
生
しているので交流したりしており、学校
の姿勢としては伝わったと考える。
50.4%()
(2)インクルーシブ (2) (2) (2)
教育の推進
ア 共生推進教室開設に ア 共生推進教室在籍生徒への理解促 ア 学校教育自己診断「障がいがある人 ア 数値は伸びたが、共生推進教室があ
向けた知的障がい生 進と共に学ぶ教育の理解促進を行 たちと『共に学び共に育つ』大切さを る学校としては満足できない。2年生に
3 徒との交流の促進 い、なにわ高等支援学校との自治 学ぶ機会があった。
」生徒の肯定感 しか在校していないので学校全体に伝
. 会・クラブ・行事など交流の促進。 の 65%以上とする。〔61.7%〕 わっていないと考えられる。さらに意識
社
会 向上を目指したい。69.1%(〇)
の
多
様 (3)防災活動の促進 (3) (3) (3)
性
を ア 地域の小中学校、 ア 小中学校、地元区民の防災計画を掌 ア 学校教育自己診断「本校で、地震や火 ア 生徒にアンケートを行い、改善を進
認 地元住民と連携した 握する中で、連携のあり方を作成 災の際の対応は知らされている」生 めたりしており、昨年度より伸びている
識
し 防災訓練 し、高校として防災に関してリーダ 徒〔51.2%〕の肯定感の 65%以上と ことは評価できるが、内容をさらに工夫
、
「 ーシップを発揮できるようにする。 する。 して多くの肯定を得たい。67.8%(〇)
人
・ (4)社会に開かれた (4) (4) (4)
社 学校づくり
会
・ ア 広報活動の充実 ア ・中学生参加行事の充実 ア ・R4年度入試において 1.00 倍以上。 ア ・現状 1.20 倍 (◎)
世
界 〔0.98 倍〕
」 ・オープンスクール・学校説明会・ ・校長が 40 校以上を訪問。
〔新規〕 ・中学校訪問は時間確保できなか
と
繋 クラブフェスタ等の効率的な開 った。訪問校 0 校(△)
が 催 ・中学校へのトップセールス
る
力 ・パンフレットの見直し ・新しいパンフレット作成〔新規〕 ・パンフレットは新規作成したが、
を
育 現状の体制において総合学科とし
成 てのアピールポイントは薄いので
す
る 広報内容に工夫がいる。学校の取り
。 組みを完成させていかないと広報
する内容に深みを持たせることが
できない。完了(〇)
イ 地域との連携促進 イ ・浪速区を中心とする地域・企業と イ 学校教育自己診断「本校は、さまざま イ 総合的な探求、産社において地域と
の連携促進 な地域の活動に参加・貢献している」 のつながりを広げたので、生徒が関わる
・教養講座の継続開催 生徒〔43%〕の肯定感を 60%以上と 機会が確実に増えたことが寄与してい
する。 る。さらに生徒全体に伝わることで、探
求活動も深く行われると期待できる。
61.8%(〇)
ウ PTA、同窓会、後援会 ウ 年間行事について円滑な運営、連携 ウ 学校教育自己診断「学校では PTA 活 ウ コロナ感染症の影響はあったが、微
との連携の強化 に努める。 動は活発であったか」保護者〔80%〕 減となった。個々のプログラムについて
の肯定感を 80%以上とする。 吟味、修正を図り、改善したい。
77.9%(△)
(1)系統的なキャリア (1) (1) (1)
教育の充実
ア 高・大・社のトランジ ア 3 年間の進路指導、進路行事を見直 ア 学校教育自己診断「希望進路や選択 ア大学入試の混迷、コロナ感染症の影響
進 ションを意識したキ し、
「キャリアアンカー」を育てる科 科目の指導はきめ細かく、適切に行 等がある中で、大きく向上したことは満
路
実 ャリア教育の充実 目選択指導と連動したキャリア教 われた」生徒〔78.7%〕の肯定感を 足できる。キャリア教育としての成果と
現
を 育の推進 80%以上にする。 とらえている。86.0%(◎)
す 4
. (2)進路実現を可能に (2) (2) (2)
る
高 する学力の育成
た い
め ア 講習の充実 ア 進学講習の開催 ア 大学入学共通テストにおいて平均点 ア 339 名であるが、校内平均点は伸び
の 志
を イ 自学自習システムの イ 教育産業の VOD 学習を希望者に 以上を獲得する科目数を R2年度入 ている。339 人(△)
キ 持
ャ
っ 導入 導入 試以上にする。
〔426 人〕
リ て
ア 、 イ 解説動画閲覧を全員に導入 イ 全員が加入して活用を進めている。
教
育 全員加入(〇)
の (3)進学実績の向上 (3) (3) (3)
充
実 ア 進学実績の向上 ア 教育産業の模擬試験・学力学習実態 ア ・国公立 25 名以上〔28 名〕 ア (3 月 25 日時点)国公立受験者数は
調査・分析会などの活用を促進し、 関関同立+近の合格数 減っているが、難関私大は伸びている。
教職員の進学指導の力量の向上を 130 名以上〔128 名〕 結果 国公立 18 名(△)
図る。 関関同立+近 136 名(〇)
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(1)切磋琢磨する (1) (1) (1)
教職員集団の育成
ア 学校経営計画を意識 ア 高大接続改革・新学習指導要領・観 ア 学校教育自己診断「本校がめざす学 ア ・情報共有する機会を組み込んだ
した教育活動の推進 点別評価の実施・ICT の活用・共生推進 校像を実現するために、教職員は同 が、一方では過密スケジュールともなっ
教室の設置など、新たな教育課題に対し 僚性をたかめ、協力して教育活動を ている側面がある。昨年度の数値より向
て、学校経営計画を意識し、切磋琢磨す 行っている。」教員〔50%〕の肯定感 上はしたが、まだまだ向上を図らなけれ
る教職員集団の育成 を 55%以上にする。 ばならない。59.2%(〇)
学校教育自己診断「校内研修組織が
確立し,計画的に研修が実施されて ・会議、研修設定が元々少なく苦労
いる」教員〔65%〕の肯定感を 70% した。次年度は計画的に組み込むことで
以上にする。 教員の資質向上を図りたい。
63.3% (△)
(2)教職員の授業力・ (2) (2) (2)
キャリア教育力の向上
ア 授業力の向上 ア 授業アンケート及び自由記述結果 ア 学校教育自己診断「各教科において、 ア 全員が感じていることは良いこと。
を活用した教科での検討会の実施。 教材の精選・工夫を行っている」教員 観点別評価の研修、試行、検討を行った
8〔92.7〕の肯定感を 95%以上とする。 こと、ICT 活用のチャレンジ、工夫、修
〔新規〕 正を行ったことがこの結果となってい
5
. ると考える。この意欲を維持し、効率的
教
職 に授業改善を促したい。
員 100%(◎)
集
団 イ 観点別評価の実施 イ 新学習指導要領における観点別評 イ 学校教育自己診断「思考力を重視し イ 観点別評価に向けての取り組みの
「 価の導入に向けて、各教科で評価の た問題解決的な学習指導を行っている」 成果、さらに研究を促し、次年度につな
チ
ー 在り方を検討し、試行・実施する。 教員9〔75.6〕の肯定感を 80%以上とする。 げたい。87.8%(◎)
ム
今
宮 ウ キャリア教育の向上 ウ高・大・社のトランジションを意識し、 ウ学校教育自己診断「大学について理解 ウ キャリア教育としての成果。コロナ
」
の 「イベント主義」に陥らない系統的 することができた。」生徒16〔82.5%〕 感染症の影響下としては満足でき
育 で計画的なキャリア教育を推進す の肯定感を 80%以上にする。 る数値である。86.3%(◎)
成
る教職員集団の育成
(3)情報共有を促進さ (3) (3) (3)
せ、ICT を有効活用
できる教員の育成
ア クラウドサービス、 ア 校内での共有ツールとして学校 ア 学校教育自己診断「本校は計画的に ア 研修は計画以上に実施し、人材育成
トップページを活用 トップページの活用を構築し、情報 人材育成を行っている」教員 を図ったのであるが、当初からの計画性
した情報共有 伝達や緊急用にクラウドサービス 〔50%〕を 50%以上にする。 がなかったので教員には余裕を持って
を活用 臨むことができなかったと考えられる。
次年度は年度当初より計画的に行いた
い。40.8%(△)
イ GIGA スクール構想に イ 学校教育自己診断(新規設定)
「学校 イ 予想を上回り満足している。さらに
基づく ICT の活用の イ 新たなプラットフォームの導入と は ICT 環境整備に努めている」生徒 効果的な指導につながるように整備を
促進 活用実践について研修を行う 〔新規〕の肯定感を 75%以上 行い、研修を実施する。84.8%(◎)
(4)
「働き方改革」の促 (4) (4)
進 (4)
ア 仕事の平準化 ア ストレスチェック総合指数を 105 以 ア 本年度は昨年度と同じ数値
・合理化の促進 ア やりがいをもって業務を行い、負担 下にする〔105〕 111(△)
を軽減する。