No.1207
府立淀川清流高等学校
校長 無津呂 弘之
平成 30 年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
生徒1一人ひとりによりそい、「あらゆる教育活動を通して、自分自身を肯定的に捉える力…1」「多様な人々との出会いを通して、他者を
尊重し豊かな人間関係をつくる力…2」「社会的・経済的・精神的に自立し、社会に貢献する力…3」を身につけさせ、「一人ひとりが自
信を持ち、他者の思いに共感できる生徒2」を育成し、社会に貢献できる学校をめざす。
2 中期的目標
1 確かな学力向上の取組み自立の基本となるもの(13)
(1)モジュール授業を通して、基礎・基本的事項の確実な定着を図る。
(2)学ぶ意欲を育むため、わかる授業の創造と授業力の向上を図る。
ア 学ぶ意欲を育むため、わかる授業をモジュール授業以外の教科でも創造していく。
イ 進学特別講習の実施や自習環境の整備を行うなど、生徒3の実態に合わせた学習支援を推進する。
※学校教育自己診断〈生徒4〉の授業に関する項目の肯定的意見の割合を前年度以上(*西 80%北 65%、73%)とする。
2 系統的なキャリア教育の展開経済的自立・社会的自立に関わるもの(13)
(1)キャリア教育の視点から、「総合的な学習の時間」「産業社会と人間」「人生設計学」の内容を構築し、系統的な学習を推進する。
(2)キャリア教育の視点から、各系列の選択授業を創造し、次年度に備える。
※3 年後の進路未決定率ゼロを達成するために、学校教育自己診断〈生徒5〉のキャリア教育に関する項目の肯定的意見の割合を前年度以上(西 75%
北 65%、70%)とする。
3 人権教育・国際理解教育の推進と生徒6の居場所・出番作り特に社会的自立・精神的自立に関わるもの(12)
(1)人権教育・国際理解教育の取組みを通じて、不和や対立を乗り越える豊かな人間関係をつくる力を育成する。
アサーショントレーニング・アンガーマネジメントなどのコミュニケーション力育成とESD教育を推進する。
(2)特別活動や生徒7会活動を通じて生徒8の居場所と出番を用意するとともに、集団や学校への帰属意識を高める。
ア 行事や生徒9会活動、部活動等を通じて、集団の中で人と調和しながら活動できる能力を育成する。
イ 部活動の充実をはかり、加入率を高める。
※部活動加入率を、北淀高校生と併せて、前年度数1値以上(*西 15%北 21%、18%)とする。
4 規範意識の醸成、家庭・地域と連携した丁寧な生徒10指導の推進経済的自立・社会的自立に関わるもの(13)
(1)基本的生活習慣の確立と規範意識の醸成に努めるとともに頭髪など生活指導の徹底を図り、通学マナーを向上させる。
ア 頭髪指導の徹底を図る。
イ 自転車の二人乗りをなくすなど、通学マナー向上の取組みを強める。
ウ 遅刻指導を強化し基本的生活習慣の確立を期する。
エ 挨拶する態度を確実に身に付けさせる。
(2)生徒理解と中退防止の取組みを組織的に発展させる。
生徒の複雑な生活背景をつかむ取組みを進める。家庭連携、中高連携をさらに進め、課題の大きな生徒の指導、支援の方針を担任会、保健・相
談部会、教育相談連絡会、支援委員会などで組織的に検討し、個別の指導計画の作成及び充実を図る。
(3)家庭、地域との連携強化と開かれた学校づくり
ア 地域清掃活動及び地域の高齢者施設、幼稚園、支援学校等との交流活動の充実を図る。
イ PTA活動を推進し、家庭との協力体制を充実させる。
ウ 広報活動を活発に行い、エンパワメントスクールとしての本校教育の新たな取組みを地域や中学生、保護者等へ積極的にアピールする。
※中退率・生徒指導案件数2を前年度数3値以下(*生徒指導案件数4西 28 件北 200 件、114 件)とする。
5 教職員の資質向上と OJT の充実
(1)人材育成に努め、特にミドルリーダーの育成、初任者等教職経験の少ない教員の資質向上を学校の課題とする。
(2)北淀高校・西淀川高校が長年にわたって築き上げてきた指導方策が引き継がれるようにOJTを中心とした研修を計画的・組織的に実施する。
(3)エンパワメントスクールとしてICT機器が充実したことを踏まえて、教職員のICT活用能力を高める。
※研究授業・公開授業の回数5・参加率を前年度の北淀高校の数6値以上(*各教科1回、初任者2回、参加率 100%)とする。
*…前年度数7値は、西淀川高校(3 学年が揃っていた 28 年度)と北淀高校の前年度(29 年度)数8値の平均値とする。
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[平成 30 年 12 月実施分] 学校運営協議会からの意見
【学習指導等】 【第1回 6 月 9 日開催】
○「中期的目標1 確かな学力向上の取組み」について、以下の項目の肯 ・手帳を使って一日の予定を確認する取組みはとても良い。予定を書くことで自分の動き
定的意見を検証した。 を自分で確認できる。
「授業はわかりやすい」 生徒 68%(*65%) ・キャリア教育について、自発的に学ぶ意欲を持たせるのがなかなか難しいが、実践的な
保護者 60%(*69%) 取組みがなされるのはありがたい。
「教え方に工夫をしている先生が多い」 ・保健体育が好きという生徒が多いので、
「あったらいいクラブ」といったアンケートを取
生徒 70%(*68%) ってみるのはどうか。
保護者 62%(*60%) ・吹奏楽などの希望が出ると難しいところもあると思うが、楽器の充実を図ってはどうか。
(*は、北淀高校の昨年度の数9値。以下同じ。) ・PTAの規約の改正については、世の中の大きな流れだと思うが、PTAにしっかり関
教員自身については「生徒のレベルに応じた分かりやすい授業にする わることで学校に対する意識を持ってもらえるという側面もあった。行事のみの参加だ
努力をしている」が肯定的意見 89%(*94%)「生徒の実態をふまえ、 とお手伝いのみになる懸念を感じる。学校の運営にどうコミットしてもらうかを考えて
教科として指導方法や学習形態の工夫・改善を行っている」が同 88%(* もらえればと思う。
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92%)となっている。 【第 2 回 10 月 27 日】
教員の授業力向上を喫緊の課題としてとらえ、授業力向上のために本 ・授業アンケート結果について、教員が異動するたびに評価が下がるのは大きな課題。一
年度も実施している授業アンケートの個人での分析や教科ごとの分析 定の質の授業を実施できるようにすべきではないか。
結果の共有を綿密に行い、全校一斉授業見学や研究協議などの「授業見 ・地域の中学校では、生徒指導上厳しい状況の学校はなくなった。昨年度、勤務校で校内
学・研修」をさらにすすめ、教員の授業力向上を図る。また、教員の努 の喫煙がゼロになった。一方で、新たな課題も生起している。淀川清流高校も生徒が落
力と生徒の受け止めのギャップもあることから、生徒の学習状況の実態 ち着いてきたとのことだが、新たな課題も出てくると思う。このブロックの地域の野球
把握や生徒のニーズに応えられる授業づくりをいっそう進めることが 大会を北淀高校でさせていただくなど、さまざまな中高連携を行っており、これからも
必要である。 連携をすすめていきたい。
【進路指導等】 ・部活動に参加する生徒が増えたことは喜ばしい。昨年度までもこの場で、ダンス部など
○「中期的目標2 系統的なキャリア教育の展開」の進路指導については 今の生徒の関心を惹くクラブの創設が話題になっていたと思う。
以下の項目の肯定的意見を検証した。
「選択教科が工夫されていて自分の学びたいことを学べる」
生徒 72%(*66%) 【第 3 回 2 月 2 日】
保護者 93%(*81%) ・エンパワメントスクールの理念をどう浸透させるかが課題。
「学校は進路についての情報を知らせてくれる」 ・働き方改革に関わって、先生方に時間外労働の感覚が弱いと感じる。多忙感が生徒に伝
生徒 65%(*71%) わるので、無理してほしくない。先生は余裕をもって生徒と向き合ってほしい。
保護者 94%(*81%) ・オープンスクールの参加者数10の減少について。倍率が下がらないようがんばってほしい。
「将来の進路や生き方について考える機会がある」 ・気持ちよく挨拶してくれる生徒が多い印象を持っている。
生徒 69%(*61%) ・あいさつ運動は続けると成果が出る。来客にも挨拶するようになると印象が変わる。
教員自身も「生徒一人ひとりが興味・関心、適性に応じて進路選択が
できるよう、きめ細かい情報提供を行っている」が 76%(*87%)とな
っており、減少の原因を究明し改善に努める。キャリア教育については
保護者の高い期待がうかがえる。今後も生徒のニーズに合うキャリア教
育の取組みを進め、保護者との連携もいっそう深めていく必要がある。
【生徒指導等】
○「中期的目標3・4 人権教育・国際理解教育の推進と生徒の居場所・
出番作り、規範意識の醸成、家庭・地域と連携した丁寧な生徒指導の推
進」については以下の項目の肯定的意見を検証した。
「エンパワメントスクールに入学してよかった」
(昨年度「北淀高校に入学してよかった」と比較)
生徒 74%(*74%)
保護者 93%(*87%)
「学校に行くのが楽しい」 生徒 64%(*61%)
保護者 85%(*70%)
「先生は、いじめなど、私たちが困っていることについて真剣に対応して
くれる」 生徒 69%(*69%)
保護者 78%(*74%)
「担任の先生以外にも保健室・相談室など、気軽に相談することができる
先生がいる」 生徒 58%(*57%)
保護者 63%(*60%)
「国際理解・国際交流について学習する機会がある」
生徒 49%(*61%)
保護者 48%(*51%)
「部活動に積極的に参加している」
生徒 45%(*42%)
保護者 42%(*32%)
「命の大切さやルールについて学ぶ機会がある」
生徒 76%(*66%)
保護者 76%(*63%)
昨年度を上回る項目が多いが、生徒に寄り添う部分(「困っていること
について真剣に対応」
「気軽に相談できる先生がいる」)については、よ
り丁寧な指導が求められている。また、「国際理解教育」については肯
定的意見が低く、学校の取組みをすすめ、積極的に情報発信することが
求められている。部活動については、肯定的な意見が増加し、部活動参
加率も 24.7%と増加したが、学校運営協議会の意見も踏まえて、部活動
の活性化に向けた取組みの工夫をすすめる。
【その他】
○北淀高校の前年度(29 年度)と肯定的意見の割合を比較すると、生徒
は昨年度より上がっている項目は(23 項目中 14 項目)
、保護者は(24
項目中 14 項目)、教員は(23 項目中6項目)であった。数値の下がっ
た項目については一概に取組みが停滞しているともいえないが、各分
掌・学年・委員会・教科等において分析と原因の究明をすすめ、改善
に向けて取り組んでいく。
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3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的 評価指標( )内は西淀川高校と北淀高
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 自己評価
校の平均値
(1)モジュール授 (1) (1)(2) (1)(2)
業を通して、基礎・ ・先行校の取組みを参考にしながらモジュール授 ア・授業アンケート、学校教育自己診 ア・授業アンケートは 3.17、学校教育自
基本的事項の確実な 業に取組み、本校生にあったアレンジを行う。 断の結果、授業に対する肯定的な回答 己診断では 68%と下回った。各教科での
定着を図る。 が前年度を上回ったか。
(自己診断 73% 授業アンケート等による振り返りの分析
1
(2)学ぶ意欲を育 (2) …西 80%北 65%) をすすめ、よりわかりやすい授業の創造
自 確 むため、わかる授業 ア わかる授業の創造
立 か に努めていきたい。(△)
の な の創造と授業力の向 ・授業アンケートの1回目を課題把握、2回目を イ・進学特別講習の参加人数、実施回
イ・進学講習については、10 時間のべ 66
基 学 上を図る。 成果検証と位置づける。その上で、1回目のアン 数が前年度を上回ったか。(1 年 16 時
本 力 名。進学に意欲を持ち、熱心に学習に取
と 向 ケート後に教科毎の公開授業と研究協議を実施。 間のべ 44 名…北のみ)
り組む生徒が増えている。
(○)
な 上 2回目のアンケート結果をもとに成果と課題を ・生徒が放課後に校内で学習できる場
る の ・キャリアガイダンスルームを設置し、
も 取 確認。3学期早々の職員会議で全体で共有する。 の整備に進展があったか。また、適切
自習ができる机を整備した。放課後生徒
の 組 イ 生徒実態に合わせた学習支援 に活用できたか。
み が教室で勉強する様子が見られた。(○)
・進学意欲の高い生徒に対して、1 年次より長期
休業前等に進学特別講習を実施する。
・生徒の学習習慣の確立に向けて、生徒が放課後
に校内で学習できる場を整備し、活用する。
(1)キャリア教育 (1)キャリア教育の構築 (1)(2) (1)(2)
特 の視点から、
「総合的 キャリア教育の内容を「総合的な学習の時間」
「産 学校教育自己診断において、キャリア ・授業はアクティブラーニングの手法を
に 2
経 な学習の時間」
「産業 業社会と人間」「人生設計学」に系統的に反映さ 教育に対する肯定的な回答が前年度を とりいれ、活発な活動も見られたが、学
済 系 社会と人間」
「人生設 せて構築する。 上回ったか。(70%…西 75%北 65%) 校教育自己診断においては、肯定的な回
的 統
自 計学」の内容を構築 答が 69%であった。授業内容を見直し、
立 的
な し、系統的な学習を キャリア教育のいっそうの取組みに努め
・ キ
社 推進する。 ていきたい。(○)
会 ャ
リ ・選択授業については、生徒の科目選択
的
自 ア (2)キャリア教育 (2) により開設が決まった科目について、キ
立 教 ャリア教育の視点を踏まえたシラバスが
育 の視点から、各系列 ・キャリア教育の視点から、各系列の選択授業を
に の 完成し、教材の準備をすすめている。
(○)
関 の選択授業を創造 創造し、次年度に備える。
展
わ 開 し、次年度に備える。
る
も
の
3 (1)人権教育・国 (1)人権教育・国際理解教育の取組み (1) (1)
際理解教育の取組み ・アサーショントレーニングなどのコミュニケー ・学校教育自己診断において、
「人権教 ・人権教育は 72%、国際理解教育は 49%
人
権 を通じて、不和や対 ション能力育成の取組みを行う。 育」
「国際理解教育」の項目の肯定的評 であった。
「国際理解教育」については、
教 立を乗り越える豊か ・障がい者との交流、JICA講演、留学生交流 価が前年度を上回ったか。(人権 71% 今まで以上に学校の取組みをすすめ、積
育
・ な人間関係をつくる などを実施する。 …西 77%北 65%、国際理解 61%…北 極的に情報発信することが必要であると
国 力を育成する。 ・アンガーマネジメントやネットリテラシー、虐 のみ) 思われる。
(△)
際
理 待から考える性教育など、新たな人権教育の取組 ・生徒指導案件における「暴力/ネッ ・暴力/ネット/人間関係のトラブルに
解 みを創造する。 ト/人間関係のトラブルに関する事 関する事案は 16 件で、昨年度を下回っ
教
育 案」が前年度を下回ったか。(計 18 件 た。人権教育の取組みや丁寧な生徒指導
精 の の成果と思われる。(○)
…西 7 件北 28 件)
神 推
的 進 (2)特別活動や生 (2) (2) (2)
自 と 徒会活動を通じて生 ア・生徒の自立心や主体的な行動力、集団への帰 ア・学校教育自己診断において、学校 ア.学校行事の満足度は 67%であった。
立 生
に 徒 徒の居場所と出番を 属意識等をより高めるために、生徒がより自主的 行事の満足度が昨年度を上回ったか。 体育祭、文化祭などの学校行事の見直し
関 の 用意するとともに、 に活動できる取組を増やすなど、体育祭、文化祭 (68%…西 69%北 67%) やさらなる内容の充実が必要であると思
わ 居
る 集団や学校への帰属 等の学校行事のさらなる充実を図る。 ・学校行事に更なる工夫改善を行えた われる。
(○)
。
場
も 所 意識を高める。 か。 ・体育祭の団対抗、文化祭のコンクール
の ・
出 形式を北淀高校と一緒に行うなど取組を
番 工夫した。
(○)
作
イ・部活動加入率は 24.7%と前年度を上
り イ・新入生歓迎会、部活動紹介、体験入部、部活 イ・部活動加入率が前年度より上回っ
回った。部活動加入増に向け、体験入部
動入部キャンペーン、部活動の発表機会をさらに たか。(18%…西 15%北 21%)
特 や参加への積極的な声掛けをしたことで
に 充実させたり、4月に入部しなかった生徒が入部 ・部活動加入増に向けた更なる工夫改
社 部活動に魅力を感じ、部活動加入率の増
しやすい機会を設けたりするとともに、部活動を 善を行えたか。
会 加につながったと思われる。(○)
的 行うことのメリットを伝える機会を新たに設け
自 る。また、あらゆる機会を捉えて部活動を顕彰す
立
・ る。
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(1)基本的生活習 (1) (1) (1)
慣の確立と規範意識 ア 頭髪指導 ア・繰り返し頭髪指導を受ける生徒の ア.繰り返し頭髪指導を受ける生徒は 72
の醸成に努めるとと ・現行の頭髪指導を継続し、さらに指導の定着を 数が前年度を下回ったか。(82 件…北 件であった。引き続き丁寧な指導をすす
もに頭髪など生活指 図る。 のみ) めたい。
(○)
導のさらなる徹底を イ 通学マナーの向上 イ・近隣からの指摘の件数や通学マナ イ.近隣からの指摘の件数や通学マナー
図り、通学マナーを ・学警連携も含め、通学マナーの指導及び交通安 ーでの指導件数が前年度より減少した での指導件数は前年度より大幅に減少
向上させる。 全指導をさらに強める。特に、生徒が被害者、加 か。
(70 件…北のみ) し、25 件であった。(◎)
害者にならないように自転車のマナー指導を強
化する。
ウ 遅刻指導 ウ・遅刻総数が前年度を下回ったか。 ウ.遅刻総数は 9123 件と 4 割 5 分減少、
・引き続き、全校を挙げて遅刻指導の徹底と定着 同時に欠席総数も前年度を下回った 欠席総数も 7973 件と 3 割 5 分減少した。
を図る。 か。
(遅刻総数 16,014 件…西 20,263 件 全校挙げての遅刻指導の成果と考えられ
北 11,765 件、欠席総数 9,862 件…西 る。
(◎)
9,708 件北 10,015 件)
エ 挨拶指導 エ・学校教育自己診断において、挨拶 エ.学校教育自己診断における挨拶に対
・集会等いろいろな機会を通じて指導する。また、 に対する生徒の肯定的意識が前年度を する生徒の肯定的意識は 65%であった。
朝の挨拶運動や日々の学校生活の中で教員側か 上回ったか。(68%…西 73%北 62%) 引き続き、呼びかけを強めていきたい。
ら挨拶をすることを通して、自然に挨拶をする雰 (△)
囲気を醸成する。また、挨拶についての新たな取
組を検討、実施する。
(2)
(2)生徒理解と中 (2)生徒への支援 (2)
・各種連携については、校内での情報共
退防止の取組みをさ ・校内での組織的連携、家庭・中学校とのさらな ・教育相談連絡会、支援委員会を通し
有と議論を踏まえ、中学校との情報共有
らに組織的に発展さ る連携を進め、また、教育相談室や保健室での生 て充実した生徒支援の論議が出来た
4 や、行政機関、病院等との連携が深まっ
せる。 徒への丁寧な対応を通して、生徒が教育相談をさ か。
た。とりわけ、行政機関の福祉担当と連
規 らに有効活用できるように教育相談体制を充実 ・学校教育自己診断における「教育相
範 携が深まり、生徒支援に活かされている。
意 させる。 談」に対する肯定的な回答が生徒・教
(○)
識 ・精神科医師や大学の教員との事例検討会等を通 員ともに前年度を上回ったか。
(生徒:
特 の ・学校教育自己診断における教育相談に
に 醸 して、配慮を要する生徒等への支援や指導に向け 67%…西 65%北 69%、
対する肯定的な回答は、生徒については
経 成 ての教職員の指導力の向上に取り組む。 教員:95%…西 93%北 97%)
済 、 69%、教員については 93%であった。生
的 家 ・担任団と管理職、他の組織との連携を一層深め ・校務分掌や業務分担の見直し、業務
徒層の変化を踏まえ、今まで以上に丁寧
自 庭 るとともに、家庭との連携、外部機関との連携を の効率化の結果、生徒と向き合う時間
立 ・ な教育活動に取り組んでいく必要があ
さらに図り、SSWやSCの活用も通してさらに の確保に効果が見られたか。
・ 地 る。
(○)
社 域 きめ細やかな指導を行う。
会 と ・業務の効率化のため、分掌再編を行な
・教職員が生徒と向き合う時間をさらに確保する
的 連 うこととした。生徒の規範意識を高める
自 携 ために、校務分掌、業務分担の見直しや業務の効
ことで特別指導の時間が減り、生徒と向
立 し 率化を図る。
に た き合う時間を増やすことができた。また
関 丁 「働き方改革」の取組みをすすめ、教員
わ 寧 (3)家庭、地域と
る な の超過勤務も減少した。
(◎)
も 生 の連携強化と開かれ
の 徒 た学校づくり (3) (3)
指 (3)
導 実 ア 地域連携 ア・地域清掃の参加人数が前年度を上 ア.地域清掃の参加人数は2回で 150 名
の ・生徒、教職員、PTAが協力して地域の清掃活 回ったか。
(2 回のべ 112 名…北のみ)
推 であった。
(○)
進 動をさらに活発化させる。フォークソング部、和 ・部活動の地域交流の取組み回数が前 ・部活動の地域交流の取り組みについて
太鼓部、ボランティア部等を中心に高齢者施設や 年度を上回ったか。
(19 回…西 22 回北 は、和太鼓部2回、フォークソング部7
幼稚園、支援学校等との交流活動を促進する。 15 回) 回、文化健康部2回、計 11 回であった。
外部からの要請の減少により、回数が下
回った。地域と連携し活動の場を更にひ
ろげていきたい。
(△)
イ PTA活動 イ・PTA活動における学校行事の保 イ.PTA活動における学校行事に参加
・PTA活動を積極的に展開し、より広範な家庭 護者の参加数が前年度を上回ったか。 した保護者の数はおよそ 240 名で、前年
連携を構築する。 (290 名…北のみ) 度を下回った。保護者に対して学校行事
・学校教育自己診断における「保護者 の情報発信を積極的に行っていきたい。
交流」に関する肯定的回答が前年度を (△)
上回ったか。(61%…北のみ) ・学校教育自己診断における「保護者交
流」
に関する肯定的回答は 55%であった。
PTA役員と連携し、活動の内容を検討
していきたい。
(△)
ウ 広報活動 ウ・学校教育自己診断において、
「教育 ウ・学校教育自己診断における「教育情
・広報活動を活発に行い、エンパワメントスクー 情報の発信に力を入れている」に対す 報の発信に力を入れている」に対する肯
ルとしての本校の新たな取組みを地域や中学生、 る肯定的な回答が前年度を上回った 定的な回答は 88%と増加した。
(○)
保護者等に積極的にアピールする。 か。
(79%…西 81%北 76%) ・オープンスクール参加人数は 380 名で
・オープンスクールの総参加人数が昨 あった。中学校や保護者への情報発信の
年度を上回ったか。(509 名) 方法等を検討し、本校の取組みをよりい
っそうアピールするため、引き続き活発
に広報活動を行いたい。
(△)
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(1)人材育成に努 (1)(2) (1)(2) (1)(2)
め、特にミドルリー ア・教育センターの研修なども利用し、ミドルリ ア・外部研修等を積極的に活用し、首 ア・外部研修等には、若手を中心に積極
ダーの育成、初任者 ーダーの育成に努める。 席等につながる人材を育成できたか。 的な参加ができている。新校の立ち上が
等教職経験の少ない りに若手が積極的に参画し、成長してい
教員の資質向上を学 ると感じている。
(○)
校の課題とする。 イ・首席等を活用し、初任者等の教職経験年数の イ・初任者の授業改善につながる授業 イ・初任者は勿論のこと、全教員が授業
(2)本校が長年に 少ない教員への計画的な校内研修を実施し、資質 分析や指導助言を複数回実施できた アンケートを使った振り返りや分析、改
5 善を行なっている。(○)
わたって築き上げて 向上を図る。また、授業改善のために、教科毎の か。
教 きた指導方策が引き 授業見学・改善の取組みの中で、特に初任者の育 ・初任者等の校内研究授業を年間2回
職 継がれるようにOJ 成に配慮をする。 以上実施できたか。 ・初任者の校内研究授業、研究協議を2
員
の Tを中心とした研修 ・初任者等教職経験年数の少ない教員 回実施した。(○)
資 を計画的・組織的に の生徒による授業アンケートの結果 ・初任者の授業アンケートの39の平
質
向 実施する。 (項目39の平均)
が4点満点中 2.8 均値は 3.34 であった。(○)
上 を上回ったか。
と
O ウ・管理職の丁寧な授業見学助言指導及び教職員 ウ・計画的組織的に研修を実施できた ウ・校内研修については、9月に全校一
J 相互のブレーンストーミング等を活用した研修 か。 斉授業見学を行うなど、新たな取組みを
T 始めた。初任者については、首席が中心
の など、新転任の教員等に対して、OJTを中心と
充 した取組みを計画的・組織的に実施する。 になって、回数、内容とも充実した研修
実 を実施することができた。
(○)
(3)毎回の授業でICT機器を使用す
(3)エンパワメン (3)教職員の授業におけるICT活用率を上昇 (3)ICT機器を活用する教員の割
る教員が 30%、およそ半数の授業におい
トスクールとしてI させる。 合が 70%以上となったか。
て使用する教員を含めると 60%、必要に
CT機器が充実した
応じて何度か使用している教員まで含め
ことを踏まえて、教
ると 88%が活用している。
(◎)
職員のICT活用能
力を高める。