進路4を考えるということは自分の人生設計を考えることに他なりません。10年先、20年先の自分がどうありたいのかと考えることが進路5選択につながります。住吉高校の進路6指導は、卒業後すぐの進路7に限らず、長期的な視点で進路8選択ができるように支援します。
住吉高校の進路9指導は3年間を通して構成され、孫子の言葉を借りて「1年では己を知る(自己分析を深める)」「2年では彼を知る(進学先を探求する)」「3年では百戦して殆ふからず(目標に向かって実践あるのみ)」という段階を踏む形を作っています。本校では入学時から学科が分かれており、総合科学科・国際文化科それぞれの特色を活かして進学先を選択する傾向が強いのですが、それでも自己を見つめ直して自分の興味関心の方向性を知り、自分が進学したいと強く思える大学を選ぶことが肝要です。
日本には700を超える大学が存在しますが、その中で選ぶべきは行ける大学ではなく、行きたい大学です。また、住吉高校では海外の大学に進学する生徒もいるので、一口に大学と言っても、選択肢は膨大な数になります。また、大学に行くだけが進路10ではないので、将来を見据えて就職すべきか、専門学校に行くべきか、一朝一夕に決められる話ではないはずです。それだけに、入学後すぐに次のステップへ移るために進路を考えるということが欠かせず、来し方を顧みて行く先々を考える取り組みが重要となってきます。
本校では、放課後や土曜日に自主学習できる自習室が整えられており、長期休業中の講習や3年生向けにPTAと協力して外部業者による進学講習(通称:北畠講習)を開催するなどの進路支援もしています。日々の授業だけでなくそのような機会を活かして学習に励み、是非進路実現してほしいと願っています。