天王寺高校
(大阪府)の
公式サイト
内のPDFをテキストに変換して表示しています。
このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2023年12月23日
[
更新
]
最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
https://www2.osaka-c.ed.jp/tennoji/2021jikosindan.pdf
検索ワード:行事
[
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
]
[
検索結果に戻る
]
令和4年3月18日
保護者の皆様及び生徒のみなさん
大阪府立天王寺高等学校
校 長 岡 宏
令和3年度 学校評価アンケート (学校教育自己診断) 回答のまとめ
陽春の候、皆様には、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。平素は本校の教育活動にご理解ご協力
を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて本校は、日本や国際社会で活躍する真のリーダーを育成することをめざし、文武両道、授業第一、本物志
向、鍛練主義を実践してさまざまな教育活動に取り組んでまいりました。これらの教育活動を発展させ、積極的に
推し進めるため、昨年 10 月に「学校教育自己診断」を実施し、分析・検討を行いました。このたび、総括した結果
がまとまりましたので、ここにお知らせします。
今後とも豊かで質の高い教育環境づくりをめざしておりますので、皆様の一層のご協力をお願いいたします。
生徒回答集計 回答数/ (1 年 351、2 年 347、3 年 343 回収率 96%)
「非常にそう思う」と「そう思う」という肯定的な意見の割合(%)を掲載している。
差・・・昨年度との%の差 分析・・・コメントを掲載している項目
質問項目 R3 R2 差 分析
1 学校に行くのが楽しい。 88 87 +1
2 学校での友人関係はうまくいっている。 96 93 +3
3 本校の様々な特色は、全体的に見て自分に合っている。 85 83 +2
4 本校の活動にはリーダーシップの育成に役立つものがあると感じる。 90 89 +1
5 本校の活動を通じて、他校と交流の機会がある。 49 50 -1
6 内容が分かりやすく、満足できる授業が多い。 92 89 +3
7 学校の授業だけで、進路希望達成に必要な学力をつけてくれる。 77 74 +3
8 授業の理解度に応じて、生徒が参加できる補習や講習が行われる。 96 93 +3
9 教材や教え方にさまざまな工夫をしている先生が多い。 96 94 +2
10 いじめや学校生活の悩みや相談に親身になって応じてくれる教員がいる。 89 86 +3
11 相談室や保健室に行きやすい。 73 70 +3
12 学校生活についての先生の指導には納得できる。 74 73 +1
13 将来の生き方や職業選択等について必要な情報を提供してくれる。 95 94 +1
14 大学生などの卒業生の話を聞く機会が多く、刺激を受ける。 87 90 -3
15 専門家の講演会や大学の見学など、自分の進路に関わる
行事
1
が豊富である。 93 92 +1
16 桃陰セミナー・部学習日・土曜講習があることは、土曜日の活用と自らの学習 80 75 +5
に役立っている。
17 学校
行事
2
の多いことは、本校の特色として魅力的だ。 95 93 +2
18 学校
行事
3
全般に対して、積極的に参加している。 89 90 -1
19
行事
4
等においてホームルーム活動に積極的に関わっている。 88 88 0
20 部活動に参加している。
(※右の数値は参加している生徒の割合) 92 94 -2
21 部活動に積極的に取り組んでいる。
(対象:20.部活動に参加している生徒) 94 94 2
0
22 (対象:20.部活動に参加している生徒) 82
部活動と勉強との両立ができている。 73 +9 〇
1
23 部活動での人間関係はうまくいっている。
(対象:20.部活動に参加している生 92 92 0
徒)
24 本校の人権教育によって、人権についての意識が高まった。 83 83 0
25 命の大切さや社会のルールを学ぶ機会が多い。 83 83 0
26 清掃活動が行き届いていて、清潔である。 54 45 +9 〇
27 学校の施設・設備全般について、適切に整備されている。 58 66 -8 〇
28 学習講座は有意義である(1 年4月) 92 87 +5
29 野外生活体験学習は有意義である。
(1年7月) 93 96 -3
30 水泳訓練は有意義である(1年7月) 97 96 +1
31 社会人講演会は有意義である。
(1年11月) 93 88 +5
32 京大見学会は有意義である。
(2年6月) 92 94 -2
33 宿泊研修(修学旅行)は有意義である。
(2年10月) 98 98 0
34 課題研究は有意義である。
(2年) 85 80 +5
35 学部学科紹介は有意義である。
(3 年6月) 98 95 +3
36 天高アカデメイアは有意義である。 93 89 +4
37 SSH,GL 事業は有意義である。 92 92 0
回答数(1 年 351、2 年 347、3 年 343 回収率 96%)
どの質問も肯定的な回答の割合に大きな変化は見られないが Q22 の部活動と勉強の両立と Q26 清掃活動に
ついては 9 ポイント増えている。一方、Q27 の施設設備の適切な整備については 8 ポイント減少している。
南館のトイレ工事により約半年間トイレ使用に制限がかかったためと思われる。
保護者回答集計 回答数/(1 年 307、2 年 297、3 年 306 回収率 84% )
「非常にそう思う」と「そう思う」という肯定的な意見の割合(%)を掲載している。
差・・・昨年度との%の差 分析・・・コメントを掲載している項目
質問項目 R3 R2 差 分析
1 子どもは学校へ行くのを楽しみにしている。 89 89 0
2 子供は自分のクラスが楽しいと言っている。 87 88 -1
3 学校の雰囲気がよく、子供たちが生き生きしている。 93 94 -1
4 先生は子供を理解している。 87 88 -1
5 この学校は、他の学校にない特色ある教育活動に取り組んでいる。 95 97 -2
6 学校は、教育目標をわかりやすく伝えている。 92 93 -1
7 子どもは、授業が楽しくわかりやすいと言っている。 79 76 +3
8 学習の内容や進度等を、懇談や通信などによって知ることができる。 81 82 -1
9 学校は、保護者の相談に適切に応じてくれる。 83 83 0
10 学校は、いじめについて子どもが困っていることがあれば真剣に対応して 83 85 -2
くれる。
11 学校は子どもの命を大切にする心や社会ルールを守る態度を養おうとし 93 92 +1
ている
12 学校の生徒指導の方針に共感できる。 88 90 -2
13 子どもの心身の健康について、気軽に先生に相談できる。 85 82 +3
14 学校は将来の進路や職業などについて適切な指導を行っている。 90 93 -3
15 進路指導面で学校は家庭への連絡や意思疎通をきめ細かく行っている。 81 80 +1
2
16 学校は、教育情報について提供の努力をしている。 88 89 -1
17 学校
行事
5
は、子どもが積極的に参加できるよう工夫されている。 88 96 -8 〇
18 この学校の授業参観や学校
行事
6
に参加したことがある。 79 83 -4
19 この学校の部活動は活発である。 90 97 -7 〇
20 学校は、環境、国際理解・福祉ボランティア等の新しい教育課題について 85 92 -7 〇
学ばせている。
21 学校は、保護者が授業を参観しやすい工夫をおこなっている。 77 78 -1
22 学校は、家庭への連絡や意思疎通を積極的に行っている。 90 92 -2
23 PTA 活動には参加しやすい。 63 58 +5
回答数/(1 年 307、2 年 297、3 年 306 回収率 84% )
回答率 84%と例年通り高い関心を寄せていただいている。各質問に対する肯定的な回答の割合に大きな
変化は見られないが Q17、Q19、Q20 の
行事
7
・部活動・国際交流などの回答が 7、8 ポイント減少している。
コロナ禍による臨時休校や
行事
8
・部活動・海外交流の中止や延期が影響したものと思われる。
評価結果を受けての各分掌等での検討事項(抜粋)
1学年
生徒のアンケートについては、全学年の平均値より高い数値を示した項目が Q7「学校の授業だけで進路希
望達成に必要な学力がつく」(1 年生 82%、全学年 77%) 、Q12「学校生活についての先生の指導には納得でき
る」
(1 年生 88%、全学年 74%)であった。授業・学校生活全般を通して、関わってくださっている先生方が、
熱意をもって授業をし、生徒達に真摯に向き合ってくださっていることがうかがえる。
保護者のアンケートについては、全学年の平均値より高い数値を示した項目が Q1「子供は学校へ行くのを楽
しみにしている」
(1 年生 94%、全学年 89%)、Q2「子供は自分のクラスが楽しいと言っている」(1 年生 96%、
全学年 87%)
、Q3「学校の雰囲気がよく、子どもたちが生き生きしている」 (1 年生 98%、全学年 93%)であ
った。多くの保護者の方が学校の教育方針に理解を示していただいていることがうかがえる。
2学年
生徒のアンケートについては昨年に引き続き Q5「他校との交流の機会」の項目で肯定的な回答の割合が低
かった。また Q12「先生の指導には納得できる」の項目でも肯定的な回答の割合が低く、記述の中にもそのよ
うな内容のものが見られた。昨年から続くコロナ禍による休校や
行事
9
の中止・縮小がいまだに大きく影響して
いると思われる。その一方で、Q6「満足できる授業が多い」
(91%)Q8「補習や講習が行われる」(97%)Q9「様々
な工夫をしている先生が多い」(95%)Q13「将来の生き方や職業選択について考える機会がある」(96%)Q17「学
校
行事
10
の多いことは本校の特色としては魅力的だ」(94%)の項目で肯定的な回答の割合が高かった。
保護者のアンケート結果については生徒同様,休校や行事の中止等による学校行事や授業参観、PTA 活動へ
の参加についての項目での肯定的な回答の割合が低かった。一方、Q5「特色ある教育活動への取り組み」
(96%)
Q9「保護者の相談に応じてくれる」(86%)などの項目で肯定的な回答の割合が高かった。
3学年
生徒結果については行事に関する質問に対して肯定的な回答の割合が高く、中でも林間学校・水泳訓練・修
学旅行についてはほぼ全員が肯定的な回答となった。他の質問についてもおおむね全体と大差なくいずれも約
9 割の肯定的な回答となっている。ただ、Q26 の清掃については全体の結果よりも低い結果となり、清掃活動
の指導が十分ではなかったと思われる。
保護者結果については全体平均で 86%の肯定的な回答をいただいており、本校の教育活動の特色や意義、目
的をよく理解していただいていると感じる。
3
教務部
授業や学習に関する設問については生徒、保護者とも概して高い。補習・講習に関しても一定の評価を得て
いる。昨年と比較しても 1 問が昨年度と同じ、その他の項目はすべて 15 ポイント上昇した。
今後の課題として、生徒7「授業だけで進路希望達成に必要な学力がつく」:77%と8割に届いておらず、
より向上するように教員間での情報交換や様々な教員研修などを通して授業力向上の取り組みを続けていく
必要がある。
生徒指導部
生徒に対するアンケートにおいて、生徒指導に関するほとんどの項目で、肯定的数値が出ている。おおむね
学校生活に積極的に参加し、良好な人間関係を築けているようである。また、例年「部活動と勉強との両立が
できている」という項目は他の項目よりも低い傾向にあるが、昨年度と比べて 9 ポイント上がっている。昨年
度始めの長期休校が無かった分、生徒に対する負担が薄まっていることが考えられる。生徒・保護者に共通し
て、行事や部活動の学校生活に関する満足度の高い数値が出ている。
保護者の意見について、「生徒指導方針に対する共感できる」、「学校の雰囲気がよく、子供たちが生き生
きしている」は、高い数値を示している。しかしながら、「学校生活についての先生の指導には納得できる」
のポイントが低い傾向が続いている。数値だけでなく記述においても肯定的な意見もあれば、改善を求める声
も上がっている。生徒にとって何が大切で必要なのかを軸に校則についても教員・生徒で考えていかなければ
ならない。
進路指導部
生徒の結果の分析について、「将来の生き方や職業選択について考える機会がある」が95%と高い数値
を得ている。進路決定をする上で、大学入学後の目的を今後も継続して意識させたい。また、「専門家の講演
会や大学の見学などの行事が豊富」が93%であり、オンライン形式になったりはしたが、大学との繋がりをも
てたことで高い水準を維持できていると考察している。「桃陰セミナー等の休日の活用」が5ポイント上昇し
た。昨年度はそもそも実施が難しい状況だったのに比べて、実施自体はできていたのが要因かと考えている。
保護者に関する項目も同様に高い水準を得ているが、「進路指導面で家庭への連絡や意思疎通をきめ細
かく行っている」が80%であり、他の数値と比較すると低めである。保護者向けの集会や講演会を実施してい
るが、対面では実現できなかった影響があると考えている。また、進路ニュースなどもこまめに発行している
が、生徒がきちんと保護者に見せていない可能性が高い。
保健部
【相談活動】「相談室や保健室に行きやすい」と肯定的に回答した生徒は 73%、「子供の心身の健康について
気軽に先生に相談できる」と回答した保護者は 85%と、相談活動についていずれも高い水準を維持している。【美
化】「清掃活動が行き届いていて清潔である」の肯定的回答は、生徒は昨年比 9 ポイントアップの 54%、教員
は 10 ポイントアップの 78%になった。肯定的回答は増加したが生徒の半数しか「清潔」と答えていない。引
き続きクリーニスト活動等を通じて美化意識を高め、行動変容につなげたい。【安全】別途実施した安全点検の
結果も受けて、消火栓・非常口のライトを含め危険な箇所の整備に努めている。「施設・設備が適切に整備さ
れている」の生徒回答は 8 ポイントダウンの 58%となった。南館西トイレ工事のために男子トイレが使えず、
トイレ前廊下の幅も半減したことが原因と推測する。
企画渉外部
保護者の結果について、「この学校の授業参観や学校行事に参加したことがある」が昨年より下がった。こ
れは、73 期生以降、新型コロナの影響で、授業参観や行事を実施できていない学年、また実施できても保護
者に参加してもらえないものが多いからだと考える。反対に、「PTA 活動は参加しやすい」63%は 5 ポイント
上がっている。今年度 5 月に初めて Zoom による PTA 各種委員会を行ったことで、PTA 活動に参加しやすい
と感じたのだと考える。また、教員の結果について、「保護者が授業を参観する機会が多い」80%が 6 ポイン
ト下がっている。新型コロナの影響がなくなればどれもポイントは上がっていくと思われるが、来年度も状況
が好転しなくとも、保護者が学校にかかわることができる内容や形態を検討していきたい。
4