泉陽高校
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No.402
府立泉陽高等学校
校長 武田 温代
令和3年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
志の高いリーダーを育成する学校
「世のため人のため、世界のため」という社会貢献意識を強くもち、気品に溢れる、情操豊かな生徒を育て、その進路実現を叶える学校
めざす学校像を示す4つのキーワード
1「心を鍛える」…生徒が互いに励ましあい支えあいながら切磋琢磨し成長できる学校
2「知を究める」…グローバル社会で活躍できる高い学力をつける学校
3「人と繋がる」…互いの違いを認め合う豊かな人間性を醸成する学校
4「将来を描く」…将来にわたる社会との繋がり方を描き、社会的貢献できる人材を育成する学校
2 中期的目標
1 グローバル社会を生き抜く高い学力の育成
(1) 生徒自身が学力向上のプロセスと進捗を確認できるツールの活用。
ア 「模試振り返りシート」・「ポートフォリオ」を活用した PDCA サイクルによる学力の向上。
イ 学力定着度を測るための指針としての全国模試の活用。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:44.0% R1:78.1% R2:80.3%→R5:80%超維持)
(2) 教員の授業力の向上
ア 授業力向上プロジェクトチーム(JKP)を活用し、
「主体的・対話的で深い学び」を推進することで読解力・思考力・表現力を育成する。
イ 生徒による授業評価の活用。教員の
公開授業
1
、研究授業を含めた校内内研修の推進。外部者への授業公開。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:81.9% R1:82.3% R2:83.3%→R5:80%超維持)
(3) 泉陽プレミアム(課外講習・補習)
・泉陽プレミアム+(3年進学講習)の組織的な実施。
ア 各教科・進路指導部・教務部が連携した、課外講習・補習の学年ごとの講習の更なる充実。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:85.6% R1:83.6% R2:78.3%→R5:80%超)
(4) オンライン学習の校内体制の構築
ア ICT を活用した授業実践に向けた教員研修に実施や好事例を共有する。
*教員向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(→R5:90%超)
2 高い志をはぐくみ、すべての生徒の進路実現をめざす
(1) 生徒に自らの将来像を描く力を育成し、モチベーションの高揚を図るキャリア教育の充実。
ア 社会で活躍している卒業生や第一線で活躍している人材による講話の充実。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:87.9% R1:88.6% R2:88.6%→R5:85%超維持)
(2) チーム泉陽による生徒支援体制の確立。
ア 高大接続プロジェクトチーム(KSP)を活用し、教育産業と連携して生徒学力の分析会を実施する。統合 ICT を活用した情報の共有化。
イ KSP による進学指導力向上のための模試・学力生活実態調査の結果分析会の充実。
*生徒・保護者向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:生徒 86.9%・保護者 89.4% R1:生徒 87.6%・保護者 87.1% R2:生徒 89.1%・保護者 84.0%→R5:85%超維持)
*現役で国公立大学に合格する生徒の在籍者数に対する割合(H30:32.4% R1:34.0% R2:41.3%→R5:40%超維持)
ウ スクール・カウンセラー、スクール・ソーシャルワーカー等の外部人材の活用による教育相談体制の充実。迅速な生徒情報の共有化。
*総欠席日数を前年度比5%ずつ減少させる。
(H30:4764 日 R1:4249 日 R2:3325 日→R5:3300 日以下)
(3) 第4次大阪府子ども読書活動推進計画に先駆け読書活動を推進し幅広い教養を育成する。
ア 朝読や授業での学校推薦図書「泉陽の 500 冊」の活用による読書習慣の確立。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率を毎年3%ずつ引き上げる。
(H30:52.4% R1:45.8% R2:54.2%→R5:60%超)
3 人としての豊かな見識と情操を育てる
(1) リーダーシップ、パートナーシップ、協力協働の社会的精神の育成。
ア 「部活動の在り方に関するガイドライン」に沿った部活動の持続と学習時間の保障。
*部活動参加率 90%超を維持しながら学力の向上をめざす。(学力生活実態調査における学力・学習平均レベル A3に)
イ 「自主的な学校行事」の促進。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:96.3% R1:94.2% R2:97.4%→R5:90%超維持)
ウ 堺市堺区や堺警察と連携した、清掃活動・ボランティア活動の推進。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:82.2% R1:81.8% R2:85.2%→R5:80%超維持)
(2) 「道徳教育推進教師」を中心とした道徳教育の充実による、豊かな人権感覚・望ましい生活態度・社会のリーダーにふさわしい感性と情操の育成。
ア 教育活動全体を通じた人権感覚の醸成。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:76.4% R1:79.9% R2:79.9%→R5:80%超)
イ 「遅刻ゼロ」運動、「自分からあいさつ」の推進。
*遅刻総数を前年度比5%ずつ減少させる。
(H30:1658 回 R1:1797 回 R2:1346 回→R5:1500 回以下)
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率の向上。
(H30:89.3% R1:90.7% R2:91.1%→R5:90%超維持)
ウ 多様性を育み、論理的にものを考えて自分の考えを的確に伝えることのできる力の育成。
*生徒向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率を維持する。
(H30:64.6% R1:70.5% R2:77.0%→R5:75%超維持)
4 チーム泉陽として課題解決にあたる教員集団の確立
(1) 学校の教育課題に対して全員で取り組む雰囲気の醸成。
*教職員向け学校教育自己診断における関連項目の肯定的回答率を毎年3%ずつ引き上げる。(H30:60.9% R1:57.1% R2:64.4%→R5:65%超)
(2) 質の向上・平準化による業務の効率化。
*教職員の時間外勤務時間を前年度より減少させ、月 80 時間以上の職員をなくす。(H30:35 時間 10 分 R1:31 時間 50 分 R2:29 時間 11 分→R5:30 時間未満)
No.402
府立泉陽高等学校
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和3年12月実施分] 学校運営協議会からの意見
【学習活動等】 第 1 回(5/21)
・GIGA スクール構想の1人1台端末配付と活用の為「スマートスクール推進委員 ・卒業生の成績が在学中の評価通り、合格発表にも表れたと思います。コロナ禍に
会」を設置した。校内予算で教員に1人1台端末を配付し、活用促進を促した。
「教 よる予定の変更や、文部科学省の度重なる大学入試制度のシステム変更に振り回
材や教え方に様々な工夫をしている」の肯定回答は昨年より増加し、生徒では された学年であったにもかかわらず立派な進路実績だと思います。
・コロナ禍の臨時対応としてのみではなく、総合的に ICT や On-Line 教材の充実
84.2%、教員でも 98.4%と高い結果となった。
をはかり、災害に強い次世代の人材育成、教育体制を強化してほしいと思います。
・「授業で自分の考えをまとめたり、発表する機会が多い」に対する肯定回答は生
・今年度の 3 年生は修学旅行も残念ながら中止になりました。感染対策を強化しつ
徒では昨年より 7.3%アップし 72.5%、教員でも 5.2%アップし 85.2%となっ
つも、泉陽生(高校生)としての思い出が残る高校生活を過ごさせてあげたいで
た。「総合的な探究」の時間だけでなく、各教科の授業でも思考力や表現力の向上
す。
につながる授業が増加した結果である。しかし、生徒と教員との肯定的回答の差が ・大学進学実績も向上し、良かったと思います。本年度の目標達成に向けて、油断
10%以上あり、さらに生徒が実感できるよう学校全体で重点的に取組む必要があ されることなく取り組まれることに期待いたします。
る。 第 2 回(10/22)
【進路指導等】 〇授業見学について
・進路に関する意識の高さは恒常的にあり、
「各種説明会や大学見学、進路 HR は ・中学校でも1人1台の端末が導入されて授業形態が変わってくると想像してい
進路選択に役に立つ」では、生徒 88.1%、保護者 92.0%、教職員 91.7%と昨年 る。また、義務教育での英語の授業もAll Englishで行うことが目標となってい
に引き続き高くなった。 る。高校の英語の授業もその延長にあるので、学んだことが活かせるようにな
・一方で、
「大学生等、卒業生の話を聞く機会が提供されている」
「社会で活躍する ってほしい。
リーダーの話を聞く機会が提供されている」の教員の肯定回答はそれぞれ 68.9%、 ・本日参観した英語の授業はテンポ感があり、その組み立ても論理的で相当作り
80.3%と昨年度より上昇しているが、生徒の肯定回答は 60.6%と 57.6%、保護 こまれていた。できるだけ授業内で覚えさせることが大事。数学の授業では、
者の肯定回答は 58.2%と 56.1%と昨年より低くなっている。コロナ禍で全学年 経験則から一般化させていく道筋をよく立てている。思考力を鍛えようとする
で実施していたものが、学年単位での実施になった影響が考えられる。 意図がよく分かった。
【生活指導等】 ・昨年と違い、生徒がマスクをつけた生活に慣れた感じがする。ペアワークでの
・「あいさつやマナーを守る指導を行いモラルを守る態度を育てようとしている」 生徒どうしの応答がスムースであった。
の肯定回答は生徒 95.8%、保護者 92.7%と高く、また「学校の先生との関係に ・どの先生も、授業で生徒にどんな力をつけたいのかを考え、ゴールを設定する
満足している」の肯定回答は生徒 92.1%と昨年よりさらに上昇し、保護者 88.8% ことができている。All Englishも当たり前になり、GIGAスクール構想につい
とともに高くなった。また、「生徒の悩みや相談に親身になって応じてくれる先生 ても進んでいる。現在、授業形態の変化については過渡期にあるところだが、
がいる」の生徒の肯定回答は 84.3%(R2 82.3%、R1 80.7%)
、「先生は、いじ テンポのある、生徒の脳を活性化させるよう、工夫して授業を行っている。
めについて困っていることことがあれば真剣に対応してくれる」の生徒の肯定回答 ・共通テストに変更され、多くの分量の文を速読する力が必要になっている。普
は 89.8%(R2 88.6%、R1 86.1%)と年々上昇している。SC・SSW を交えた 段の授業の中で、必要な要素を抽出する力を身につけさせる必要があるのでは
学習会等で教員の生徒対応力が向上したことで、生徒と教職員の関係がうまく機能 ないか。
していると考えられる。 〇学校経営計画の進捗状況について
【保健指導等】 ・教員相互の授業見学を活発にするための方策として、1人1台端末を活用して
・
「生徒の健康観察や健康指導を適切に行っている」の肯定回答は、生徒 88.0%・ 授業を録画し、オンデマンドで見ることができるように考えてみてはどうか。
保護者 89.1%・教職員 95.0%と高い。健康診断や各種検診にとどまらず、学校 ・欠席や遅刻が増えている生徒についての支援について、泉陽高校ではSCや
三師と連携した事後指導や経過観察がしっかりできている。 SSWと共同して十分取り組んでいるところだと思うが、生徒が自己肯定感をも
・一方で、
「清掃が行き届くように指導している」の教職員の肯定回答が 80.0%に てる場をどれだけ提供できるかが、改善につながる糸口になる。
対して、「清掃活動が行き届いている」の生徒の肯定回答は年々上昇しているもの ・次年度から高校での学習状況の評価が変わるところだが、「主体的に学習に取
の 54.6%と低い。日々、生徒たちは清掃活動に励んでいるが、施設の老朽化も数 り組む態度」の評価については生徒の心身の発達段階や特性・個性に配慮した
値が低くなる要因となっていると考えられる。 評価規準をつくることはとても難しいのではと感じた。一方で個別最適な学び
【自主活動等】 についても考えなければならない。何とか知恵を出し合い、乗り切ってほし
・「部活動や生徒会活動などの自主的な力を伸ばしていく教育活動に力を入れてい い。
る」の肯定回答は、生徒 96.4%・保護者 96.2%・教職員 96.6%と高い数値を維 第 3 回(2/18)
持している。本校のモットー「Senyo Style 咲かせ! 青春!」が示すように、本 ・学習指導に関わって、学校教育自己診断の肯定的な回答が教職員・生徒それぞれ
校への志望動機の多数が「学校行事」「部活動」であり、本校の魅力のうちの最も において多く見られる。これは、教員の皆様が各授業において探究活動を重視し、
評価の高い項目といえる。目的意識の高い生徒が本校を志望するよう、さらに力を 1人1台端末の効果的な活用を進めてこられた、授業改善に対する効果の現れで
あると考える。とりわけ、スマートスクール推進委員会による校内教員研修が確
入れていく必要がある。
立され、Society5.0 を見据えた「学び続ける教員」像を見事に示しておられる。
・「読書活動を推進し読書の習慣を身につけさせている」の教職員の肯定回答が
・ICT の活用については、伸びしろは多分にあり、コロナ禍のような対面回避のシ
88.3%に対して、「読書する習慣がある」の生徒の肯定回答は 51.7%。朝読の時
ーンのみならず、幅広く活用できる展開が今後も必要と思われる。実際にどのよ
間に本を読んでいる生徒は多数いるが、習慣になるよう図書室の本の精選や委員会
うに利用され、どの部分の取り組みが評価されたか、実際の利用例を見る機会も
活動の活性化などさらなる読書活動の啓発が必要である。 あればと思った。
・読書の習慣の微減は、スマートフォン世代の共通の問題であり、過度なスマホ依
存(動画視聴)により教養不足になることが心配される。大学入試の英語の長文
問題などでは、背景知識(教養)の有り無しで、解答できるかどうかにも大きく
影響される。従って、朝読や推薦図書の効果的な活用が引き続き求められる。
・コロナ禍が今後どの様に収束していくのか、依然として行先が読まないが、教職
員が One Team となってこの難局を乗り越えられることを切に願う。
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的 今年度の
具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
目標 重点目標
No.402
府立泉陽高等学校
(1)学力向上の (1)ア 「考査振り返りシート」
・「ポートフォリオ」を (1)アイ 生徒向け自己診断「考査や模試の (1)アイ 全員の振り返りシートを担任と校長で確
進捗を確認でき 活用した PDCA サイクルによる学力の向上。 結果をふまえ、次の学習に活かしている」 認しコメントを記入後返却したことで「考査や模試
1
るツールの活用 イ 学力定着度を測るための指針としての全国模 をの 80%維持。[80.3%] の結果をふまえ、次の学習に活かしている」が
試の活用。 81.8%と上昇した。
(〇)
グローバル社会を生き抜く高い学力の育成
(2)教員の授業 (2)ア JKP を活用して「主体的・対話的で深い学び」 (2)ア 生徒向け自己診断「自分の考えをま (2)ア 「自分の考えをまとめたり、発表する授業
力の向上 の在り方について研究し、授業で実践する。 とめたり、発表する授業が多い」の肯定率 が多い」の肯定率は 72.5%と昨年度より7%上昇
を上げる。[65.2%] した。探究活動や1人1台端末の活用の効果が現れ
イ各教科での研究授業だけでなく、教科を超えた イ 生徒向け自己診断「教材や教え方に た。
(◎)
テーマ(ICT、AL、座学、実技)による研究授業 様々な工夫をしている先生が多い」の 80% イ 研究授業や授業見学月間を実施したことで、
「教
の実施。小・中学校への授業見学の実施。 超維持。[83.3%] 材や教え方に様々な工夫をしている先生が多い」の
(3)泉陽プレミ 肯定率が 84.2%となり昨年より上昇した。
(〇)
アム・プレミア (3)ア・教科・学年・学校全体としての組織的に講習・ (3)ア 生徒向け自己診断「理解度に応じて (3)泉陽プレミアム・泉陽プレミアム+を組織的に
ム+の組織的な 補習を実施する。 補習や講習が行われている」の 80%超維 実施したことで、「理解度に応じて補修や講習が行
実施 ・各教科で最終目標を設定した上で、授業以外に 持。[85.9%] われている」の肯定率は 85.3%と 80%超が維持で
(4)オンライン 必要な内容を講習として設定する。 きた。
(〇)
学習の校内体制 (4)ア ICT を活用した授業実践に向けた教員研修を (4)ア・教職員向け自己診断「教材や教え方 (4)教員へも 1 人 1 台端末を配付し、スマートスク
の構築 や好事例を共有することで教員の授業力を図る。 に様々な工夫をしている」の肯定率 90%超 ール推進委員会による研修を実施したことで、教職
維持。[95.4%] 員の肯定率は 98.4%と約 3%上昇した。
(◎)
(1)将来像を描 (1)ア 生徒のロールモデルとなる卒業生や社会の第 (1)ア 生徒向け自己診断「本校の進路指導 (1)「本校の進路指導は将来の進路や生き方に役立
く力の育成 一線で活躍している人材による講話を実施する。 は将来の進路や生き方に役立つ」「社会で つ」の肯定率は 84.5%で 80%を維持した。
(〇)
「話
活躍するリーダーの話を聞くことは有意 を聞くことは有意義である」の項目は「提供されて
義 で あ る 」 の 80 % 超 維 持 。 [85.2 % 、 いる」に変更した。コロナ禍で実施対象生徒数を減
2高い志をはぐくみ、すべての生徒の
85.5%]) らした為、肯定率は 57.6%になった。
(―)
(2)チーム泉陽 (2)ア KSP による教育産業と連携して生徒の学力分 (2)アイ・現役国公立大学合格者の在籍者に (2)アイ現役国公立大学合格者の在籍者に対する割
による生徒支援 析会を実施し、統合 ICT を活用して情報を共有する。 対する割合の 40%維持。[ 41.3%] 合は 36.1%にとどまったが、過去2番目の数値で
進路実現をめざす
体制の確立 イ KSP による教職員研修を実施し、教員の進学指 ・自己診断「各種説明会や大学の見学会は ある。
(△)
導力の向上を図る。 進路を選択する上で役に立つ」の 85%超 ・「各種説明会や大学の見学会は進路を選択する上
ウ SC・SSW 等の外部人材の活用による教育相談体 の維持。[生徒 88.3%、保護者 90.7%] で役に立つ」の肯定率は、生徒 88.1%、保護者
制の充実と生徒支援のための各種研修の実施。 ウ 総欠席数の前年度比5%減少。 92.0%と昨年より少し上昇した。
(〇)
エ 検診結果などを学年通信や HP に掲載すること [ 3325 日] ウ 欠席総数は 4623 日で昨年度より増加している
で、保護者の健康面に対する生徒支援意識を高 エ 保護者向け自己診断保健に対する情報 がコロナ禍の影響が大いに関係していると思われ
める。 提供の肯定率を上げる。[80.8%] る。
(△)
エ 保健だよりや学年通信を活用したことで、保護
(3)読書活動の (3)ア 朝読や授業で学校推薦図書「泉陽の 500 冊」の (3)ア 生徒向け自己診断「読書する習慣が 者の保健情報に関する肯定率が 82.8%と上昇し
推進 活用や、図書室を充実させて読書習慣を確立す ある」をの肯定率を上げる。[54.2%] た。
(◎)
る。 (3)
「読書をする習慣がある」の肯定率は 51.7%と
わずかに減少した。
(△)
(1)協力協働の (1)ア 進学校にふさわしい学力保障を前提に、部活 (1)ア 生徒向け自己診断「学習・部活動の両 (1)ア 「学習と部活動の両立ができている」の肯
社会的精神の育 動や学校行事に打ち込める環境づくりに努め 立 が で き て い る 」 の 70 % 超 維 持 。 定率は 75.4%と上昇した。部活動指導の在り方に関
成 る。 [72.9%] する方針が浸透した成果が現れた。
(◎)
イ 「自主的な学校行事」が行えるよう、学校行事 イ 生徒向け自己診断「文化祭・体育祭は生 イ 「文化祭・体育祭は生徒の力で自主的に運営され
3
に対する生徒の自主的関与をさらに深める工夫 徒の力で自主的に運営されている」の 90% ている」の肯定率は 97.8%と非常に高い値となっ
を行う。 超維持。[97.4%] た。コロナ禍で、何ができるかを生徒たちに考えさ
人としての豊かな見識と情操を育てる
ウ 堺市堺区や堺警察と連携し、生徒会や部活動ご ウ生徒向け自己診断「社会に役立有為な人 せた成果が現れた。
(◎)
とのボランティア活動や清掃活動を推進する。 材を育成しようとしている」の 80%超維 ウ 生徒の肯定率は 87.8%と上昇した。堺市・堺警
持。[85.2%] 察と連携したボランティア活動の成果が現れた。
(2)社会のリー (2)ア 「泉陽あったかマップ」に従った人権 HR や体 (2)ア 生徒向け自己診断「命の大切さや社 (◎)
ダーにふさわし 験学習を実施する。 会のルールについて学ぶ機会がある」を (2)ア 人権 HR で様々な角度からアプローチしたこ
い感性と情操の 80%以上にする。[79.9%] とで肯定率が 80.6%に上昇した。
(〇)
育成 イ 「遅刻ゼロ」運動を全校統一して指導を行うこ イ 遅刻総数前年度比5%減少 イ 遅刻総数は 1818 回。昨年4・5月の臨時休業等
とにより遅刻を減少させる。 [ 1346 回] で単純比較できない。
(―)
「自分からあいさつ」を推奨するため、教職員 生徒向け自己診断「あいさつやマナーを守 ・「あいさつやマナーを守る指導」の肯定率は 95%
が率先してあいさつを行う。 る指導を行い、モラルを守る態度を育てよ と高い値になった。
(◎)
うとしている」の 90%超維持。[91.1%] ウ 「論理的にものを考える力」の肯定率は 77.5%。
ウ 行事等の自主運営などさまざまな機会を活用 ウ 生徒向け自己診断「論理的にものを考え 調べ学習や発表の機会が多くの教科で実践され
し、多様性を育み、論理的物事を考える力、自 る力、自分の考えを的確に伝える力が身に た成果が定着しつつある。
(〇)
分の考えを適切に伝えることのできる力の育成 ついた」の 75%超維持。[77.0%]
に努める。
4
(1)全員で取り (1)ア グループワークによる自主的な研修を計画す (1)ア 教職員向け自己診断「学校の教育活 (1)「観点別学習状況の評価」の導入にあたり、研
チーム泉陽として課題解決に
あたる教員集団の確立
組む雰囲気の醸 る。教科・分掌の枠を超えたミーティングを定期的 動について、教職員が日常的に話し合って 修や学習会を実施したことで、
「教育活動について、
成 に実施する。 いる」を 60%超維持。[64.6%] 日常的に話し合っている」の肯定率が 66.7%と上
昇した。
(◎)
(2)業務の効率 (2)ア「働き方改革」に基づいて、学校閉庁日・全校 (2)ア 教職員の時間外勤務時間を前年度よ (2)教職員の時間外勤務時間の月平均は 29 時間 02
化 一斉退庁日を設置する。
「部活動の在り方に関する り減少させる。[29 時間 11 分] 分。
(〇)
方針」に基づき部活動における長時間勤務を縮減
する。