高槻北高等学校ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
   令和2年4月に着任し、2年目を迎えました。よろしくお願いいたします。
 
 
 【めざす学校像】
 「鍛える」
         「見守る」「高める」 を キーワードに、「知・徳・体」のバランスの
 取れた人材、将来において社会で自立できる人材、社会に貢献できる人材を育
 成するというコンセプトのもと、次の4点を本校のめざす学校像としています。
 1 すべての生徒 の学力を 3 年間でより一層向上させ、進路希望を実現する
 学校
 2 生徒一人ひとりが 充実した学校生活を送り、「行って良かった」と思える
 学校
 3 保護者・地域等と連携し、共に生徒の主体的成長を 積極的に サポート す
 る 学校
 4 学校 教育目標の 達成に向け、 教職員が 一丸となって日々の教育活動に
 組織的に取り組む 学校
 ※「鍛える」：生徒の頭（学力）、体（体力）、心（精神）を鍛える。
 ※「見守る」：生徒の自主的、自発的な活動を見守る。
 ※「高める」：感性、人間性、社会性、人権感覚、国際感覚を高める。
 
 
   新型コロナウイルス感染症拡大により、生徒の皆さん・保護者の皆様も、多
 くの不安やストレスを感じられてきたことと思います。昨年春の臨時休業から
 学校が再開し、生徒の皆さんの活気があふれる、学校本来の姿を取り戻すこと
 ができました。制約のある中ですが、工夫と努力により、各種行事¹を実施して
 まいりました。ワクチン接種が始まりましたが、このウイルスの感染は今すぐ
 に収束するわけではありません。引き続き消毒の徹底等対策を講じ、感染拡大
 防止に努めてまいります。また、熱中症や季節性の感染症等の発症防止にも努
 めていまいります。生徒の皆さんの健康・安全・安心を第一義としてとらえ、
 教育活動を進めてまいります。
   また、近年、平成 30 年6月の大阪北部地震や同年9月の台風 21 号など、こ
 れまで経験したことのない大きな災害に襲われ、改めて自然災害の怖さを知る
 こととなりました。南海トラフ巨大地震や地球温暖化によるスーパー台風の発
 生も懸念される状況にあります。
   現在の状況や自然災害発生の非常時には、正しい判断に基づく、理性的な行
 動が求められます。正しく判断するためには、豊富な知識とともに、失敗も含
 めた数多くの経験が必要になります。生徒の皆さんには本校での活動を通して、
 進路実現のみならず、非常時に対応できる資質や他者と協調できる柔軟な心を
 養い、将来、社会に貢献できる人物に成長してほしいと考えています。
   また、地域や府民の皆様から信頼され、必要とされる学校になるよう努力し
 てまいります。 今後とも皆様の温かいご理解とご支援をお願いいたします。
 
 
   令和3年4月1日
                                 大阪府立高槻北高等学校長    青竹   二郎