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No.306
府立牧野高等学校
校長 高松 智
令和4年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
牧野高校の教育方針
本校の教育指針である「自尊」、
「自浄」、
「自助」の精神を身に付け、多様化・国際化する社会で個性を活かし、自らの使命を果たせる人材を育成する。
めざす学校
生徒ひとりひとりが、本校で充実した学校生活を過ごす中で、明るい将来の展望を持ち、自らの個性と、将来果たすべき社会的な役割を意識して、
1.かけがえのない存在として自らの能力を信じ、伸びしろに期待した高い目標に挑戦し、失敗に学び、達成して成長の喜びを実感する学校
2.志や使命感を持ち、他者への感謝と思いやりを忘れず、礼儀を弁えて、自らの品性と教養を磨く学校
3.何事も、自ら考え、自ら判断して行動し、結果に対しては自ら責任を取るとともに、失敗にくじけず、何度でも自らの力で立ち上がる精神を育む学校
2 中期的目標
1.新型コロナウイルス併存下での「確かな学力」の育成と授業改善 ( 「 」 内は学校教育自己診断におけるアンケート設問事項。以下全て同様。)
(1)新型コロナウイルス併存下で、新学習指導要領の実施や、高大接続システム改革等を見据えて、
「確かな学力」の育成とそのための授業改善を進める。
ア 校内の『授業力改善委員会』等による持続的な授業改善を推進する。
※ 「牧野高校の授業はわかりやすい」の生徒の肯定回答を令和6年度までに 85%以上にする(R1 77%、R2 78%、R3 84%)
。
※ 生徒の授業アンケート結果で 3.35 以上を維持する(R1 1回め13.25、2回め23.24、R2 13.32、23.33、R3 13.37、23.38)
。
イ 『主体的・対話的で深い学び』実現をめざし、ICT機器やネットワーク環境を一層充実させ、ICTを活用した授業等の実施機会を拡大・推進する。
※ 令和6年度まで 90%以上の教員が定常的にICTを活用した授業を実施することを維持する(R1 81%、R2 93%、R3 92%)。
※ 令和6年度まで 90%以上の生徒がICTを活用した授業が多いことを実感できることを維持する(R1 83%、R2 91%、R3 91%)
。
ウ 入学時の学力を卒業まで維持、発展・向上すべく、生徒に、授業の予習、復習を行うよう習慣づけを指導する。
※ 「授業の予習、復習は『できている』、
『まずできている』」を令和6年度に 60%以上にする(R1 49%、R2 53%、R3 56%)
。
※ 「授業の予習、復習は『できていない』
」を令和6年度に5%以下にする(R1 9%、R2 8%、R3 9%)。
エ 新学習指導要領を踏まえた新カリキュラムと新観点別授業評価を、令和 4 年度新入生から学年進行で全教員が安定して実施できるようにする。
2.新型コロナウイルス併存下でのICTを活用した授業やオンライン授業、オンデマンド授業の充実、GIGAスクール構想への対応
(1)ICT機能を活用して、学校休業時や、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触者等への学習補完を図るとともに、GIGAスクール構想への対応を推進する。
ア 校内に設置した「ICT、GIGAスクール対応推進委員会」を中心に学校休業時や、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触者等の学習補完を充実する。
イ GIGAスクール構想における 1 人 1 台端末の導入に対応し、校内のハード(電子黒板との連携)、ソフト(教員研修)両面でのICT活用推進を図る。
3.コロナ併存社会、コロナ後の社会を生き抜く、生徒の豊かでたくましい人間性を育成するための教育機会の拡充と希望の進路の実現
(1)コロナ偏見を許さず、人種や国、性の違い、障がいの有無等に拘りなく多様性を認め合い共生するための、生徒、教職員等の人権意識を醸成する。
ア コロナ偏見を許さないとともに、生徒、教職員、保護者に対して、多様性を認め合い共生するための、人権教育、人権意識醸成の機会を作っていく。
※ 「命の大切さや社会のルールについて学ぶ機会がある」の生徒の肯定的回答を令和6年度まで 90%以上で維持する(R1 84%、R2 87%、R3 90%)
。
※ 「牧野高校の人権教育は適切に行われている」の教員の肯定的回答を令和6年度まで 90%以上で維持する(R1 77%、R2 81%、R3 90%)
。
(2)コロナ併存社会、コロナ後の社会を生き抜くために、生徒の高校生活を充実させるとともに、生徒の社会での役割・使命を意識させ、希望の進路実現を図る。
ア 非認知能力を育む部活動の活発さを持続しつつ、学校行事、生徒会行事については、コロナ併存社会、コロナ後の社会で可能なものに見直しをしていく。
※ 体育祭や文化祭、修学旅行等について、コロナ併存社会、コロナ後の社会で可能なものになるよう必要な見直しや修正、変更を検討、実施する。
※ 「部活動は活発である」への生徒の肯定的回答を令和6年度まで 90%以上で維持する(R1 94%、R2 93%、R3 94%)
。
※ 「部活動と学習の両立ができている」の生徒肯定回答を令和6年度には 80%以上をめざす(R1 69%、R2 73%、R3 77%)
。
イ 生徒に、コロナ併存社会、コロナ後の社会で、大学進学等のその先 20 年後を見越したキャリア形成や進路について、分かりやすく意識させる機会を持つ。
※ コロナ併存社会で可能な、進路講演会やイベントを行うとともに、国公立大学や同志社大学出身の外部講師による講演等の計画、実施を模索する。
※ 「進路に関する指導や講習、
説明会
1
はわかりやすい」の生徒の肯定回答を令和6年度まで 85%以上で維持する(R1 78%、R2 80%、R3 85%)。
※ 「将来の進路や生き方について考える機会がある」の生徒の肯定回答を令和6年度まで 90%以上で維持する(R1 86%、R2 89%、R3 90%)。
ウ 「総合的な探究の時間」を充実させ、学力の3要素(1基礎的知識・技能、2思考力・判断力・表現力等の能力、3主体的に学習に取り組む態度)を養う。
※学力の3要素、とりわけ思考力・判断力・表現力等の能力や、主体的に学習に取り組む態度を養うために、「総合的な探究の時間」を充実させる。
エ 生徒が、入学から卒業まで全ての教科をしっかり学び、学力をつけて希望の進路を実現させるための進路指導体制の充実を図る。
※ 進路実現のために、高校3年間で考える力を養い大学入学共通テスト形式にも慣れるとともに、定期的に全国比較での学習の定着度や到達度を測る。
※ 令和6年度までに、大学入学共通テストの出願者を卒業見込み者の 75%以上(R1 77%、R2 70%、R3 74%)にするとともに、そのうち5教
科型の出願者を 50%以上(R1 52%、R2 32%、R3 29%)にすることをめざす。
※ 令和6年度までに、国公立大学の現役受験者数を卒業見込み者数の 30%以上(R1 18%、R2 12%、R3 18%)にして、現役合格者数を卒業見込
み者数の 10%以上(R1 4%、R2 2%、R3 7%)をめざす。
※ 令和6年度までに国公立大学と同志社大学の合計の現役進学者を卒業者数の 15%以上にする(R1 8%、R2 8%、R3 15%)。
※ 令和6年度まで国公立大学と生徒の人気の高い関西難関私立4大学、関西人気私立4大学、関西人気3女子大学への現役進学者合計が卒業見込み者数
の 50%以上を維持する。
(R1 49%(175 名/354 名)
、R2 60%(211 名/353 名)
、R3 72%(225 名/313 名)
)
4.新型コロナウイルス併存下における教職員研修での教職員の資質の向上と、
「働き方改革」の推進による教職員の長時間勤務の縮減
(1)新型コロナウイルス併存下において、教職員が、カウンセリングマインドを取り入れた生徒指導や生徒相談に充分に応えられる資質を養成する。
ア 新型コロナウイルス併存下で可能な教職員研修を行い、教職員がカウンセリングマインドを取り入れた生徒指導や生徒相談に応えられる資質を養成する。
※「カウンセリングマインドを取り入れた生徒指導を行っている」の教員肯定率を令和6年度までに 90%にする(R1 67%、R2 72%、R3 88%)
。
※「牧野高校には悩みを相談できる場(人や部屋)がある」の生徒肯定率を令和6年度までに 85%以上にする(R1年度 76%、R2年度 78%、R3 82%)。
(2)
「働き方改革」の推進による教職員の長時間勤務の縮減
ア 「働き方改革」や健康管理の観点から、校内行事や分掌業務、会議時間、部活指導時間等の見直しを行い、教職員の長時間勤務を縮減する。
No.306
府立牧野高等学校
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和4年 12 月 実施分] 学校運営協議会からの意見
【学習指導】 【第1回】令和4年7月7日
・「牧野高校の授業はわかりやすい」への生徒の肯定的回答は、最近5年間で ○令和3年度、時間外勤務が増加しているが、実態を把握されていることがあれば
76%⇒77%⇒78%⇒84%⇒82%となり、前年度より2ポイント減少したが、ほ 教えてほしい。
ぼ昨年度並である。このうち「よくあてはまる」の回答は 15%⇒16%⇒19%⇒ ⇒令和2年度はコロナ禍の影響で46月の休校や部活動禁止時期があったが、昨
24%⇒25%と毎年上昇しており、5年間で 10 ポイント改善した。5年前から 年度はそういったことがなく、時間外が増加したと考えている。
3年前にかけて、ほとんどの教室に電子黒板が設置され、昨年に生徒1人1台 ○国公立大学の進学率としては、どのように考えられておられるのか?
端末も配付され、生徒がわかりやすい授業が増えていると考えられる。 ⇒昨年度行われた入試に関して、ここ数年のうちでは多くの生徒が国公立に進学し
<参考>生徒の授業アンケート結果は、昨年度13.37、23.38、今年度1 てくれたと感じているが、これに満足することなく、さらに増やしていきたい。
3.45、23.47 と着実に伸びている。電子黒板を使って視覚に訴える ○以前と比べて、私立大学が努力をしているため、魅力ある学校が分散化している。
授業が多く、わかりやすくなっていることがその背景にあると考え もちろん大阪公立大学を含め国公立大学も努力しているが、生徒にとって魅力が
られる。 あるということが大きな点である。進学実績を見て、よく健闘していると感じる。
・「ICT機器等を活用した授業を行っている」に肯定的回答をした教員は、 大学入試の5教科型は負荷がかかるが、最後まで複数の教科を頑張れる生徒を育
最近5年間で 80%⇒81%⇒93%⇒92%⇒91%となり、高止まりしている。この 成することが大切である。
うち「よくあてはまる」の回答は、最近5年間で 31%⇒36%⇒43%⇒62%⇒ ○現役生徒を3年間でそこまで育てるのは大変である
60%とほぼ昨年度並である。昨年度、今年度とICT機器操作の研修を繰返し ⇒幅広く勉強した方が、将来に学習した知識や教養は活かせると思っている。
行い、多くの教員が習得、ICTを活用した授業をする教員が増えたからと考 ○リベラルアーツという考え方であり、生きていくうえで基盤となるものである。
える。 偏った教科を学習するのではなく、学習する機会を活かせるような仕組みづくり
・「ICT機器やネットワークを活用した授業が多い」への生徒の肯定的回答 をしていただければありがたい。
も最近5年間で 81%⇒83%⇒91%⇒91%⇒88%となり、前年度より3ポイント ○本校を卒業した姉の時と比べると夏季講習に力を入れてくれていると感じる。
減少したが、ほぼ昨年度並である。このうち「よくあてはまる」の回答は、最 ○どの時期から大学に向けての勉強を始めるのか?
近5年間で 29%⇒36%⇒47%⇒53%⇒53%で昨年度と同じである。本校のIC ⇒1年生の時から予習復習をしっかりするよう生徒にも保護者にも伝えている。30
T環境がほぼ整っていることを示すものとなっている。 分でもいいから毎日机に向かい、まずは勉強の習慣をつけさせることが大切だと
・「授業の予習、復習が『できている』、『まずできている』」を合計した生 考える。そうすると2・3年になった時に、受験勉強にシフトしやすい。
徒の回答は、47%⇒49%⇒53%⇒56%⇒52%となり、前年度より4ポイント減 ○理系の生徒数はどれくらいいるのか?
少した。『できていない』と回答する生徒は、10%⇒9%⇒8%⇒9%⇒9% ⇒例年、2クラス弱程度である。
とほぼ横ばいである。引き続き働きかけを行いたい。 ○目標を数値化しておられてわかりやすい。先生方も生徒の皆さんも達成すれば満
・「授業だけで理解できない場合等の、指導が適切に行われている」への生徒 足感が得られる。数値目標はどの学校も挙げているのか?
の肯定的回答は、最近5年間で 56%⇒61%⇒64%⇒72%⇒68%と前年度より4 ⇒数値目標を挙げることを、府から推奨されている。
ポイント減少(1年生 78%⇒70%、2年生 69%⇒65%、3年生 73%⇒70%) ○今年度の1年生から「観点別評価」が導入され、先生方は工夫されていると思う
した。ICTを活用するなどの工夫をしつつ、引き続き注視していく。 が。
⇒職員室を見ていると、初めての試みということもあり、評価一つをとっても議論
【生徒指導】 を重ねている。前向きに話し合っていることが多いように感じている。
・「牧野高校は楽しい」への生徒の肯定的回答は、86%(1年生 88%、2年生 ○今までと枠組みが変わってきているので、苦労されていることと思う。
92%、3年生 78%)で前年度より5ポイント減少したが、「よくあてはまる」 ○目標にある「維持する」という表現。大切なところを下げないという見方ができ
の回答は 53%と昨年度より2ポイントの減少に留まっている。「よくあてはま るこの表現はよい。国公立大学の受験に向けて、私立志望の子を引っ張っていく
る」の回答が学年によってばらつき(1年生 55%、2年生 62%、3年生 ことをされている。昔と比べて私立は、魅力をよくアピールしており、国公立と
43%)があり、全体的に3年生が低く、コロナで制約ばかりの3年間であった 学費の差においても小さくなっている。そういうことを踏まえながら、国公立に
ことが、影響しているのではないかと考える。 トライされていることがすごい。国公立大学の魅力と、5教科で幅広い学力を求
・「体育祭の内容は満足できるものであった」の生徒の肯定的回答は 89%(1 めるという柱を伝えてもらいたい。
年生 94%、2年生 93%、3年生 83%)で、「文化祭の内容は満足できるもの 【第2回】令和4年 12 月7日
であった」の生徒の肯定的回答は 87%(1年生 90%、2年生 91%、3年生 ○授業アンケートで上位を占めているのは 2030 代の先生方で、前回質問した時は
82%)であった。全体的に1・2年生が高い。 「言葉の共通性」やICTの使い方がうまい等のアドバンテージがあるとの事だ
・「いじめについて、困っていることがあれば真剣に対応してくれる」への生 ったが、4060 代の先生方の経験値を上回るほどのアドバンテージがあるのか?
徒の肯定的回答は、最近5年間で 82%⇒83%⇒84%⇒87%⇒87%であり、この ⇒若い先生方は電子機器の使用に非常に慣れておられ、その点が 50 代の人と大きく
うち「よくあてはまる」は 27%⇒25%⇒32%⇒41%⇒41%となっている。 違うところと思う。若い先生は、本校の全教室に設置されている電子黒板を使っ
・「いじめ(疑いを含む)が起こった際の体制が整っており、迅速に対応でき て視覚に訴える授業をよくされる。ベテランの先生方もそれぞれ持ち味はあるが、
ている」への教員の肯定的回答は、最近5年間で 73%⇒62%⇒77%⇒90%⇒ 生徒たち自身もスマホ世代なので電子機器を利用した授業の方が理解しやすいと
91%と昨年度より高水準を維持している。1年に2回、生徒に行う「いじめに いう意識がある。それに触発されて 5060 代の先生もご自身で電子機器を勉強さ
関するアンケート」などを使いながら、引き続きしっかりとした取り組みをし れて利用されている方が結構いらっしゃる。
ていく。 ○平成 29 年度には 60 代のアンケート数値が悪かったが、どんどん向上している。
・「牧野高校には悩みを相談できる場(人や部屋)がある」の生徒の肯定的回 ⇒大半の方が電子黒板を使って授業をされている。
答は、最近5年間で 80%⇒76%⇒78%⇒82%⇒82%となり、このうち「よくあ ○令和元年度からとても数値が上昇している。本校の取組みが実を結んでいる。こ
てはまる」は 30%⇒27%⇒32%⇒37%⇒36%とほぼ昨年度並を維持している。 のまま続けてほしい。
・「生徒が悩み事を相談できる教育相談体制が整備されている」への教員の肯 ⇒ICT機器の研修を年に数回実施する。一昨日も研修を実施した。ICT機器の
定的回答は、最近5年間で 75%⇒63%⇒68%⇒90%⇒87%と昨年度より高水準 扱い方を実際に体験してもらい「これを使えばこんなことができますよ」という
を維持。こちらも学校として、大切にしていきたい。 研修であったが、年齢に関係なく年配の先生も若い先生も参加されている。皆さ
ん随分習熟されたという気がしている。
【学校運営】 ○教科横断的という言葉があるが、教科に関わらず優れた授業を校内で参観するよ
・「進路に関する指導や講習、
説明会
2
はわかりやすい」への生徒の肯定的回答 うな研修を意識的に設けられているのか?
は最近5年間で 81%⇒78%⇒80%⇒85%⇒78%となり、このうち「よくあては ⇒意識的にというと、そうではない。ただ、経験の浅い教員の研修時に多くの先生
まる」は 27%⇒27%⇒31%⇒34%⇒27%となった。「生徒の 10 年 20 年先を見 方が見学に行かれているが、学校全体としては積極的にできていない。
据えた進路指導を行っている」の教員の肯定的回答は最近5年間で 63%⇒45% ○どうしても狭い世界に閉じこもってしまうと、なかなか次の変化や改善が起きに
⇒42%⇒70%⇒58%となり、年により差があり、引き続き注力したい。 くいと認識している。そういう機会を教科横断的にしていただきたい。年齢層で
・「将来の進路や生き方について考える機会がある」への生徒の肯定的回答は のばらつきが少なくなっている。各先生方の力量が確実にアップしている。
最近5年間で 85%⇒86%⇒89%⇒90%⇒88%となり、このうち「よくあてはま ○職員の超過勤務について、トータルで見ると一人当たりの前年比 86.0%だが、面
る」は 32%⇒34%⇒41%⇒49%⇒43%であった。進路指導部や学年団の教員と 談対象は特定の先生に集中しているのか?
ともに、学校として多くの機会を持ち、しっかり取り組んでいきたい。 ⇒お見込みのとおり。ある程度同じ先生である。
・「牧野高校はキャリア教育に積極的に取り組んでいる」への生徒の肯定的回 ○それにしても月 100 時間を超えるのは、大変である。
答は最近5年間で 72%⇒72%⇒75%⇒82%⇒81%(1年生単独では 90%)と ⇒部活動指導に熱心な先生は、どうしても時間外が増える傾向にある。
なり、このうち「よくあてはまる」は 18%⇒21%⇒25%⇒33%⇒34%(1年生 ○超過勤務を軽減すればいいというものではなく、結果がしっかりと伴う仕組みづ
単独では 44%)となった。引き続き多様な機会の提供に努めたい。 くり組織づくりをお願いする。
・「部活動は活発である」の生徒の肯定的回答は最近5年間で 94%⇒94%⇒ 【第3回】令和5年2月 21 日
93%⇒94%⇒92%であり、このうち「よくあてはまる」は 61%⇒60%⇒63%⇒ ○「いじめの状況」はどのような感じか?
66%⇒68%と、コロナ以前から高水準を維持している。 ⇒年2回のアンケートを実施しているが、訴えは軽微なものが多い。
・「部活動と学習の両立ができている」への生徒の肯定的回答は、最近5年間 ○具体的には、どのような対応をしているのか?
で 62%⇒69%⇒73%⇒77%⇒74%となり、このうち「よくあてはまる」は ⇒アンケートに記入した生徒に対して、教員が複数名で聞き取りを行う。生徒の思
20%⇒22%⇒29%⇒33%⇒33%と昨年度と同じであった。同じ設問への保護者 いや希望を聞いた上でその生徒が望む対応を行う。
の肯定的回答は、最近5年間で 62%⇒65%⇒64%⇒69%⇒70%で、このうち ○生徒どうしの友人関係の問題などでSNSによるいじめなどの訴えはないのか?
「よくあてはまる」は 22%⇒22%⇒22%⇒25%⇒25%であった。コロナによ ⇒軽微なものが時折あるものの対応できている。
り、数日間活動停止になった部活動がいくつかあったものの、好成績を収めた ○そのような事案があった時、スクールカウンセラーにつなぐなどの仕組みはでき
部活動も結構あった。生徒や保護者が学習との両立に困難を感じないように、 ているのか。
効率的で有効な部活動としていきたい。 ⇒その通り。
・「命の大切さや社会のルールについて学ぶ機会がある」の生徒の肯定的回答 ○校長の自己診断の説明の中で「高止まり」という言葉が56回出てきた。令和
は最近5年間で 82%⇒84%⇒87%⇒90%⇒88%となり、このうち「よくあては 5年度は評価指標を変えていくとのこと。これまで「よくあてはまる」「あてはま
まる」は 29%⇒30%⇒37%⇒46%⇒47%で、ほぼ昨年度並である。 る」を肯定的回答としてみていたが、その中でも第一評価である「よくあてはま
る」をいかに増やしていくかが非常に重要になってくる。指標を変えた中で、第
No.306
府立牧野高等学校
・「牧野高校は人権教育や人権問題に積極的に取り組んでいる」の保護者の肯 一評価「よくあてはまる」がどこまで伸びるか期待している。
定的回答は最近5年間で 82%⇒87%⇒86%⇒86%⇒89%で、このうち「よくあ ○授業アンケートで、一番着目しておきたいのは、「予習・復習などの家庭学習」が
てはまる」は 20%⇒24%⇒23%⇒25%⇒24%とほぼ昨年度並である。 どの程度しっかりと意識しているのかということ。それと「授業への興味関心」
・「牧野高校の人権教育は適切に行われている」の教員の肯定的回答は、最近 「授業を受けて、知識や技能が身についた」の項目において、相関関係ができて
5年間で 85%⇒77%⇒81%⇒90%⇒84%であったが、このうち「よくあてはま いれば「自立した学習者」が育っていると考えられる。興味関心を持って自ら計
る」は 22%⇒17%⇒23%⇒34%⇒42%と上昇している。 画的に学習することができる「自己管理学習」が生徒の中に定着してくるのであ
・「教職員間の十分な相互理解に基づいて教育活動が行われている」への教員 れば、授業に対する満足度や年代を問わずいろんな先生方の授業の良いところを
の肯定的回答は最近5年間で 48%⇒46%⇒65%⇒78%⇒73%であったが、この 吸収できる。
うち「よくあてはまる」は最近5年間で4%⇒9%⇒13%⇒20%⇒22%と上昇 ⇒学校教育自己診断の最後の質問項目に学校授業以外の平均学習時間を表してい
している。 る。これが先ほどの質問の答えに最も近いのではないかと思う。
・「教育活動全般について生徒や保護者の期待によく応えている」への教員の ○学校平均で、授業以外の学習時間が2時間以上と回答している生徒が 40%程度い
肯定的回答は最近5年間で 82%⇒72%⇒77%⇒92%⇒89%であったが、このう るということか?
ち「よくあてはまる」は 10%⇒12%⇒19%⇒32%⇒33%と上昇している。 ⇒その通り。
・「牧野高校ではカウンセリングマインドを取り入れた生徒指導を行ってい ○学習習慣がしっかり定着しているという好ましい結果が出ている。
る」への教員の肯定的回答は、導入以来5年たち 69%⇒67%⇒74%⇒88%⇒ ⇒学年別では3年生の勉強時間が一番長いことが顕著である。
87%で、このうち「よくあてはまる」は 16%⇒16%⇒35%⇒38%⇒44%と上昇 ○時間外勤務について改善されてきているが、府の「合同部活動」という仕組みに
している。 おいて、本校ではどのように進めていくのか。
⇒本校は単独実施校であり、他校とのペアリングは実施しない。
○時間外は減っているが、部活を除いて、業務量は変わらないと思う。どのような
工夫をしているのか。
⇒部活動については、一部のクラブで部活動指導員を導入して対応。先生方の仕事
のマネジメントが上手だと思うが、ワークライフバランスを意識されているので
はないかと感じる。
○委員に質問するが、中学校での超過勤務はどんな感じか?
○中学校では、部活動指導による超過勤務の増加よりは、保護者対応や問題行動が
あった時に学校全体の超過超過勤務が増える傾向にある。年度によっても大きく
変わる。超過勤務の数値を示すことが増えたので、年々、何も業務がない時は早
く帰ろうと言いやすい雰囲気ができている。
○授業アンケート結果について、以前は教科間や年代別で差が見られたが、差がな
くなってきている。これは全ての先生方が研修などによって授業改善をされた結
果であろう。数値が上がりつつ差がなくなってきているのが素晴らしい。
○おっしゃる通りで取り組みの成果がでている。
○知り合いの大学1年生が大学を辞めると聞いた。
「やりたいことが見つからないま
ま大学に進学したが、やっとしたいことが見つかった」とのこと。大学を辞める
ことがもったいないという気持ちとやりたいことが見つかってよかったという気
持ちが半々。18 歳で自分の進むべき道が見える人はごくわずかであり、高校時代
は、家庭との連携を含め夢や目標を見つける本当に大切な3年間であると感じた。
牧野高校の生徒がしっかり育っていくのを楽しみにしている。
○5月からコロナが5類になることをうけ、学校行事や部活動がコロナ以前に戻っ
てくることが大変嬉しいことである。しかし中学校は高校と違い人事異動のスパ
ンが短いので、以前に行った行事のノウハウを知っている教員がいない場合が多
い。行事のイメージができないことが多く、平素に戻していく作業が必要である
ため手放しで喜べない。中学校も若い先生が多く、高校であれば生徒の知恵を借
りることもできるが、中学校では先生に頼ることが大きいので、行事が戻る嬉し
さもあるが、そういう悩みも持っている。牧野高校とは近いので、ノウハウがあ
ればご教示いただきたい。
○自己診断の教職員の質問項目にある「10 年 20 年先を見据えた進路指導」という
のは非常に大事なところである。現在、日本の少子化問題が言われているが、20
年先は人口の関係で他国のGDPなどに後れをとってしまう。発展途上国の1国
以下になってしまう。そういう状況の中で「自分はどのように生きていくのか」
という広い視点で進路指導を行うとともにに、
「どのような力をつけなくてはいけ
ないのか」というところしっかり教育していただければありがたい。今の大学生
は「自分で選択することができない」と言われている。例えば、経済力があって
も大学の留学プログラムのうち提示されて3つから自己選択ができない。そうい
う現状を目の当たりにしていると先ほどの大学を辞められた方はすごい決心をさ
れたと思う。これまでの小中高を含めて自分が決定していく機会がなかなか与え
られなかった環境で育っている子どもが多いように感じる。目標値が高止まりし
ている牧野高校の学校評価の在り方を次のモーメントやステップに上げていただ
きたい。
No.306
府立牧野高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標【R3年度値】 自己評価
目標
1 ( 1 )「 確 か な 学 (1)新型コロナウイルス併存下で、新学習指導 (1)ア・
「牧野高校の授業はわ (1)ア・ 「牧野高校の授業はわかりやすい」への
. 力」の育成と授 要領の実施や、高大接続システム改革等の先行 かりやすい」の生徒の肯定的 生徒の肯定的回答は 82%になった。最近5年間
新 業改善 きを見据えて、「確かな学力」の育成とそのた 回 答 を 85 % 以 上 に す る
型 では 76%⇒77%⇒78%⇒84%⇒82%でほぼ横
コ ア 『授業力改善 めの授業改善を進める。 【84%】 。 ばい、うち「よくあてはまる」が 15%⇒16%⇒
ロ 委員会』による ア 『授業力改善委員会』等で持続的な授業改善 ・生徒の授業アンケート結果で
ナ 19%⇒24%⇒25%と毎年上昇している。(○)
ウ 持続的な授業 を推進する。 3.35 以上を維持する【3.38】。
数値目標より3ポイント低いが、「よくあては
イ 改善の推進 イ 『主体的・対話的で深い学び』実現をめざし、 イ・ICTと 1 人1台端末を活
ル まる」が 1 ポイント上昇、授業アンケート結果
イ ICTを活用 ICT機器やネットワーク環境を一層充実さ 用する授業を行う教員が
ス も踏まえ、総合的に判断し、○とした。
併 した授業推進 せ、ICTと 1 人1台端末を活用した授業等の 90%以上を維持する【92%】。
授 存 ・生徒の授業アンケート結果は、1回目が 3.45、
業 ウ 生徒への授業 実施機会を拡大、推進する。 ウ・生徒の「授業の予習、復習
下 2回目が 3.47 であった。(◎)
改 で の予習、復習の ウ 入学時の学力を卒業まで維持、発展・向上す は『できている』、『まずでき
善 の 習慣づけ指導 べく、生徒に、授業の予習、復習を行うよう て い る 』」 を 57 % 以 上 に イ・ICTを活用する授業を実施する教員は、 91%
「 エ 生徒の進路希 習慣づけを指導する。 【56%】 、
『できていない』」を であった。このうち「よくあてはまる」が、62%
確
か 望が叶う新カ エ 新学習指導要領を踏まえた新カリキュラム 8%以下にする【9%】 。 ⇒60%と2ポイント減少した。 (生徒は 53%⇒
な リキュラムの と新観点別授業評価を、令和4年度新入生から エ・新観点別授業評価を新入生 53%)(○)
学
力 定着 学年進行で安定して実施できるようにする。 で 100%完全実施し、不都合 ウ・生徒の「授業の予習、復習は『できている』 、
」 のないことを確認する。 『まずできている』」は 52%であった。
『できて
の
育 いない』
」は9%であった。
(△)
成 エ・新観点別授業評価を1年生で完全実施した。
と
(○)
(1)コロナ感染 (1)ICT機能活用で学校休業時や新型コロナ (1)ア・ICTと 1 人1台端 (1)ア・ICTと 1 人1台端末を活用する授業
G 2
I . 者等の学習補 ウイルス感染者等の学習補完を図るとともに、 末を活用する授業が行われ が行われてることを実感する生徒は 88%だっ
G I
A C 完とGIGA GIGAスクール構想への対応を推進する。 てることを実感する生徒が た。このうち「よくあてはまる」は 53%で昨
ス T スクール推進 ア ICT機能を活用して学校休業時や新型コ 90%以上を維持する【91%】。 年度と同じであった。(△)
ク 活
ー 用 ア コロナ感染者 ロナウイルス感染者等の学習補完を充実する。 イ・1人1台端末導入に対応し イ・1人1台端末導入に対応した授業の校内教員
ル 授
構 業 等学習補完 イ 1人1台端末の導入に対応し、校内のハード た授業の校内教員研修を2 研修を3回実施した(全体研修2回、少人数研
想 推
対 進 イ GIGAスク (電子黒板との連携)、ソフト(教員研修) 回以上実施する【6回】 。 修1回)。全教員がグループウェアやフォーム
応 と ール構想推進 両面でのICT活用推進を図る。 作成ツールの機能について学習した。(○)
No.306
府立牧野高等学校
(1)多様性、共生 (1)コロナ偏見を許さず、人種や国、性の違い、 (1)ア・ 「命の大切さや社会の (1)ア・ 「命の大切さや社会のルールについて学
の意識醸成 障がいの有無等に拘りなく多様性を認め合い ルールについて学ぶ機会が ぶ機会がある」の生徒の肯定的回答は 88%、
(△)
ア コロナ偏見を 共生するための、生徒、教職員等の人権意識を ある」の生徒の肯定的回答を ・「牧野高校の人権教育は適切に行われている」の
許さないとと 醸成する。 90%以上で維持する【90%】。 教員の肯定的回答は 84%だった。(△)
もに、生徒、教 ア コロナ偏見を許さず、多様性を認め合い共生 ・「牧野高校の人権教育は適切 ・1年生は多文化共生、同和問題、アニメ「めぐみ」
3 職員、保護者 するための人権教育、人権意識醸成の機会を生 に行われている」の教員の肯 鑑賞の3回、2年生は在日マイノリティ問題、同
. の人権意識醸 徒は各学年で年間2回以上、教職員も年間2回 定的回答 90%以上を維持す 和問題の2回、3年生は在日マイノリティ問題、
コ
ロ 成の機会を作 以上、保護者は年間1回以上行うようにする。 る【90%】 。 面接時等の人権、18 歳成年の3回の学習を行っ
ナ っていく (2)コロナ併存社会、コロナ後の社会を生き抜 ・人権教育を生徒は各学年で年 た。教職員は同和問題とLGBTに係る研修を
併
存 (2)生徒の高校 くために、生徒の高校生活を充実させるととも 2回、教職員も年2回、保護 実施した。保護者PTAはコロナ感染状況を鑑
社 生活の充実と に、生徒の社会での役割・使命を意識させ、希 者PTAは年1回行う。 み実施しなかった。(○)
会 希望進路の実 望の進路実現を図る。 (2)ア・コロナ併存社会に対 (2)ア・体育祭は保護者の観覧可で実施、文化祭
、
コ 現 ア 非認知能力を育む部活動の活発さを持続し 応して体育祭や文化祭は無 は自クラスの演劇だけを鑑賞するということで
ロ ア 部活の活発さ つつ、学校行事、生徒会行事については、コ 観客平日開催にする。 3年生の保護者2名を観覧可にして実施した。
ナ
後 を持続しつつ ロナ併存社会、コロナ後の社会で可能なもの ・「部活動は活発である」の生徒 「体育祭の内容は満足できるものであった」の
の コロナ下での に見直をしていく。 肯定回答率で 90%以上を維 生徒の肯定的回答は 89%(1年生 94%、2年生
社 行事等見直し 持する【94%】 。 93%、3年生 83%)、「文化祭の内容は満足でき
会
を ・「部活動と学習の両立ができ るものであった」の生徒の肯定的回答は 87%(1
生 イ コロナ併存社会、コロナ後の社会で、大学進 ている」への生徒の肯定回答 年生 90%、2年生 91%、3年生 82%)だった。
き
抜 イ 進路について 学等のその先 20 年後を見越したキャリア形 を 78%以上をめざす【77%】。 (◎)
く 生徒に意識さ 成や進路について、分かりやすく意識させる イ・進路に関する講演会等を各 ・「部活動は活発である」の生徒の肯定的回答は
、 せ、考えさせ 機会を持つ。 学年で年2回以上実施す 92%であった。 (○)
生
徒 る機会の充実 る【2回】 。 ・「部活動と学習の両立ができている」への生徒の
の ・「進路に関する指導や講習、説 肯定的回答は 74%であった。(△)
豊
か 明会はわかりやすい」の生徒 イ・外部講師による進路講演会等は1年生は4回、
で 肯 定 率 を 86 % 以 上 に す る 2年生は4回、3年生は2回実施した。(◎)
た 【85%】 。 ・「進路に関する指導や講習、
説明会
3
はわかりやす
く
ま ウ 「総合的な探究の時間」を充実させ、学力の ・「将来の進路や生き方につい い」の生徒の肯定的回答は 78%であった(△)。
し ウ 「総合的な探 3要素(1基礎的知識・技能、2思考力・判 て考える機会がある」の生徒 ・「将来の進路や生き方について考える機会があ
い
人 究の時間」の 断力・表現力等の能力、3主体的に学習に取 肯定率 90%以上を維持する る」の生徒の肯定的回答は 89%だった。 (○)数
間 充実、学力の り組む態度)を養う。 【90%】 。 値目標より1ポイント低いが、進路講演会の実
性 3要素の養成 エ 入学から卒業まで全ての教科をしっかり学 ウ・ 「総合的な探究の時間」で、 施に加え、教育実習生や現在大学1回生の卒業
を
育 エ 入学から卒業 び、学力をつけて、生徒の希望の進路を実現 「枚方市長への提言」を3年 生による体験談を聞くなどの取組みにより、進
成 まで全教科を させるための進路指導体制の充実を図る。 連続で行う。 路や生き方について考えさせる機会を多くとる
す
る 学び学力をつ エ・定期的に全国比較での模試 ことができ、それらを勘案して、○とした。
た けて、生徒の を行い学習の定着度や到達 ウ・ 「総合的な探究の時間」で、昨年度の「枚方市
め 希望の進路実 度を計測して向上させる。 長への提言」のうち一つが施策に採用され、再度
の
教 現させるため ・大学入学共通テストの出願者 市長にプレゼンを行った。また、枚方市商業連盟
育 の進路指導体 を卒業見込み者の 75%以上 加盟商店連合会と連携し、枚方市内の各商店街
機
会 制の充実 【74%】、内5教科型の出願 の活性化に向けた提言を行った。(○)
の 者を 50%以上【29%】にする。 エ・全国比較できる外部模試を校内実施する形が
拡 ・国公立大学の現役受験者数を 定着、結果分析
説明会
4
も行い、生徒の学習到達度
充
と 卒業見込み者数の 20%以上 が定期的に測れるようになった。(○)
希 【18%】、そのうち現役合格 ・大学入学共通テストの出願者は 63%(△)で、
望
の 者数を卒業見込み者数の このうち5教科7科目の出願者は 25%であった
進 5%以上【7%】にする。 (△)。
路 ・国公立大学と同志社大学の現 ・国公立大学の現役受験者は卒業見込者の 10%
の
実 役進学者を卒業者数の 12% (32 名)、現役合格者は6%(18 名)となった。
現 以上にする【15%】。 (△)
・国公立大学と関西難関私立4 ・国公立大学と同志社大学の現役進学者は卒業者
大学、関西人気私立4大学、 の 14%となった。(○)
関西人気3女子大学への現 ・国公立大学と関西難関私立4大学、関西人気私立
役進学者を卒業者数の 50% 4大学、関西人気3女子大学への現役進学者は
以上にする【72%】。 卒業者数の 66%だった。(◎)
No.306
府立牧野高等学校
4 (1)教職員の資 (1)新型コロナウイルス併存下において、教職 (1)教職員研修の充実 (1)ア・ 「牧野高校では、カウンセリングマイン
. 質向上 員が、カウンセリングマインドを取り入れた生 ア・「牧野高校では、カウンセリ ドを取り入れた生徒指導を行っている」の教員
新 ア 相談能力養成 徒指導や生徒相談に充分に応えられる資質を ングマインドを取り入れた 肯定的回答は 87%であった。(○)
型
と コ のための教職 養成する。 生徒指導を行っている」の教 ・
「牧野高校には悩みを相談できる場(人や部屋)が
、
「 ロ 員研修充実 ア・新型コロナウイルス併存下で可能な教職員研 員肯定率 89%以上をめざす ある」への生徒の肯定的回答は 82%であった。
働 ナ
き ウ 修を行い、教職員が、カウンセリングマインド 【88%】。 (○)上記の2つは、数値目標よりそれぞれ2ポ
方 イ を取り入れた生徒指導や生徒相談に応えられ ・「牧野高校には悩みを相談で イント、1ポイント低いが、いじめ対応に係る学
改 ル る資質を養成する きる場(人や部屋)がある」へ 校の対応について生徒が肯定的に捉えていると
革 ス
」 併 の生徒の肯定的回答 83%以 いった状況も鑑み、総合的に判断し、○とした。
の 存 上をめざす【82%】。 「生徒が悩み事を相談できる教育相談体制が整
推 下
進 に ( 2 )「 働 き 方 改 (2)「働き方改革」の推進による教職員の長時 (2)教職員の長時間勤務縮減 備されている」への教員の肯定的回答は 68%⇒
に お 革」の推進に 間勤務の縮減 ア・会議のデータベース化、ペ 90%⇒87%であった。
よ け よる教職員の ア 「働き方改革」や健康管理の観点から、校内 ーパーレス化徹底で会議時 ・生徒への「いじめに関するアンケート」の年度内
る る
教 教 長時間勤務の 行事や分掌業務、会議時間、部活指導時間等の 間を縮減するとともに、新た 2回の実施と、アンケート結果に対する丁寧な
職 職 縮減 見直しを行い、教職員の長時間勤務を縮減す な部活動実施指針に基づく 対応で「いじめについて、困っていることがあれ
員 員
の 研 ア 「働き方改革」 る。 部活動時間の圧縮、また校内 ば真剣に対応してくれる」への生徒の肯定的回
長 修 や健康管理の ・職員会議のデータベース化、ペーパーレス化を 行事を見直して、「働き方改 答は、5年間で 82%⇒83%⇒84%⇒87%⇒87%
時 で 観点から、教 他の会議等にも応用し、会議時間縮減や、新た 革」を具体的に進め、教職員 と上昇している。
間 の
勤 教 職員の長時間 な部活動実施指針に基づく部活動時間の圧縮、 一人あたりの超過勤務時間 (2)ア・運営委員会、職員会議のペーパーレス化
務 職 勤務を縮減す ICT活用による教材の共有化・効率化等で、 数で、前年度比5%の削減を による会議時間短縮や電子黒板利用による教材
の 員
縮 の る。 超過勤務削減を進める。 めざす。【R3:38 時間 32 分】 の共有化・効率化も進んだ。ウィズコロナとな
減 資 ・校内行事を見直し、縮小、廃止等も検討する。 り、学校行事、部活動とも通常どおり実施した
質 ・新たな実行性ある働き方改革の施策を検討、実 が、教職員への声掛け、部活動指導員の活用等
の
向 施することで、長時間勤務縮減を図る。 で、教職員一人あたりの超過勤務時間は前年度
上 比 18%削減した(◎)
。