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No.211
府立牧野高等学校
校長
1
日笠 賢
平成 31 年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
牧野高校の教育方針
本校教育の 3 本柱である「自尊」、
「自浄」、
「自助」の精神を身に付け、多様化・国際化する社会で個性を活かし、自らの使命を果たせる人材を育成する。
めざす学校
生徒ひとりひとりが、本校で充実した学校生活を過ごす中で、明るい将来の展望を持ち、自らの個性と、将来果たすべき社会的な役割を意識して、
1.かけがえのない存在として自らの能力を信じ、伸びしろに期待した高い目標に挑戦し、失敗に学び、達成して成長の喜びを実感する学校
2.志や使命感を持ち、他者への感謝と思いやりを忘れず、礼儀を弁えて、自らの品性と教養を磨く学校
3.何事も、自ら考え、自ら判断して行動し、結果に対しては自ら責任を取るとともに、失敗にくじけず、何度でも自らの力で立ち上がる精神を育む学校
2 中期的目標
1.「確かな学力」の育成と授業改善
(1)次期学習指導要領の実施や高大接続システム改革を踏まえて、大阪府教育振興基本計画の下、「確かな学力」の育成とそのための授業改善を進める。
ア 2018 年度に発足した校内の「授業力強化、ICT環境充実」プロジェクトチームを委員会組織に発展させ、持続的な授業改善をめざす。
※ 次期学習指導要領等を踏まえ、校内の「授業力強化、ICT環境充実」プロジェクトチームを委員会組織に発展させ、これによる授業改善をめざす。
※ 学校教育自己診断における「牧野高校の授業はわかりやすい」への生徒の回答を、2021 年度までには 80%以上にする(2018 年度 76%、2017 年度 69%)。
イ 「主体的・対話的で深い学び」実現をめざし、ICT機器やネットワーク環境を一層充実させ、ICTを活用した授業等の実施機会を拡大・推進する。
※ 2021 年度までに 85%以上の教員が定常的にICTを活用した授業を実施できるようにする(2018 年度 80%、2017 年度 59%、2016 年度 52%)
。
※ 2021 年度までに 85%以上の生徒がICTを活用した授業が多いことを実感できるようにする(2018 年度 81%、2017 年度 54%、2016 年度 53%)
。
ウ 入学時の学力を卒業まで維持、発展・向上すべく、生徒に、授業の予習、復習を行うよう習慣づけを指導する。
※ 学校教育自己診断における「授業の予習、復習は『できていない』
」への生徒の回答を 2021 年度には 5%以下にする(2018 年度 10%、2017 年度 12%)
。
エ 次期学習指導要領について、教職員一体になって、2019 年度からの先行実施分の推進や、2022 年度からの完全実施に向けての教育課程の検討を進める。
2.グローバル人材の育成
(1)多様化・国際化する社会の中で、国際共通語としての英語コミュニケーション力を生徒に習得させるように、校内外での英語使用機会を増加させる。
ア 英語の4技能の向上のために、校内・校外での英語暗唱・スピーチ大会開催や、校内での英語を使用する機会の増大、短期留学制度の創設等を推進する。
イ 校内外における英語使用機会の拡大策として、近隣大学の学生や留学生等との様々な交流機会の可能性を模索し、実施していく。
3.生徒の豊かでたくましい人間性を育成するための教育機会の拡充
(1)人種、民族、宗教、国や性の違い、障がいの有無などにかかわりなく、多様性を認め合い共生していくための、生徒、教職員、PTAの意識を醸成する。
ア 生徒、教職員、PTAに対する人権教育、人権意識醸成の機会や、情報モラル、メディアリテラシー等に関する適切な知識を得る機会を作っていく。
(2)生徒に、大学進学等のその先を見通したキャリア形成や、社会での役割・使命を意識させるキャリア教育を充実させるとともに、希望の進路を実現させる。
ア 現状の学年毎の計画から高校3年間を見通した計画へと発展させ、さらに大学等への進学後のキャリア形成も織り込んだ指導を行う。
※ 卒業生の進学後の追跡調査等により、その分析結果を反映させた進路指導を行う。
※ 学校教育自己診断の
「将来の進路や生き方について考える機会がある」
の肯定率を 2021 年度まで 85%以上に維持する(2018 年度 85%、2017 年度 80%)
。
イ 本校の伝統となっている、学習面を危惧することなく部活動ができる仕組み、環境を維持する。
※ 今後とも、新入生入学時の部活動加入率 90%を持続しつつ、生徒向け学校教育自己診断等での学習と部活動の両立に対する肯定的評価を 2021 年度に
は 70%以上をめざす (2018 年度 62%、2017 年度 64%)
。
ウ 生徒に、大学進学等のその先、10 年、20 年後を見越したキャリア形成や、社会での役割等を意識させるため、外部講師の講演や外部施設見学を推進する。
※ 潜在的には、国公立大学への進学希望が多いことに応えるべく、地方を含めた国公立大学の魅力や情報の提供が出来る機会となる講演会を実施する。
※ 生徒が憧れる京都大学や同志社大学等への訪問や講義受講、関連施設等の見学のほか、京都大学、同志社大学等出身の外部講師の講演を実施する。
エ 生徒が、入学から卒業まで全教科をしっかり学び、学力をつけて希望の進路を実現させるために、進路指導体制の充実をはかる。
※ 卒業直前までバランスのとれた学力を身につけさせるべく、2021 年度までに、大学入試センター試験の志願者を卒業見込み者の 80%(2018 年度 75%、
2017 年度 69%)に、5 教科 7 科目での志願者を 40%(144/360 名)
(2018 年度 31%(123/395 名)
、2017 年度 24%(85/357 名)
、2016 度 16%(57/352
名))に増加させることをめざす。
※ 2021 年度までに、国公立大学の現役受験者数を卒業見込み者の 30%(108 名)以上(2018 年度 20%(78 名)
、2017 年度 16%(56 名)
、2016 年度 12%
(44 名)
)にし、現役合格者数を卒業見込み者の 10%(36 名)以上(2018 年度 5%(19 名)、2017 年度 6%(23 名)2016 年度 4%(13 名)
)をめざす。
4.教職員の資質の向上及び授業力の強化
(1)教職員研修を充実させるとともに、教職員の授業力向上のための施策を検討、実施する。
ア 教職員が、生徒を理解し、いじめについての相談を含め、個々の必要に応じた相談が受けられるように、教職員研修を充実させる。
※ 学校教育自己診断の「いじめについて困っていることがあれば真剣に対応してくれる」への生徒肯定率 100%をめざす(2018 年度 82%、2017 年度 78%)
。
※ 学校教育自己診断の「牧野高校には悩みを相談できる場(人や)部屋がある」への生徒肯定率 80%以上を維持する(2018 年度 80%、2017 年度 72%)
。
イ 生徒が、学力に加えて、豊かな人間性やたくましく生きるための健康・体力を身につけられるよう、教職員が生徒を指導する体制を持続する。
※ 体育祭・文化祭への肯定的評価について、2021 年度以降も 90%以上を維持する(2018 年度 89%、2017 年度 91%)
。
ウ 学校経営支援グループが募集する「育成支援チーム事業」か、教育センターの「パッケージ研修支援」事業への応募体制を 2021 年度までに整える。
(2)教職員の長時間勤務の縮減
ア 「働き方改革」や健康管理の観点から、校内行事等の見直しや、
「全校一斉退庁日」、
「ノークラブデー」の実施を徹底し、教職員の長時間勤務を縮減する。
No.211
府立牧野高等学校
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和元年 12 月実施分] 学校運営協議会からの意見
【学習指導】 【第 1 回】令和元年 7 月 11 日
・「牧野高校の授業はわかりやすい」への生徒の肯定的回答は、前々年度から 報告等
69%⇒76%⇒77%となり、前年度より 1 ポイント改善、前々年度より 8 ポイン ・国公立大学の合格者は 31 名(過去最高)であった。大学入試センター試験出願者
ト改善した。このうち「よくあてはまる」の回答は、前々年度から 9%⇒15% は 69%から 76%に、国公立型(5 教科 7 科目)出願者は前年比 1.3 倍になった。
⇒16%となり、前年度より 1 ポイント改善、前々年度より 7 ポイント改善した。 5 教科 7 科目をしっかりと勉強する意識がこの 2 年間で少しずつ進んできた。
昨年度、普通教室と理科教室の全 32 教室に電子黒板機能付超短焦点プロジェ ・ICT機器を活用した授業実践についての項目は 80%に現時点で到達しており、
クターの設置がされて、ICTを活用する授業の環境が整い、生徒がわかりや 上方修正して令和 3 年度までに 85%越えをめざす。
すいと感じる授業が増えていると考えられる。 ・英語使用機会の増加をめざして校内留学制度を創設した。
・「ICT機器等を活用した授業を行っている」に肯定的な回答をした教員は、 ・本年度は「牧野高校の授業はわかりやすい」の回答を 78%以上を目標にする。
前々年度から 59%⇒80%⇒81%となり、前年度より 1 ポイント改善、前々年度 ・オーストラリアの高校生を1名受け入れている(12 月まで 9 か月間)。関西外国語
より 22 ポイント改善した。このうち「よくあてはまる」の回答が、前々年度 大学の留学生(アメリカ人 2 名)を 56 月に 4 週間受け入れた。
からは 18%⇒31%⇒36%となっていて、前年度より 5 ポイント改善、前々年度 ・1 年生の「総合的な探究の時間」に京都大学防災研究所の准教授 2 名による講義を
より 18 ポイントの改善となった。校内で電子黒板の利用法や電子ペンの使用 予定している。答えのないものを考えることが大切で、大学入試にもつながる。
法に関する研修会を複数回開催したりしたことで、ICT活用授業をする教員 ・「パッケージ研修」に応募し、授業力の向上のための取組みを進めている。
が漸増しつつあると思われる。 ・働き方改革については個人差はあるが、時間外が一昨年比で1割以上減っている。
・「ICT機器やネットワークを利用した授業が多い」への生徒の肯定的回答も 意見等
前々年度から 54%⇒81%⇒83%となり、前年度より 2 ポイント改善、前々年度 ○「牧野高校の授業はわかりやすい。 」を上げるための具体的な対策は?
よりも 29 ポイント改善した。このうち「よくあてはまる」の回答が前々年度 →ICTを得意とする先生が、簡単な使い方をレクチャーすることで、ベテランの
から 11%⇒29%⇒36%となり、前年度より 7 ポイント改善、前々年度よりも 先生の授業が変わってきていることが大きい。動画を見せるなど、これまでの授
25 ポイント改善した。本校のICT環境改善の成果が出ていると考えられる。 業スタイルとは違うものになっていることが、わかりやすいにつながっているの
・「授業の予習、復習が『できている』、 『まずできている』」を合計した生徒の ではないか。単に提示するものだけになっていないかや、生徒のノートがどう変
回答は、45%⇒47%⇒49%と 2 年連続で増えて、改善し、 『できていない』と わっているかなどの検証は必要になると思われる。
回答する生徒は 12%⇒10%⇒9%へ減少した。少しずつ改善しつつあるものの、 ○パッケージ研修とはどのようなものなのか。
引き続き重要な課題という認識をしている。 →校外に出る研修ではなく校内で行うもので、本校教職員が指導主事の助言を受け
・「学校の授業以外で1日当たり平均学習時間が 2 時間以上」と回答する生徒は、 ながら、年間計画を立て、研究授業、研究協議、全体研修などを企画・進行する
1 年生で前年度の 13%から 20%(うち 3 時間以上が 2%から 6%)、2 年生は 20% 年間通しての研修である。生徒の反応を見て授業の進め方等を考えていくような、
から 24%(うち 3 時間以上が 4%から 7%)と向上したが、3 年生が 83%から 教科を超えた学校全体で取り組む研修になる。
75%(うち 3 時間以上が 57%から 54%)へと減少した。3 年生が次年度からの ○校内留学制度はどのようなものか。
大学入試制度の変更を控え、推薦入試等での合格者が増える安全志向になり、 →1 クラス 10 名程度で英語だけで半日を過ごす有料のもので、希望者はまだ少ない
平均学習時間が前年より減った可能性がある一方で、1、2 年生は、家庭などで が、今年行ってみることで今後広がりをみせていくと考えている。
の学習時間が増加する者が多くなっているのは、頼もしいと感じている。 ・英語科でなく学校全体で取り組んでいることが良い。とても良い制度だと思うの
・「学校の授業以外で1日当たり平均学習時間が1時間未満」と回答する生徒は、 で定着化していってほしい。
1 年生で 33%(前年度は 43%)
、2 年生で 31%(前年度は 38%)で減少したが、
3 年生が 11%(前年度 8%)と増えた。1、2 年生では、改善の傾向があるが、 【第 2 回】令和元年 12 月 11 日
引き続き各学年での働きかけが必要と認識している。 報告等
・「図書館が利用しやすい」に対する生徒の肯定的回答は前年度同様の 75%と ・新学習指導要領への対応について、校内に委員会を設置して検討を進めている。
なった(1 年生 66%、2 年生 70%、3 年生 88%)。前々年度から見ると 66%⇒ ・1 年生では、1 学期途中よりオーストラリアの高校生を1名留学生として受け入れ、
75%⇒75%⇒75%で改善された後よく維持できてている。担当教員による努力 クラスで一緒に学校生活を過ごしたり、関西外国語大の 2 名のアメリカ人留学生
の結果であり、現在は生徒の自習室としても良く利用されている。 をインターンシップ生として受け入れたり、校内でイングリッシュキャンプ(校
内留学制度)を行ったりするなどの機会を設けた結果、1 年生の英語スピーチ大会
【生徒指導】 もレベルアップが見られるようになってきた。
・「牧野高校は楽しい」に対する生徒の肯定的回答は 92%(1 年生 94%、2 年生 ・今年度は、北朝鮮による拉致問題についての人権学習を全学年の生徒向けに実施。
92%、3 年生 91%)で、依然として高い水準を維持している。 また各学年とも年間 2 回、講演や映画鑑賞等による人権学習の機会を設け、人権
・「基本的生活習慣(遅刻・規程遵守等)に対する指導には納得できる」の生徒 意識を醸成している。
の肯定的回答は、前々年度から、67%⇒77%⇒72%となり、このうち「よくあ ・大学入試センター試験は、出願率、5 教科登録者率ともに大きく上昇した。また、
てはまる」は 25%⇒33%⇒30%となった。今後とも個々の状況に合わせた丁寧 11 月には 1 年生と 2 年生のそれぞれに外部講師による進路講演会を実施。1 年生
な対応をしていきたい。 に対する国立大学の魅力に関する講演は、同じ講師に午後から 1 年生の保護者に
・「いじめについて、困っていることがあれば真剣に対応してくれる」への生徒 も講演をしていただき、200 名を大きく上回る保護者が参加し、進学に対する意識
の肯定的回答は、前々年度から 80%⇒82%⇒83%となり、このうち「よくあて の高さが伺えた。
はまる」は 18%⇒27%⇒25%となった。同じ質問に対する保護者の肯定的回答 ・快適に過ごせる学校生活の環境づくりを目的に、バリアフリー化に着手し、二つ
も、84%⇒81%⇒85%となり、このうち「よくあてはまる」は 14%⇒18%⇒15% の教室棟間と教室棟から体育館までの整備ができた。
となった。生徒へ年 2 回行う「いじめに関するアンケート」等を使いながら、 ・ここ 3 年間で、超過勤務時間数も産業医の要面接人数も、ともに減少傾向にある。
引き続きしっかりとした取り組みを続けていきたい。 意見等
・「牧野高校には悩みを相談できる場(人や部屋)がある」の生徒の肯定的回答は、 ○大学入試センター出願状況からみても国公立型が大きく増加し幅広い学習を志す
前々年度から、72%⇒80%⇒76%となり、このうち「よくあてはまる」は 20% 生徒が増えているようであるが、3 年生の 3 学期の授業はどのようにしているか?
⇒30%⇒27%となった。こちらも学校として大事にしていきたい。 →午前中授業とし、午後は講習や補習の実施などに有効活用している。
○授業アンケートの結果で教科別平均値が上昇しているが、その要因は何か?
【学校運営】 →電子黒板が全普通教室に設置されてストレスなしにICTを活用した授業ができ
・「進路に関する指導や講習、説明会はわかりやすい」への生徒の肯定的回答は るようになり、生徒が理解しやすくなってきていると考えている。またアクティ
前々年度から、77%⇒81%⇒78%となり、このうち「よくあてはまる」は 19% ブラーニングの導入など、授業の工夫も見られることが要因と思う。
⇒27%⇒27%となった。進路に関しては特に、わかりやすい説明を心がけたい。 ○超過勤務の実態についてはどうか?
・「将来の進路や生き方について考える機会がある」への生徒の肯定的回答は、 →学校行事との兼ね合いやクラブ付き添いで時間増となることが多いが、産業医と
前々年度から 80%⇒85%⇒86%に増加、このうち「よくあてはまる」は 26% の面談やアドバイスは適切に受けている。
⇒32%⇒34%と一層増加することとなった。進路指導部や学年団の教員ととも ○悩みを相談できる場所があることへの生徒肯定率 80%以上を維持するとあるが。
に、引き続きしっかり取り組んでいきたい。 →いざというときに相談できる場所の確保に努めている。今年度より相談室委員会
・「牧野高校はキャリア教育に積極的に取り組んでいる」への生徒の肯定的回答 を発足させ、組織面を充実し、定期的に会議を開催することにより、生徒の就学
は前々年度から 75%⇒72%⇒72%であり、同じ質問への保護者の肯定的回答は 支援をはじめ幅広く議論し、適切に対応できる体制づくり進めている。いじめに
前々年度から 72%⇒69%⇒72%であった。引き続き生徒への多様な機会の提供 ついても、全生徒にアンケートを年 2 回実施し、些細なことでも丁寧に情報収集
に努めたい。 と状況の把握に努めている。
・「部活動は活発である」の生徒の肯定的回答は 94%、同じ質問への保護者の肯
定的回答は 89%で、いずれも昨年と同率であった。 【第 3 回】令和 2 年 2 月 19 日
・「部活動と学習の両立ができている」への生徒の肯定的回答は、前々年度から 報告
64%⇒62%⇒69%となり、このうち「よくあてはまる」は 19%⇒20%⇒22%と ・学校教育自己診断では、多くの項目で肯定的評価の率が 1、2 ポイント上がってお
漸増することとなった。同じ設問に対する保護者の肯定的回答は、前々年度か り、一昨年比で「よくあてはまる」の率が大きく伸びている。
ら 64%⇒62%⇒67%で、このうち「よくあてはまる」は 24%⇒22%⇒22%で ・第 2 回授業アンケートは、全ての授業の平均が 3.24 で、大きな変化は見られない。
あった。今年度から、新たな部活動指針の導入による部活の時間の見直しを実 ・超過勤務時間数は、前年度比で 1.7 ポイント下がってお り、産業医による要面談
施してきたが、各部活動は従来通りかそれ以上に好成績を収めている。生徒や 対象者も 前年度から大きく減っているので、働き方改革は進んでいるとみている。
保護者が学習との両立を困難に感じないよう、「ノークラブデー」の徹底等、 ・平成 31 年度学校経営計画及び学校評価(案)について
新たな部活動指針に基づいた効率的で有効な部活動の時間としていきたい。 〔学習指導〕
・保護者では、 「進路関係の保護者説明会は適切に行われている」に対する肯定 ・「牧野高校の授業はわかりやすい」への肯定的回答は、前年度より1ポイント
的な回答が増えたり(83%⇒85%) 「牧野高校は、人権教育や人権問題に積極
、 改善、そのうち「よくあてはまる」の回答も1ポイント改善した。
的に取り組んでいる」に対する肯定的な回答が増えたり(82%⇒87%) 、
「牧野 ・「ICT機器等を活用した授業を行っている」への肯定的回答は、前年度より1
高校は、家庭への連絡や保護者からの相談対応を適切に行っている」に対する ポイント改善、そのうち「よくあてはまる」の回答は 5 ポイント改善した。本校
肯定的な回答が増えたり(78%⇒82%)している。 のICT環境改善の成果が出ていると考えられる。
・「授業の予習、復習が『できている』の回答は増え、『できていない』の回答は
減少した。「学校の授業以外で 1 日当たりの平均学習時間」については、前年度
No.211
府立牧野高等学校
比で 1、2 年生が増えているので、今後に期待したい。
〔生徒指導〕
・「牧野高校は楽しい」への肯定的回答は 92%と依然高い水準を維持できている。
・「いじめについて、困っていることがあれば真剣に対応してくれる」への肯定的
回答は生徒が 1 ポイント増の 83%、保護者が4ポイント増の 85%となった。今
後もしっかりとした取り組みを続けていきたい。
〔学校運営〕
・「将来の進路や生き方について考える機会がある」への『よくあてはまる』は増
加している。
・部活動時間については新しい部活動指針に沿って見直しをしてきたが、 「部活動
と学習の両立ができている」の肯定的評価が7ポイント上昇の 69%となった。
一方で、例年以上に多くのクラブが好成績を収めている。
・令和 2 年度学校経営計画及び学校評価(素案)について
・中期目標の設定おいては、平成 31 年度の目標内容と大きな差異はない。
・重点目標として挙げている項目については、以下の通りである。
1新学習指導要領を踏まえたカリキュラムについては検討が終わり、ほぼ整備
できた状態にあり、今後教科書の選定等を経て、令和 4 年度からの完全実施
を迎えることができそうである。
2国際教育推進委員会で、大阪府教育庁が実施する短期留学制度や他の留学制
度を紹介するとともに、本校独自の短期留学の機会設定の検討を進める一方、
様々なところからの留学生の受け入れや校内イングリッシュキャンプ実施等
で校内での外国語使用機会の増大をめざしたい。
3今年度に引き続き「パッケージ研修」に応募し、教員の授業力向上の研修機
会を増やしたい。
・防災計画の見直しについて
・現在、防災計画の見直しで、地域と連携して行う防災計画の検討や折衝、実施
準備を進めており、新年度に策定の予定である。本校の近隣のハザードマップ
をもとに、枚方市の市民安全部危機管理室や市民活動室、近隣の第三中学校や
牧野小学校と連携を取りながら、非常時の対応策を検討していきたい。
意見等
○授業アンケートについて、クロス集計を行うことにより、高い評価を得た要因と
なるポイントや低い評価となった原因のポイントが見えてくるので、ぜひ取組ん
でいただきたい。
→今後に向けて、検討していく。
○取組みの中にいじめに関する項目が設定されているが、実際の状況等はどのよう
なものか。
→いじめに関する生徒アンケートを年 2 回実施している。気がかりな回答について
はその内容を精査し、状況に応じてヒヤリングや見守りを行うなど、可能な限り
早期対応、早期解決に努めている。
○教員間のいじめや生徒へのハラスメントも気がかりではあるが。
→校内の対応部署や校外への通報部署を設けており、事象発生時に対応できるよう
にしている。生徒に対しては、教員による見守りやスクールカウンセラーからの
アドバイスも受けながら、早期発見、早期ケアのためにきめ細かな対応を心掛け
ている。
○学校に登校しにくい生徒は増えてきているか。
→過去に比べると増える傾向にある感じがしている。様々な原因が考えられ、家庭
との協力、スクールカウンセラーの助言等を受けながら、情報を共有し学校全体
で対応している。
○1 月 21 日に府立高校PTA協議会の事業として、府内 9 つの各ブロックのPTA
会長が牧野高校を訪問し、
校長
2
先生からのプレゼンテーションをはじめ、校内施
設や授業風景の見学などをしたが、参加者からはとても高い評価をいただいた。
(PTA会長より)
No.211
府立牧野高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
目標
( 1 )「 確 か な 学 (1)次期学習指導要領の実施や、高大接続シス ア・学校教育自己診断における ア・『パッケージ研修導入に係る授業改善委員会』
力」の育成と授 テム改革を踏まえて、「確かな学力」の育成す 「牧野高校の授業はわか を設置し、授業改善に係る校内研修活動等の
業改善 べく、2018 年度発足の「授業力強化、ICT りやすい」への生徒の回答 結果、「牧野高校の授業はわかりやすい」への
1
. ア 「授業力強化、 環境充実」プロジェクトチームを委員会組織へ を、78%以上にする(2018 生徒の肯定的回答は 77%に増加した。(△)
「
「 ICT環境充 発展させ、授業改善をめざす。 年度 76%) 。 イ・同上のICT活用に係る校内研修等の結果、
確
か 実」委員会によ ア・「授業力強化、ICT環境充実」委員会によ イ・85%以上の教員がICTを 「ICT機器等を活用した授業を行ってい
な る授業改善 り、持続的な授業改善を推進する。 活用した授業を実施でき る」に肯定的な回答の教員は 81%だった。
(△)
学 イ ICTを活用 イ・「主体的・対話的で深い学び」実現のために、 るようにする(2018 年度 ウ・予復習習慣の重要性を機会の度に生徒に伝え、
力
」 した授業推進 校内ICT環境の一層の充実を図り、ICT 80%)。 「授業の予習、復習はできている」への生徒
の ウ 生徒への授業 を活用した授業等の実施機会を拡大する。 ウ・学校教育自己診断における の肯定的回答は前々年度から 45%⇒47%⇒
育
成 の予習、復習の ウ・入学時の学力を卒業まで維持、発展・向上す 「授業の予習復習は『できて 49%に増加の一方、「できていな』
」生徒は前々
と 習慣づけ指導 べく、生徒に、授業の予習、復習を行うよう い ない 』」 の生徒 回答を 年度から 12%⇒10%⇒9%に減少した。(△)
授 エ 次期学習指導 習慣づけを指導する。 8%以下にする(2018 年度
業 エ・4 月に校内に「新教育課程対応推進委員会」を
改 要領の先行実 エ・次期学習指導要領について、2019 年度から 10%、2017 年度 12%)。 発足させ、新学習指導要領への対応における新
善 施対応と完全 の先行実施を推進するとともに、2022 年度か エ・次期学習指導要領の内容に カリキュラムの設定他に関し、校内で定期的に
実施への対応 らの完全実施に向け、教育課程の改定の検討を 先行実施分の推進と、完全 かつ頻繁に議論検討し調整した、実施への準備
検討 進める。 実施の準備を行う。 が進んだ。 (○)
(1)校内外での (1)国際共通語としての英語による生徒のコミ ア 校内・校外での英語暗唱・ ア・7 月に 1 年生 6 名が教育庁主催オーストラリア
2
. 英語使用機会 ュニケーション能力を本校に在学中に可能な スピーチ大会開催や新た 研修に参加。7 月に校内イングリッシュキャンプ
グ
ロ の増加 限り習得させるために、校内外における英語の に短期留学制度の創設等 2 日間開催。11 月に校内英語暗唱大会開催。 (◎)
ー ア 校内外英語使 使用機会を増大させる。 を推進する。 イ・5 月オーストラリアの高校生を 9 か月間受入れ。
バ
ル 用機会増大 ア 校内外での英語の使用機会の増大と、NET イ 近隣大学の学生や留学生 5 月6 月に関西外国語大学の 2 名の米国人留学
人
材 イ 近隣大学の学 の一層の活用を推進する。 などとの英語による交流 生のインターンシップを 4 週間受入れ。10 月に
の
育 生や留学生等 イ 近隣の大学の学生や留学生などとの英語に 機会を模索、実施、拡大す オーストラリアの別の高校生を 3 日間受入れ。
成 との英語交流 よる交流機会等の可能性を模索、実施する。 る。 11 月マレーシアの高校生 2 名を 1 日受入れ。
(◎)
(1)多様性、共 (1)人種、民族、宗教、国や性の違い、障がい (1)多様性、共生のための、 (1)ア・生徒は学年ごとに、また教職員はこれ
生のための、 の有無などにかかわりなく、多様性を認め合い 意識の醸成 とは別に、今年度中にそれぞれ 2 回以上、人権
意識の醸成 共生していくための、生徒、教職員、PTAの ア 生徒、教職員、PTAの人 意識の醸成に資する講演会や映画鑑賞、ワーク
ア 生徒、教職員、 意識を醸成する。 権意識醸成等に関する適 ショップ等を行った。特にアニメ「めぐみ」は、
PTAの人権 ア 生徒、教職員、PTAに対する人権教育、人 切な知識習得機会を 2019 教職員が鑑賞した後、全学年の生徒が鑑賞し、
意識醸成、情 権意識醸成の機会や、情報モラル、メディアリ 年度中に複数回行う。 拉致問題に係る人権意識を醸成した。
報モラル等に テラシー等に関する適切な知識を得る機会を (2)キャリア教育の充実と希 PTAは独自の社会見学行事等を年 2 回行う他
係る知識習得 作っていく。 望進路の実現 に、PTA役員は全国大会やブロック集会の中
機会の開催 (2)生徒に、大学進学等のその先、10 年後、 ア.学校教育自己診断の「将来 で、人権に関する講演等に参加した。 (○)
(2)キャリア教 20 年後を見通したキャリア形成や、社会での の進路や生き方について (2)・ア.外部講師講演会や各種研修会等を実施
育の充実と希 役割・使命を意識させるキャリア教育を充実さ 考える機会がある」の肯定 の結果、学校教育自己診断での「将来の進路や
3 望進路の実現 せるとともに、希望の進路を実現させる。 的回答を 85%以上に維持 生き方について考える機会がある」への生徒の
. ア キャリア形成 ア・現状の学年毎の計画から高校3年間を見通し する(2018 年度 85%)。 肯定的回答は前々年度から 80%⇒85%⇒86%と
生 意識の醸成の た計画へと発展させ、さらに大学等への進学 ・「牧野高校はキャリア教育に 増加、このうち「よくあてはまる」は 26%⇒32%
徒
の ためのキャリ 後のキャリア形成も織り込んだ指導を行う。 積極的に取り組んでいる」 ⇒34%と一層増加する結果となった。 (◎)
豊 ア教育充実と ・卒業生の進学後の追跡調査等により、その分 の肯定的回答を 75%以上 ・1、 2 年生はそれぞれ、外部講師によるキャリア
か 進路指導強化 析結果を反映させた進路指導を行う。 にする(2018 年度 72%) 教育の講演会や、職種別の説明会を実施したが、
で イ 学習と部活動 イ・本校の伝統である学習面を危惧することなく イ・2019 年度以降も、新入生入 「キャリア」の認識が難しく、生徒の「牧野高
た
く を両立する伝 部活動ができる仕組み、環境を維持する。 学時の部活動加入率 90% 校はキャリア教育に積極的に取り組んでいる」
ま 統の維持継続 ・学習面と部活面の両面で成果をあげた生徒の を持続しつつ、生徒向け学 への肯定的回答は前年同様 72%であった。 (△)
し と生徒の顕彰 顕彰をする。 校教育自己診断等での学 イ・学校評価自己診断で「部活動は活発である」
い ウ 大学進学等の ウ・生徒に、大学進学等のその先、10 年、20 年 習と部活動の両立に対す の生徒の肯定的回答は、前年同様 94%であった
人
間 先を見越した 後を見越したキャリア形成や、社会での役 る肯定的評価を 65%以上 が、新年度からの新たな部活動の指針の実施等
性 キャリア形成 割・使命を意識させるため、外部の講師によ にする(2018 年度 62%) 。 の結果、「部活動と学習の両立が出来ている」に
を と意識づけの る講演や外部施設の見学を推進する。 ウ・地方を含めた国公立大学の 対する肯定的評価は、前々年度から 64%⇒62%
育
成 ための外部講 ・潜在的には、国公立大学への進学希望が多い 魅力や情報の提供が出来 ⇒69%となり、増加した。(◎)
す 師の講演や、 ことに応えるべく、地方を含めた国公立大学 る機会となる講演会実施 ウ・3 年生に対し地方を含めた国公立大学の魅力や
る 外部施設見学 の魅力や情報の提供が出来る機会となる講 ・京都大学、同志社大学等の 情報の提供をすべく、前年度 3 月に 2 年生も一
た の推進 演会を実施する。 訪問、講義受講体験実施。 緒に、香川大学の教授による講演会を実施した。
め
の エ 入学から卒業 ・生徒が憧れる京都大学、同志社大学等の訪問 ・京都大学等の関連施設(京 また、11 月には 1 年生とその保護者を対象に、
教 まで、全教科 や大学内での講義の受講体験を進める。 大防災研究所宇治川ラボ、 国公立大学の魅力に関する香川大学教授の講演
育 で学力をつけ ・京都大学等の関連施設等の見学などのほか、 京都大学農場等)の訪問。 会を行い、200 名以上の保護者が参加した。 (◎)
機 させる指導体 京都大学、同志社大学等出身の外部講師によ ・京都大学、同志社大学等出 ・9 月にPTAによる京都大学と京都教育大学、同
会
の 制の充実 る講演を実施する。 身の外部講師の講演実施。 志社大学の訪問を実施し、12 月は 1 年生に京都
拡 エ 生徒が、入学から卒業まで全教科をしっかり エ・大学入試センター試験の志 大学と同志社大学を訪問して講義を受講する体
充 学び、学力をつけて希望の進路を実現させる 願者数を卒業見込み者の 験入学を実施したところ、94 名が参加した。 (〇)
ために、進路指導体制の充実をはかる。 77%以上(2018 年度 75%)、 ・京都大学防災研究所から水害と地震の最先端の
・卒業直前までバランスのとれた学力を身につ 5 教科 7 科目の志願者数を 研究者である 2 人の准教授を招聘し、 1 年生の「総
けさせるべく、大学入試センター試験の志願 卒業見込み者の 35%(2018 合的な探究の時間」で講義していただいた。(◎)
者と、5 教科 7 科目志願者数の増加をめざす。 年度 31%)をめざす。 ・同志社大学出身のフリーアナウンサーである
・国公立大学の現役受験者数、現役合格者数の ・国公立大学の現役受験者数 八木早希の講演を 10 月、1 年生に実施した。(○)
増加をめざす。 を卒業見込者の 25%(90 エ・大学入試センター試験の出願者数は 77.4%と
・国公立大学と本校生が多く志望する私立大学 名)以上、現役合格者数を なり、このうち 5 教科 7 科目での出願者数は卒
への実進学者数の増加をめざす。 8%(30 名)以上をめざす。 業見込者の 40%(142/354 名)となった。 (◎)
(2018 度 5%(19 名)
) ・国公立大学の現役受験者数は卒業見込者の 18%
(63 名)、現役合格者数は 4%(14 名)となった。
(△)
No.211
府立牧野高等学校
(1)教職員研修 (1)教職員研修を充実させるとともに、教職員 (1)教職員研修の充実、授業 (1)ア・生徒への「いじめに関するアンケート」
の充実、授業 の授業力向上のための施策を検討実施する。 力向上の施策の検討、実施 の年度内 2 回の実施と、アンケート結果に対す
力向上の施策 ア・教職員が、生徒を理解し、いじめについての ア・生徒向け学校教育自己診断 る丁寧な対応をした結果、学校教育自己診断の
の検討、実施 相談を含め、個々の必要に応じた相談が受けら 結果の「いじめについて、 「いじめについて、困っていることがあれば真
ア 相談能力養成 れるように、教職員研修を充実させる。 困っていることがあれば 剣に対応してくれる」への生徒の肯定率は、100%
のための教職 イ・生徒が、学力に加えて、豊かな人間性やたく 真剣に対応してくれる」へ とはならなかったものの、前々年度から 80%⇒
員研修充実 ましく生きるための健康・体力を身につけられ の肯定率 100%をめざす。 82%⇒83%となり、同じ質問に対する保護者の
イ 生徒が学力に るよう、教職員が生徒を指導する体制を持続し (2018 年度 82%) 肯定的回答も、84%⇒81%⇒85%となった。 (△)
加え、豊かな て行く。 ・生徒向け学校教育自己診断 ・学校教育自己診断の「牧野高校には悩みを相談
人間性やたく ウ・教員力向上のため、学校経営支援グループが 結果の「牧野高校には悩み できる場(人や)部屋がある」への生徒の肯定率
4 ましく生きる 募集する「New 育成支援チーム事業」 、または、 を相談できる場(人や)部 は前々年度から、72%⇒80%⇒76%となった。
. ための健康・ 教育センターの「パッケージ研修支援」事業へ 屋がある」への肯定率 80% 期中に「相談室委員会」を新設し、生徒の個別
教
職 体力を身につ の応募体制を整備する。 以上を持続する(2018 年度 の悩みに対する対応の体制を強化したが、今後
員 けられる体制 80%、2017 年度 72%)。 とも丁寧な対応と体制整備を進めたい。(△)
の 持続 イ・体育祭・文化祭への肯定的 イ・学校教育自己診断の体育祭への肯定的評価は、
資 ウ 教員力向上の 評価について、90%以上に 生徒 89%(前年度 88%)、教員 86%(前年度
質
の ための研修体 する。(2018 年度 89%) 92%)、保護者 92%(前年度 91%)であった。(△)
向 制の整備 ウ・「育成支援チーム事業」か、 ・学校教育自己診断の文化祭への肯定的評価は、
上 「パッケージ研修支援」へ 生徒 86%(前年度 89%)、教員 84%(前年度
及
び の応募体制を整備する。 90%)、保護者 89%(前年度 90%)であった。
授 (2)教職員の長 (2)「働き方改革」や、健康管理の観点から、 (2)教職員の長時間勤務縮減 学校行事と学業の両立をめざす中で、行事に費
業 時間勤務縮減 校内行事の見直しを行うとともに、「全校一斉 ア・ 「働き方改革」の観点から、 やす総時間と満足度の調整を図りたい。(△)
力 ア 校内行事の見 退庁日」や、「ノークラブデー」の実施を徹底 教員負担になっている部 ウ・授業力強化のための新たな「パッケージ研修
の
強 直しや、
「全校 し、教職員の長時間勤務を縮減する。 活時間の見直しや校内行 導入に係る委員会」を校内に設置し、本年度の
化 一斉退庁日」、 ア 「働き方改革」や健康管理の観点から、校内 事の見直し、廃止等を実施 パッケージ研修Iに応募、採用され、実施した。
「ノークラブ 行事等の見直しを行うとともに、教職員の意識 する。 6 月と 9 月に研究授業と研究協議を実施、9 月に
デー」の実施 改革を図り、「「全校一斉退庁日」、
「ノークラブ ・実行性のある働き方改革の は全教科横断の研修会を行った。(◎)
を徹底、推進 デー」の実施を徹底、推進していく。 施策を立案、実施する。 (2)ア・今年度は以下の施策を実施した。
1職員会議のデータベース化、ペーパーレス化
による会議時間変更。2部活動の実施指針に基
づく年間実施日数や活動時間の圧縮。3電子黒
板導入による教材等の一部共有化・効率化。 (○)
・これらの結果、教職員一人あたりの超過勤務時
間数は、全前年度比で 100⇒91.1⇒88.2 と前年
度比 3%、前々年度比 12%の削減ができた。 (◎)