茨木高校
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取得日:2023年03月22日
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No.3034
府立茨木高等学校
校長 高江洲 良昌
令和4年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
【学校像】
「高い志」を持ち、既存の枠を超える、新たな価値を生み出す真のリーダーを輩出する学校。
【生徒に育みたい力】
○ 基礎・基本の充実と深い学びを通じて未来を拓く力を養い、「高い志」を持って世界に貢献できる有為な人物を育成する。
○ ハイレベルな授業を通じて、進路実現を可能にする高い学力とのびやかな知性を育む。
○ 生徒の自主性を重んじ、互いの協力や切磋琢磨を通じてたくましい人間力を育成する。
2 中期的目標
○ グローバルリーダーズハイスクールの特色づくりのため、本校の3つの教育目標を3年間の生徒育成計画「北辰プロジェクト」に基づいて取組むととも
に学校の組織としての教育力の向上のための取組みを実践する。
1 「高い志」の涵養
(1)「高い志」を涵養するための取組みを継続発展させる。
ア 文理融合の課題研究や探究活動等を通じて主体的に学ぶ意欲と姿勢を育み、大学での学びにつなげる。
イ
卒業
1
生人材ネットワークを拡大し、大学等と連携する等、
卒業
2
生による支援体制を強化する。
1 大学教授、企業等で活躍する
卒業
3
生等による「
卒業
4
生講座」「学問発見講座」 2 京都大学を中心とした「
卒業
5
生研究室訪問」
3 関東方面への大学等見学会「東京スタディツアー」 4 第1学年対象の「スプリングセミナー」
5 第2学年対象の「オータムセミナー」
※スーパーグローバル大学及びグローバルサイエンスキャンパスへの進学者数合計 150 名以上を維持する。
(令和元年度(令和2年度入試):151 名 、令和2年度(令和3年度入試)
:173 名 、令和3年度(令和4年度入試):140 名)
※高等学校
卒業
6
時の進路選択について納得している生徒の割合 90%以上を維持する。(令和元年度:90%、令和2年度:96%、令和3年度:96%)
2 「枠を超える知性」を備えた真のリーダーの育成
(1)部活動・学校行事等を通じてリーダーとしての資質を高める。
ア リーダー育成研修を継続させる。
イ 理学療法士による部活動サポート事業を継続発展させる。
(2)グローバルな視点で考えることができる人物の育成のための取組みを継続発展させる。
ア 海外宿泊野外行事及びその事前・事後学習、またその他さまざまな国際交流行事について、生徒自らがSDGsの視点も踏まえ主体的に企画・運営
することを通じて、多様性受容力を鍛え、コミュニケーション能力を高める。
※海外宿泊野外行事終了後の生徒アンケートにおける満足度 90%以上
(令和元年度:99%、令和2年度:コロナ禍で未実施、令和3年度:国内実施・99%)
イ 英語教育の内容をより一層充実させる。
3 「自主自律の精神」の育成
(1)生徒会活動、部活動、学校行事を中心に、互いに違いを認め共に生きる力や協調性、豊かな感性を育む。
(2)地域と連携した活動を通じて、地域とつながるこころを育み地域に貢献する意識の向上を図る。
※地域と連携した活動等への参加回数生徒一人当たり平均年間 1.0 回以上となるようにする。
(令和元年度:生徒一人当たり年間 1.0 回、令和2年度:コロナ禍で未実施、令和3年度:生徒一人当たり年間 0.3 回)
(3)自主的な読書活動の支援を通して自学自習の精神を育成する。
※1,2年生の一年間の読書量一人当たり平均 10 冊以上を維持する。
(令和元年度:一人当たり平均 15 冊、令和2年度:一人当たり平均 14 冊、令和3年度:一人当たり平均 9.2 冊)
4 学校の組織としての教育力の向上
(1)新型コロナウイルス感染症対応をはじめ教職員の危機管理意識の向上を図る。
(2)教員の授業力の向上を図る。
具体的には、新学習指導要領及び観点別評価の実施、ICTを活用した取組みの推進、研究授業や相互授業見学の充実、大学等との連携の深化を図る。
※授業観察の際の生徒アンケートにおける授業信頼度平均 90%以上を維持する。
(令和元年度:平均 89%、令和2年度:平均 93%、令和3年度:平均 95%)
(3)教育環境の整備と働き方改革の推進を図る。
教員の健康を守るため、教育環境の整備を図るとともに学校運営の在り方等を見直し、時間外在校等時間の縮減に努める。
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和 年 月実施分] 学校運営協議会からの意見
No.3034
府立茨木高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標[R3年度値] 自己評価
(1) (1) (1)
ア 大学の先生等の協力を得ることによって、2年生 ア・大学の先生等に課題研究や
「高い志」を涵養す
るための取組み 全員を対象として実施する課題研究の質を高め 課題研究につながる授業に
協力していただく回数のべ
る。 30 回以上[50 回]
ア 課題研究の充実 ・課題研究の発表の場を近隣の高校の先生や生徒に ・近隣の高校から参加の先生
公開する。 や生徒の人数5人以上
1 イ
卒業
7
生との連携 イ 本校
卒業
8
生の人材ネットワークを広げ、学問及び [教員1人]
の強化による取 社会に対する興味・関心を高める取組みを充実さ イ・キャリア教育に資する
卒業
9
高 組みの充実 生の講演会や講座の数 10
せる。
以上[
卒業
10
生の講演会2回
い ・卒業生講座及び学問発見講座を継続させる。また、 学問発見講座は 14 講座、卒
志 「スプリングセミナー」「オータムセミナー」等も 業生講座は 10 講座]
含めて、卒業生によるキャリア教育に資する講演 ・卒業生の研究室訪問 10 か所
の 会や講座を実施する。 以上[中止]
涵 ・京都大学を中心に卒業生の研究室訪問を継続する。 ・関東方面への大学等見学会
の参加生徒 15 名程度、支援
養 ・関東方面への大学等見学会を継続させる。その際の する卒業生 15 名以上[中
卒業生との連携を強化し、より広い視野で進路を 止]
・各取組みに対する生徒の満
考える場とする 足度 90%以上[学問発見講
座 96%、卒業生講座 96%、
卒業生の研究室訪問及び関
東方面への大学等見学会は
中止]
(1) (1) (1)
リーダー育成プログ ア 各部・同好会等の部長等に対して、リーダーとし ア・リーダー育成プログラムI
ラムの充実 ての資質を高めていくプログラムを充実させる。 の実施回数 10 回以上[11
リーダー論やコーチングの手法、人間関係トレー 回]
ア リーダー育成プ ニング等についての講演等を実施する。 ・参加生徒のアンケートにお
2
ロ グ ラ ム I の 充 イ 部活動に参加する部員を対象に、理学療法士によ ける満足度 90%以上
枠 る指導・支援を定期的に実施し、健康を自己管理 [100%]
実
する能力を高めるとともに、高い志を持ち、諸活 イ・リーダー育成プログラムIII
真 を イ リーダー育成プ 動において良い結果を出せるよう取り組む。 の実施回数5回以上
ロ グ ラ ム III の 充 (2) [3回]
の 越
実 ア・第2学年の宿泊野外行事については、SDGsの視 ・参加クラブ数 10 以上[6]
リ え (2) 点を取り入れ、地域等との交流や地域の歴史・文 (2)
| る グローバルな視点 化の理解を深めるための事前・事後学習等も含め ア・宿泊野外行事終了後の生徒
て、生徒が主体的に取り組む。 アンケートにおける満足
ダ 知 で考えることがで ・長期留学生の受入れ、海外からの研修旅行生との交 度 90%以上[99%]
きる人物の育成の 流、第1学年全員を対象とした大阪大学等の留学 ・交流する大阪大学等留学生
| 性
ための取組み 生との交流(B&S)について、生徒が主体となっ 数 45 名以上
の を て異文化理解や他国理解を深める。 [25 名]
育 備 ア 生徒主体の宿泊 イ・英語の授業を通じて、英語でのプレゼンテーション イ・授業後における生徒の満
野外行事及び やディベートのスキルを向上させる。 足度 80%以上[95%]
成 え 種々の国際交流 ・「英語イマージョンプログラム」を実施し、英語運 ・英語イマージョンプログラム
行事の取組み 用能力を高める。 実施後の生徒アンケート
た
における満足度 90%以上
[96%]
イ 英語教育の内容の
充実
(1) (1) 生徒会執行部を中心とする生徒議会、各種委員会 (1) 生徒対象の学校教育自己診
3
生徒会活動、学校行 の活動を指導・支援し、生徒自治による体育祭、文 断における体育祭及び文化
自 事における取組み
の充実 化祭等の学校行事の取組みを充実させる。 祭についての設問に対する
精 主 (2) (2) 生徒に地域と連携した活動等への積極的な参加を 肯定的回答 90%以上[体育
神 自 地域とつながるこ 推奨し、地域とつながるこころ、自主自律の精神の 祭 95%、文化祭 95%]
ころの育成 育成をめざす。 (2) 参加した地域活動の種類
の 律 (3)
自学自習の精神の (3) さまざまな分野の書物を定期的に紹介する等、読 30 以上[15]
育 の 育成 書指導を推進し、自主的な読書活動につなげるこ (3) 生徒一人当たりの平均読書
成 とにより自学自習の精神を育成する。 量年間 15 冊以上[9.2 冊]
(1) (1)
(1)
ア 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク ア・必要に応じて注意喚起を行
危機管理意識の向 う。加えてクラブ代表者会
着用、手洗い、三密を避ける指導の徹底を継続す 議等を通じても行う
上 る。また、休校等の場合は、すみやかにオンライン ・オンライン活用研修1回以
授業へ移行する。 上(新規)
イ いじめ・虐待等の生徒事案の対応及び未然防止を イ・安全・安心アンケート年2
4
回、いじめアンケートを年
学 行うとともに、教育相談会の実施をはじめ教育相 間1回実施[ともに1回]
談体制のより一層の充実を図る。 ・教育相談に関する事例検討
校 ウ 「教職員の不祥事の防止(体罰・セクハラ等の防止 会議3回以上[5回]
の を含む) 」、
「個人情報の適正な管理」及び人権に関 ウ 「教職員の不祥事」、「個人
情報の適正な管理」及び人
組 する教職員研修を行う。 権に関する教職員研修3回
(2)
(2) 以上[3回]
織 授業力向上のた ア (2)
本校における生徒1人1台端末の活用促進に向
と けたアクションプランの「ステップ2」の取組み ア・[生徒・学校教育自己診断]
めのシステムの 「学校はICT環境を効果
し を推進する。 的に活用している」75%以
充実
て イ 生徒 1 人1台端末等を活用したICTを効果的な 上
授業実践及び主体的・対話的で深い学びを推進す (新規)
の るための授業研究や大学等との交流をさらに進め ・ICTの効果的な活用に関
する教員研修1回以上(新
教 る。加えて各教科において観点別評価を実施する。 規)
育 ウ バディシステムを継続実施及びグループウェアソ イ・ICTの効果的な授業実践
フトを利用したオンライン互見授業の実施によ 及び主体的・対話的で深い
力 学びを推進するための研究
り、教員の授業力を向上させる。
の 授業年 10 回以上[4 回]
エ 全教員の授業観察の際に、管理職によるアンケー ウ・互見授業教員一人当たり平
向 トを生徒に実施・分析し、授業アンケートとともに 均年2回以上[3.9 回]
授業力を把握する材料とする。 エ・生徒からの授業信頼度 90%
上 (3) 以上[95%]
(3)
(3)
働き方改革の推進 ア 全校一斉退庁日及び週1回のノークラブデ―を徹 ア 時間外在校等時間・年間
底するとともに時間外が 80 時間を超えた者にヒア 800 時間以上の者を前年度
リングをする。 より減少させる(新規)
イ ICTの活用等による業務の効率化を図る。 イ ・職員会議の資料電子デー
タでの共有率 20%以上
[20%]
No.3034
府立茨木高等学校