茨木高校
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取得日:2024年03月19日
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No.3034
府立茨木高等学校
校長 高江洲 良昌
令和5年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
【学校像】
「高い志」を持ち、既存の枠を超える、新たな価値を生み出す真のリーダーを輩出する学校。
【生徒に育みたい力】
○ 基礎・基本の充実と深い学びを通じて未来を拓く力を養い、
「高い志」を持って世界に貢献できる有為な人物を育成する。
○ ハイレベルな授業を通じて、進路実現を可能にする高い学力とのびやかな知性を育む。
○ 生徒の自主性を重んじ、互いの協力や切磋琢磨を通じてたくましい人間力を育成する。
2 中期的目標
○ グローバルリーダーズハイスクールの特色づくりのため、本校の3つの教育目標を3年間の生徒育成計画「北辰プロジェクト」に基づいて取組むとともに学校の
組織としての教育力の向上のための取組みを実践する。
1 「高い志」の涵養
(1)「高い志」を涵養するための取組みを継続発展させる。
ア 文理融合の課題研究や探究活動等を通じて主体的に学ぶ意欲と姿勢を育み、大学での学びにつなげる。
イ
卒業
1
生人材ネットワークを拡大し、大学等と連携する等、
卒業
2
生による支援体制を強化する。
1 大学教授、企業等で活躍する
卒業
3
生等による「
卒業
4
生講座」「学問発見講座」 2 京都大学を中心とした「
卒業
5
生研究室訪問」
3 関東方面への大学等見学会「東京スタディツアー」 4 第1学年対象の「スプリングセミナー」
5 第2学年対象の「オータムセミナー」
※スーパーグローバル大学及びグローバルサイエンスキャンパスへの進学者数合計 150 名以上を維持する。
(令和2年度(令和3年度入試):173 名 、令和3年度(令和4年度入試)
:140 名、令和4年度(令和5年度入試):166 名)
※高等学校
卒業
6
時の進路選択について納得している生徒の割合 90%以上を維持する。
(令和2年度:96%、令和3年度:96%、令和4年度:92%)
2 「枠を超える知性」を備えた真のリーダーの育成
(1)部活動・学校行事等を通じてリーダーとしての資質を高める。
ア リーダー育成研修を継続させる。
イ 理学療法士による部活動サポート事業を継続発展させる。
(2)グローバルな視点で考えることができる人物の育成のための取組みを継続発展させる。
ア 海外宿泊野外行事及びその事前・事後学習、またその他さまざまな国際交流行事について、生徒自らが SDGs の視点も踏まえ主体的に企画・運営することを
通じて、多様性受容力を鍛え、コミュニケーション能力を高める。
※海外宿泊野外行事終了後の生徒アンケートにおける満足度 90%以上を維持する。
(令和2年度:コロナ禍で未実施、令和3年度:国内実施・99%、令和4年度:99%)
イ 英語教育の内容をより一層充実させる。
3 「自主自律の精神」の育成
(1)生徒会活動、部活動、学校行事を中心に、互いに違いを認め共に生きる力や協調性、豊かな感性を育む。
(2)地域と連携した活動を通じて、地域とつながるこころを育み地域に貢献する意識の向上を図る。
※地域と連携した活動等への参加回数生徒一人当たり平均年間 1.0 回以上となるようにする。
(令和2年度:コロナ禍で未実施、令和3年度:生徒一人当たり年間 0.3 回、令和4年度:生徒一人当たり年間 0.86 回)
(3)自主的な読書活動の支援を通して自学自習の精神を育成する。
※1,2年生の一年間の読書量一人当たり平均 10 冊以上を維持する。
(令和2年度:一人当たり平均 14 冊、令和3年度:一人当たり平均 9.2 冊、令和4年度:一人当たり平均 9.2 冊)
4 学校の組織としての教育力の向上
(1)新型コロナウイルス感染症対応をはじめ教職員の危機管理意識の向上を図る。
(2)教員の授業力の向上を図る。
具体的には、新学習指導要領及び観点別評価の実施、ICT を活用した取組みの推進、研究授業や相互授業見学の充実、大学等との連携の深化を図る。
※授業観察の際の生徒アンケートにおける授業信頼度平均 90%以上を維持する。
(令和2年度:平均 93%、令和3年度:平均 95%、令和4年度:平均 91%)
(3)教育環境の整備と働き方改革の推進を図る。
教員の健康を守るため、教育環境の整備を図るとともに学校運営の在り方等を見直し、時間外在校等時間の縮減に努める。
【学校教育自己診断の結果と分析・学校運営協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[令和5年 月実施分] 学校運営協議会からの意見
No.3034
府立茨木高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標[R4年度値] 自己評価
(1) (1) (1)
「高い志」を涵養する ア・探究活動を通じて得られる課題発見・解決の経験を ア・大学の先生等に課題研究や
ための取組み 原動力とし、あらゆることに好奇心を持って、奥行 課題研究につながる授業に
協力していただく回数のべ
きのある学びを楽しむ力を身につける。 30 回以上[52 回]維持
ア 課題研究の充実 ・大学の先生等の協力を得ることによって、2年生 ・近隣の高校から参加の先生
全員を対象として実施する課題研究の質を高め や生徒の人数5人以上
イ
卒業
7
生との連携 る。 [教員4人]
1 の強化による取
・課題研究の発表の場を近隣の高校の先生や生徒に イ・キャリア教育に資する
卒業
8
高 組みの充実 生の講演会や講座の数 10
公開する。
以上[
卒業
9
生の講演会2回
い イ・本校
卒業
10
生の人材ネットワークを広げ、学問及び社 学問発見講座は 14 講座、卒
志 会に対する興味・関心を高める取組みを充実,深化 業生講座は 10 講座]維持
させる。 ・卒業生の研究室訪問 10 か
の ・卒業生講座及び学問発見講座を継続させる。また、 所以上[11 か所]維持
涵 「スプリングセミナー」「オータムセミナー」等も ・関東方面への大学等見学会
の参加生徒 15 名以上[24
含めて、卒業生によるキャリア教育に資する講演
養 名]、支援する卒業生 15 名
会や講座を実施し、志を高く持ち、大きな心で世界 以上[31 名]維持
を、未来を見つめることの大切さを実感させる。 ・各取組みに対する生徒の満
・京都大学を中心に卒業生の研究室訪問を継続する。 足度 90%以上維持[学問発
・関東方面への大学等見学会を継続させる。その際 見講座 94%、卒業生講座
の卒業生との連携を強化し、より広い視野で進路 97%、卒業生の研究室訪問
及び関東方面への大学等
を考え、社会貢献の意味を考える場とする。 見学会 100%]
(1) (1) (1)
リーダー育成プログラ ア 各部・同好会等の部長等に対して、リーダーとし ア・リーダー育成プログラムI
ムの充実 ての資質を高めていくプログラムを充実させる。 の 実 施 回 数 10 回 以 上
リーダー論やコーチングの手法、人間関係トレー [12 回]維持
ア リーダー育成プロ ニング等についての講演・実習等を実施する。 ・参加生徒のアンケートにお
2 グラムIの充実 イ 部活動に参加する部員を対象に、理学療法士によ ける満足度 90%以上維持
る指導・支援を定期的に実施し、健康を自己管理 [95%]
枠 イ リーダー育成プロ する能力を高めるとともに、高い志を持ち、自己 イ・リーダー育成プログラムIII
真 を グラムIIIの充実 と向き合い、諸活動において良い結果を出せるよ の実施回数5回以上維持
う取り組む。 [5回]
の 越 ・参加クラブ数 30 以上[34]
リ え
| る (2) (2) (2)
ダ 知 グローバルな視点で考 ア・第2学年の宿泊野外行事については、SDGs の視点 ア・宿泊野外行事終了後の生徒
を取り入れ、地域等との交流や地域の歴史・文化 アンケートにおける満足
えることができる人物
| 性 の理解を深めるための事前・事後学習等も含めて、 度 90%以上[99%]維持
の育成のための取組み 生徒が主体的に取り組む。 ・交流後のアンケートの満足
の を
・長期留学生の受入れ、海外からの研修旅行生との交 度 80%以上(新規)
育 備 ア 生徒主体の宿泊 流、第1学年全員を対象とした大阪大学等の留学
野外行事及び
生との交流(B&S)について、実際的なコミュニケ イ・授業後における生徒の満
成 え 種々の国際交流
行事の取組み ーション力を高め、生徒が主体となって異文化理 足度 80%以上[91%]維
た 解や他国理解を深める。 持
イ 英語教育の内容 イ・英語の授業を通じて、 英語でのプレゼンテーション ・英語イマージョンプログ
の充実 やディベートのスキルを向上させ、受信力、発信 ラム実施後の生徒アンケ
力を高めるとともに論理的、批判的思考力を養う。 ートにおけるプログラム
・「英語イマージョンプログラム」を実施し、道具と のレベルの満足度 90%以
して英語を運用する能力を向上させる。 上維持 [90%]
(1) (1) 生徒会執行部を中心とする生徒議会、各種委員 (1)生徒対象の学校教育自己
生徒会活動、学校行事 会の活動を指導・支援し、生徒自治による体育祭、 診断における体育祭及び文
における取組みの充実
文化祭等の学校行事の取組みを充実させる。 化祭についての設問に対す
る肯定的回答 90%以上[体
3 育祭 98%、文化祭 95%]維
自 持
精 主 (2) (2) 生徒に地域と連携した活動等への積極的な参加 (2)参加した地域活動の種類
地域とつながるこころ を推奨し、地域とつながるこころ、想像力を働か 30 以上[35]を維持
神 自 の育成
せ、新しい価値を生み出すことを可能とする自主
の 律
自律の精神の育成をめざす。
育 の
成 (3) (3) さまざまな分野の書物を定期的に紹介する等、 (3)生徒一人当たりの平均読
自学自習の精神の育成 読書指導を推進し、自主的な読書活動につなげる 書量年間 10 冊以上[9.2
ことにより探究心に満ちた自学自習の精神を育成 冊]
する。また、多様な価値観を身に着けた包容力のあ
る人物となることを期待する。
(1) (1) (1)
ア 新型コロナウイルス感染拡大防止のため縮小され ア・クラブ代表者会議等を通じ
危機管理意識の向上
4 ていた、伝統的に取り組んできた諸行事をすべて て必要に応じて適宜注意喚
学 行えるよう高い危機意識を共有する。 起し、すべてを生徒自治の
下で実施する。
校
イ いじめ・虐待等の生徒事案の未然防止,生起した場 イ・安全・安心アンケート年2
の 合の情報共有、早期対応に努め、教育相談会の実施 回、いじめアンケートを年
組 をはじめ教育相談体制のより一層充実させる。 間1回実施[ともに1回]
・教育相談に関する事例検討
織
会議3回以上[5回]維持
と ウ 「教職員の不祥事の防止(体罰・セクハラ等の防止 ウ 「教職員の不祥事」、「個人
し を含む)」、
「個人情報の適正な管理」及び人権に関 情報の適正な管理」及び人
て する教職員研修を行う。 権に関する教職員研修3回
以上[3回]維持
の
教 (2) (2) (2)
育 ア 本校における生徒1人1台端末の活用促進に向 ア・[生徒・学校教育自己診断]
授業力向上のためのシ
けたアクションプランの「ステップ2」の取組み 「学校は ICT 環境を効果的
力 ステムの充実 を推進する。 に活用している」75%以上
の [76%]維持
向 ・ICT の効果的な活用に関す
る教員研修1回以上([1]
上
維持
No.3034
府立茨木高等学校
イ 生徒 1 人1台端末等を活用した ICT を効果的な授 イ・ICT の効果的な授業実践及
業実践及び主体的・対話的で深い学びを推進する び深い学びを推進するため
ための授業研究や大学等との交流をさらに進め の大学との交流及び研究授
る。加えて各教科において観点別評価を実施する。 業年 10 回以上[58 回]
ウ バディシステムを継続実施及びグループウェアソ ウ・互見授業教員一人当たり平
フトを利用したオンライン互見授業の実施によ 均年2回以上[4.8 回]維持
り、教員の授業力を向上させる。
エ 全教員の授業観察の際に、管理職によるアンケー エ・生徒からの授業信頼度 90%
トを生徒に実施・分析し、コメント、振り返りを面 以上[91%]
談の中で行い既存の授業アンケートとともに授業
力を把握する材料とする。
(3) (3) (3)
ア 全校一斉退庁日及び週1回のノークラブデ―を徹 ア 時間外在校等時間・年間
働き方改革の推進
底するとともに時間外が 80 時間を超えた者にヒア 800 時間以上の者を前年度
リングをする。 より減少させる[13 名]
イ ICT の活用等による業務の効率化を図る。 イ ・職員会議の資料電子デー
タでの共有率 30%以上維
持[30%]