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                 令和 3 年度     第 2 回学校運営協議会議事録
 
 
 日時:令和 3 年 10 月 16 日(土)14:0016:00
 場所:大阪府立茨木高等学校 視聴覚教室
 出席者:【 委     員 】添田晴雄、岩井八郎、柴田仁、中村卓、樫本佳子、乾麻里
 
 
        【校長・事務局】山上浩一、山脇和美、門野義彦、本管克江、森登紀子、森佳希、
                         籔麻智子、都浩司
 
 
 1.校長挨拶
 2.議事
     1 本年度の各取組みについて(中間報告)
     2 教科書選定結果について
     3 その他
     4 次回運営協議会日程
 
 
 <校長挨拶>
 ・学校の近況を報告
   1 緊急メールについて
   2 これまで実施した主な行事1について
       体育祭:9/7 午後 演技披露(応援団・マスゲーム・マスコットアピール)のみ
                 無観客で実施。
       遠足:10/5 全学年で実施。 オータムセミナー:10/7 2 年生で実施。
   3 これから実施予定の主な行事2について
       文化祭、宿泊野外行事3、妙見夜行登山等、新型コロナウイルス感染症の状況等も考慮
       しながら、実施予定である。
 
 
 <事務局からの「議事」に係る説明>
 1 本年度の各取組みについて(中間報告)
 ・高大連携等
     昨年度に引き続き、中止となったプログラムもある。オンラインを利用してのプログラ
   ムも対面で実施されるプログラムも、随時紹介していく予定であり、生徒たちにはこれか
   らも積極的に参加してもらいたい。
 ・学問発見講座・卒業生講座
     学問発見講座は 7 月に 14 講座で実施し、478 名の生徒が参加した。学問に対する興味・
   関心を育て、視野を広げる機会となり、事後のアンケートでは、満足度・理解度ともに高
   い数値であった。また、卒業生講座は 10 月 23 日に 10 講座で実施予定である。どちらの取
   組みにおいても、このような社会状況の中、講師の方々が快く対面での実施に応じてくだ
   さったことをたいへんありがたく思っている。皆様のご協力に支えられて取組みが実施で
   きていることを実感している。
 ・76 期生スプリングセミナー・北辰プロジェクト
     今年度の「スプリングセミナー」は、5 月 29 日に実施した。当初は 1 年生全員が京都大
   学を訪問して実施する予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本
   校体育館での実施となった。
     京都大学大学院薬学研究科の高倉喜信教授(高 28 回卒)にリモートでの記念講演をして
   いただき、その後のパネルディスカッションは高倉先生と今西未来先生(京都大学化学研
   究所 助教)はリモート、大学院生と大学生は対面という形式で実施した。初の試みであっ
   たが、生徒たちのこれからの主体的な学び、学校生活への意欲に資するものとなった。
 ・75 期生オータムセミナー
     10 月 7 日に実施した。九州大学大学院農学研究院の石野良純教授(高 28 回卒)にご来
   校いただき、
             「CRISPERその発見からゲノム編集技術まで」の演題で講演をしていただい
   た。課題研究の開講式として、研究に取り組む姿勢とその進め方、心構えとともに、これ
   からの将来について考える機会となった。
 ・リーダー育成プログラムI
     今年度も、緊急事態宣言等でなかなか部活動ができない期間が続いたが、現在、運動部、
   文化部合わせて生徒全体の入部率は約 105%(兼部を含む)である。リーダー育成プログラ
   ムIは、それぞれのクラブ代表者が参加する会議で、本来は生徒主体による各クラブの実
   践報告や意見交換が中心となるのだが、今年度はここまで、ほとんどが新型コロナウイル
   ス感染症への対応等についての注意喚起となっている。今後は、可能な限り、生徒主体の
   会議となるようにと考えている。また、専門家を招いての講演会も予定している。
 ・リーダープログラムIII
     クラブサポートは、新型コロナウイルス感染症の影響により、医療機関から理学療法士
   を派遣していただくことが難しく、実施できたのは、7 月の「熱中症予防指導」のみであ
   る。今後も、状況を踏まえながら、可能な範囲で実施していく予定である。
 ・茨木ブラザーズ&シスターズプログラム
     12 月 18 日に実施予定である。1 年生全員が、大阪大学の留学生との交流を通じて国際理
   解を深める取組みであるが、今年度も大学の方針により、リモートでの実施となる予定で
   ある。
 ・長期留学生の受入れ
     昨年の 12 月から今年 7 月までの受入れとなった。例年は第 2 学年での受入れとなるが、
   年度を超えての受入れとなるため、昨年は第1学年で、引き続き今年は第 2 学年での受入
   れとした。さまざまな制限がある中での学校生活であったが、留学生にとっても、本校生
   にとっても、たいへん有意義な学習の機会となった。尚、現在のところ、今年度新たに長
   期留学生を受け入れる予定はない。
 ・英語イマージョンプログラム
     12 月 25 日・26 日の二日間で実施予定。英語のネイティブ講師による授業を少人数で集
   中して受けることにより、英語運用能力を伸ばすことを目的としたプログラムである。
 ・Beyond_iプログラム
     令和 4 年 3 月 8 日から 11 日の 4 日間で実施予定。日本国内の大学に正規留学しているさ
   まざまな国出身の大学生・大学院生と集中的に議論することにより、SDGs についての
   理解を深め、英語で議論することを通じて、その解決策を考えるプログラムである。新型
   コロナウイルスの影響で、海外への宿泊野外行事4が実施できなくなったことを受けて、昨
   年度より始めた取組みである。学びをたてにつなぐために、今年度 4 月の「学びの報告会」
   では、全校生徒へ向けて、昨年度参加した生徒が充実した学びの機会であったこと等を報
   告した。
 ・第 1 回授業アンケート
     今年度も 7 月と 12 月の 2 回実施する予定である。7 月に実施した第 1 回授業アンケート
   結果を資料に掲載している。
 
 
 2 教科書の選定について
      次年度入学の 1 年生より新カリキュラムとなるため、教科書もそれに沿ったものを選
    んでいる。後ほど、実際にご覧ください。
 
 
 3その他 特になし
 
 
 <質疑応答>
   委 員:学校内の Wi‐Fi 環境、ネットワークの環境は、その後どのようになっているのか。
   事務局:現在、GIGA スクール構想、生徒1人1台端末の活用に向けて、各HR教室といく
           つかの特別教室で登録した Chromebook を使用する場合については、ネットワーク
           への接続が可能になっている。一方で、それ以外の場所では、やはり久敬会でレ
           ンタルしていただいている 3 台の WiFi を、工夫しつつ使用させていただいてい
           るところである。
   委 員:妙見夜行登山について、今年度は実施の方向であるのは良かった。
   事務局:例年と同様の内容での実施は難しいと思われるが、感染リスクを低減する工夫を
           して、なんとか実施したいと考えている。昨年度実施できなかったので、行事5
           継承ということからも、2年連続の中止は避けたいと考えている。
   委 員:1人1台端末についてはどのような状況か。
   事務局:生徒に配付し、各自で保管している。今後臨時休業となった際には、生徒は自宅
           で、今回配付した端末を活用してオンライン授業を受けることが可能になった。
   委 員:昨年度の一斉臨時休業の際もオンライン授業を実施したと聞いているが、今後実
         施方法等に変化があるのか。
 事務局:昨年度は、Google Classroom に動画を置き、生徒はそれを視聴し、それぞれの講
         座の Classroom へ課題の提出や質問を行うという形式であった。今年度、9月初
         めの臨時休業時、3年生については授業日数確保のため、時間を指定して、時間
         割に従って Google Classroom の動画を視聴した後、チャット機能を利用して、担
         当教員及び受講生徒間で、質問や意見交換を行った。今後、全学年とも短期間の
         休業の場合はこのような方法でオンライン授業を行うことになる。
 委 員:昨年度は、子どもはスマホでオンライン授業を受けていた。今回、1 人 1 台端末
         のおかげで画面が大きくなったので、視聴しやすくなるだろうと思われる。また、
         チャット機能を利用してのやりとり等は、今後社会へ出たときにも生かせるので
         はないかと思う。オンライン授業では、いろいろな先生の授業の Classroom に入
         ることで、よりいっそう教科科目への興味・関心が高まったというメリットもあ
         った。
 委 員: 新型コロナについては、先生方も生徒もかなり大きな影響を受けていると思われ
         る。新型コロナの感染状況の「波」に合わせた対応、システムが必要なのではな
         いか。
 事務局:例えば、授業に関しては、授業日数の確保という意味でも、オンライン授業で対
         応している。
 委 員:オンライン授業を実施するにあたっては、学校でもかなり苦労したと思われる。
         IT の専門家を各学校に配置してもよいのではないかと思う。また、今後もオンラ
         イン授業のよいところを残し、対面のリアルな授業でしかできないところは対面
         でやっていく、というような工夫が必要であると思う。
 委 員:茨高では、以前宿泊野外行事6の取組みで、現地との「テレビ会議」を行っていた
         と記憶している。
                       「テレビ会議」というと当時は特別な感じがあったが、新型コロ
         ナの影響で、今は「zoom」での会議も日常的に行われている。このように、今後
         の可能性、という点で何か発見したようなことはあるか。
 事務局:
       「オンライン」を利用することで、さまざまな「垣根」が低くなったように思われ
         る。例えば、高大連携事業の取組みでも紹介した「ノーベル賞受賞者を囲むフォ
         ーラム」では、高校生がノーベル賞受賞者と直接やり取りをすることが可能にな
         る等、オンラインならでは、と言えるのではないか。また、課題研究等において、
         専門家の方の助言をいただく際にも取り入れていくことができるのではないかと
         思う。
 委 員:従来の取組みにおいても、もう一つの可能性、としてオンラインが考えられると
         いうことになる。
 委 員:オンラインを利用しての取組みをするにあたり、必要があれば、久敬会に応援を
         求めてもよいと思う。
 委 員:今年度の取組みについての説明の中で「学びをたてにつなぐ」という言葉があっ
          たが、これは茨高の一つの特徴であり、たいへんよいことである。
                                                                    「生徒は先輩の
          背中を見て学ぶ」ということである。
  事務局:昨年度は「密」を避けるということで、学びの報告会も放送で実施したが、やは
          り放送ではなかなか伝わらないものがあった。今回は全校生徒に向けて体育館で
          のプレゼンテーションとした。
  委 員:なんとかしようとつなげていくことで次につながっていくのだと思う。
  委 員:妙見夜行登山等、茨高の行事7は、今までほうっておいてもつながっていたもので
          ある。しかし、今は、昨年度中止となった行事8等もあり、先生方の手助けが必要
          なのではないかと思う。
 
 
 3 次回学校運営協議会の日程
    第 3 回学校運営協議会 令和 4 年 2 月 19 日(土) 14:00