八尾高校
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No.316
府立八尾高等学校
校 長 勝山正樹
平成 28 年度 学校経営計画及び学校評価
1 めざす学校像
[めざす学校像]
文武に偏りのない、地域と共に歩む、
“骨太の人格”を備えた人材を輩出する学校
・・・・骨太:何にでも果敢に挑戦する、そして少々のことではへこたれない、という意味。
「勉強を頑張る」「学校行事も頑張る」「部活動も頑張る」
、何事にも真剣に取り組み、社会に貢献できる若者を育成できる学校・・・・
めざす学校に近づけるために、育みたい生徒の力・望む教職員の力
[生徒に育みたい力]
○学び続ける力
○人と繋がる力
[教職員に望む力]
○生徒に関心をもつ力
2 中期的目標
1 学び続ける力の育成
☆国公立大学への現役
合格
1
80名(8クラス規模で)
(1)八尾高スタンダードの完成・展開
(2) 教科としてのスタンダードの完成・展開
(3)1 年次「1 学期」でのボトムアップ
(4)自学自習・家庭学習の充実
(5)アドバンス教育コースの充実
(6)次期学習指導要領(平成 28 年度中を目途に答申、平成 32 年から順次実施予定)及び
高大接続特別部会(平成 24 年 9 月に設置、
「大学入学者選抜」「高等学校教育の質保証」「大学教育の質的変換」を一体的に行う方策を検討)
の研究・対応
(7)本校教員による講習・教育産業の有効活用
2 人と繋がる力の育成
(1) 授業を大切にする、授業の緊張感を大切にするからこその遅刻防止
(2) 勉学に軸足を置いた学校行事の活性化
(3) 勉学に軸足を置いた部活動の活性化
(4) 人権教育スタンダードの策定・展開
(5) 生徒指導スタンダードの見直し・実践
3 生徒に関心をもち続ける教育活動
(1)わかる授業・できる授業・魅力ある授業(生徒に日々の成功体験と背伸びする勇気を)
(2)教育相談活動の充実
(3)研修の充実
4 地域と共に歩む学校
(1)大阪教育大学における聴講制度の継続
(2)地域の中学校・小学校等との連携の充実
【学校教育自己診断の結果と分析・学校協議会からの意見】
学校教育自己診断の結果と分析[平成 28 年 1012 月実施分] 学校協議会からの意見
【生徒アンケート】 第1回学校協議会(5 月 16 日)
〔結果〕 内容 「平成 28 年度の学校経営計画について」
・教育全体についての質問 12 項目に対しての肯定的回答率は学年に 1 進路について
よる差異が見られた。1 年生での肯定的回答率は昨年に比べ 9 項目 ・地方の国公立大学への進学実績が上がっている印象だが,国公立をめざすなら近
でポイントがアップしたが,2 年生ではポイントのアップした項目 畿圏に限定する必要はない。旧帝大で取り扱っていない分野を多くの地方国公立
はなく,3 年生では 7 項目でポイントがアップしていた。 大が実践している。数年前に比べると,地方国公立大の進学者が増えているとい
・「授業・学習指導・進路指導について」と「学習態度・受験勉強に うのはいいこと。自分のやりたいことが決まった時に,全国に色々な大学がある
ついて」の項目については,1年生で,全 14 項目中 13 項目で肯 ので,全国にどんな大学があるのか調べるということはしてよいのでは。
定的回答率がアップしていた点が注目される。特に「進路選択の情 2 キャリア教育について
・大学を卒業しても自分の将来を考えている者はなかなかいない。もし,それが高
報提供」の項目については,16 ポイント以上アップしていた。
校でできるなら素晴らしいこと。一人ひとりの将来の目的をはっきりさせる,俯
・「学校生活について」の項目では,3年生が「文化祭・体育祭は組
瞰させることができれば,スケジュール管理手帳の利用がいい手段になるのでは
織的・効率的に運営されている」に対する肯定的回答が 13 ポイン
ないか。
ト以上アップし,92.7%に達していた。
No.316
府立八尾高等学校
・3学年全体としては多少の増減はあるものの前年とほぼ同様の結果 ・手帳に 30 年後の自分のビジョン,社会人,大学での目標を意識させる項目があ
となった。 ったらと思う。そういう方向で八尾高ならではの指導にもっていけたら素晴らし
〔分析〕 いのではないか。なかなか難しいとは思うが,職業観をもっと持たせるようなカ
・2年生については,学習面において,勉強に「しんどさ」を感じて リキュラムが入れられればよいのでは。
いる生徒の様子が伺われ,生徒のメンタルに対する対応を厚くする
第2回学校協議会(10 月 31 日)
必要がある。
内容 「今年度の取組みの進捗について」
・1年生,3年生は教育活動全体,および学習支援の体制の全般につ
1 文武両道について
いての評価は高かった。1年生での学習支援・進路指導体制で工夫
・
「文武両道」は八尾高のテーマ。部活に偏ると疲れて勉強ができない。部活をコン
した点を下の学年に引き継ぐ必要がある。 パクトにする、また時間の使い方などの指導をするのも必要では。
・3年生は文化祭で全クラスで準備に時間のかかる演劇に取り組んだ ・課題(宿題)などを勉強するだけで睡眠時間を確保するのが難しい学校もある。
が,受験勉強を意識して,時間を有効に使い,協力して取り組めた 大学受験ではそのような他校の生徒と競うことになる。その点も意識して頑張ら
ようである。 せてほしい。国公立大学への進学希望者数が春先と比べて減っていないのはいい
こと。安易に妥協しないように頑張らせてほしい。
【保護者アンケート】 ・部活動の方も今年はいい結果が出ている。勉強と部活動を両立する、これが八尾
〔結果〕 高の魅力。
・すべての項目で,前年と同様の結果になった。 2 キャリア教育について
・昨年比でわずかに減少したのは全 36 項目中,3 項目だけであった。 ・八尾高校に入学することがゴールになってしまってはいけない。
(「子どもは部活動や行事から多くのことを学んでいる(1 ポイント ・キャリア教育、大学をめざす理由をしっかり教えることが必要。八尾高校の卒業
減)」 生は進学先も多く、色々な企業等で働いている。何のために進学するかを卒業生
「授業参観や学校行事に参加したことがある(1 ポイント減)」「災害 など、先輩に来てもらって話を聞くのもいいのではないか。
・キャリア教育の面から見ると、将来何になりたいかが勉強するエネルギーになる。
時の対応について知らされている(2 ポイント減)」の 3 項目)
大学名だけでなく、学部に早くからこだわり、目標を持つことが必要。それが忙
・「先生は子どものことをよく理解している」と「八尾高校は進路に
しい子供たちの効率化につながるのでは?
関して家庭への連絡や適切な情報提供を行っている」の 2 項目は,
3 その他
10 ポイントのアップとなった。 ・以前は地方国公立大学を視野に入れる八尾高校生が少なかった。保護者の方への
〔分析〕 進路講演(講師 地方国公立大学から招へい)もあり、保護者も考えを広げるき
・全体として印象は向上しており,担任の生徒・保護者とのコミュニ っかけになっている。
ケーションが円滑に行われている状況を反映しているものと考えら ・ここ10年ほど、学力を上げるということをメインテーマとして改革してきた。
れる。 提案してきたことをどんどん取り入れて来ている。先生方の元気がなくなっては
いけない。生徒の雰囲気も以前と違ってきている。以前は“どう頑張らせるか”
【教職員アンケート】 が課題だった。今は頑張っている。生徒も教員も疲弊しないようにコントロール
〔結果〕 することが課題。
・「校長のリーダーシップが発揮されている(18.4%増)」
第 3 回学校協議会(2 月 13 日)
「生徒の進路実現に向け,3 年間を見通した進路指導体制が整って
内容「今年度取り組みの評価及び次年度にむけて」
いる」 (15.9%増)」
1 学校教育自己診断アンケート結果について
「学校全体に係わる問題の解決に向けた対応が迅速かつ円滑である ・学年としてのまとまりはあるように思える。上級生になれば、それぞれのカラー、
(15.0%増)」が顕著に肯定回答が増えた項目である。 いい点がどんどん出てくるのでは?
・「本校教育は,授業・部活動・行事・HR 活動等のバランスがよい」 ・八尾高校を志望する生徒が「アドミッションポリシー」を書く際、勉強だけを頑
の項目は肯定率が 11 ポイント以上の減少となり,46%の肯定率と 張るとはなかなか書けない。勉強、部活動、行事…すべて頑張る、頑張らないと
なった。 いけない、と思っている。入学したときに、意識改革が必要なのでは?
・その他の項目については,おおよそ例年通りの傾向となった。 ・大学進学だけが目標になってはいけない。人生の目的を持つことが必要。大学の
〔分析〕 さらにその向こうを考え、いつも一歩先を見据えて行動する感覚を身に付けてほ
・校長の指導の下,進路指導の流れの共有が進んでいると考えられる。 しい。
2 キャリア教育について
学年中心から進路指導部中心への進路指導の流れはこのまま進める
・八尾高校を卒業してからどうしたいか、という目的意識を持つことが必要。
べきであると考えられる。
・将来に目標を持ち、夢を持つ生徒を育てる。小さい時から意欲的に、将来への意
・授業と部活動等のバランスについては,議論を進め,教員の価値観
識を持たせることが大事ではないか。その中で、センター試験の結果等に左右さ
の違いを乗り越える努力が必要である。 れず、第1志望は譲れないという生徒が多くなってきているのはいいことでは?
・12月にあった「保護者のための講演会」
(キャリア教育に関する講演)は良かっ
た。生徒が何の目標もなく、ただ大学をめざすのはどうか…。仕事観を育成する
講演があっても良いのでは…と思う。
3 その他
・大阪市では区単位での説明会を多くの区で実施している。いろいろなところで八
尾高校をアピールしてもらいたい。
No.316
府立八尾高等学校
3 本年度の取組内容及び自己評価
中期的
目標 今年度の重点目標 具体的な取組計画・内容 評価指標 自己評価
(1)八尾高スタンダード (1) 今年度で完成させる (1)3年間のスタンダードの提示 (1)、(2)学校 HP にアップ。(○)
の完成・展開 (2)今年度で完成させる (2)3年間のスタンダードの提示
(3)国公立
合格
2
に対応できる基礎学力を養成 (3)・1 年次生の授業の緊張感を維持でき (3)HP へアップ(○)
(2) 教科としてのスタン
する たか 11 年生について(○)
ダードの完成・展開
遅刻数 94(12 月末)
(3)1 年次「1 学期」のボ
・2 年次生の学力生活実態調査において、 クラブ入部率 90.3%
トムアップ 現 役 国 公 立 合 格 圏 内 者 数 が 105 名 22 年生について(△)
(H27:105 名) 現役国公立
合格
3
圏内者数 98 名
(4)自学自習・家庭学習の (4)11 年次に宿泊研修を実施する
充実 21,2 年次 12 月下旬に 2 日間のロングラ (4) (4)
ン勉強会(自学自習中心の勉強会)を実施 1満足度 1宿泊研修について
する (アンケート肯定的回答 95%以上 満足度 94%(○)
3日常的に教科から要求する (H27:95%))
2満足度 3 ロングラン勉強会
(アンケート肯定的回答 100% 満足度 100%(○)
1 (H27:100% ))
.
3学校教育自己診断「家庭学習」肯定率(1 3学校教育自己診断「家庭学習」
学 (5)アドバンス教育コー 年次生 50%(H27:35%)) 肯定率 52.4%(○)
び
続 スの充実 (5)コミュニケーション能力、プレゼンテー
け ション能力の育成を重視した取組みを継続 (5)満足度(アンケート肯定的回答 95%以 (6) 項目「アドバンス教育コースは全
る (6)次期学習指導要領、
力 高大接続特別部会の研 する 上(H27:95%)
) 体として満足のくものでしたか」
の
育 究・対応 (6)平成 28 年度中に明らかになるであろう 肯定的回答 92.9%(○)
成 (7)本校教員による講 「答申」の研究及び対応 (6)・内容の共有化ができたか (選択者が十数名と少数のためほぼ
習・教育産業の有効活 (7)1本校教員による講習を実施する ・対応策の検討開始ができたか 昨年度と同等と判断しました。
)
用 2教育産業を有効活用する (6)・各地で行われた「大学入学者学
(7) 力評価テスト」研修会へ参加(○)
1・年間通しての講習の有無 ・運営委員会にて情報共有
・学校教育自己診断「授業以外の学習支援」 (7)
肯定率 85%以上(H27:84%) 1・通年講習(○)
前期 19 講座・後期講習 23 講座
2・活用の有無 夏期講習 7・218・5
・満足度 80 分×151コマを実施
( ア ン ケ ー ト 肯 定 的 回 答 90% 以 上 ・学校教育自己診断「授業以外の学習
(H27:90%)) 支援」 肯定率 87.1%(○)
2教育産業 9 団体からの講演、講習を
実施
満足度 98.5%(○)
(1)授業を大切にする、授 (1)一昨年度 5 月から強化した遅刻防止指導 (1)遅刻数の減少 (1)全学年遅刻総数(○)
業の緊張感を大切にす を継続する 平成 27 年度の 10%減 936 (3 月末)
(H27:1323)
るからこその遅刻防止
(2)勉学に軸足を置いた学校行事を計画し取 (2)・行事準備期間中の下校時間等、約束 (2) 体育祭・文化祭等の行事の下校時間
(2)勉学に軸足を置いた
り組む 事の順守 の厳守(○)
学校行事の活性化
(3)勉学に軸足を置いた (3)勉学に軸足を置いた部活動を計画し取り (3)・日々の下校時間等、約束事の順守 (3) 完全下校時間 19 時の徹底 (○)
部活動の活性化 組む
(4)人権教育スタンダー (4)スタンダードの提示 (4) HP へアップ(○)
ドの策定・展開 (4)昨年度の新入生より年次進行により策定 各学年の人権 HR を実施(○)
2 する 1 年・映画鑑賞及び講演会
.
人 「いのちがいちばん輝く日」
と ・インターネットの使用について
繋
が 2年・弁護士による法教育
る
力 弁護士の仕事、少年事件、男女間
の
育 の法律問題、家族・親子の法律問題、
成
刑事事件と裁判員裁判、労働問題、
(5)生徒指導スタンダー 交通事故、消費者問題、多重債務問
ドの見直し・実践 (5)生徒への要求項目等の見直しをする 題のテーマで9分科会形式
3 年・奨学金について
(5)スタンダードの提示 ・ブラックバイトについて
(5)HP へアップ(○)
情報端末の指導について実施
ノースマホ・ウィークの設定
年間 2 回実施(4 月、10 月)
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(1)わかる授業・できる授 (1)一人ひとりの生徒に関心をもった授業を (1) 授業アンケート「授業に対する生徒の (1) 「授業に対する生徒の意識」(○)
業・魅力ある授業(生徒 実践する 意識」項目のポイント 興味関心が持てた
(3.14 点以上/4 点満点(H27:3.14)) 1 回目 3.09
に日々の成功体験と背 (2)高校生活支援カードから教育相談への流
2 回目 3.17
伸びする勇気を) れをつくる
知識・技能が身についた
(2)教育相談活動の充実 (3)・人権研修を実施する
3 1 回目 3.14
. (3)研修の充実 ・学校外の研修を伝達する 2 回目 3.21
生 全体として
徒
に 1 回目 3.12
関 2 回目 3.16
心
を (2)・支援を必要とする生徒の情報共有(年 (2)
も 間 5 回以上の全教職員での共有) ・職員会議で報告全職員で情報を共有で
ち
続 きた。(○)
け
る ・教育相談への流れ(学年会議→保健部会 ・SC の来校時に合わせてケース会議を
教 議→教育相談係会議→SC を含むケース会 実施、アセスメント及びアクションプラン
育
活 議)の継続 を作成できた。合計 10 回開催(○)
動
(3)実施の有無 (3)2 回実施(○)
テーマ
・外国籍生徒等の対応について
・発達障がいについて
(1)大阪教育大学におけ (1)昨年度より大学の事情で対象講座数が減 (1)・希望生徒の聴講実現 (1)聴講講座数
る聴講制度の継続 少するが、充実した取組みを継続する ・満足度(アンケート肯定的回答 98%以 参加人数 延べ 46人
上 H27:98%)
) (実人数 38 名)
満足度(「興味が持てた」)
(2)地域の中学校・小学校
2)・八尾市立成法中学校区の「チャレンジ (2)実施の有無 97.5%(○)
等との連携の充実
キッズ」に参画する (2)実施の有無(○)
・地域の小学校、幼稚園との連携を継続す ・八尾小学校との連携
4
. る マラソン大会への協力
・安中小学校との連携
地
域 どんぐり拾い等環境教育への協力
と
共 ・八尾市選挙管理委員会との連携
に 主権者教育の講話
歩
む ・環境アニメイテッドやお
学 (事務局 八尾市環境保全課)
校
環境フェステイバルへの協力、参加
・旧植田家住宅(NPO)生徒会・茶道部
餅つき大会、お点前への協力
・龍華図書館との連携(書道部)
イベント「今年の文字」への協力
・みよし保育所・ゆう安中東保育所との連
携(家庭科保育実習)