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取得日:2023年12月24日[更新]

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 進路ニュース        NO.10                                           2023.1.24   豊浦高校進路指導課
 
   先日1月14日(土)、15日(日)共通テストが行われました。初日は雨の中、開門を待ちまし
 た。気温は高めだったので寒くはありませんでしたが、傘をさして、受験票を見せて入場するため時間
 がかかりました。2日目は曇りの天候で、基礎理科を受験する文系生徒は前日と同じ時間帯に門をく
 ぐっていきました。コロナ禍であり、陽性者や濃厚接触者が出るのではと気にしていましたが、幸いに
 も本校では追加試験受験者は出ませんでした。現在、三者面談も終わりに近づいており、国公立大学の
 前・中・後期の出願校がほぼ決定しました。2月3日が出願締切です。国公立大学の中には、入学辞退
 率が高い大学がありますので、中期、後期までしっかり粘ってほしいです。1、2年生のみなさんも今
 年の動きを通して、受験のシステムを理解しておきましょう。
 
 
 
 
  三谷校長1激励(オンライン)    会場の下関市立大学正門   受験票を見せて会場へ       開門を待つ受験生
  1月13日                       1月14日                  1月14日                    1月15日
 
 ○本校の「令和5年度大学入学共通テスト」受験者数
   受験者総数126名(5教科83名、4教科12名、3教科以下31名/出願者145名/3年生徒数173名)の内、
 5教科合計が900点となる文系6教科7科目受験者は19名、理系5教科7科目受験者は45名でした。今年
 は5教科全ての900点換算を受験した生徒が、昨年より文系8名→19名、理系27名→45名と全体合計数35
 名→64名と増加しています。5教科でも数学は1科目のみや4教科以下の受験者が多いので、可能性を
 高めるため、頑張って最後まで全ての科目を受験してほしいと思います。
   全国の高校3年生の生徒数が減少する中、国公立大学の定数はほとんど減少していないので、以前よ
 り国公立大学を狙いやすくなっています。また、国立大学の入学辞退率を考えると、後期まで頑張って
 おくと合格が舞い込むことも考えられます。科目削減は楽になるように思えますが、合格を勝ち取るに
 は5教科受験が賢明です。コロナ禍もあり、遠方への進学は敬遠されていますが、科目数の少ない下関
 市立大学や北九州市立大学には、出願が集中する状況になっています。また、推薦入学(共通テストを
 課す、課さない)の枠が増えていることから、国公立大学を狙える力をつけてほしいですし、最後まで
 受験勉強を続けてほしいです。
 
 近隣国立大学の辞退率
 (入学辞退者数÷最終合格者数(当初合格者数に追加合格者数を加えたもの))2022年度(一般選抜)
 山口大学:募集人員1489人/最終合格者数1774人/入学辞退者数230人/入学辞退率13.0%
 佐賀大学:募集人員 938人/最終合格者数1132人/入学辞退者数150人/入学辞退率13.3%
 大分大学:募集人員 799人/最終合格者数 890人/入学辞退者数 90人/入学辞退率10.1%
 宮崎大学:募集人員 815人/最終合格者数1007人/入学辞退者数144人/入学辞退率14.3%
 ○本校の平均点と全国平均点
 英語R42.3(124人)、英語L49.0(124人)、国語95.5(122人)、数学IA45.1(92人)、数学IIB49.6
 (72人)、日本史B50.0(32人)、地理B46.6(69人)、現社53.8(18人)、政経47.9(51人)、物理
 43.1(35人)、化学34.2(41人)、生物26.9(14人)、物理基礎19.2(6人)、化学基礎20.9(21人)、
 生物基礎19.5(40人)、地学基礎29.7(29人)[( )本校受験者数 受験者5人未満は省略]
   大学入試センターによる全国平均(中間集計1/18)得点調整前 2022年度→2023年度(変化の大きいもの)
 英語R61.8→55.07、英語L59.5→63.04、国語110→105.17、数学IA38.0→58.08、数学IIB43.1→64.86、
 世界史B60.08、日本史B52.8→61.06、地理B59.0→62.23、現社61.61、政経56.8→52.39、物理60.7→
 64.46、化学47.6→49.95、生物48.8→40.55、物理基礎29.37、化学基礎30.61、生物基礎25.69、地学基
 礎36.21 英語R、国語、政経、生物の下降が目立ち、日本史B、数学は大きく上昇しました。
 
 ○専門理科で得点調整発生
   専門理科において物理と生物との間で平均点20点以上の差がついたため、得点調整が行われました
 (地学は受験者が少ないため対象外)。物理はそのままで、生物は作問・解答ミスがあったことから、
 素点の2割以上の上昇となりました。化学も若干上昇しました(調整については裏面をみてくださ
 い)。医歯薬系と農学部に影響があると思われます。本校生徒では生物受験者は14名で、判定には影響
 は少ないと考えられます。理系は2次力での勝負です。英語、数学、理科でどれだけ得点できるかが鍵
 となります。
 ○「大学入学共通テスト模試・2月(進研マーク)」(2年生全員受験)
   日程・時間割について    *2年生初めてのマーク模試です。鉛筆、腕時計などを用意しましょう。
   2月3日(金)
     15:3016:30 文系:地歴1科目め(来年度履修科目)、理系:化学
     16:3517:35 文系:公民(現代社会)、理系:物理または生物または基礎2科目
   2月4日(土)
       8:30 8:45 出席確認、受験カード記入
       8:5010:10 国語(80分)
     10:2011:30 数学1(70分)
     11:4012:40 数学2(60分)
     12:4013:20 昼休み 受験カード完成 13:20 カード回収
     13:2514:45 英語(筆記)(80分)
     14:5515:25 英語(リスニング)(30分)
     15:3516:35 文系:理科1(基礎2科目) 理系:地理B(60分)
     16:35         解答配付 (自己採点は自宅で行い、2月6日(月)朝全員提出すること)
 
 
 ○ 得点換算表
 
 
 
 
 終わりに
   4月から進路資料室に「日経」新聞を置いてもうじき1年近くになります。皆さん、一度はめくって
 くれたでしょうか。小論文対策として、時事問題に関心をもっておくのは大切なことです。実際に紙面
 をめくることで、見出しだけでも目に入ることを期待して置いています。動画やSNSのほうが繰り返し見
 られるし、今風なのでしょうが、新聞を読んでほしいのです。気になった記事をじっくり読んでほし
 い。また、気になった語句を調べることもしてほしい。最近の推薦入試では、高校時代に部活動以外で
 頑張ったことを聞いてきます。何かに興味を持ち、調べてみたことが大切な取組になってきています。
 面接でしゃべるネタにもなります。(文責木嶋)