令和4年度進路ニュース             NO.1                               2022.5.6 豊浦高校進路指導課
 
   新学期が始まり、1ヶ月になります。もう5月となりました。つつじが満開とな
 り、山々は新緑の季節となりました。皆さんは、新しい学校、クラスに慣れてきま
 したか？新たな決意をもって、毎日を過ごしていることと思います。
   今年も3年生全員を対象に進路課長による個人面談を始めています。3年生は、
 部活動が忙しい中、真剣に将来を見つめ、動き出していると感じています。今日、
 5月6日（金）は考査発表日です。3年生にとっては大切な考査となります。2年
 生にとっては、要領がわかり準備しやすいでしょう。1年生にとっては、高校生活
 初めての定期考査です。しっかり準備をし、臨んでください。
   今年の入試では、9年ぶりに現役九州大学合格¹者が出ました。また、山口東京理
 科大学薬学部に3名合格しました。各々が部活動との両立をはかりながら、隙間学
 習も取り入れ、目標とする大学、学部学科に進みました。今年合格した受験生には
 『進路の手引き』に受験体験記を書いてもらいました。5月14日（土）PTA総会時
 に配布します。是非一読してください。君たちの学校生活の一助となるはずです。
 
                                                                                         対面式（4月11日）
 ○令和4年度入試国公立大学（29名）・私立大学（103名）等の合格について（現役生）
   （国公立）山口大学3名、九州工業大学2名、九州大学1名、佐賀大学1名、長崎大学1名、
             鹿屋体育大学1名、下関市立大学9名、山口東京理科大学3名、周南公立大学3名
             北九州市立大学4名、長崎県立大学1名
   （私立） 青山学院大学1名、中央大学2名、同志社大学6名、立命館大学2名、
             関西大学1名、関西学院大学2名、広島修道大学2名、西南学院大学6名、
             福岡大学7名他、（準大学）水産大学校1名
            その他大学、専門学校等については、5月14日配付の『進路の手引き』を参照してください。
 
 
 〇卒業生からのアドバイス 令和4年度「受験体験記」から抜粋
 この春合格した現役受験生の声の一部を掲載します。
 〇皆さんが受験直前になって後悔しないように是非、今、何年生であろうと早めに準備してほしいと
 思います。
 〇1年生のうちにオープンキャンパスにいったほうが良いです。この大学が良いなと軽く思っていた
 程度でしたが、模試の第一志望に書き続ける中で、行きたい気持ちが強くなっていきました。
 〇早めに志望校を決定して、対策することをお勧めします。何もしないで迷っている時間、同じ大学
 を目指しているライバルがもう既に勉強を始めているかもしれません。
 〇どのような大学に入り、何を勉強し、将来はどんな職業に就くのか。このようなしっかりとした未
 来のビジョンが見えることで初めて、勉強に対する意欲が湧きます。
 〇「1，2年の定期考査をもっと頑張っておけばよかった。」と後悔する人はたくさんいます。3年
 生になって後悔しないように、定期考査を頑張ってください。
 〇1，2年生で学んだことが遠い過去の記憶のようになってしまいとても慌てたことがあります。
 〇評定を上げるために活躍したのが「手帳」です。今回取りたいテストの目標点数、各教科の勉強方
 法、各科目の学習時間を記入していきました。
 〇学力を向上させるということは大変で、時間と継続力が必要なものだと経験して感じました。
 〇受験は早め早めに行動することと、情報収集、周りに流されないことが重要です。不安なことは先
 生方に相談し、しっかりと自分の意志をもって頑張ってください。
 〇暗記しておけばよいと考えている人は、それだけでは点数は伸びません。きちんと一単元ずつ丁寧
 に理解していけば、確実に点がとれるようになります。
 〇共通テストの英語では、単語力をつけることが大切です。早いうちから、単語の学習には重点的に
 行ったほうが英語の得点アップにつながると思います。
 〇部活と勉強の両立には悩みましたが、何事も続けることが大切です。
 〇勉強を一日でも怠ってしまうと学んだことがすぐ頭から離れていってしまいます。自主学習を通じ
 て継続することの大切さを知ることができました。
 〇人生は一度っきり、やりたいことは全部やってみてください。また、他の人に人生を左右されるの
 ではなく、自分なりの何か、夢や目標をもって、その夢や目標に向かっている自分自身を信じて突き
 進んでください。
 〇受験生は、学校生活や部活動でも集大成となり、悩んで苦労する1年になると思いますが、乗り越
 えた先の達成感やその経験は一生の宝物になると思います。
 〇注意することは、睡眠時間を削ったり、質を下げることです。特に、寝る前の1時間はスマホはや
 めましょう。質が下がることで日中の調子が下がったり、効率が悪すぎます。思考系の勉強をする時
 間のない人は、端的に言って、スマホをぶっ壊してください。
 〇私にとって効果的だった勉強方法は、些細なことでも目標を立てることです。
 〇ただ時間を増やしたからといって、質を落としては意味がありません。質はキープしつつ少しの時
 間量を増やすことで苦手分野の時間に充てました。
 〇まずは日々の授業を寝ずに、しっかり聞くことは前提で、プラス隙間学習時間を有効活用してくだ
 さい。
 〇時間を無駄にしないことです。わからないことがあれば、授業が終わった後にすぐ聞きに行ってい
 ました。
 〇登下校に時間がかかりましたが、同級生と問題を出し合うなど空き時間の利用に力を注ぎました。
 〇練習試合への移動中に単語帳を読んだり、毎日の登下校で単語を反芻しながら帰っていたりするよ
 うにしていました。
 〇小論文の勉強に力をいれました。読解力と文章を理論的に書く力を養うため、最低でも過去問は8
 年分を2周しました。新聞もたくさん読み、堅い表現や活字にも慣れるように努力しました。
 〇3年生になってからは、今まであまり意識していなかった志望校の合格判定をすごく意識するよう
 になりました。思うように判定が出ず、何度も志望校を変えようか悩みました。けれど、最初に決め
 た志望校を目指して最後まで勉強しました。
 ○勉強だけでなく、日々の何気ない生活も大切にしてください。応援団や部活動、委員会などで得た
 力は、自分のアピールポイントにもなったし、自信にもなりました。
 
 
 ○中間考査発表 本日5月6日（金）
     試験期間：5月13日（金）5月17日（火）まで4日間
               5月12日（木）振替代休 14日（土）考査2日目・PTA総会
 ○スタディーサポートの結果について
   新2、3年生は3月中旬に、新1年生は4月入学後に受験した結果が返ってきました。すでに各
 自、個人成績表で分析をしていると思います。学力面では、GTZ（学習到達ゾーン）において、ま
 ずB1（国公立・中堅私立大学挑戦レベル）以上を目指してください。
 
 〇3月18日山口大学希望者集会には75名参加
   集会には新2，3年生の75名が参加しました。2月末に行われた山口大学2次試験の問題を配布
 し、早いうちに問題に触れるように伝えました。また、共通テストと2次試験の関係や2次試験に何
 が必要なのかを調べておくように伝えました。問題をもらった人はやってみましたか？今、解けなく
 て大丈夫です。しかし、将来は6割は解けるようにしておいてください。山口大学の赤本刊行はまだ
 先です。2022年度の赤本で傾向を調べ、準備を始めてください。他の大学希望者も同じです。
 
 〇大学受験変更点   来年度より岡山大学後期日程廃止
 〇奨学金申請と学資保険について
   日本学生支援機構への申請については、条件等をしっかり確認し、申請をしてください。1種の無
 利子はなかなか得られないことが多いです。借金であることを理解しておきましょう。また、推薦合
 格や2月に合格した場合、入学金などの納入期限は早く、ご家庭で契約している学資保険の満期日よ
 り早く納めなければなりません。入学手続きに100万円位かかることもありますので、準備をお願
 いいたします。
 〇進路講演会について
 
 5月19日（木）2年生進路講演会   河合塾 毛利美佳氏
 5月26日（木）3年生進路講演会   北予備 大山純治氏
 6月 9日（木）1年生進路講演会    代ゼミ 草間啓介氏 を予定しています。
 終わりに
   新型コロナウイルス感染症がなかなかおさまらない。コロナ禍では、部活動
 や大会開催にまだまだ制限がかかりそうである。今年は、皆さんの活躍する姿
 を各種大会でしっかり見たいものです。先日レスリング部では海外大会への出
 場が決まった選手が出ています。皆さんのますますの活躍を期待しています。
                                                       （文責 木嶋）
                                                                            離任式（4月15日）