学校からのお知らせ
3月1日に第47回卒業3式を行い、228名が大分雄城台高校を巣立っていきました。
校長式辞では、「ESD(持続可能な開発のための教育)の学びを受けた一人の人間として、『Think globally,Act locally』の精神を決して忘れることなく、時代の先駆として自信をもって、SDGsを達成に導いてください。」という餞の言葉が贈られました。
在校生代表の送辞では、新型コロナ感染拡大で混乱した高校生活に触れ、「困難に屈することなく立ち上がり、自分たちの高校生活を充実させようと日々学習や部活動に全力で励む先輩方の姿は、いつでも私たちの模範であり、憧れでした」と、先輩たちの強靭な精神力とたゆまぬ努力を讃えるメッセージが伝えられました。
過去を回想するように流れるピアノ演奏とともに語られた答辞では、「劇的に変化し続ける時代に生きる私たちが、たゆまず立ち止まらずに高校生活を送ることができたのは、仲間の存在が本当に大きかった」「楽しみだった多くの学校行事がなくなり、最も心待ちにしていた修学旅行にも行けなかった。しかし不思議なもので、思い返してみると楽しい思い出ばかりがよみがえる。行事がなくても仲間と過ごした時間が、宝物のように、いつまでも心の中に輝いています」という言葉に、こみ上げる思いを抑えきれず目を潤ませる生徒や職員の姿がありました。
卒業4式後には生徒全員から学年主任にサプライズでお礼の花束とメッセージが贈られました。
体育館を後にしたあと、それぞれの教室では、卒業5証書を担任から改めて受け取り、クラスメートや親に感謝の言葉を述べたり、思い出の映像を鑑賞したりと、教室でみんなと過ごす最後の時間を一人一人がかみしめていました。
校長式辞の全文はこちらをご覧ください→R3卒業6式校長式辞.pdf