校長室
大分県立別府鶴見丘高等学校 校長 酒 井 達 彦
本校校歌で「ああ豊洋の 空晴れて 鶴嶺天を 衝くところ 集ひて若き 一千の 希望は高し 峰の雲」と歌われているように、大分県立別府鶴見丘高等学校は、阿蘇くじゅう国立公園に指定されている鶴見岳から別府湾を一望する扇状地に位置した、創立108年目を迎えた普通科進学校です。明治43年(1910年)開校の私立別府女学校に源を発する本校は、戦後の学制改革で旧制の別府高等女学校と別府中学校が統合され、昭和24年(1949年)には定時制(夜間部)が併設、昭和26年(1951年)に現在の校名である大分県立別府鶴見丘高等学校と改称され、今日に至っています。これまでの卒業生は、2万8千有余名に達しており、国内外を問わず幾多の人材を輩出してきた歴史ある伝統校であります。
◎ 校 訓 『 質 実 剛 健 』
◎ 学校教育目標 『 学力と人間性を兼ね備えたタフな鶴高生を育成する 』
◎ 鶴高の更なる高みを目指して
学校教育目標を具現化するために、難関大学希望クラス、AT(アチーブメントテスト)、鶴高タイム、土曜講座、学校通信「鶴高だより」発行、湯の町清掃活動、あいさつ運動、鶴見岳鍛錬遠足、各種ボランティアへの参加、学校HPの充実など本校は行事を大切にし、何事にも粘り強く、積極的に挑戦する 「タフな鶴高生」の育成を目指しています。進学面では、大分大学(医・医)・東京外国語大学をはじめ、国公立大学157名合格1、私立大学192名合格2など近年、進学実績は大幅に向上しています。また、部活動面でも男子バレーボール部や新体操部、バドミントン部、弓道部、吹奏楽部、放送部などを筆頭に、どの部活動もトップを目指して日々努力しています。
本年度も本校は、108年の伝統を大切にするとともに、「チーム鶴見丘」としてのベクトルを一つにし、生徒一人ひとりの充実した高校生活の実現と進路目標達成のため、更に輝く鶴見丘高校を目指して努力してまいります。今後とも、一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。