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令和5年度2学期終業式 校長式辞 - 大分県立別府鶴見丘高等学校
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学校からのお知らせ

令和5年度2学期終業式 校長式辞
2023年12月22日

R5 二学期 終業式 式辞

春 遠からじ !

 

別府鶴見丘高等学校

  校長 阿 南 典 久

 

今日の終業式は、インフルエンザ感染予防のためズームで行います。冬になり、三年生が大学入試直前になりますので、全校を挙げての感染防止をお願いします。

 

さて、今日で、二学期が終わります。

八月から始まった二学期は、コロナ感染も落ち着き、平素の学習活動をはじめ、鶴嶺祭、体育大会など多くの行事が計画通り実施でき、実りのある学期になったと思います。伝統行事の鍛錬遠足も四年ぶりに復活でき、生徒たちも成長する機会になったと感じています。

 

一年生はすっかり逞しくなり、生徒会や部活動の一翼を担うようになってきて来ました。勉学の面でも前向きに取り組み、自分の進路に添った文理コースを決め、意欲を感じます。

 

二年生は楽しみにしていた修学旅行を無事に終え、東京での企業や大学での研修、ディズニーランド、札幌でのスキー体験など有意義な社会体験を積み重ねるとともに、同級生との共同生活で友情も深まり、高校生活の大きな思い出ができたと思います。是非この修学旅行の成果を次の学校生活で生かしてほしい。

 

三年生は、いよいよ本格的な受験シーズンを迎えます。教室では遅くまで灯がともり、必死に参考書や問題集に向かう姿を見かけます。暖房の効いた教室よりも寒い廊下で勉強をする生徒もおり、「厳しい環境にいる方が頑張れる」と敢えて自分に厳しくして取り組む姿もあります。『受験は生徒を成長させる』とよく言われます。自分自身の頑張りが合否の決め手となります。心を強く持って、日々の努力を積み重ねることが結果に繋がりますので、今は、苦しいかもしれませんが、最後まで諦めないことが、合格1へのカギです。

イギリスの詩人シェリーの「西風の賦」の中にはこんな言葉があります。

「冬来たりなば、春遠からじ」

厳しい冬がやってきたならば、温かな春がすぐそこまで来ている。苦労の時期を頑張って乗り越えればきっとその先には明るい希望の灯が待っているという喩えです。是非 この厳しい冬を乗り越えて栄冠をつかんでほしいと

心から願っています。

 

来る年が、皆にとって 素晴らしい年になるように祈って 二学期終業式の式辞とします。