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令和5年度2学期始業式 校長式辞 - 大分県立別府鶴見丘高等学校
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保護者の方へ

令和5年度2学期始業式 校長式辞
2023年08月22日

日々の取組を大切にして 実りの多い二学期に」

校長 阿 南 典 久

 

皆さん、おはようございます。今日は、皆さんの元気な顔を見ることができて、大変うれしく思っています。

この夏は、厳しい暑さが続きました。また、九州に台風6号、関西に台風7号が襲来し、日本各地で天候の影響を受けることも多かった夏でした。そのような中、「雨にも負けず 風にも負けず 夏の暑さにも負けず」の精神で 勉強や部活動、社会活動に、一生懸命に頑張っている姿をたくさん見ることができました。

3年生は、2泊3日の勉強合宿に取り組み、2年生はAPUアカデミックラボや九州大学・熊本大学へのオープンキャンパスへの参加、1年生は予備校での夏の学習会など、意欲的に取り組んでいました。私も3年学習合宿と九州大学オープンキャンパスに行きましたが、お互いに刺激し合いながら真剣に挑戦する姿が輝いて見えました。

また、部活動では、バドミントン、弓道、新体操、ヨットの4競技がインターハイに出場し、遠い北海道の地でそれぞれの競技で活躍しました。また、全国高校総合文化祭に出場した放送部は、ラジオ制作部門で優良賞を獲得するとともに3年生川野さんがNHK杯に引き続き、朗読の部上位5名に入り優良賞を受賞しました。その他の部活動も、暑い中、練習試合やトレーニングに熱心に取り組むととも、個人的にボランティア活動や短期海外留学して国際交流する生徒もおり、この夏休みに日常では味わえない素晴らしい体験ができたと思います。

 

さて、いよいよ今日から二学期です。実りの秋に向かいます。

学校行事では、9月に入るとすぐに、鶴嶺祭、体育大会が行われます。行事に対して「おとなブルー」って外から見るのではなくて、「新しい学校のリーダーズ」となって主体的に「青春を切り裂く波動」を発信して学校を元気に盛り上げてほしいと思います。中旬にはオープンスクールやグローバルリーダー育成塾、12月には修学旅行など大きな行事が続きます。

また、部活動では、運動部の新人大会が始まるとともに、文化部は、九州地区高等学校総合文化祭が大分で開催されます。これらの行事を通して、自主性や創造力を養い、多くの仲間と協働する喜びや達成感を感じながら人間力を磨いてほしいと思います。

併せて、二学期は学習と進路1の面で重要な時期になります。日々の授業を大切にしながら、基礎的な学力を高めるとともに、講演会や探究学習などを通じて社会課題に関心を持ち、主体的で深い学びを進め、未来を創造する力を養うことが大事です。

特に、3年生は、三者面談が終わり、間もなく大学の推薦入試が始まります。推薦では、進学するための目的と目標、高校時代の取組実績を整理し、挑戦意欲としっかりした学力を持つことが大事です。 また、ほとんどの生徒が受験する1月の大学共通テストまではあと145日となりました。自分の目標得点を目指して、毎日の努力を積み重ねながら自分の未来を実現する力をつけてもらいたいと思います。

 

校長室には 中国の思想家:朱喜の漢詩があります。

 

少年の時期は あっという間に時間が経ってしまい

学問というものが 中々身につくものではない

ゆえに 少しの時間も おろそかにしてはいけない

池のほとりでうつらうつら 春の夢をみて 覚めずにいると

目の前の木の葉が落ちるのも気づかず すでに秋の声が聞えている

月日は 速やかに過ぎ去っていくものよ

 

一日一日を大切に過ごし、皆さんの二学期が実り多きものになるように

心より期待して 二学期の始業式の式辞とします。