鶴丸高校
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取得日:2023年03月22日
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ンガを 目に しま した 。そのマ ンガ は「 あた し 「物事 は全 てニ ュー トラ ル」「出 たもの を生 ない人 間を 見下 す「 普通」の人 間 も気持 ち悪
随想「美を求める心」 な い 。 高 校 の 普 通 科 に進 学し た 私たち は、 言わ
〒890-8502 鹿児島市薬師町2丁目1番1号
TEL 099-251-7387 FAX 099-255-3433
かした 人が 当た り」― ―こ れら の言葉 は、現 い。また 、その「 普通 」の 人間 に 共感し てし
12.02
本校ホームページ:ああああ
鹿児島県立丸高等学校
ンち 」。わ ずか 一ペ ージ のマ ンガ ですが 、思 ば 「 そ こ そ こ の 大学 」に 行く こ とが求 めら れ、
国 語科 宮脇 健一 わず感 嘆の 声を 漏ら し 状に満 足せ よ 、と か 、足 るを知 る 、と かい う まう自 分も 気持 ち悪 い。最 大に 気 持ち悪 いと そ の ま ま 「 有 名 な会 社」 に入 っ ていく のだ ろう
鶴 丸 に 赴 任 し て か ら こ こ ま で 、 多 く の 人 た内容 でし た。 タイ ト ことを 伝え てい る訳 では ない と 思われ ます 。 感じた のは 、古 倉の 立場が はっ き りしな い事 と 思 わ れ て い る 。そ れが 私た ち や私た ちの 周囲
や 言 葉 に 出 会 っ て き ま し た 。 店 員 さ ん に 丁 ルは「 親ガ チャ 」。( Q 全ては 心の 持ち よう であ り、目の 前の状 況は だ。題名 であ る「コ ンビ ニ人 間」が無機 質な に と っ て の 「普 通」 であ って 、 特に抗 おう とい
R4.
寧に「あ りが とう 」とお礼 を言 う 先生に 人と Rコー ドを 読み 取っ て 自分の 味方 にで きる 、と 示唆 して いるの でし 人間、つま り感 情の ない人 間を 表 してい ると う 気 持 ち も ない 。も ちろ ん、 前 述した こと は簡
し て の 美 し さ を 感 じ た り 、 廊 下 で す れ 違 う みてく ださ い。 この マ ょう 。そ う思 った とき 、周 りの も のの多 くは 、 解釈す ると 、古 倉は コン ビニ 店 員の自 分と 、 単 に は 達 成 など でき ない ので あ って、 自分 がそ
と き に き れ い な 会 釈 を す る 生 徒 に 瑞 々 し く ンガを まる まる 読む こ 自らを優しく包むものに見えてくるはずで コンビニ人間の自分の二つの自 分を持つこ う な れ る と も思 って いな い。 そ れでも 、ど こか
柔らか な優 美さ を見 たり。鶴丸 だけで なく 、 とがで きま す 。) す。硬質 でと げと げしく 感じ られ た物理 の教 とにな る。コン ビニ 人間の 古倉 は 周りと 違う
第 171 号
の 大 学 に行 って 、ど こか の会 社 に
就職
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する んだ
この 世 の 中に は 美し さ が溢 れ て いま す 。美 「『 親ガ チャ』って 言葉 知っ てる ?」か ら 科書も 失礼 ! 、何を語 りか けて いるの かは 発想を 持つ、いか にも「 普通 じ ゃない」人間
( ) ろ う な 、と いう ビジ ョン はあ る 。この 「コ ンビ
しさ に 気 づく か どう か は、 こ ち ら側 の 心次 始ま る こ の回 は 、い つ もふ ざ け てい る お母 っきり しな い難 解な 評論 文も 、柔 らかく 優し だ。逆 にコ ンビ ニ店 員の古 倉は コ ンビニ で働 ニ 人 間 」に 出て くる 古倉 は高 校 を卒業 して から
第では あり ます が… 。 さん が 「 お母 さ んは そ もそ も 自 分ガ チ ャに い言葉 で話 しか けて くる はず で す。 く「普 通」 の人 間の よう に見 え る。し かし 、 歳にな るま での 年間 ひた すら コ ンビニ バ
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外れて るし 」と 自嘲し なが ら 、 「 そもそ も人 孔子の 述べ る「中 庸」です ね 。ち なみに こ 妹 が 言 う よ う に 古 倉 は コ ン ビ ニ 店 員 に な っ イトを して いる 変わ った 女性 だ 。初め て読 んだ
さて 、今回 取り 上げ るのは 、鶴 丸で出 会っ 間 が 偶 然 の 世 界 に な に を 求 め た っ て さ 、 無 の「中 庸 」、 孔子 も高度 の徳 目と 考えて いた た後さ らに 狂っ たよ うに も見 え る。白 いビ ル 時、古 倉の 同僚 のコ ンビ ニ店 員 のよう に、 普通
た言葉 の一 つで す。赴 任し て一 年めで した 。 関係だ から ね 」と 言い 切りま す 。最後の お母 ようで 、修行 者だ ってな かな か到 達でき ない のみが 立ち 並ぶ 、無 機質で 不気 味 な光景 をコ じゃな い、 異常 だな と思 って し まった 。し か
当 時 の 大 平 和 男 校 長 先 生 が 全 校 朝 会 で 語 ら さんの 言葉 は圧 巻で した 。「要 は すべて の偶 境地だ そう で。 そん な境 地で も、「中庸 」の ンビニ 店員 にな る前 は気 味悪 が ってい たが 、 し、誰 が「 普通 」「 普通 じゃ ない 」の線 引き を
れた 言 葉 が、 鮮 烈な 印 象を 伴 っ て心 に 残っ 然は 授 か りも の だか ら 出 た や つを 生 かし 概念を 手に すれ ば 、少し 生き やす くなる ので コ ン ビ ニ 店 員 に な っ た 後 は 心 地 い い と 言 っ したの だろ う。 自分 の中 にい つ からか 当た り前
ていま す。 た人が 当た りっ てこ とな のよ 。」 はない かと、期待 して 過ご して います 。いろ ている のが 印象 的だ 。ま た、独 身 のコン ビニ のよう にあ る感 覚だ が、 誰が 決 めたん だろ う、
「 物事 は全 てニ ュー トラル 。価 値は自 分の 二〇 二 一 年 月の 掲 載 でし た 。 当 時流 行 んなも のの 美し さが 目に 止ま り、世の中 が美 店員で ある こと 自体 、白羽 の言 葉 を借り るな 誰が教 えた んだ ろう 。そ んな 疑 問が次 々と 私の
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心が決 める 。」 ってい た(親 )ガチ ャとい う言 葉 が大嫌 いだ しく見 える よう に。 ら 「 負 け 組 」、 普 通 で は な い と い う 見 方 も で 中に浮 かん だ。 この 本は まさ し く「普 通」 とは
確 か に そう だ 、も の の見 方 が 変わ っ た瞬 った の で すが 、 この マ ンガ を 読 んで 溜 飲を きるだ ろう。この よう に古 倉は「普通」側か 何かを 問い かけ る作 品だ と思 う 。物語 の中 で白
間で し た 。特 に 自分 の 力で は ど うに も なら 下げ る こ とが で きま し た。 気 持 ちを 代 弁し 1・2年生 後期集団読書 そ う で な い の か 分 か ら な い 。 物 語 の 最 後 は 羽は言 って いた 。「 普通 の人 間っ ていう のは
な い こ と に お い て は 、 物 事 は 全 て ニ ュ ー ト てくれ た気 がし たか らで す。 そ 「普通」側で ある 妹に も「普 通」側では ない ね、普 通じ ゃな い人 間を 裁判 す るのが 趣味 なん
( もそも 、日
ラルで す 。友 人が 発し た何気 ない 一言も 、そ 本 に 生 を 受 け て 、 か な り の 確 率 で 生 命 の 危 月 日 水 ( の) 7限 目に 、1 ・2 年 生を 白羽に も受 け入 れら れて いな い ように 、ど ち ですよ 」と 。私 には この 言葉 が 現代社 会を 生き
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の と き の こ ち ら の 気 の 持 ち よ う で 、 毒 に も 機に晒 され るこ とは ない こと だ けで 、 「ガ チ 対象と して 集団 読書 が行 われ ま した 。前 期の ら側で もな いの かも しれ ない。そ もそも 外形 る私た ちに 警鐘 を鳴 らし てい る ものに 思え た。
薬にも 、癒し にも 凶器 にもな りま す。今日 の ャ 当 た り 」 だ と 思 い ま せ ん か ? 国 に よ っ 集団読書の書籍については国語科の先生方 の分か りに くい「普 通」に 区別 を つける こと 多様化 社会 と様 々な 場所 で言 わ れてい るが 、果
授業も 、明日 の事 件も 、起 こり う る災害 だっ て は 歳で ラ イ フル を 担 いで 、 相 手 がど ん が各学 年別 に本 を選 んで いま す が、後期 は例 自体間 違っ てい るの かも しれ な い。強 いて 言 たして 本当 に人 々は それ を実 現 しよう とし てい
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て、物事 は全 てニ ュー トラル 。物 事の意 味は な 存 在 か も 知 ら な い う ち に 人 を 撃 つ こ と を 年、1・2 年生 共通 で、また 国語 科以外 の教 うなら「 中間 」とい う第 三者 の 立場だ が、そ るのか 。こ の世 の全 ての 人を 愛 するべ きだ 、と
自分の 心が 決め るの です 。 余儀 な く され て いる 若 者も い る のに 、 安穏 科の先生方が持ち回りで、本を選んでいま の「 中間 」が微 妙で 気持 ち悪い 。し かし 、は はもち ろん 思わ ない 。し かし 、 自分の 価値 観と
そ れ な ら、 自 分の 力 では ど う にも な らな と 教 科 書 を 眺 め て い ら れ る 幸 せ ! な の す。今 回の書 籍は 、数学 科の 先生 方によ り選 っきり しな いと いう のは 見方 を 変える と、如 違うも のを もっ てい る人 の考 え にまず 耳を 貸す
い こ と に 心 を 惑 わ す の は バ カ げ て い る の で に、さら なる「ガ チャ 当た り」を 求める さも ばれた 村田 沙耶 香 著『 コンビ ニ 人間 』 (文 春 何様に も解 釈で きる とい うこ と だ。実 際、こ べきで はな いだ ろか 。こ のこ と を私も 胸に 深く
はない か 、そ う思 うよ うにな りま した 。物 事 し さ よ ! … … 興 奮 の あ ま り 少 し 話 が 横 に 文庫 )。 二〇 一六年 に第 回芥 川賞 を受賞 、 の感想 文を 書く にあ たっ て何 度 も読み 直し 、 刻みた い。
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が ニ ュ ー ト ラ ル な ら 、 こ ち ら が そ の 物 事 を 逸れて しま いま した …。 「)偶 然 に何を 求め 全世界 での 累計 発行部 数 万部を 突破し 、 いろいろな解釈を考えたがどれが正解かは
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好転さ せれ ばい い。好 転さ せら れない なら 、 ても無 関係 」 「 出た ものを 生か し た人が 当た 世界 か国で 翻訳 されて いる 作品 です。 今 分から ない 。と いう か正解 はな い のでは ない 桜 島 路を力の限り駆け抜けて
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あ っ け ら か ん と 流 し て し ま え ば い い 。 ニ ュ り」― ―「 ああだ った らよ かっ たのに 」 「せ 回は事 前に 提出 され た感 想文 の 中から 、1・ か。それこそが作者の意図なのかもしれな 第 回ロードレース大会
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ート ラ ル とい う こと は 、ど ん な ふう に それ めて こ う なれ ば 」と 考 えて も 仕 方の な い偶 2年生 各1 人ず つの 作文 を紹 介 します 。 い。だ から この 作品 は、 私を 魅 了する のだ 。
を扱っ ても いい とい うこ と。なら ば、自分 の 然 に 世 の 中 は 満 ち て い て 、 偶 然 に 心 を 悩 ま 月8日 火( 、 ) 桜 島の 溶岩 グラ ウ ンドに お
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心の 負 担 にな ら ない よ うに 扱 え ばい い 。随 せる こ と は、 い いガ チ ャが 出 る こと を 期待 「気持 ち悪 いの 裏側 」 R 下入 佐 菜那 「多様 化社 会の 中で 」 R 堀之 内 俊成 いて、 ロー ドレ ース 大会 が開 催 されま した 。当
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分と 都 合 のい い 解釈 で すが 、 心 が軽 く なる して 幾 ら もお 金 をつ ぎ 込ん だ 結 果、 い いガ 気持 ち悪 い。こ の本 を読 んだ 感想だ 。まず 私た ちは 今、人生 の岐 路に立 ってい る。一 日はや や汗
救いの 言葉 であ るこ とは 確か で す。 チャ に は 出会 え ず、 失 望だ け が 募る 現 代人 は古倉 の行 動が 気持 ち悪 い。幼少 期には 死ん 年後に控えた大学入試はこれからの人生を ばむほ どの
を軽 く デ ィス っ てい ま す。 自 分 の力 で はど だ小鳥 を食 べよ うと し、成人 後も 泣く赤 子を 決めてしまうものと言っても全く過言では 晴天に 恵ま
この言葉との出会いから何年も経った うし よ う もな い 偶然 を めぐ っ て 、い た ずら ナイフで黙らせようとする非人間的な発想 ない。その よう なも のが自 分の す ぐ近く に迫 れ、1 ・2
日、偶然 、週刊 AE RAに 連載 さ れてい たマ に心を 疲弊 させ る現 代人 を。 年生が 日頃
をする 。そし て、古倉 のよ うな「 普通 」じ ゃ ってい ると 思う と、恐怖し か抱 く ことが でき
の体育 の授
学 業等で の練
食
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時間割
変更等
カット
金1
金曜
授業
火曜
授業
習の成 果を
5645分
発揮す るべ
5分遅
5分遅
校時
45分
45分
40分
考査
考査
12月の行事予定
変更に注意してください。
く、秋 晴れ
大掃除 共通テスト激励会 週番引継会
↑発行時の予定です。
のラン ニン
SC来校(大島先生 13:3016:30)
SC来校(児玉先生 13:3017:30)
12 27 火 SC来校(児玉先生 13:3017:30)
中間考査・卒業考査(3日目)
中間考査・卒業考査(4日目)
グコー スを
12 23 金 1・2年実力考査時間割発表
行事等
それぞ れの
1・2年クラスマッチ
3年共通テストプレ1
3年共通テストプレ1
3年共通テストプレ2
3年共通テストプレ2
ペース で駆
12 13 火 緑化コンクール
学校安全の日
冬季悠学講座
冬季悠学講座
冬季悠学講座
け抜け まし
12 2 金 週番引継会
12 9 金 週番引継会
週番引継会
悠学講座6
全校朝会
12 5 月 保健講話
学年朝会
た。
月 日 曜
12 1 木
12 3 土
12 4 日
12 6 火
12 7 水
12 8 木
12 10 土
12 11 日
12 12 月
12 14 水
12 15 木
12 16 金
12 17 土
12 18 日
12 19 月
12 20 火
12 21 水
12 22 木
12 24 土
12 25 日
12 26 月
12 28 水
12 29 木
12 30 金
12 31 土