開陽高校
(鹿児島県)の
公式サイト
内のPDFをテキストに変換して表示しています。
このコンテンツは、受験生と保護者の皆様の利便をはかるため取得されました。
取得日:2024年03月22日
[
更新
]
最新コンテンツは、下記の公式サイトURLにて、ご確認ください。
志望校の選定など重要な判断の際には、必ず最新の情報をご確認ください。
http://www.edu.pref.kagoshima.jp/_files/00016483/00b_gakkocho.pdf
検索ワード:生徒数
[ 0 ]
分割ワード:生徒
[
1
2
3
4
]
分割ワード:数
[
1
]
[
検索結果に戻る
]
刊行にあたって
校長 西 博 文
研究紀要「あゆみ」第9号の刊行にあたり一言ご挨拶申し上げます。
本校は創立20年の,全日制,定時制,通信制の3課程が併置された単位制高校です。
「夢・実現」の校訓のもと,多様な学習歴・生活歴を有する幅広い年齢層の方が学ん
でいます。
定時制・通信制課程は,昭和23年から設けられている制度で,勤労青少年に高校教
育を受ける機会を与えるものとして発足しました。
これまで「働きながら学ぶ」「学び直し」教育の機会を青少年期に提供する役割を担っ
てきた定時制・通信制学校教育は,
生徒
1
の若年化が進む中で,勤労青年のための教育機
関としての役割だけではなく,多様な学習の要望に対応する役割を担うようになってき
ました。
特に本校は不登校経験,配慮を要する,支援を必要とする
生徒
2
が多く在籍し,その
数
1
は3課程ともに増えています。
全日制課程においては,通級指導がスタートして2年が経ちました。切れ目ない支援
体制構築のために自立活動の時間だけでなく,各教科の授業でもユニバーサルデザイン
の視点に立った「わかる授業」づくりを研究しています。
本校の教育の基本は「学ぶ気持ち」です。
細かな校則や制服はなく,社会のルールやマナーを守り,自己責任・自己管理のもと
で学校生活を送る。そして単位制の特色は,
生徒
3
自身が時間割を作成する,講座ごとに
一緒に受講する
生徒
4
が異なる,90分授業で前期・後期の2学期制により半期で単位を
修得できる。という点です。特色ある講座を設定することで,多様な学習ニーズに対応
しています。また,学校生活を通して「共生社会」の実現を目指しています。
本研究紀要をご覧いただいた皆様から忌憚のないご意見やご指導等をお寄せいただけ
れば幸いです。また,多忙な中,原稿を寄せていただいた先生方,編集に携わっていた
だいたすべての方々に心から感謝して序文とします。
-1-