沖縄工業高校
(沖縄県)の
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取得日:2024年03月22日
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「実学(ものづくり)=人づくり」
本校は、明治 35 年(1902 年)、首里区徒弟学校として木工科、漆工科の2科を設置し開校しております。その後、沖
縄県立工業徒弟学校、沖縄県立工業学校に改称し、戦後、昭和 23 年(1948 年)琉球民政府立工業高等学校として再出発
し、琉球政府立沖縄工業高校、沖縄県立沖縄工業高等学校と改称し現在に至り、今年で 121 年を迎える県内有数の歴史
と伝統を誇る学校です。
卒業生は、全日制課程 26,175 名、定時制課程 4,916 名(平成 25 年度廃課程)、合わせると 31,000 名余を数え、県内外
はもとより国外においても、また、政治・経済・文化等の各界で活躍されている多くの人材を輩出しております。
現在は電子機械科、情報電子科、建築科、土木科、工業化学科、生活情報科の 6 科を設置し、県内外 82 校の中学校か
ら進学した 921 名が在籍し、授業や資格取得、ものづくりコンテスト、部活動にチャレンジし大きな成果を上げており
ます。
前年度の実績では、
進路
1
実績では、
進路
2
決定率 97.2%〔就職決定率98.9%(172 名)、進学決定率 95.0%(113 名)〕であり、県内外の優良
企業に就職し、進学では国公立大含め多くの大学・専門学校等に合格し夢を実現しています。
資格取得においては、多くの生徒が難関の資格等に挑戦し成果を上げており、73の国家資格、検定に延べ 1499 名が
合格を果たしています。また、ジュニアマイスター認定者はゴールド 21 名、シルバー4 名、ブロンズ 3 名と輝かしい実
績を残しています。
部活動・コンテスト等においては、選抜高等学校野球大会 21 世紀枠沖縄県推薦をはじめ、自転車、ボウリング、弓道、
ウエイトリフティング部の各種大会における個人・団体の優勝や、写真甲子園全国大会準優勝、若年者ものづくり競技
大会メカトロニクス職種銅賞、技能五輪全国大会メカトロニクス職種出場、文部科学大臣杯全国青少年弁論大会派遣、
高等学校ロボット競技大会ロボット相撲優勝、県写真技能競技会金賞、ロボットアメリカンフットボール県大会優勝等、
体育系・文化系共に輝かしい実績をあげています。
さて、世の中に目を向けてみますと、VUCA(Volatility:変動性、Uncertainty:不確実性、Complexity:複雑性、
Ambiguity:曖昧性)の時代を迎え、Society5.0 の社会に向けて、今まで経験したことのない速さで世の中が変化し続け
ると言われております。このような激変する社会に対応できる人材育成について、本校では「実学(ものづくり)=人づ
くり」を教育の中心に据え、校訓である「誠実」「勤勉」「忍耐」の精神の元、社会の変化に柔軟に対応できる人材、グ
ローカル(グローバル+ローカル)な視点で、世界基準で物事を考え、かつ地域社会に目を向けられる人材の育成を目
指しています。
授業では普通教科は社会を生き抜き、専門教科は社会に貢献できる学びを目指し、普通教科と専門教科が連携し、座
学と実習科目が融合した学びを行います。特に工業高校の授業は 4 割が専門に関する科目を学びます。工業高校では、
最先端技術の他、仲間と協働し合いながら多くのことを学びます。普通教科も含め、本校で身についた力や感性・専門
的技術は、必ず社会を生き抜くうえで役立つと考えます。
今後も産業界・地域・PTA・家庭・同窓会・後援会等と連携協力し、地域から愛され支持される学校を目指し、全
職員一丸となって取り組んで参ります。引き続き、本校の教育活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
令和5年 4 月
沖縄県立沖縄工業高等学校
校長喜屋武勝