通信制高校であるあずさ第一高校は、一般的な「高校入試」を行いません。
内申点も関係なければ学科の筆記試験もなく、
面接と作文のみでの入学考査をするので、
偏差値は事実上存在しません。
不登校などでまともに義務教育を受けないまま中学卒業時期を迎えてしまった方の
受け入れもしている高校でもあり、
入学後の勉強は「まずは中学校のおさらいから(場合によっては小学校のおさらい)」というものなので
正直「名前を書くことができ、
面接の場で入学したい意志を伝えることができる人」なら
勉強が全くできなくても落ちることはなく全入なのです。
費用に関しては決して安くありません。
週何回登校するか、どんなオプションコースをつけるかによって費用は変わりますが
週5日通学コースで年間70万円弱、声優コースのオプションをつけるとプラス10万円です。
(声優コースのオプションを付けられるのは週5回、週3回通学コースの方に限ります)
私の子どもは声優コースなどは付けていませんので
将来にどうつながるかはよくわかりませんが
進路の話の際「うちの声優コース生が卒後すぐに声優になって大活躍してます!」などという話はなく
さらに声優の修行をしたい人はさらに専門学校に進学したりしているようですので
あまり過度な期待はなさらないほうが良いのではないかと思います。
様々な理由で、どこの高校にも進学できなくて、義務教育もまともに受けていない、そういう生徒を
受け入れる高校と聞いてます。
偏差値はありません。おそらく将来に繋がるというより、中卒の学歴では将来が危ぶまれる為、高卒の資格を取る為に通う所という認識が、一番近いかも知れません。声優になりたいなら、普通の公立高校を卒業して、専門学校に行くのが、一番お金もかからず親孝行かも。