ホーム > 都道府県の選択 > 大阪府の高校 > 泉大津市の高校 > 泉大津高校 > Wiki更新(04/11) 
泉大津高校のWiki
泉大津高校 ナビランク(1554位/5677校中)
基本情報
Infobox 日本の学校
校名:大阪府立泉大津高等学校
過去校名:大阪府立大津高等女学校
大阪府立大津高等学校
国公私立:公立学校
設置者:大阪府
設立年月日:1941年
創立記念日:4月19日
共学・別学:男女共学
課程:全日制課程
単位制・学年制:学年制
設置学科:普通科
学科内専門コース:ビジネス情報コース
学期:3学期制
高校コード:27180C
郵便番号:595-0012
所在地:大阪府泉大津市北豊中町1-1-1
緯度度:34緯度分:29緯度秒:54.2
経度度:135経度分:25経度秒:21.1
公式サイト

'''大阪府立泉大津高等学校'''(おおさかふりつ いずみおおつこうとうがっこう)は、大阪府泉大津市にある公立高等学校。

概要


全日制普通科を設置する。1941年に大阪府立としては15番目となる高等女学校として設立された。

希望者を対象に、ベトナムやカンボジアでの海外ボランティア活動を実施していた。ホームステイや現地の高校との交流、孤児院へのボールペン寄付、日本語学校での講師体験などを行っていた。

校内には「考古資料室」が設置され、地歴部の生徒らが発掘した古代の遺物などが収蔵されている。また情報の選択科目では生徒が考古資料室の収蔵品を整理してデータベース化し、ウェブ上で公開するなどの取り組みもおこなっていた。大阪府立弥生文化博物館と連携した博学連携の取り組みも行われていた。

2012年に情報活用専門コースを設置
accessdate:2022-02-21
。2013年にはビジネス情報コースへ改名し、進路実現のための資格習得・活用を図っている。その後、ビジネス情報コースは、泉大津市と結ぶシティープロモーション協定を最大限に活用し、泉大津市のキャラクターである「おづみん」とともに将来のキャリアについて学ぶコースであったが、令和元年度入学生を以てコース閉鎖となった。

沿革


当時の泉北郡で、旧制鳳中学校に対応する高等女学校として開校が計画され、1941年2月に文部省より設立が認可された。当初は大阪府立第十五高等女学校の名称での認可であったが、開校直前に大阪府立大津高等女学校へ改称している。

1941年4月15日、泉大津町中央国民学校を仮校舎として開校した。泉北郡大津町大字豊中479番地の現在地に新校舎が建設されることになり、翌1942年9月に新校舎が竣工して移転した。

5年制の高等女学校だったが、戦時体制により、1941年入学の1期生は4年修了時の1945年2月に繰り上げ卒業となっている。

学制改革により1947年には併設中学校(新制中学校)を一時的に設置し、同年度2・3年の生徒を併設中学校に移行した。1948年には新制高等学校の大阪府立大津高等学校となり、大阪府立鳳高等学校(旧制大阪府立鳳中学校)との間で高校1年および併設中学校3年の生徒の交流をおこなって男女共学となった。一時期定時制課程を設置していたことがあったが、短期間で廃止されている。

1950年に大阪府立泉大津高等学校へ改称した。野球部が第32回全国高等学校野球選手権大会に出場した際に「泉大津」の名称を使用したことがきっかけとなった。

年表

・ 1940年 - 高等女学校の開校計画が持ち上がる。
・ 1941年2月16日 - 大阪府立第十五高等女学校として設立認可。
・ 1941年3月31日 - 大阪府立大津高等女学校に改称。
・ 1941年4月15日 - 大阪府立大津高等女学校として仮校舎で開校。第1回入学式。
・ 1942年9月17日 - 現在地に校舎竣工、移転。
・ 1948年4月 - 大阪府立大津高等学校に改称。大阪府立鳳高等学校との交流で男女共学化。
・ 1948年9月 - 校章制定。
・ 1948年10月 - 定時制課程を設置。
・ 1950年8月 - 野球部が第32回全国高等学校野球選手権大会に出場。
・ 1950年10月25日 - 大阪府立泉大津高等学校に改称。
・ 1951年3月 - 定時制課程を閉課程。
・ 1953年6月 - 本館新築工事竣工。校舎の鉄筋化が始まる。
・ 1961年9月 - 第2室戸台風により校舎被災。
・ 1983年3月 - 本館南側に体育館竣工。
・ 1996年1月 - 特別教室棟LANシステム工事竣工。
・ 2011年 - 制服のデザインを変更。
・ 2011年8月 - 第二LAN教室の整備完了。
・ 2021年9月 - 生徒一人一台端末の配備。

部活動


野球部は1950年に第32回全国高等学校野球選手権大会に出場した。

地歴部は1948年創立。1950年代から1960年代にかけて池上・曽根遺跡や陶邑古窯跡群の発掘に携わるなど大阪府南部の遺跡調査で実績をあげ、マスコミでもたびたび取り上げられるなどした。

出身者


・ 池田忠雄 - 和泉市長(第4代)
・ 神谷昇 - 衆議院議員。泉大津市長(公選第8代)
・ 斉藤祐子 - 芸人
・ 太平シロー - 芸人(お笑いコンビ「太平サブロー・シロー」)
・ もっちゃん - 芸人(お笑いコンビ「キャタピラーズ」)
・ 夏夕介 - 俳優
・ 山本富士子 - 女優(旧制大津高女から京都府立第一高女に転入)
・ 土田嘉徳 - プロ野球選手(近鉄バファローズ)
・ 夛田凌輔 - サッカー選手(興國高校に転校)

情報漏洩


2018年6月11日、英語科の30代の男性教諭が生徒の個人情報を記録したUSBメモリーを紛失し、何者かがUSBメモリから漏洩したデータを印刷した上で大阪府教育庁に郵送していたことが分かった。紛失したUSBメモリーには同校の生徒の名前58人分や夏期講習の参加者名簿などが入っていた。また教諭が以前勤務していた大阪市立第二工芸高校の生徒95人分の名前やテストの成績も残っていた。教諭は日常的に個人情報の入ったUSBメモリーを持ち歩いており、同年4月25日に紛失に気づいたが上司に報告していなかった。

2018年7月3日、情報科の元講師だった男性が、無断で生徒の個人情報をインターネット上のクラウドサーバーに送信するなどしていたことがわかった。講師に事情をきいたところ、クラウドサーバーに、生徒の成績などの個人情報を送り、外部のパソコンから操作できるようにしていた。講師は現在別の府立高校に勤務しており、「セキュリティーがあり、安全だと思っていた」と説明した。学校が違法性の有無について府警に相談。講師の立件は見送られたが、捜査のために実習室が閉鎖されたため、生徒はパソコンの実習が受けられず、6月の「ビジネス文書実務検定」が受検できなかったという。同校は生徒や保護者らに謝罪した。

関係者


・ 森浩一 - 考古学者。元同校教諭。
・ 西谷泉 - 教育学者(数学教育)。元同校教諭。

交通


・ 阪和線 信太山駅より 南西へ約1.3km
・ 阪和線 和泉府中駅より 北東へ約1.5km
・ 南海本線 泉大津駅より 東へ約2.1km

注釈

group="注釈"

外部リンク


大阪府立泉大津高等学校


お探しの情報がみつかりませんか?
泉大津高校のページで質問することもできます。
このページの出典:Wikipedia (98818525)
Copyright (C) 2006- 高校受験ナビ All rights reserved