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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:西南学院高校(福岡県)
名前:二次元の信奉者先輩

中1の夏に行った西南のオープンキャンパス。そこで見た美しい校舎にかっこいい先輩、伝統ある制服にキリスト教教育。その全てに魅力を感じた。それを機に私は西南を目指すようになった。とは言っても私は授業で寝てばかり、夜までずっとゲームしてばかりだった。中間期末は平均約60点悪い時はそれ以下だった。親からは「偏差値45の高校に受かれば御の字かな」なんて言われていた。だか私はこの状況を変えようと、毎日三時間土日は6時間勉強するようになり中2の2学期には平均85は余裕で越すようになっていた。だが、塾での成績はD判定、周りの人は AやB判定...「あれ...おかしいな...私はこんなに頑張ってて結果も出てきていいはずなのになんで...」そういうマイナス思考が頭を駆け巡り、塾に行くことがだんだん億劫になってきた。そして時は流れ一度もC判定以上を取れないまま中3夏、「この夏が勝負だ、後悔のないようにしよう!」そう心に決め、毎日塾が閉まるまで勉強し雑念を晴らそうと坊主にもした。それでもやはりD判定...この時悲しみや、自分より頭の良い人に対する妬み、自分への怒り、絶望感、そんな感情が頭を支配した。「結局自分はダメなのか、もういっそ諦めた方が楽かな、もう疲れたし」と諦めかけていた時、ふと、自分の周りの人達のことを思い浮かべた。三年間塾の送り迎えをしてくれた両親、進路の相談に親身になってなってくれた学校の先生、そして勉強を教えてくれた塾の先生。たくさんの人が私を支えて応援してくれていたとこの時気付かされた。だから私はD判定でもめげず、周りの人も気にせずにただ前だけを見て勉強し続けた。そして試験当日。会場に着くまでは緊張と不安で震えていた。しかしいざ会場に着くとそれは既に消えて、ふわっとした高揚感があった。試験直前なのに復習せずに「やっぱ西南キレイだなー」とか「どんな人と出会えるんだろう」とか考えていた。そして試験が終了し、気がつけば合格発表の時。学校の先生からこう告げられた。「公立どこ受けますか?」...?意味が分からなかった。(公立の話?西南って私立じゃないっけ?西南不合格を遠回しに言われてるのかなぁ)なんて考えてもしょうがないので「城南あたりを受けるつもりです」そう言ったら先生は「そこは受けないでください」...??(西南落ちたから公立の話してるんじゃないの...?もしかして試験場でなんかやらかしたかな?)何故そう言われたか本当に分からなかったので「なんでですか」と聞くと「なぜなら二次元の信奉者君、君はもう受かったからですよ」その言葉を聞いた時、私は思い切り立ちあがり、「よぉっしゃゃゃあ!!!」と泣きながら叫んだ。先生も「3年間本当によく頑張ったよ」と喜んでくれた、両親は泣いて喜んでくれた。こうして色々な人から祝福を受けた後私は「頑張って良かった」と心から思ったのだった。
これから受験をする人も精いっぱい努力をして欲しい。...だって志望校に合格した時のあの喜びを、あの充実感を!皆も味わってほしいから。

オススメの参考書など:

特になし

通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 英 社
苦手科目: 国 数

投稿日:2022/08/04



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