どこの学校にも先のコメントをするようなハメになる子はいます。学校自体に不満を言う人はそもそも人任せ。自分自身で何もできないから、ギャーギャーわめいているわけ。そんな人のコメントを参考にしてはいけないと私は思います。私はこの学校の仲間が好きです。
私はいいと思う…というか、つまらない(かもしれない)ことをいかに楽しむか、っていう能力の問題だと思いますよ。
一見つまらないように見えても、視点をかえると色々見えてきます。実はものすごく勉強になることだったり、面白いことだったり、嫌なことも「そういうこともある。いい勉強になった」と思えたり。
そもそも高校には勉強しに行ってるんです。しかも大体の人が、ご両親が頑張って働いて稼いだお金で!!自分が働いて稼いだお金を、わが子と言えども自分以外の人につぎ込んでくれてるんです。
楽しもうとする努力も必要です。
どうしてもつまらないと感じてしまうことがあるかもしれません。でもそれが、やるべきこと、であるならやるのみです。どう感じようと、やるべきことはやるのが、賢いやり方です。
上記のような考えを持つ人なら、どこの学校に行っても大丈夫だと思いますが、そんな出来上がった高校生(しかも入学したときはまだ中学生の考え)はそんなにいないでしょう。
私だって、そう思ってはいても、つまんない!わかんない!ってなることもあるし。でも視点をかえる努力はしてますよ(*^^*)♪
何しに来てるかわからない人に嫌なことされたこともありますが、それも勉強。自分の思い通りになんてならないんだ、って大人たちはいいますよね。そういう変な人もいる、って。
社会に出たらもっと大変なんだろうから、我慢の練習にも、だれかに訴え出る練習にもなります。
とはいっても、やっぱり「雰囲気」っていうのもあります。学校は(勉強に限らず)学ぶところ、という考えを持てず、少しでも「高校生活ではハメを外したい」とか、「勉強なんてしたくない!」とか考えてるなら、他の学校に行くか、働くかすれば望みは叶います。
ちなみに上野学園高校はきわめて学力の高い学校というわけではないですが、
偏差値の高い公立高校には私服登校だったりバイトだったり、そういうことが許されている学校もあるので、学力が足りているならそちらに行くという手もあります。
上野学園高校のいいところは、(私立なので)学ぼうという意思があり、そんな姿勢を見せれば、面倒見良く接してくれること。それから、今この学校は進学校化を目指しており、素晴らしい先生方をお招きしているので、特進クラスであればいい授業が受けられるでしょうし、他のクラスでもそういう先生に頼めば何か得られるでしょう。
ちなみに質問者さんが何科を希望するかはわからないけれど、音楽科ならそこの先生方は素晴らしい方ばかりです。私は音楽科なのですが、大学の先生と接することもあり、視野も広がります。演奏家コースなら二人の先生について専門実技ができるので、それは大きなメリットです。器楽声楽コースでは少し時間に余裕があるので広い分野に関わることができたりします。両コースに言えることは、苦手なこともちゃんと頼めばよく教えてくれること。楽典や和声、ソルフェージュ…色々ありますが、その中にも苦手な分野があればどんどん質問するといいですよ。
それから、普通科と音楽科は雰囲気が違います。
普通科の方がどのような指導を受けているかは知らないので、音楽科のことを書きます。
まず、音楽科の生徒は特に礼儀正しくすること。勉強中の身ではあるけれど、専門的に音楽に関わる以上は、それなりの礼儀をもって生活しましょう。演奏にも直結します。
特に音楽科は学校の顔でもあります。これは普通科が悪いとか音楽科がいいとか、そういうのではなくて、音楽科の方が「見られる」機会が多いわけです。挨拶やマナー、しっかり身に着けておくことをおすすめします。
ちなみに、遅刻などは演奏会に参加できるかどうかに大きく関わっているので、しないように!
あと、これは人にもよるけど、一部の普通科の生徒から、理由もなく嫌がらせを受けることもあります。そんなに大した事のない、無意味なものですけど、ジロジロ見られたりエレベーターでやけに威張られたり。身体を傷つけれることは今のところありませんが、精神的にイラッとすることもあるかもしれません。
もちろん普通科にも素晴らしい方はたくさんいて、私も仲良くしてる子はいるし、そういうことをするのは本当に一部の方ですけど、「そういう人もいる」と思って流すのがいいですよ。
先生たちに報告することは、ある程度その人たちのためにも必要なのでするべき、とは思いますけどね。
それはともかく、音楽科にも何しにしてるの?って人がいないわけではないけど、個性豊かで柔らかな子が多い気がします。上下関係も厳しいことはなく、礼儀を持ちつつお互いに高め合っている感じです。
話がずれてしまいましたが、学校を選ぶ際にすべきことは、とにかく気になる学校には行ってみる、ということ。説明会もありますし、普通科音楽科共に受験相談などもあるはずです。まずは来てみてください。
そしてもちろん、他に気になる学校があれば、そこにも行ってみてください。
いくつか候補の学校に行ったら、通学(時間など)のこと、
学費のことなどの条件をクリアした後、どこの説明に一番納得、共感できたか、考えてみて下さい。それで本当に行きたいところが見えてくると思います。
ちなみに合うところはフィーリングで分かったりもします(笑)
どうしても悩んだら、紙にそれぞれのいいところと悪いところを書き出してみてください。それでいいところの方が一番多い学校を選ぶ、という手もあります。
人生で一度の高校生活、誰もが大切にしたいものです。それなりに体力のいる作業ですが、慎重に選んでくださいね。
よく考えて出した自分の答えなら、ご両親も自分自身も納得のいく高校生活を送ることができますよ(^^)/
それから受験を巡ってのご両親との喧嘩、あるかもしれないけど、ご両親の気持ちも自分自身の気持ちも大切にして、本当に行きたい学校を見つけてください。応援してますね♪