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賢明女子学院高校のWiki
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基本情報
x1:堺市堺区の
Infobox 日本の学校
校名:賢明女子学院中学校・高等学校
設置者:学校法人賢明女子学院
設立年月日:1951年(昭和26年)
記念日名称:創立記念日
創立者:マリー・リヴィエ
共学・別学:男女別学(女子校)
中高一貫教育:準完全一貫制
分校:なし
課程:全日制課程
二部以上の授業:なし
単位制・学年制:学年制
設置学科:普通科
学科内専門コース:ソフィア(特進)コース
ルミエール(進学)コース
学期:3学期制
高校コード:28543K
郵便番号:670-0012
所在地:兵庫県姫路市本町68番地
緯度度:34 緯度分:50 緯度秒:10.3
経度度:134 経度分:41 経度秒:51.1
地図ズーム:12
公式サイト:

'''賢明女子学院中学校・高等学校'''(けんめいじょしがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)とは、兵庫県姫路市に所在し、中高一貫教育を提供するカトリック系の私立女子中学校・高等学校。高等学校においては1学年の生徒総数180人のうち20%弱の35名の生徒を募集する準完全中高一貫校。聖母奉献修道会を母体とする学校法人賢明女子学院が設置・運営している。

姉妹校に学校法人賢明学院が運営する賢明学院幼稚園・小学校・中学校・高等学校(大阪府堺市堺区)がある。

校地の北側に、同じくカトリックのミッションスクールである淳心学院中学校・高等学校(男子校)が隣接している。こちらはベルギー発祥の修道会による設置であり、別の学校である。聖職者同士での交流はあっても、公的な意味での生徒交流はない。

概要


1796年にフランスで創設された聖母奉献修道会が1948年6月来日し、1951年(昭和26年)4月、賢明女子学院中学校・賢明女子学院高等学校開校。

現在当校を運営する学校法人賢明女子学院は、カナダから来日した同修道会の支部により創設された。

校名の「賢明」は、カトリックの7つの徳に含まれる「賢慮」「聡明」に由来してつけられた。

校内のあちこちに聖母マリア像があり、生徒たちを見守っている。姫路城(白鷺城)のすぐ東隣に校舎を構えている。付近には美術館、博物館などがあり、また、都会の学校ながらグラウンドも広く、施設が充実している。

キリスト教のカトリックの教えにより、「the Best(最善をめざす)」を教育理念としている。「思いやる力」「創る力」「叶える力」の3つの力を養い身に付けることを教育方針としている。

2013年度からは高校がコース制となり、ソフィア(特進)コースとルミエール(進学)コースに分かれた。

2011年(平成23年)に創立60周年を迎えた。

編成


難関国公立大学を目指す「ソフィアコース」、難関私立大学・国公立大学を目指す「ルミエールコース」の2コースが設置されている。

1クラス約30〜40名の4クラスまたは3クラス編成である。

授業


土曜日に4時間授業を実施している。さらに、毎週木曜日は7時間目まで授業を実施している。このことにより、増えた時間を基礎学力の定着や、演習など理解をより深めるための質の高い学習に充てている。

中学の英語の教科書は『プログレス・イン・イングリッシュ』を使い、中1ではクラスを2分割した少人数授業を実施し、英語の力をしっかり身につけていく。そして中2からは英・数で習熟度別授業を実施している。

中学では週4日、高校では週6日の放課後希望者補習や、英語と数学の指名補習を実施している。国公立大学進学者数の増加を狙い、中高のソフィアコースの生徒には放課後の数学強化補習を週1回行っている。

夏休み中も約60もの講座を開講している。英検対策など、対象学年を限定しない講座もある。

高校課程の多くを2年で終える。

クロス・スタディ

本校では興味のある分野や学問の面白さを発見し、勉強に前向きに、自発的に学ぶきっかけになるように、理系や文系といった枠を越えたクロススタディを実践している。

1年間で「自然科学」「人文科学」「芸術」から2テーマずつ計6テーマを学ぶ。週1時間、月1テーマで行われる。

宗教

6年間通じて宗教の時間があり、生き方や平和、奉仕の精神について学んでいく。

沿革


母体となる聖母奉献修道会は1796年にマリー・リヴィエにより創立。1948年6月、聖母奉献修道会カナダ管区本部から修道女4名が来日し、大阪阿倍野に居住して日本地区本部を設立した。1950年6月、姫路(姫路市本町68番地)に土地を購入し、中高一貫校の本学院が開校した。
・ 1951年(昭和26年) - 中学校・高等学校が開校。
・ 1964年(昭和39年) - ベルギー国王ボードゥアン1世夫妻が来校。
・ 1975年(昭和50年) - 生徒会奉仕部が県のじぎく賞受賞。
・ 1982年(昭和57年) - 学院創立者マリ〜・リヴィエ、教皇ヨハネ・パウロ2世により福者に列せられる。
・ 2000年(平成12年) - 50周年記念式典を挙行。ホームページを開設。

行事


・学院祭 - 9月に行われる。
・中3修学旅行(長崎)- 10月
・語学研修(高1・高2希望者)- 春休みに行われる、約15日間の語学研修。現地にホームステイし、姉妹校であるPresentation of Mary Academyの学生と交流を深めながら、英語を体験的に学ぶ。また、ハーバード大学訪問やボストン市街観光なども実施。
その他「クリスマス行事」や「聖母をたたえる集い」などカトリック校らしい行事が多くある。

クラブ活動


中高生は一緒に活動を行っている。入部率は高い。少林寺拳法部は全国大会の常連である。
体育系
・ 少林寺拳法部
・ 硬式テニス部
・ ソフトボール部
・ バドミントン部
・ ソフトテニス部
・ 陸上競技部
・ バレーボール部
・ バスケットボール部
文化系
・ コーラス部
・ ブラスバンド部
・ ハンドベル部
・ 自然科学部
・ カトリック研究会
・ アート部(アニメ・写真・美術部門)
・ 書道部
・ ダンス部
・ E.S.S部
・ 放送部
・ パソコン部
・ 家庭科部
・ 演劇部
・ カルタ部
同好会(当校では「おけいこ」と称する)
・ 茶道
・ 華道
・ 箏曲
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制服


学校創立時の1951年に、カナダから来られたシスター方により制定された、「合服」と呼ばれている着こなしが基本とされている。紺のウールのベストに白の長袖ブラウス、前中央に小さなくるみボタンの付いた前箱ひだのプリーツスカート。そして中学は赤、高校は紺のリボンを付ける。靴は白と紺のコンビであり通称「パンダ靴」と呼ばれる。

凛として清楚な「ベスト姿」に「パンダ靴」は賢明生のトレードマークとなっており、遠くからでも賢明生だと分かる。

2019年に制服が基調を変えずも新しく制定される。

夏服
ショールカラーの白の半袖ブラウスに赤・紺のネクタイ、薄手のウールのスカートに賢明特製の「K」をデザインしたバックルのついた紺のベルトを付ける。紺の縁取りとリボンのついた麦藁帽子や冷房、紫外線よけのカーディガンも制定されている。

冬服
ベストの上に襟なしの上着やスクールセーター、コートなどを着用する。

連携


・ 姫路獨協大学薬学部ゲノム解析学研究室との連携:
・: 科学技術振興機構 (JST) が主催する「中高生の科学研究実践活動推進プログラム(学校活動型)」の連携機関として、教育連携活動を行っている。
・: 2015年度より、ハイドロゲルを用いた哺乳動物細胞の3D培養法(三次元培養法)の確立に学生たちと取り組んでいる。
・: 3D培養では生理的環境に近い状態で細胞を培養することが可能で、この方法を用いて三次元的に組織を構築し、今後の再生医療等への応用を目指している。

著名な出身者


・ 永田萠(絵本作家、イラストレーター)
・ 八幡愛(タレント、政治家)
・ 木月あかり(元宝塚歌劇団雪組男役)

外部リンク


・ name:賢明女子学院中学校・高等学校


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