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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:近畿大学附属高校(大阪府)
名前:コスパ最強先輩

併願でSuper文理(特待生)に合格、その後大手前高校に進学したものです。
定期テストでは420-460点 実力テストは第六回で438点でした。五ツ木模試では11月の時点での偏差値が62、1月の時点では67でした。

近大附属高校のテストは5教科×50分で行われ、数学は証明なし、英語はリスニングなし英作なし、国語は作文なしです。
ここからは入試対策について書きます。
まず赤本を解き始める時期ですが、12月中旬辺りが良いです。併願の方は1月下旬頃からはC問題対策に移りましょう。次に過去問を何年分解けばいいかですが、数学は2009年以降のものを、数学以外は基本5年分を解けば良いです。
国語は時間に対する問題の量がとても多く、全文を読んでいると間に合わないので、マークされている周辺3行を読んで回答を導き出してほしいです。英語は長文を最初に解いたほうが気が楽なので先に文法問題をするとかはやめたほうが良いです。長文は始めに大体の内容の流れを掴んでから解き始めてください。文法は正直学校のワークの問題を解けばいけます。理科は人体や植物の基本、電気や力の発展がよく出題されます。理科は毎年難化しているので、50点台以上をキープしてほしいです。難化に伴って解かなくて良い問題(いわゆる捨て問)が多くシュッ題されているので、これをスルーするスキルが重要です。社会はよく時事問題が出題されるので3年生になってからはニュースを空き時間にでもいいので見てほしいです。よく「政教分離原則があるから政治関連の時事問題はでない」という話を耳にするのですが、これは誤りです。2023年の時事問題には安倍晋三氏の政治政策についてが出題されました。なので政治関連も覚えてください。
これより下からは数学の重点的な解説です。(得意教科だから)
ーーー数学ーーー
大問一
基本的な計算問題が4,5問ほど出題されます。配点も4点程度とかなり高いのでケアレスミスに注意してください。絶対に落としてはいけません。
大問二
少し難易度が高いですが、赤本で解いた問題の解き方を応用すれば全て解くことができるので大問一と同様に落としてはいけません。ここでは主に1次方程式の解、2次方程式の解や変域、連立方程式や確率などが出題されます。
大問三
3桁の整数問題です。ここでは不定方程式(中学範囲ではない)を使った考え方が重要です。また、頭だけで考えずに表などをひたすら書きまくりましょう。6-8問ありますが殆ど正解しておきたいところ。
大問四
関数問題です。問一、二は基本的に方程式を立てれば解ける問題なので落としてはいけないです。ここでは相似を使うこともあります。問三以降には辺の比又は面積比などの問題もでてきます。その場合は「3点の座標から三角形の面積を求める公式」を用いるのが楽だと思います。
大問五
問題文はちゃんと読みましょう。毎年問題が大きく変わるのでアドバイスは難しいですが、三平方の定理や相似、比の合成や円周角の定理は完璧にしておきましょう。

個人的な意見なのですが、数学が合格と不合格を決定づける教科だと思うので、満点を目指して過去問、本番の問題を解いてほしいです。
最後になりましたが、Super文理は倍率が毎年上昇しており、難易度も上がってきてはいますが努力は報われるので頑張ってください。

オススメの参考書など:

近畿大学附属高等学校過去問5年(英俊社)
最難関高校問題集「理科」
Sロード「数学」「理科」
サクセスコーチ「数学」「英語
大阪府入試トレーニング「数学」「国語」「英語」「理科」「社会」

通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 数 社
苦手科目: 英 理

投稿日:2023/03/25



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