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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:高岡西高校(富山県)
名前:情報処理部長先輩

 高岡西高等学校受験生の参考になれば幸いです。
 自分の場合は高岡南高校か高岡西高校かで迷い、担任教師に百パーセント受かると言われた西高校を受験しました。
 この高校は例年通りなら120/200程で受かるようですが、自分の時は倍率が1.5倍と高く、140/200オーバーがごろごろいました。ちなみに自分は144/200でした。
 合格の秘訣。それはとにかく新研究をやりまくることです。国・理・英・社は学校のテストやその直し+新研究をやっていればそれなりに点数は取れます。しかし、数学はそうはいきません。
 自分の数学の点数は15/40でした。ちなみに中学三年になった当初は38/40と、得点源だった教科です。
 高校に入学し、いざ大学受験生となって初めて気付きましたが、数学は暗記です。ここで言う暗記とは「解き方」を覚えるものであり「数値」をそのまま覚えるものではありません。それに気付かぬまま「自分の数学的センスだけで何とかなるやろ」と悠長に構えていては私のように痛い目を見ますよ。
 高校受験の数学は範囲も狭く、出題傾向も例年同じような問題がよく出ます。なので、過去問を五年間分くらい、繰り返し繰り返しやってみてください。そしてすらすら(理解して)解けるようになったら、更に過去の問題に取り組んでみてください。
 社会はあまり得意ではないので偉そうなことを言えませんが「時差の計算」は毎年ほぼ確実に出るのでしっかりと練習しておきましょう。ちなみに、時差計算は高校の地理でもやり直す大切な内容です。歴史ではアウストラロピテクスから岩倉使節団まで幅広い時代から出題されます。しかし結構常識の範囲なので「第四次中東大戦」などの比較的マイナーなものは出ません。
 理科は生物学から単語の暗記、電気分野からはΩとAとVの関係を用いた抵抗や電圧の計算が出ています。それと電気分解は頻出ですね。一番の難問は電気回路の抵抗を求める計算問題となると思います。この分野も、高校で再度習い直しますのが中学の知識を前提とするので疎かにしないでください。
 英語は至って普通の問題です。長文中の難しい単語には長文の最後に訳が書いてあったりと、真面目に英語に取り組んできた人には易しいと思えるほどの問題があったりします。しかし、アルファベットの発音を正しく言えない人(実は多いんです。「rack」と「lack」、「thin」と「sin」の発音を区別できていなかったり「oo(うー)」や「ea(いー)」「th(θ)」などの基本的な読み方を知らない人が。高校でもそういう人は、残念ながらいます)にとっては厳しい科目かも知れません。発音しながら英語に慣れる訓練をしてください。
 国語は、学校や模試国語テストとほぼ同じと思っていただいて構いません。ただ、時間が厳しい年もありますので問題をいかに早く読み取れるかが鍵となるかも知れません。

また、本校の特色として、内定が他の進学校より大きなウェイトを占めているようです。140/200くらいの点を取れれば、内申なんて気にしなくても余程のことがない限り合格できますけどね。
私は今、筑波大学というところを目指し日々勉学に励んでいます。皆さんも一緒に頑張りましょう。

オススメの参考書など:

新研究

通塾経験: なし
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 理
苦手科目: 英

投稿日:2010/05/10



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