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先輩の合格体験

高校受験ナビに寄せられた、先輩の合格体験談です。

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合格高校:西南学院高校(福岡県)
名前:ジャンガリアンハムスター先輩

2019年度以降の合格者、女子です。

E館での偏差値は63程度で、内申点は38〜43、定期テストの平均点は460点程でした。

西南学院高校の偏差値は、さほど高くありません。
しかし、倍率の変動は、他の私立高校に比べて大きいことが過去の入試結果を見ればわかるでしょう。
例えば、2021年度の前期入試では不合格者は35人程度ですが、2020年度では不合格者は140人近くに上ります。
2022年度も東大4人や朝課外廃止の影響を受けてか倍率は高めで、100人以上は不合格になっていると思われます。
専願入試の志願者数は過去最高とのことでした。

よって、合格するうえでは、実質倍率がどうであろうと合格できるだけの努力をすることが必要になってきます。

例年の合格最低点は下記のとおりです。
前期入試:280〜330点
専願入試:210〜220点

倍率の変動を加味すると、受験前の1月までに
前期入試ならば合格最低点+50点
専願入試ならば合格最低点+30点(3教科となった2018年以降の話です。)
過去問で安定して得点できるようにしておけば、合格はできるでしょう。

重点的に学習しておくべきことをお伝えします。

国語
他校の過去問を解いて、長文問題に慣れましょう。作文は出題されません。
古文の単語、熟語の意味を答える問題は、その語だけを見て答えるのではなく、文脈をしっかり把握することが必要です。
早稲田佐賀高校の過去問に似た問題が出題されているため、そちらを解くこともよい対策になるかもしれません。

数学
二次関数は必ずと言っていいほど出題されます。少し難易度の高い問題も解いておきましょう。
問題文をしっかり読みましょう。半径→直径などのミスリードで十数点を失うことがあります。
配点は基本的には1問につき5点です。

英語
2〜3ページほどの長文問題に慣れていくとスムーズに解くことができます。
単語の注釈は多めです。
英文にあう分を複数選択する問題では、言いすぎ、言葉足らずや一語のみの間違いなどを探し出せるように選択肢にある文をよく読むことが必要です。
発音は2020年度以降は出題されないため、勉強しなくても大丈夫です。

理科:
ほとんどの問題の難易度は低いです。しかし、時折ほとんどの中学生が知らないような知識事項や謎の計算問題をねじ込んでくることがあります。
捨て問をしっかりと見極めましょう。
事前に早稲田佐賀などの難しめの問題を解いておくと、こちらを解くとき楽になります。

社会:
語句を知っているだけでは太刀打ちできません。地理では複数の資料を結び付けての選択問題が大量に出てきます。
表やグラフをよく見て、知っている項目などがないか探しましょう。
どうしようもなければ勘で答えるのも無回答よりは良いです。

全体的に問題量も多いので、一問に時間をかけないように解きましょう!

長々と書き綴りましたがこれで終わりです。
高校でお待ちしています。

オススメの参考書など:

数学
チャート式、最高水準問題集、自由自在など
入試より難易度の高い問題も多いので、ある程度のやりこみで大丈夫です。

英語
長文の本
英検の過去問などは役に立つと思います。

理科:
他校の過去問

社会:
データブックオブザワールドなどの資料集からの出題が多いので、めくって眺めてみると本番で得するかもしれません。私は見ませんでした。

通塾経験: あり
家庭教師: なし
通信教材: なし
得意科目: 英 理 社
苦手科目: 国

投稿日:2022/02/18



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