専門分野に関しては、教科名だけではわからないと思いますので、その内容も簡単に説明します。
どうしても専門分野ですので、専門用語が入りわかりにくいかも知れませんがご容赦下さい。
それから、私個人的な印象ですので間違いがありましたら、関係者のみなさん、訂正をお願いします。
さらに詳しく知りたい教科があったら、お答えしますよ。
なお、科目の横の()内の数字は、1週間あたりの時間数です。
(1年)
-普通科目-
●
国語総合(3)
●現代社会(2)
●
数学1(3)
●科学(2)
●体育(2)
●保健1(1)
●
英語(3)
●音楽or美術(2どちらか選択)
-専門科目-
●情報技術基礎(2)
普通高校でもやっている「情報の科学」の代わりに実施しています。コンピュータの仕組みやその関連する全般的なことを基礎の基礎から学びます。当然ですが、どこの学校よりも濃いです。
●プログラミング技術(2)
いわゆる「C言語」などプログラム言語の勉強だけでなく、コンピュータの基本動作の仕組みを理解した上で組む「マシン語」からプログラムを勉強します。
●電気基礎(3)
ご存じのようにコンピュータの中味は「電気回路」です。この教科では電気回路について勉強します。
●工業技術基礎(3)
いわゆる実習です。1年の実習を工業基礎と呼んでいます。各専門教科で学んだこと実際に確認します。キーボードの打ち方から、中には授業では習っていないことも学びます。
(2年)
-普通科目-
●現代文B(2)
●地理A(2)
●
数学2(4)
●物理基礎(2)
●体育(2)
●保健2(1)
●
英語(3)
●家庭(2)
-専門科目-
●電気基礎(2)
1年生からの引き続き電気回路の勉強をします。
●プログラミング技術(2)
1年生がプログラムの基礎であるのに、2年生はそれらを応用したプログラムのいろいろな手法を勉強します。
●ハードウエア技術(2)
電気基礎が全般的な電気回路の勉強であるのに対して、この教科ではコンピュータの回路である「デジタル回路」に特化して勉強します。
●実習(4)
各専門教科で学んだことを実際に確認します。
(3年)
選択科目がたくさんあります。【選択A】【選択B】【選択C】【選択D】のそれぞれの中から1科目選択します。
-普通科目-
●現代文B(2)
●世界史A(2)
●
数学B(4)
●体育(2)
●保健(1)
●【選択A】
数学3(3)
●【選択B】物理(3)
●【選択B】化学(3)
●【選択C】
英語3(3)
●【選択D】
英語表現(2)
-専門科目-
●ソフトウエア技術(2)
プログラムを組めるだけは、うまくコンピュータを扱えません。コンピュータを効果的に扱うためのシステムの勉強します。たとえば、用途に合わせてインターネットやデータベースのサーバーなんかを構築します。
●実習(3)
各専門教科で学んだ内容を確認します。3年になると、かなりレベルも上がってきます。
●課題研究(3)
他科でもやっていますが、1,2年の専門教科で学んだことをもとに各自が研究テーマを決めて、各自が自由に好きな研究に取り組みます。
●【選択A】プログラミング技術演習(3)
現在主流となっているプログラミングスタイルである「オブジェクト指向」ついて学びます。それからスマホアプリの開発も勉強します。
●【選択A】ハードウエア技術演習(2)
デジタル回路を用いた装置やロボットの設計や製作を行います。これらの装置を動かすプログラムについても勉強します。
●【選択B】製図(3)
設計図など図面を書く勉強します。もちろんコンピュータを使った図面を書くCADの勉強もします。
●【選択C】ネットワーク技術(3)
現在、インターネットなどネットワークのない世界は考えられません。ネットワークを基礎から勉強します。その内容はどこよりも濃いです。
●【選択D】電子技術
デジタル回路に対して「アナログ回路」の勉強をするのが、この教科です。
説明がわかりにくかったですね。
選択Aグループの中から1科目選びます。
例えば、選択Aは、
●
数学3(普通科目)
●プロ技演習(専門科目)
●ハード演習(専門科目)
の3つの科目で構成されています。
この3つの中からいずれか1科目を選択します。
同様に、B、C、Dの各グループで、それぞれ1科目を選択します。
それから、先日の書き込みに間違いがありました。
3年では「保健」はなく、「体育」の週3時間の間違いでした。
ところで、専門教科の内容を簡単に説明しましたが、わかりました?