こんにちは~!今年度入学した者です。私も質問者さんと同じく、内申38で推薦入試を経て本校に入学しました。本っっ当にものすごく長い文章(3000文字あります……)なので、時間に余裕がある時に読んでくださいね!
まずひとつとして、この高校に入学する意志が固まっているのであれば、推薦入試を受けることを推奨します。チャンスがもうひとつ増えると心強いし、余裕も出てきますからね。ぜひ検討してみてください。
・当日の持ち物について
当たり前ですが…
受験票は必須です!加えて、筆記用具と時計、室内用の履物は最低でも持っていきましょう。
本番は、3年生の教室で行うかと思われます。教室に時計があるだろうから、腕時計はいいや…と持っていかないのはすごく危険です。私が
受験した日、時計にカバーがかけられていて時間を確認することが出来ませんでした。そのため、時計は必ず持っていきましょう。
ひとつアドバイスとして、心の安寧のために…。いつも使っている参考書や努力の詰まったノートをひとつ持っていくと、とても安心できます。(私は仲のいい友達からもらった小さな手紙を筆箱に入れていきました。)
試験が始まったら必ずカバンにしまうようにしましょうね!机上や引き出しに置いておくと不正行為に値します。
また、本番は冬なのできっと寒いです。ウィンドブレーカーやコートなどを、必要であれば着ていきましょう。ヒートテックだと安心できます。試験中の着脱衣の行為も、また不正行為に値します。試験が始まる前に脱ぐか着るか判断して、適当な服装で試験に臨みましょう。
服装は原則制服です。
・入試内容について
本校の入試は 推薦入試 と 一般入試 のふたつです。
まずは一般入試の説明からしていきます。(記載した情報に誤りがあるかも知れせんが、その場合は一般入試を受けて合格した方のお返事を参考にしてくださいね。)
一般入試の特徴としては、入試内容が「筆記試験」と「
面接」のふたつであることです。
・筆記試験について
筆記試験は国、数、英の3教科によるテストを40分(
英語の場合は+5~10分程度のリスニング試験)で解くといった内容です。国立で他の高校と少し違うということもあり、問題傾向は少し特徴的です。個人差はありますが、特に
数学が独特です。
受験対策をするにあたって大切なことは、「基礎をしっかり固めておくこと」と「ひたすら
過去問を解くこと」です。
筆記試験の問題は、全教科基本的に応用問題(例外あり)で構成されています。そのため、基礎を理解していないと、まず答えまで辿り着けません。1、2捻りされている問題が多いので、日頃からの復習が大切です。
また、冒頭に記した通り、本校は独特な問題が多く出題されます。その対策として、
過去問をひたすら解くことが1番手っ取り早く効果的だと思います。
過去問集は本屋さんなどで売っているので、購入して何度も何度も解きましょう。慣れてきたら時間を計って解いてみてくださいね。
この筆記試験対策は、たとえ推薦入試が確定していたとしても、必ずするようにしましょう。推薦入試だから大丈夫、と高を括っているともしものことがあった時にとても焦ってしまいます。そのため、一般入試受ける受けないに関係なく、
過去問はしっかりと解いておきましょう!
・
面接について
一般入試の
面接は
面接官と
受験者の3対5で行われます(集団
面接)。内容は、私も詳しくは把握していないのですが、ほぼ必ず聞かれるのは「志望動機」です。これはほぼ確実に聞かれます。自分の言葉で伝えれるよう、練習しておくといいです。その他はランダムです。「長所」「将来の夢と、それに向かってどんな努力をしているか」「休みの日の勉強時間」「自分の趣味」「座右の銘」など様々で、方式も挙手制や左から順番に、など
面接官や年度によって変わります。目安として、時間は5~15分。質問数は1人3~8問程度だと思われます。
面接の入退場の練習もしっかりしておきましょう。本番はきっと緊張すると思います。緊張すると礼や挨拶、内容が頭から抜けてしまうことがあるので、早いうちに体に定着させるようにしましょうね。
次に、推薦入試の説明をします。
推薦入試の特徴としては、一般入試とは違い、入試内容が「作文」と「
面接」のふたつであることです。
・作文について
年度によりますが、800文字程度の作文1枚、あるいは400文字程度の作文2枚を50分で書きます。作文の内容は本番まで開示されることはありません。
対策としては、自分で文字数を数えれる紙(原稿用紙が最適)を用意して、自分、または身近な人(家族や先生)にお題を決めてもらい、50分間時間を計って文章を書き、それを他の人に見てもらうのが1番いいと思います。
お題はタイムリーなものから過去のことをテーマとしたもの、
受験者本人に関することや世界規模にまで渡る内容など、出題傾向はまばらです。(ちなみに今年度は「社会に対してどのように貢献していきたいかを、そのきっかけとなる出来事を踏まえて800文字程度で書きなさい」といったものでした。参考までに~!)身近に本校の在校生がいるのであれば、聞いてみるのもいいです。
(個人的に、私は作文の方が緊張しました…!待っている時間でしっかり深呼吸して、程よく緊張した状態で
受験できるといいです!)
・
面接について
面接は、
面接官と
受験者の3対1で行っていきます(個人
面接)。内容は、「志望動機」「将来の夢」「中学校生活で印象に残っていること」「趣味」「勉強と趣味の両立のためにどのようなことをしていたか」「座右の銘」などです。最初のふたつはおそらくほとんどの確率で聞かれる内容だ思うので、頭に入れておきましょう。
目安として、時間は10~15分。質問数は7~10問程度です。
注意して欲しいことがあります。「推薦入試は必ず受かる」という先入観は持たないようにしましょう。現に、私のひとつ後ろの
受験者は推薦入試を残念ながら落ちてしまっていました。
・校内推薦について
私の中学からは自分を含め3人校内推薦を希望し、全員通って、全員入試に合格しました。3人の平均内申は37。推薦方法として、2人は生徒会経験やスポーツ実績などのA推薦。1人は内申点のB推薦で申請を送りました。この基準はその中学校の校長先生や他の
受験者によるので一概にとは言えませんが、内申は36あれば大丈夫だと思います。
A推薦の人達は、1人は部活の成績(コンクール○賞、県大会○位など)、1人は生徒会(執行部経験)を書いて申請をしました。
ここで注意なのが、「検定などは含まれない」ということです。もしかしたらほかの中学校では大丈夫だったかもしれませんが、私の学校では英検や漢検、珠算検定や毛・硬筆検定を含む検定は調査書に書けない、と言われました。(私はそこを勘違いしていて、唯一あった検定が全て無効になってしまったため、泣く泣くB推薦を選択しました…。)
こういったこともない訳では無いので、内申は本当に大事です!このままキープしていきましょう。
説明会等もあるとは思いますが、念の為…。
推薦定員は35名、一般定員が85名程です。公立中学校と違って定員があるので、よっぽどの事がない限り人数はきっかり120人です。クラスは4クラス編成の一クラス30人です。
私も定員が大幅に減ったことでとても不安になりました…。質問者さんの気持ちが痛いほど分かります。それでも、日々の努力を怠らずにいれば、きっとその努力は報われます。
見えないライバルに負けないよう、頑張ってください!応援しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!ものすごく長い文章になってしまってごめんなさい……。この文章が、あなたを含める全
受験者の支えになることを望んでいます。
きっとこの1年、辛いことや苦しいこと、逃げ出したくなること、沢山あると思います。でもそれを乗りきってください!あとちょっと、あとちょっとの積み重ねが大切です。
来年の春、貴方が本校の制服を着て、笑顔で入学してくれることを心から楽しみにしています。